Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

フィールドワーク680. 京都梅雨明け

2022年07月31日 | field work

 

  このブログを書いているのが6月28日だから一ヶ月の早書きだ。

 例年より3週間早く梅雨明け宣言が出された。この日の最高気温33°!。空気そのものが暑い。それは7月の気温と大差ない。予報では既に週末38°の予報が出ている。梅雨明け宣言が早いと言うことは、7〜8月は40°の日が長く続くのか。

 フィリピンへ出かけた時、現地は1年で最も暑い季節だった。日本に帰れば涼しいだろうとする期待は外れ、そのまま暑い時間を継続している。

 ようやくジンバルの操作に慣れて映像のブレも少なくなってきた。しかしこれから日差しが強くなると、もうフィールドに出かける気温ではない。家に籠もって仕事をしようと思う昨今である。

 

20220628京都梅雨明け

SONYα6600、E18-135m/F3.5-5.6

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク679.  小旅行四国松山

2022年07月30日 | field work

 

  6月の終わりに、大学時代の同級生を訪ねて四国松山へ6人ででかけた。というか同級生の鍼灸師の針治療を受けたいとするのが私達仲間の意図であり、ついでに宴会・カラオケというコースに便乗した。

 旅は出かける時が愉しい。行きは元気があるから高速バスで4時間45分の旅もものともせず、レガシーの車組が70km後ろから私が乗ったバスを追いかけてくる。

 松山はJRの駅が外れにある。だから高速バスで松山市駅という街のど真ん中のバスターミナルで下車するのが好都合だ。ホテルでの待ち合わせには、時間がある。近所の愛媛県立美術館の常設展示を冷やかしつつ。やはり見せる設えではなかった。

 ダイワロイネットホテルで私達は合流し、針治療組と道後温泉組だ。私は飛鳥の湯へ向かった。

道後温泉本館は現在改修工事中であり、一部裏から入浴ではきるが数人の列で1時間待ち。多分浴槽も半分のサイズに仕切られ入浴者の数が制限されているのだろう。工事用の仮囲いからのぞくと、あの特有の日本建築は、解体されているようだ。

 私達は、飛鳥の湯で温泉につかり、近所の民芸喫茶店で時間をつぶしていた。

 そう、映像は、ここまでである。それ以降の魚の旨い割烹は、室内が暗かったので、敢えて撮影する気分ではなかったし、カラオケにゆく頃には、夜も更けた。朝起きてホテル裏のなんの変哲もない風景に夏の気配を感じていた。既に撮影するテンションは皆無だった。

 翌日は、暑くなるのでそうそうに列車で引き上げた。というのも徳山や岡山へ行く高速バスが平日は運休だ。まだ完全には復調していない日本だ。

 

小旅行 四国松山

DJIPOCKET2

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク678. 水無月の清水さん

2022年07月29日 | field work

 

 6月25日、梅雨の最中で30°を越える気温が毎日続く蒸し暑い京都だ。

 曇天、むしろ撮影には真夏日のようにコントラストがつきすぎないから調度よい。水無月の清水さんへ散歩に出かけた。ジンバルの訓練も兼ねて。

 ジンバルもどこまで効果があるかを確かめないと。というわけで一定の効果はみられたが、それ以上は体力勝負だ。結構重たいから片手で支えられる握力が必要なようだ。ここは慣れるしかない。

 そんな練習をするのに、清水さんは格好の被写体だ。山の中腹にあるから延々と続く坂道をあがる。それだけにアップダウンがあり様々な視界が開けて撮影しやすいところだ。それに表向きは格式を問わないので、観光客はリゾートでもくるかのような格好だ。そんなお姉ちゃん達を眺めつつ、イベントでもあれば調度よいのだが、あいにくこの季節は祭事がない。

 来月から祇園祭が始まる。といって宵山ぐらいは、DJIPOCKT2を忍ばせて出かけるかもしれないが、山鉾巡航まではつきあいきれない。というのも人が多すぎて撮影ポジションを確保するのが難点だ。今は脚立をたてられないので、撮影は無理筋だろう。

 唯一新町筋から山鉾の撮影が直近でできるが巡航が2回に分けておこなわれるので、面倒くさいし人は多すぎるし意欲がわかない。それに今年はコロナ下で自粛していた巡航が久しぶりに行われるので人出も多いだろう。ならばゆかないと決め込む。どうせ誰かが撮るだろうと他力本願。

 梅雨だというのに雨は降らず蒸し暑いだけ。来月はもっと暑い。やだなと思いつつ、逃げ場を考えている水無月の頃であった。

 

水無月の清水さん

α6600,E18-135mm/F3.5-5.6

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Field work.677. 専門書を読む、論文を読む、そして映像を試みる

2022年07月28日 | field work

 

 アメリカ人の文章でよく出てくるフレーズに「新しい事なので本を読んだり論文をよんで勉強しました」というのがある。

 論文を読むというフレーズがよく出てくる。特に研究者ではないのに論文を読むことが日常的なのかなと私は考える。論文は、研究者だけのものではなく国民の知の財産の一つである。そうしたフレーズが日本人との会話には先ず出てこない。そればかりか学術団体以外の記述を論文と勘違いしていたりするなど知の認識そのものがおかしいと思われた経験もした。知への理解を正しく教育されなかった困った現象だ。

 教育水準を示す統計はOECDを初めとして数多いが、WEBのBuisness Journal(2022.01.13)記事(注)だと、スイスビジネススクールの人材ランキング「IMD」だと世界35位と紹介していた。この統計がいつのものであるかは記事には書かれていない。こんな稚拙な事が日本の文章で散見され、「あっ、うっかり忘れてましたぁー」、なんていわれるぐらいにお粗末な頭なのが平均的な日本人の教育水準だと思うほかない。

 私の書いた論文は、国会図書館の文献検索で100本以上の論文が検索でき、全て公開されている。だがこの押し黙った空気はなんだろうか。知の権威主義が背後にありそうだ。

 それを示す現象として、パンデミック下のメディア報道がそうであった。すぐに専門家を呼んで知見を述べさせる。専門家が言うのだから信じなさい、とする知の権威主義である。その専門家も特任教授の肩書きが多く、つまり非常勤講師と変わらない。それだけ感染症は、学問対象となりにくい分野だから、現役の研究者も少ないのだろう。

 であれば、自分で本や論文を読んで勉強すればよい。それは面倒くさいので専門家の意見を聞いてすます。そうした勉強をしない耳学問の人間達が増殖しTwitterなどに投稿するから、役立たない情報でWEBは満載される。そんなふうに日本のWEBサイトは成立してくるのだろうか。

 今回も映像の勉強で30分間の薄暮を撮影した。フレームレートをおとす、つまりタイムラプス撮影。試みて気がついた事がある。それは露出オートだと、カメラは最後まで適正露出にしようとする。そこで映像はシャッター速度1/30以下では撮影できない事を利用し、そのまま撮影して意図的に露出不足にし、なんとか夜になった。人間の目とは違うデジタルが見た薄暮か!?。人間の眼も視覚情報を頭で補正して見ているので、光の変化がデジタル上どうなるかについては、もう少し勉強してみないとわからない。

注)出典:https://biz-journal.jp/2020/01/post_134511.html(文=大﨑孝徳/デ・ラ・サール大学Professorial lecturer)

 

東山・薄暮

追記

 ニュースをみていて、これは立証が難しいと思ったのが、東京オリンピックに関する受託収賄罪容疑である。

 アオキから高橋元電通役員が経営するコンサルタント企業へ4,000万円が流れたとする話が発端だ。この現金の流れは法人企業間の事であり、経理書類は残されているはずであり、高橋役員もこの当時にオリンピック理事に在任していなければ、受託収賄罪成立の可能性は低い

 検察が動いたのは高橋理事がみなし公務員理事就任後に、便宜をはかった証拠をつかんだからではなかろうか。例えばオリンピック委員会理事就任後にアオキなどの民間企業から宴会供応等を受けた領収書があれば、みなし公務員の違反行為になるので、最初のとっかかりとして受託収賄罪が成立する可能性はある。関係者の会社や自宅のみならず、退社した電通本社や東京都庁まで捜査が及ぶことは、そうした片鱗を探しているのだろうか。メディアは方向違いの報道をしていないで核心を探るべきだろう。

 こういうとき検察側は、つまらないことから収賄罪を成立させ、さらに大きな構造の収賄容疑に踏み込もうとする検察側の意図がありそうだ。それは難しい挑戦に挑んだと思う。部外者であるこちらは、プロジェクトXばりの見物を決め込んでいる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Field work676. 30時間以内そして夏至

2022年07月27日 | field work

 

 もし貴方が、新しい事を勉強したいと行動したら、max30時間以内で習得できる事が一つの目安になる。例えば英会話や車の運転免許の習得など。それを越えたら貴方の好奇心が失せてゆき、勉強を放棄する。それが人間の脳の働きであり意識だと私は考えている。

 というのも私は、過去にデザイン専門学校の夜のクラスで建築製図を教えていたことがある。学生達は社会人、建築経験のある人は皆無だった。そうした人達に空間概念という新しい感覚や図による表現技法を身につけるというのが建築製図の目標だ。

 週2時間の講義を12週続けると24時間。受講者は、24時間で建築製図の方法と空間概念を理解することができた。車の教習所の実習だって25時間ぐらいだ。

 つまり新しい事を勉強するのに30時間あればよく、それを越えたら惰性か、或いは好奇心がなくなり、もしそれ以上勉強するのであればテーマを変えるか、先生を変える(つまり教え方が悪い)かである。

  英語教室のカリキュラムをみると、毎日3時間勉強して期間は1年間とあったのにはぶったまげた。さらには2年コース、3年コースなんてものがあり信じがたい。つまり高額な授業料を取るためにやっている。こんな文科系の金儲け主義には、つきあいきれない。

 憤慨していては人生も暗い。だから夕方いつもの散歩コースへ出かけた。梅雨の僅かな晴れ間の夏至の清水さんである。いつもこのコースが多い。いや、このコースで映像制作の勉強をしている。

梅雨空・京都

α6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4ZA 0SS

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Field work675. ずぶ濡れの徘徊

2022年07月26日 | field work

 

  虫干し2はキャノンEOS1DsMark3。これも動画は撮れない。だがLレンズのズーム群が手元に揃い、またフィールドへ持ってゆこうと幻想を抱かせる。今日から雨の予報が1週間は続いている。ならばモノクロか。EOSなら濡れても小雨ぐらいは大丈夫。雨にタップリ濡れて何が虫干しなんだか。

 さて画像が欲しい。京都だから街を歩けばなんかあるだろう。二条の菓子問屋で珈琲の豆を調達した帰り、雨の徘徊。あらっ!、今朝買ったばかりのセブンイレブンの折りたたみ傘をどこかでおとしている。最近丈夫な傘になったというのに無念。

 このEOS1Ds3で、日本の文化財をデジタル複写する事業が博物館によって行われた。デザインの完成形である証だ。だから、当時の価格も90万とシリーズ最高。映像が簡単に扱える今、売却しても3万はゆかない。こんなハイスペックな機材が3万円で買えるのも驚きだが。

 プロダクトデザインとしてみると、このEOSシリーズのなかでこのモデルが一番スタイリングがよい。ベストスタイリングの完成度を極めると、以降のモデルは次第にスタイリングが崩れてくるのがデザイン一般の宿命といえそうだ。

 例えば往年のカーデザインでいうと、マスタング、フェアレディZ、セリカ、スカイライン2000GT、etc・・・。次のモデルが登場するたびに前モデルの完成度を超えるデザインは難しくなる。このあたりのスタイリングのブラッシュアップが上手なのはドイツデザイン。ベンツ、ポルシェ、ライカ・・・。

 そして日本では復活しても別の車じゃないの!?、とリアリティがない。完成度を極めたら、さっさと別のモデル開発をしてといった具合にデザインは、常に変化を求められるのが日本デザインの特徴なのだろう。

 梅雨の街のずぶ濡れの徘徊だった。夜に雨は粛々と降ってきた。梅雨の始まりの頃だった。

京都市

EOS1DsMark3、EF50mm/f1.8

1)ISO800,露出補正0,f/9,1/50

2)ISO800,露出補正0,f/8,1/15

3)ISO800,露出補正0,f/8,1/15

4)ISO800,露出補正0,f/1.8,1/2000

5)ISO800,露出補正,0,f/1.8,1/1600

6)ISO800,露出補正,,f/9,1/80

iPhon13pro

7)ISO80,焦点距離27mm,露出補正0,,f/1.5,1/60

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク674. カテゴリー

2022年07月25日 | field work

 

 このブログを書いているのは6月下旬に入った梅雨の頃。だから虫干しで、静止画しか撮影できない機材をもってマッサージへ。

 最近使う頻度がない平成時代のクラシック機材。こんなのでレトロな気分になるから、科学技術の進化は日進月歩。ツァイス・プラナーだと威張っても私自身がときめかない。それにニコン!?。そんなメーカーがまだあったんと思わず悪口を書きたくなる!?。最近こうした静止画機材は、iPhon13proに変わってしまった。

 さてgooのブログには、テーマ毎に分類できるようにカテゴリー管理がある。アイテム・カテゴリーという考え方は研究者の常だ。カテゴリーをキッチリ行うためには、その定義が最初に必要になる。そこがしっかりしていれば、整然と15年分位のブログは仕分けられてゆくはずだ。

 例えばWEBサイトでSensual novelのカテゴリーにすると「小説:小樽の翠」を順にソーティングされ(up日付の新しい順)、最初から読むことができる。もちろんそんな人はいませんが。

 そんなカテゴリー分類で15年もブログを続けてゆくと、仕分けの定義が崩れてくる。

 例えば、京都、横浜、ロシア、ウクライナのブログを見ると、これらの上位概念はなんだ!?。フィールドワークだ。全部これでよいではないかと思い始める。こうした上位概念にまとめてゆけばカテゴリー数は少なくなるはずだ。つまり集約され体系化されるというわけだ。その分検索しずらくなるわけだ。

 

京都市

Nikon Df、Carl Zeiss PLANAR50mm/F1.4ZF2

1)ISO200,露出補正+0.3,f4,1/320

2)ISO200,露出補正-0.3,f4,1/1250

3)ISO200,露出補正-0.3,f8,1/80 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク673. プロダクトブランド

2022年07月24日 | field work

 

 フィールドワークに出かけたら記録することは研究者の必須。こんな珍しいモノを発見しましたといっても、記録されなければ論拠がないのだからみていないのと同じ。今はスマホで簡単に記録できる。

 画像は、熟考したうえでフィリピンに持参した撮影機材。SONYはフィールド撮影用、iPhon13proは日常用として大活躍。DJIPOCKET2は、映像撮影が難しい場所で。実はこの組み合わせで過不足がなかった。

 私がフィリピンで使用したSONYα6600は、冷却ファンを内蔵していない。そのため毎日発熱過多で機能は一時停止する。

 するとモニターを引き出し、バッテリーを抜き、ボディを冷やさなければならない。10分ぐらいは、そうしないと機能回復しない。これが長い動画だったら途中で撮影ストップになる。なるほど撮影機材には冷却ファンが必要だということを思い知らされた。

 そんな経験をすると冷却ファン内臓が機材の必須仕様になる。いまのところ機種は限られている。リーズナブルに組み立てればSONYのFX3カムコーダかα7S3+SEL24105G位の選択しかない。しかし最近高くなった割には7S3も新鮮味がない。そのうちAPSサイズの新機種がでるだろう。目下機材は高価格が続き、もちろん値下がりはしないだろう。

 今や日本製品も海外では、立派なプロダクトブランドになってしまった。

 

α6000、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4ZA 0SS

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク672. リセッションorエクスパンション

2022年07月23日 | field work

 

 このブログを書いているのが6月30日。

 ネガティブ要因の始まりは、中国の海洋進出を懸念したアメリカがトランプ政権時代の2018年から中国からの輸入品に関税をかけたこと。外交上のカテゴリーに対して経済という別のカテゴリーを巻き込んだ構造はいただけない。

 こうした事が布石となり、その後の半導体不足につながってゆくのだろうか。貿易摩擦に端を発し、現在では中国上海の都市封鎖も追い打ちをかけ、流通が十分機能しない中でパンデミック後の消費拡大がおき、米国経済は急激なインフレ状態になり、ついにFRBが金利を引き上げた。中国習近平国家主席と面識があるバイデン大統領がなにもしないというのも悲しい。

 本来インフレは景気拡大が基調だが、投資家達の機嫌はよろしくない。つまり儲からない。複数の要因が絡まっているからだろうか。

 例えば、2022年夏以降世界の半導体工場が新設されて稼働し経営軌道に乗るので景気回復とするプラス要因説もあった。半導体の製造に使われる、ネオンやクリプトン、キセノンといった希ガスやレアメタルの一部はロシアやウクライナから供給されている。

 こうした商品の調達、製造、在庫管理、配送、販売、消費とする一連の流れであるサプライチェーンが機能するのだろうか。ここは懐疑的になる。今回のインフレもサプライチェーンが機能してこなかったことによって引き起こされたのではなかったか。

 しかし箸にも棒にもならないのがロシアとウクライナの戦争である。お笑い芸人上がりのウクライナの大統領がNATOに入りたいとする自国の立場を逸脱した発言をおこない、それがプーチンの怒り心頭にふれ紛争を招いた。おかげで世界経済がガタガタだ。だからどちらも支援できないし、する必要もない。それが我が国の立場でよい。エネルギーをロシアに握られたヨーロッパの腰抜け外交はなんていうざまだ。

 こうした話は、このブログで前にも書いた。紛争当事国同士は切り捨てて世界経済の再構築に進むべきだ。今後この2国は世界経済の信頼を損ねたのだから経済の枠組みから外すべきだ。我が国ができる事は、避難民の受け入れだけ。そんな考え方が頭をよぎる。

 振り返れば米国GDPマイナス値は、今年の1月からだった。このブログの執筆時の後で米国7月の雇用統計が発表され、この値が変わらなければリセッションではない可能性もありそうだ。

 既にOPECプラスはパンデミック前の水準に石油増産を決めたから、エネルギー価格は下がるだろう。だが肝心のサプライチェーンが機能するのだろうか。

 駆け足で都市計画の立場で経済の諸データを見てゆくと、7月は面白そうだという事がわかる。もちろん私は経済の専門家ではないので、私なりにデータをみての判断だけど・・・。

 フィリピン・マロロス・ショッピングセンターの画像を見ながら、そんなことを考えていた。このブログがアップされる頃、世界経済はどうなっているか。予測執筆だから予言的だけど、どちらにフェーズが向かうのか、それが7月から9月のFRPの0.75%の利上げによるか。概してFRPの政策は実態よりも遅れてくる。そんなことを考え始めると少し興味深い。アメリカ経済をもう少し勉強してみようか・・・。

 

iPhon13pro

Philippine Malolos Robinsons Supermarket

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク671. ハブの島はHUBに成長できるのか?

2022年07月22日 | field work

 

  外務省のHPによれば、TPP(環大平洋パートナーシップ)協定に加盟している国は、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、米国及びベトナムの合計12か国とある。

 つまりハワイ当たりを中心に円を描けば、概ねそれらの国が円周上に位置するというわけだ。しかし空間上もろに円周内に位置するフィリピンやインドネシアはどうしたんだい?。

 沖縄県庁のHPで海外航空路をみると、那覇から直行便のあるのが、ソウル、青島、上海、バンコク、それに台北とあって、TPP協定国とは無関係の国家とつながっている。そして人口20億の巨大マーケットの中心に沖縄県があると県庁HPは示している。

 ならば20億の巨大マーケットの中心にいながら、何故沖縄県は高知県と並ぶ貧乏県なのかい?。大阪人的言い方をすれば、沖縄県、つまり沖縄県民はアホちゃうか?。

 そのアホさの1つが航空路だ。那覇空港から直行便で行ける海外都市は、すべて当該国のHUB空港だ。だから当該国経由で世界各地へ飛んで行くことにならざるを得ない。つまり那覇空港は、海外のHUB空港に頭を押さえられている事になる。HUB空港は人流だけではなく物流も後ろについてくる。例えばAppleのiPhoneは中国のHUB空港から世界へ製品が届けられる。それは韓国や中国に経済上の利益をもってゆかれているといい代えてもよい。

 そうしたことを疑問視する空気もみられないので、経済利益を他国に持ってゆかれて何も言わない沖縄県民はアホちゃうか?、とする結論になる。

 およそ13世紀以降、そして琉球王朝をみれば、中国、東南アジアと盛んな交易を行い、中心に位置していたのが琉球王朝であったことが、県内巨大グスクからの出土品をみれば明らかだ。つまり琉球は、当時はHUB国家として東南アジアに一定の位置を占めていた。

 それを踏まえれば、現在の沖縄県は、HUB都市を目指そうとする意欲すらない。それでは子孫の代に至っても貧乏県から抜け出すことができない。永遠に貧乏でいれば、と私はいいたくなる。補助金行政に甘んじ、自力で歩く力を養わなかった。

 先ず政策は、那覇空港のHUB化でしよう。中国にHUBの利ざやを持っていかれた以上、手の薄いところを開拓するほかない。そうなるとフィリピン、インドネシアに直行便を開設するんだろうな。那覇からフィリピンまで、現在乗り継ぎ便で10時間、那覇からの直行便なら2時間。

 そのフィリピンも大統領が替わり中国を向き始めたので、沖縄飛ばしの兆候が顕著。既に時遅しかもしれない。日本の最近隣国といえば、韓国、中華民国、フィリピンだ。その一つが人流と物流において今は手薄なんだけど・・・。

 なんでこんなことを考えたかというと、那覇でダイビングをし、そのまま機材をかついでダイビングメッカ・フィリピンへ2時間でゆけるということが考え方の嚆矢にあった。本土-那覇-フィリピンという構造ができると、那覇が私のHUBになる。自分の都合ですけどね((*^▽^*))。

iPhon7

 

追記

 昨日の全国の完成者数18万人。その沖縄は、人口100万人あたりの感染者数17,707.9人と全国最多。県独自の行動制限が出されるようだ。そればかりか全国で行動制限が出るのも時間の問題。重傷者数や入院患者数は、来週にも限界を突破する都道府県も出てくるだろうから、都道府県別行動制限が出るのも必須。

 こちらは集団接種がすいていたので先週4回目の接種完了で、感染のタイミングに間に合った。インフルエンザと同じで流行するときに接種するのが正解なのだろう。昨日は二十歳以下で流行していた感染が、ついに社会へ飛び出してきた。しょうがない。暑い夏は、家に籠もって官能小説でも書いていよう。イラストを描くのは、ストレス解消になるが、つまんない夏である。

 早く塩野義製薬の軽傷者用錠剤を承認しないと、手遅れになる。こういうときは先ず手遅れになるのが最近の日本の常だが・・・。

 悩ましい暑い夏が続きそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク670. 日曜日の薄暮

2022年07月21日 | field work

 

 ブログとYouTubeとは相性が悪そうだ。

 これまで私が映像を制作し、これまでに76回のオリジナルV-logをアップさせてきた。4月の10回の映像の再生回数合計をみたら76回だった。ブログ自体の再生回数よりはるかに低く、つまりなんだぁー、そんなものかと思われた。走り回って撮影してきた割には、大した再生回数ではなかった。

 とはいいつつ、これからも映像に慣れるために時折続けたいと思う。いずれ静止画は、すべてV-logに置き換えられたらどうなるだろうか。ただし情報量が多いから手間がかかります。売れっ子ブロガー達でも多くて3日に1回ぐらいのペースですね。

 次第に映像編集になれてくると、音楽と映像の調整が難しい。音楽の段落に合わせて次の映像が展開できればよいのだけど、クリップの時間と音楽の時間を合わせるのは、少し至難の業です。音楽もよいものが海外にあるので使いたいところですが有料。もちろん音楽は著作権フリーのものでないとYouTubeは受け付けてくれません。

 冒頭に書いたブログとYouTubeの相性の悪さというのは、正確に言えば言葉をつかって静止画で日記とする昔からの習慣があるでしょう。絵日記感覚といったらよいか。映像は、時に言葉を省き音楽だけの時もあるから、感性が働く場所も違ってくるのでしょう。

 もちろん一般のブログのなかにも、音楽や映画へのリンクがされていることが多いですか、私自身はリンクまで見ない事が多い。つまり文章の中に、外へ飛んで行くという感覚が面倒くさいわけ。だから当然私の映像再生回数が低いのもうなずける。今後はYouTubeのなかでプロモーションを考えようと思います。

 映像表現もクリエイションの一つですが、イラストよりはるかに手間のかかるクリエイションです。

日曜日の薄暮

京都市東山・祇園

SONYα6600,E18-135mm/F3.5-5.6

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク659. 五条から七条へ

2022年07月20日 | field work

 

 いつものマッサージ屋へゆく道を少し回り道した。ただそけだけの話である。

もちろんガイドブックに載りそうな老舗もあるが、数年前と比較すると数がすくなくなったように思う。今時昔ながらのお団子など買う人は少ないだろう。世代も味覚も変われば店も変わり、そして街も変わってゆく。

そんな物事の変化を京都の日常の街でも感じている。

 

20220519五条から七条へ 4K

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク658.  では薄暮をSONYで撮ると・・・

2022年07月19日 | field work

 

 虫干しシリーズも最後は、薄暮を撮ろう。

 薄暮とは、屋外と屋内の照度が丁度入れ替わる時間帯だ。撮影時間にして10分位だろうか。天気に関係なく毎日訪れる時間帯であり、街が一番綺麗に見えるときだ。

 ならばいつもの散歩コースで。

 何しろ日没後10分程経過して薄暮になる。昼間なら観光客で埋まる産寧坂も人気がない。おおっ!、わざわざ遠来からやってきはって、こんな美しい瞬間をみはらへんのか!。そして屋内外の照度が同じということは、機材を問わず誰でも撮影しやすく、そして見応えある画像が撮れる瞬間でもある。

 清水さんの坂道をあがりながら、この時間では既にお寺は閉門だから途中で引き返して民家越しの街や愛宕山をおさめ、三年坂から薄暮が始まり、東寺の撮影ポイントは無視して二年坂を駆け下り、路地をはいって東寺を狙う頃が一番綺麗であり、高台寺に続く石段を上がる頃には薄暮から夜に近づく。わずか10分もない美景の瞬間だ。もちろん三脚を使えば綺麗に撮れるが、そんなものをセッティングしている時間はないから、走りながら手持ち撮影だった。

 さて撮影機材の虫干しシリーズも、最初はSONYのボディにライツのレンズで撮った。次はiPhoneで撮ってみた。最後はレンズもボディもSONYシステムで撮った。最後が一番よさげだ。それらがプログラムとして最適化されているからだろう!。

 そうなるとSONYのカムコーダFX3か一眼レフのα7S3に私の関心が向かう。撮影機材は、目線で構えるか、腰で構えるかの2タイプがある。デジタル一眼レフは前者だし、映像機材は後者だ。総画素数は1,200万画素とこれらの仕様は同じ。ブログアップ画像のシャッター速度を見ても露出は手持ち撮影の限界に近いから、夜に強い事、そして強力な手ぶれ補正が必要条件になる。動画で撮影しておけば、静止画は切り出せばよい。今は半導体不足のあおりを受け、総じて撮影機材は予約注文。年末ぐらいでないと入手できないとする話を聞く。

 デジタル技術の進化は、誰でも映像をカメラ感覚で扱えるところまでやってきた。

 

京都市産寧坂

1)ISO3200,焦点距離75mm,露出補正0,f/8,1/80

2)ISO8000,焦点距離61mm,露出補正-1.3,f/5.6,1/20

3)ISO8000,焦点距離27mm,露出補正-0.7,f/5.6,1/20

4)ISO8000,焦点距離52mm,露出補正-0.7,f/8,1/20

5)ISO8000,焦点距離52mm,露出補正0,f/8,1/8

6)ISO8000,焦点距離76mm,露出補正-1.3,f/8,1/5

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編557. ハードな日程でポルトにたどり着く

2022年07月19日 | field work

 

 朝、列車でオビドスの街へ出かけ、バスでリンボンの駅に戻って昼食、それから列車でコインブラに立ち寄り、再び列車でボルトの郊外の駅にたどり着き、歩いて都心のホテルまでゆき、それから坂道を下り駅前のカフェテラスで遅い夕飯を取るというハードな日程だった。

今思うとハードなスケジュールだったが、それを苦にせずよく動いた。多分1日の時間の長さが幸いしたのだろう。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィールドワーク657. iPhon13proで

2022年07月18日 | field work

 

 この4回のブログで、手元のライツ・レンズをiPhon13proで撮影した。見返すと綺麗だ。ならば類似のアングルをiPhone13proで撮影してみた。標準〜広角側がよく写り、気づくと焦点距離を超えてシームレスにデジタルズームに突入しているから、解像度が低い望遠側画像が発生する。それもiPhoneの特性だろう。絞りがないため望遠で遠くの背景をぼかすのは無理だ。そのときは焦点距離が固定されるポートレイトモードで背景をボカすのだろう!。

 生徒グループが、これで撮ってくださいといって渡された「写るんです」。まぎれもなくフィルムカメラだった。きっと京都の土産物屋で売っているんだ。土産物屋の売れ筋商品なのかしらん。

 そのiPhoneを外で置き忘れた。京都市内の移動だったので見当はつくが、Mac proで探すとヨドバシカメラビルのどこかにあることがわかった。iPhoneを懐からとりだしたのはUNICROだが、忘れちゃいけないと思い精算機から引き取ったまではよかったが商品をリュックに詰めているときにテーブルに置き忘れたのかもしれない。セルフサービスの落とし穴だ。

 そこでMac proから紛失モードを設定すると、支払いアプリが停止になり連絡先をiPhone画面上に表示させられる。

早速レシートにあった連絡先に電話したら・・・

「どんなiPhoneですか?」

機種名と透明のケースに入ってる旨を伝えた。

「画面に情報がでているのでおっしゃってくれますか?」

そこで私が紛失モードで送った固定電話とメールアドレスを伝えたら・・・

「ご本人のものと確認できました」

よかった。これから取りに伺います。このときほどUNICROの看板が大きく見えたことはない。

それにしてもiPhone13proの紛失時や本人確認アプリは進化していた。スマホは最新型に限る。

進化した顔認証(iPhoneを正面からみれば即座にOK)だから本人以外は使用できないというのも安心感が高い。

・・・

 UNICROにゆく道すがら過去にスマホを置き忘れた記憶を思いだしていた。

最初は、東京の地下鉄でリュックからスマホケースが外れて落ちた。

数日後、自分のDocomoに電話したら・・・

「警察にあります!」

というわけで、飯田橋の遺失物預かり所まで出向いたのが最初だった。

警察官が「初期の電話番号ですね」だって。

そりゃ0が4つもあるからね。そんな会話が記憶に残っている。

・・・

 次は東京を飛び回っていて、午後に神楽坂本多横丁の喫茶珈瑠で気がついた。

当時は自分のスマホに電話をするほかない。

店主に電話を借りようとしたら・・・

「こまるんですよね私用で使われちゃ、長話する人もいるんですよ」

ええっ!(東京人はショボいなぁー)。事情を説明し電話代を置いて渋々貸してくれたので、自分のiPhoneに電話した。

呼び出し音が鳴って、叔母さんのダミ声で「これかい!」だって。

そんなわけで、かつ蕎麦を食べた神楽坂下の翁庵まで取りにいった。

・・・

京都市内でもあった。

自分のスマホに電話したが誰も出ないどころか電波が通じない。

記憶を頼りに幾つかの立ち寄った店に電話をし続け、やよい軒にあることがわかった。

そして店へ出向いて唖然とした!。

手提げ金庫を持ちだしてきて、うやうやしく取りだしてたくれた。

これじゃ電波は届かないわけだ。

大切なお客さんのモノだから金庫へ・・・、というのはいかにも京都人の丁寧な扱い方だが、でもスマホ金庫というのは、ちと違うんじゃないかなぁー!?。

そのほかにすぐ気がついて引き返したこともあったから、多分人間はスマホを5〜6回は紛失する事があると推測する。

そして私の場合は、紛失したスマホがすべて手元に戻ってきている。そんな経験をすると私は、日本人もすてたもんじゃないと感心する。なんだかんだといっても日本って結構良い国なんだ。

 

京都市 建仁寺・清水寺

iPhon13pro

1)ISO50,焦点距離32,露出補正0,f/1.6,1/121

2)ISO80,焦点距離85,露出補正0,f/2.8,1/99

3)ISO64,焦点距離90,露出補正0,f/2.8,1/99

4)ISO40,焦点距離114,露出補正0,f/2.8,1/99

5)ISO50,焦点距離33,露出補正0,f/1.5,1/1938

6)ISO32,焦点距離142,露出補正0,f/2.8,1/295

7)ISO32,焦点距離142,露出補正0,f/2.8,1/201

8)ISO32,焦点距離142,露出補正0,f/2.8,1/203

9)ISO50,焦点距離64,露出補正0,f/1.5,1/1159

10)ISO160,焦点距離77,露出補正0,f/2.8,1/60

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする