Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1409. 私の本

2017年01月31日 | Shinkansen commuting
 昨日の朝は珍しく暖かかったのだが夕方から冷え込み、京都の朝は零下の気温が毎日続く予報だ。寒いが雪は降らないという最も退屈で厳しい寒さの冬が続く。
 さてブログの画像のストックはできたが今度は話題がない。昨日の話題といえば、私の本が京都のジュンク堂にも並ぶようになったことか、アマゾンでは早々と品切れになっているとか、全国の建築やデザインの専門書を扱う本屋では置いてあるようだ。といって専門書がそんなに売れるわけではないので 特に感動もなく淡々と眺めている。私の作品を多く入れてあるが美術書ではなく、ちゃんとしたデザインの方法を書いた本である。といってデザインの方法を勉強する学生ぐらいしか関心がない。美大生に感心を持ってもらうだけでもよいか。
 それよりも、一応専門家としてこれまで勉強してきた知見を社会にお返しして義務は果たしたとする安堵感の方が強い。そうした安堵感は、どこか借金を返したときに似ているようだ。そうか大学の先生は、社会から知的借金をしてその成果がでたら本に記してお返しする。それも知的借金だからお返しするのが当然の義務なのかも知れない。
 これがみんなで執筆する共著だと、そんな気分はない。知的借金も、みんなで返せば怖くないという世界なのかもしれない。もちろん世の中には知的借金を踏み倒す輩もいる。踏み倒しても文句をいわれないのが大学だ。
 おや!、京都も夜半に風花が舞っている。積雪はしないだろう。夜半から気温は氷点下。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1MK2, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO1600,焦点距離35mm(70mm),露出補正-1/3,f4,1/2000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1408. 峠越えの楽しみ

2017年01月30日 | Shinkansen commuting
 この画像をPhotoshopで修正すると真っ白な雪景色となり、それはそれでクリアな画像になるのだが、それではあまりにも明解すぎる。やはりどんよりとしたやるせない空気だ漂っている方がこの季節にはあいそうだから未補正でアップさせた。古い民家が建ち並んでいるので旧道である中山道だろう。
 旧東海道は、名古屋から伊勢湾をわたり桑名から三重県土山を経由して草津から京都にはいる。つまりいまの第二名神国道に沿ってゆく。東海道新幹線は、それとは大きく進路を北に変え距離的には長くなる関ヶ原を超えてゆく。そのあたりの経路の取り方が不思議なのだが、多分こちらの方が緩い勾配で関ヶ原の峠を越せるのだろう。名古屋から京都に入るには、どのみちどこかの峠を越さなければならない。
 米原を出ると新幹線N700系は、大いに加速して関ヶ原の勾配を駆け上がるが、それはつまり勾配を駆け上がるパワーがないということだろう。本来は平地を走るためのツールだからね。そのために九州新幹線では、博多駅の先に35%勾配があるのでN700系は博多より先には行かない。
 車で行くときも同じなのだが、第2名神でゆくと三重県で恒例の渋滞に捕まるので所要時間は関ヶ原経由より時間がかかる。それに第二名神はサービスエリアが少ないので、トイレ休憩しようにも混んでいる土山サービスエリアしかなく難儀な道だ。それにこちらは標高が高いので積雪が多い。結局いつも安定している関ヶ原経由の名神高速国道の方が便利ということになる。
 名古屋と関西の間には峠がある。いつもこの峠を越えて通勤している。峠だからこそ気候の変化も激しく被写体にも巡り会える。そして中部圏にはいれば、この曇天も晴天の風景に変わるのである。
 そうしたドラスティックな変化が峠越えの楽しみというやつだ。そして日本の分水嶺は関ヶ原の北を走っている。北陸本線で敦賀に向かえば、ほどなく川の流れが日本海に向かうことがわかる。だから地形的に複数の要素が重なり、なにかと面白い関ヶ原の峠なのだ。
 ・・・ここまでは昨日書いておいた。今日は夕方から京都は冷え込んでいて寒いのでお酒飲んだら、もう二日酔い状態。弱くなった。寝ます。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D  E-M1MK2, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO1260,焦点距離66mm(126mm),露出補正-1/3,f4,1/2000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1407. 印象の薄い1月

2017年01月29日 | Shinkansen commuting
 これを撮影したのはEM1だったか。あまりボディで個体差がないのはよろしい。つまりレンズの性能で決まるんだろうな。
 車窓撮影の場合は、いつも100mmか140mm相当の焦点距離にセットしている。それが最適な画角であり、一々ズーミングしていたら新幹線はアッという間に通り過ぎてくれる。
 大体あのあたりといった具合に被写体を狙ったら、あとは連写あるのみ。それで何が写っているかは撮ってみないとわからない。だから撮影後に2/3位は消去する作業がいる。撮るのではなく、何を残しておくかを考えながら。
 この寒さではダイビング画像も枯渇しており、まあ雪の関ヶ原ぐらいしかストックがない。この画像も何回か撮影しているポイントだが気候が違えば見え方も違うだろうというわけだ。それにしても寒く何をするのにも面倒な季節になってきた。
 酷寒の日曜日、来週は節分だ。暦の上では春の始まりなのだが。気候はその通りには動かないだろう。それでも光は少しずつ明るくなっているようだ。毎年正月明けの1月のすごし方というのがイメージがわかない。いつもこの時期は、何してたんだろうと思う。印象が薄い1月の頃である。
 
新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1MK2, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO2000,焦点距離70mm(140mm),露出補正-1/3,f4.5,1/6400
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1406. 本来の姿

2017年01月28日 | Shinkansen commuting
 今週は、毎日関ヶ原の雪をみながら通勤だった。晴れても気温が低いためか雪が融けないのだろう。そのうちまた寒波が訪れ雪景色は来週も続くと予想している。今年は、かってのように雪が降り積もる景色が続く。暖冬続きで忘れていたけれど、これが本来の姿なんだ。
 当然湘南育ちの東海道新幹線は、大いに遅れてくれる。そこがまたゆっくり雪景色が眺められて私には大変都合がよい。丁度それは温泉地の露天風呂で雪景色を鑑賞しているようなものだ。暦の上では、そろそろ節分が近いので酷寒の時期も終わる頃かなと思われる。
 こんな酷寒の雪の時、このあたりの民家ではどんな暮らし方をしているのだろうか。炬燵にくるまりジッと耐えているのか。退屈だけど、なにもできない、そんなもどかしさがあるのかも知れない。
 さて週末だけど出勤しますか。仕事山積みだし、天気も良いのでE-M1MK2を持って気晴らしを兼ねて。帰りに大須で28cmのピザを食べたら、もう胃がもたれて苦しいのさ。ああっ、もう京都にはよかえろ。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1Mark2, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO2000,焦点距離50mm(100mm),露出補正-1/3,f4,1/8000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1405. 文化系終焉

2017年01月27日 | Shinkansen commuting
 終日学部生達の卒業制作に付き合わされた1日だった。こうなったらまとめて片づけちゃおうというわけだ。その分来週からは自分の仕事に没頭しなきゃ。
 だがおかげで少しエンジンが再起動したみたいな気分だ。もう一つ仕事が終わると2週間ぐらい休まないと次に取りかかれないぐらいバテてしまう。
 こういうとき気分転換が早いのがダイビングだが、それは寒いし、さらにドライブは遠のいている。今日大雪以来放置してあるプリウスをみたら、雪のお陰で汚れがとれているじゃないか。こりゃ好都合、といって安心しきって乗らずに仕事に没頭。
 WEBサイトをみていたら「安部政権打倒」という文字をみつけた。なんとも文化系的言葉だ。私にいわせれば、「打倒した後どうすんの?」、というオルタナティブがない。そういう提案のない世界は、もう40年前に脱しただろうと思ったら相変わらず文化系的泥縄から抜け出せていない。アメリカ大統領選挙をみると、もうオルタナティブの応酬だけど。
 私などは芸術系だから、もう創造力を発揮して提案するのが空気のように当たり前なのだ。そういう立場から見れば、評論とかいわれちゃうと、小説も書かない人が評論するのかい?、と笑ってしまう。だから最近評論家という言葉もあまり使われなくなった。
 そうじて今は文化系の終焉だと思われる。リケジョということばがあるように、女子学生も今は理工学系志向だから、文系へゆく女子学生は少なくなりつつある時代だろう。
 私などは、乱暴ないい方をすれば今のうちに文化系の美味しいところをむしりとって芸術工学へひっつけちゃえと思うこともある。そう文化系の敵なんですね、私は。それに文化系の看板をさげていても科研費がつかないですから。
 さて浦添グスクの想像復元もようやく諸々の建築の姿が復元しつつある。空間で提案する世界にいてよかったと感じている昨今である。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1Mark2, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO1000,焦点距離35mm(70mm),露出補正0,f4.5,1/8000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1404. 逆風

2017年01月26日 | Shinkansen commuting
 全く個人の思い違いの世界なのだけど、今日は逆風が吹いている感じがした1日だった。私の回りがすべて私の進む方向に逆らっていて、私一人が孤独にされてゆくような感じがしていたし、逆らった先に疫病神がいたりして。
 追い風というのは、自分の回りからゆけゆけという気配が感じられるのだが、逆風というのは、実に冷たく気がつくと一人にされている気配なのだ。もちろんそれは、私の思い込み違いなのだが。そういう孤独な日がまれにある。
そうなると車窓撮影もおぼつかない。人間の気分というのは、その程度なのだなと思われた。
 その程度の気分のフタをあけて、EM1mark2の試写にいそしむ。全く設定をしていないのでわからないが、時々ピントを合わせないことがある。何してんだろうという空白とともに75m/秒の速度で通り過ぎてゆくが、Mark2になってからピントを外した画像が意外に多い。多分設定の仕方であろうけど、マニュアルなんか読む気分にはなれない。
 もう一つあった。プロバイダーをOCNからSoftBankに変えたし機器も届いたが全く設定をしていない。つまり目下ダブル契約。それどころか面倒だから変えなきゃよかった、だからSoftBankを解約しようかと考えたりして。こういうときSoftBankの方が速いよとかサジェッションをくれるとそく取りかかるのだが。そういうことがないので多分逆風だと勝手に感じているのだろう。まあ四条のお店に機器を返せばよいか。
 勝手に走り勝手に孤独を感じている。困った日常だ。
・・・そう思っていたらブログのアップデートができなかった。やはり逆風なんだ。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1Mark2, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO640,焦点距離44mm(88mm),露出補正0,f4.5,1/8000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1403. EM1Mark2で・・・

2017年01月25日 | Shinkansen commuting
 さてEM1Mark2で少し撮影してみた。
 画面が抜けるようにクリアであり、画質は少しずつ向上しているようだ。1秒間に15枚連写は随分早すぎるようだ。これならば12-100mmレンズを付けっぱなしにしていつも持ち歩くのだろう。オリンパスとしてはいささか大きいバッテリーグリップ付きのボディだ。レンズポーチも大きく大型化の気配が濃厚である。限りなくEOS1Dsに近づくようで警戒信号だ。これ以上大きくなったら、私はEOSだぜ。そうなるとこれが最後の機種かもな。そこへゆくとルミックスの方がコンセプトが一貫していて好ましい。まだ諸設定をしていないので大変使いにくいのだが。あら日付を2016年にしていた。最初からチョンボである。
 さて京都の最低気温は-3度、最高でも5度はゆかない寒い日々が続く。今が一番寒い時だ。だから観光客も少なく大変静かな古都なのだ。出歩くには一番良い季節なのだが、その前に寒さで意欲喪失する。
 こちらは新幹線の車窓から雪景色を堪能しながら、名古屋に向かう。この時期がとてもきれいなのだ。だから大いに徐行しておくれといいたい。各駅停車に乗っている乗客は、みんなそんな気分なのだろう。誰一人遅れますからなんていう野暮な電話をするやからは一人もいない。だかに車内が大変静かなのだ。
 さて困ったことにadobeCS3のPhotoshopが期限切れのようだ。これまでは自動更新していたのに、突然のつれない仕打ちはなんなんだ。これで請求が来たら怒るけど。そう思ったて再度あけたら開いた。つまり契約更新が勝手になされたのか。まったくユーザーの意思確認もせず不明朗なシステムだ。ホントは古いバージョンだからお終いでも良かったのだが。
 ・・・ここまでは昨日書いておいた。書きためて良かった。というのも今日は疲れ果て元気もない。明日も朝から気鬱な仕事で出張だ。やれやれ・・・。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1Mark2, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO640,焦点距離44mm(88mm),露出補正0,f4.5,1/8000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1402. 135mm!

2017年01月24日 | Shinkansen commuting
 フィールド調査で外せないレンズの焦点距離がある。28mm、35mm、50mmは定番というべきで、実際LEITZのレンズは、この焦点距離で名鏡玉をそろえている。
 そして特に強調しておきたいのが建築を撮るから20mm前後の焦点距離は必須であり、さらに地域の景観を撮るならば135mmの焦点距離が必須。この135mmは、200mmで代用することはできても100mmでは全く画像が違うので代用できない。それ位に外せない焦点距離だ。例えば今日の画像は湖西地方の比良山系であり焦点距離が200mm相当、これが135mmでも大差ないが、100mmでは全く異なった視界となる。だから135mmは、大変微妙な画角なのである。当然あのLEITZにも135mmは存在している。
 オリンパスだと70mmに目盛りがあるので140mmとなり結構使えるわけだ。というか12-100mmのレンズ1本でほぼフィールド調査用焦点距離をカバーできる。よくぞこの焦点距離で高性能ズームレンズを開発してくれた。だからメーカーの気分が変わらないうちに早々にゲットした。長く使えるレンズだ。レンズは時間の経過とともに古くなるわけではない。
 そしてオリンパスボディには、建築系にはありがたいデジタルシフト機能が付いているので、余計なレンズを持ち歩かなくて済むようになったのも嬉しい限りだ。 
 キャノンでも同様のシステムが組める。フィルム時代の標準系28-135mmというズームレンズは高画質ではなかったが大変重宝し、これと高性能ズームレンズ広角系の16-35mmと組み合わせると結構使えたのである。初期の16-35mmは周辺の画像が甘いのだが今でも使用しており、なんと最近プログラムで周辺画像の甘さを補正してくれるようだ。最近では、広角~望遠系の28-300mmという高性能ズームレンズがロシアで活躍してくれた。キャノンでは、この広角系と広角~望遠系の2本のレンズで必要な領域がすべてカバーできる。
 つまりレンズは2本までという原則がシビアに働くのが、航空機手荷物の重量制限である。ロシアからウクライナに飛ぶときには7kgまでという制限があったぐらいだ。ならば預けりゃいいか。しらんよ壊れても盗まれても、被写体が目の前に表れても撮影できないことになる。だからいつも持ち歩くというのが原則でしょう。iPhoneが便利なのは、いつも持ち歩けること。いっそiPhoneだけでフィールド調査をしたりして・・・、それは案外現実的な選択かも知れない。
 今日も関ヶ原は雪が吹雪いていた。当然新幹線は20分遅れ。暖かい車中から雪景色をながめるのはなんとも素晴らしい。温泉地に来たようだ。だが名古屋は晴天ですこぶる寒かったこと。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO800,焦点距離100mm(200mm),露出補正0,f4,1/8000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1401. フィールド用のシステム

2017年01月23日 | Photographic Equipment
 このプログは撮影機材毎にテーマを立てている習慣がずっと続いている。今日は到着したばかりのOM-D E-M1Mark2を撮っておこう思い、いつものニコンDfを持ち出したが、それではニコンフリークになってしまう。しゃあない手元のPEN E-P2で撮影だな。これを使ってみるとさすがに日進月歩してきたオリンパスだけのことはあって、発色といい操作性といい随分と隔世の感があった。
 E-M1の2台のボディと2本の高性能ズームレンズ、それに水中撮影用の魚眼レンズを加えてもっぱらフィールド調査用のオリンパスのシステムが完成し自画自賛である。これで海外の建築とか市場とか都市とか結構活躍するだろう。不足があれば手元の12mm/F2.0とか17mm/F1.8とかLEICA25mm/F1.4とか接写ならLEICA ELMARIT45mmのどれか1本を加えればよい。
 こううまくシステムが完成することはメーカーによっては全くかなわないこともある。その典型がニコン。もうだすかと待たされたがついにでなかった。つまり永遠に完成しないシステムと理解したので3本のF2.8ズームレンズは人にあげてしまった。
 他方で比較的早い頃に2本のズームレンズでシステム化できたのがキャノン、次いでオリンパス。そしてこの2社以外のシステム化が難しく、シグマなどのレンズをくみあわせなければならない。
 そういえばマイクロフォーサーズに手をだしたときも、2台のPENに9-18mm、14-150mmと2本のズームレンズを使用していた。大変軽く信じがたいぐらいに使いやすかったのだが画質が今一つだった。
 フィールド調査用のシステムには、2台のボディに2本の高性能ズームレンズ、これが基本だし海外へ持ち出せる重さの限度だ。そしてカメラバックを使わないこと。というのも機材以外の野帳やメジャーや資料やPC、そして調査のためのお土産まで持参しなきゃならないのだから、カメラしかはいらないバックでは使い物にならないからだ。

OLYMPUS PEN E-P2, LEICA ELMARIT MACRO 45mm 
ISO500,露出補正-0.7,f8,1/6
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1400. 個人情報

2017年01月22日 | Shinkansen commuting
 このシリーズのプログアップ回数も1400回。今日あたり大学へOM-D E-M1Mark2のボディが届いているはずだ。オリンパスは一番頻繁に長く使い続けている機材だ。小さく軽量で高性能且つ多用途というのが、そうした理由なのだが。初期のPENからみれば、随分画質もよくなってきた。
 ふと思うのだけど、日本のプロダクトというのは、家電製品などがその典型例なのだが次第に多機能化して肥大化してくる傾向がある。オリンパスもその例に漏れず多機能化してきたが、ミラーレスに小さな撮影素子という基本構造が小さくなっているので、これに救われた感じだ。
 MacからiPhoneという流れをみてもそうなのだが、基本構造を小さくし従来からの機能を省いてゆくことで、次第に高性能で新しい境地を切り開いてきた。
 だからWin系ノートなどをみていると新しい無線LAN機能が外付けで、古いドライブは内蔵というデザインをみていると、あれって古くさいよなぁーと思う。映像関係を除けばもうすでにDVDなど使わない時代だ。私などはもう10年ぐらい前からDVDなど買ったこともない。すべてハードディスクだ。
 大体仕事毎にディスクを分けるストック方法が仕事の上で支障になる。いろんな情報を一度に使うのだからDVDだと何枚も出しては入れを繰り返し情報を逐次集める操作が必要だ。だからUSBメモリーやハードディスクに多くの情報をまとめて入れておくほうがはるかに便利だということを痛感している。それに外部サーバーと契約しておけば多量の情報を送ることもできる。
 そう書くと、セキュリティはどうなるんだいと指摘する小心な輩がいる。大体大学の先生が扱う情報では、セキュリティが必要なものは大変少ない。盗まれてもそれがどんな情報であるかは本人しかわからないし、それに研究成果は論文などで公開してしまうのでセキュリティの必要がない。例えば多変量解析のアウトプットなんか第三者に盗まれても価値なんか全くないですからね。
 それに学生の個人情報は事務が管理しているので、私には無縁だ。おかげて学生との人間的な意思疎通が最近無縁になった。ゼミ生としてやってくるまで実は学生の名前なんか全く覚えていないからだ。
 例えば授業の中で出席簿を付けている場面で
「あのう、遅刻したんですけど、建築専攻の甘木です」
「名前じゃわからんよ・・・学籍番号は?」
「646464です」
「了解!」
といった具合だ。数字の方が処理も簡単なのだ。こんなやりとりもあった。
「あの前回インフルエンザで欠席したときの診断書です」
「誰!?、そんなのいらんよ事務に出しておけば・・」
「・・・・・・×」
「そんな学生がいたか、あいつ誰だろうか???」
 以前であれば学生全員の名前を覚えて、それぞれ個人の特性を把握していたが、個人情報保護方法ができてからは個人を把握することはやめたわけだ。それにプライバシーの侵害だと騒がれても、こちらは迷惑なだけだから。従って学生の個人情報などは、私のMacには皆無だ。成績なんか紙媒体で事務に手渡しですから。
 そんなわけでゼミ生として私の研究室に学生達がやってくる3年生の後期まで、学生の名前は全然わからないというのが現実なのだ。そうしたコミュニケーションを欠いた状態が教育的によいとは思えないが、まあうるさい輩が社会には多いので、こちらとしては個人に関することは事務にまかせて、ようやく仕事は一つへったという気分だ。その分原稿の執筆に専念できるので、今はあまりうるさいことは私もいわないことにしている。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO250,焦点距離18mm(36mm),露出補正0,f4,1/6400
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1399. 煮え切らない症状

2017年01月21日 | Shinkansen commuting
 また寒波予報が来週早々に出ている。つまり雪。そのまえの土曜日。それにしてもこちらは風邪気味だ。一気に熱が出れば医者へゆくほかないのだが、そうでもないし食欲も普通だ。だが体は確実にだるく節々と喉が痛い。扁桃腺炎の前兆なのか。どうしたものか。
 煮え切らない症状だ。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO800,焦点距離50mm(114mm),露出補正0,f4,1/2000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1398. 風邪をひく前兆かも

2017年01月20日 | Shinkansen commuting
 さてこれは月曜日の画像。新幹線の窓ガラスが汚れているのでphotoshopで修正。多分窓ガラスがないとこれぐらいに撮れるのだろうと想像している。ようやくOM-D E-M1Mark2が日曜日に大学へ届くという通知があった。
 目的はOMシステムとして完成させることもあるが、最近塗装がはげて地金が出て少し貫禄のついたE-M1がトロイのだ。オートフォーカスも何を血迷ったか合わせないときがあるし、多分被写体が感知できないのだと思うが、そうかと思えばストップしたままで、リスタートに頼らざるを得ないことがある。そこへゆくとキャノンやニコンはどんなときでも確実に動作するところが素晴らしい。といってあの重たいレンズは手元のEOSシステムだけでいいけど。そんなわけでOM-Dのボディを増やしておく必要があるわけだ。
 12-100mmレンズは実用的なのだけど、どうもバッテリーの消耗が早いように思われる。だからMark2ではバッテリー容量を増やしたんだろうと思われる。もちろんそれがE-M1と同時に使うユーザーにとっては使いにくいことこの上ないことはメーカーも知っているのだろう。やむなく拡張したと思われる。
 ふと思うのだがオートフォーカスも手ぶれ補正も使わなかったらどうだろうか。その方が速射力がありそうだし、当然バッテリーの持ちもよくなる。このへんで機械依存の撮影から、自分の目を信頼する撮影方法に切り替えてみてもよいかと思われる。ただしマイクロフォーサーズは、ピントが大変シビアなので訓練が必要だろうし、あとは被写界深度を利用するほかないだろう。
 さて体のところどころが少し痛いし、お腹もゴロっとした感じだ。熱こそ無いものの風邪ひく前兆かも知れない。ついにかかったか。いっそ風邪でダウンして発熱し体内の老廃物を排出したほうが後がスカッとする。こういうとき出張などにでかけると帰ってから一気にダウンするだろうけど、あいにく週末はなにもない。まあ養生するほかないだろう。
 これまで、だましだまししているうちになんかと冬を越す場合もあったし。さて今年はどうなるか。インフルエンザの季節である。予防注射は痛いからしていない。
 さて私の本が今日から全国の書店で発売されている。当然Amazonにも出ている。
三上訓顯「環境デザインのプロデュース・コンセプトクリエイション・イマジニアリング」井上書院、
定価2500+税。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO1000,焦点距離57mm(114mm),露出補正0,f4,1/4000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1397. 濃霧

2017年01月19日 | Shinkansen commuting
 今日の新幹線からの画像は、これだな。霧を撮ったのだけど(笑)。
 今日は滋賀県にはいると濃霧だった。なかなか風景が見えないというのも空を飛んでいるみたいでおつです。朝一講義だったので、いつものひかりではなく、のぞみだった。どうせ窓側はあいてないだろうからと立ちっぱなし。雪の車窓風景も木曜日ぐらいになると随分雪がとけてきた。やはり月~火曜日あたりが一番綺麗だった。大分ストックができてきたようだ。
 さて朝一講義を済ませ、大学本部の人間と打合せ、そのあといつもの原稿の修正。ようやく午後2時にはすべてが終わる。これでラストだよーーん。もう書かないからと自分に念をおして退散することにした。夕方には京都に戻り、ゆっくりすぎてゆく京都の時間が少しばかり心地よくなってきた。こういうときはイノダで珈琲をすすりたい。
 さてOM-D,EM-1Mark2のボディは入荷が遅れるのか。まあ今は急ぐものでもないし。それにレンズシステムは揃っているので今ないのはこのボディだけだ。これが届くと2本の高性能ズームレンズによる軽量撮影システムが完成すると自画自賛。PEN-Fに手をださなくてよかったと一安心している。
 さて明日は講義と雑用ばかりだ。全部まとめて片付けよう。来週からはラストの仕事。それが終わったらもうなんもしないという気分だ。大体仕事しすぎなんだよ。こっちはもう疲れたぜ。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO3200,焦点距離50mm(100mm),露出補正0,f4,1/8000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1396. 乱写

2017年01月18日 | Shinkansen commuting
 さて今日の画像である。関ヶ原はまだ雪が融けないので、昨日のカメラを忘れた、を取り返して今日は大いに撮りまくった。そして4/5位は消去しただろう。つまり連写、いや乱写といってもよい。
 今日はいつもの原稿書きの後、夕方クロッキー教室へ行くかと考えていたらOGがやってきた。そうか就職説明会があったか。夜食べに行きませんと誘われたので、ハイハイとついていった。それで本日の仕事はお終い。原稿を書いていると1日があっていうまに経過する。まるで新幹線みたいだ。
 それ以上今日は書く意欲もない。明日は朝一講義か。なんかやれやれの毎日だな。それが終わったら京都に帰ろうかな。もう明日の予定か・・・。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO1000,焦点距離55mm(110mm),露出補正0,f4,1/4000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1395. トホホの1日

2017年01月18日 | Shinkansen commuting
 昨日の博士論文審査会の疲れもあり、朝家を出る時間が1時間遅かったのがつまづきの始まり。
 新幹線に乗って晴天下のまだ多く残る雪の車窓は格好の被写体だ。あら・・・カメラがない。それが第二のつまづき。
 大学へ行き雑用をしながら午後の教授会へ30分ほど遅れて出席。大した議題もないのに2時間半は付き合わされたので第三のつまづき。
 こうつまづきが重なると意欲も減退。帰ろう。なにしろ寒すぎてエアコンがきかないのだ。足下から冷えてかなカナわないトホホの1日だった。
 昨日の画像でもアップさせて今日はお終いにしよう。雪はやんだのに寒さだけはしっかり残っている1日だった。新幹線は夕方には10分遅れまで回復した。明日はクロッキー教室の日だな。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO1600,焦点距離54mm(70mm),露出補正0,f4,1/4000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする