Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編190. 京都の空気

2015年08月29日 | Kyoto city
 沖縄の水中で活躍したニコンCoolpixAW130は、祇園万亭通例一力亭と呼ぶ)の茶会でも活躍した。 小さいのでズボンのポケットに入るから持参しやすい。
 万亭は忠臣蔵大石内蔵助が疑似茶会をしたという話も伝わるところだ。今年は、茶会のチケットをいただいたので、少しばかり京都の空気を吸いに行った。
 なかなか普段は入れない万亭だが、この日は祗園祭の茶会とあって京都の名士達が茶でもてなすという習慣があるようだ。ならば茶の作法は知らないが、あつかましくいただきにあずかろう。万亭は明治期の建築であるが、スケール感が今の建物とは異なり、相当古さの残る建物である。内部もあの朱ですか。
 挨拶の後、当然数多くの舞妓さん達がお茶と虎屋のお菓子を運んできていただいた次第である。少しだけ京都の空気を吸っていた。それは7月中旬の暑い頃であった。
 今日は、うちの町内会では地蔵盆である。町内総出でお地蔵さんのお参りをして、夕方から夕立で。その後家の前の露地で町内の宴会であった。少し京都の空気を吸って、明日からは遅い夏期休暇をとったので、ゆるゆると沖縄でダイビング半分、フィールドサーベイ半分といったところかな。

京都市
ニコンCoolpix AW130
ISO200,焦点距離5mm,露出補正-1/3,f/2.8.1/4
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1202.  デジタル機材の特性

2015年08月28日 | diving
 魚眼レンズも綺麗な描写だ。なかなか健闘するオリンパスE-M1である。
 昔もブログに書いた記憶があるが、デジタル機材の画素数と画像情報は比例しないということを。つまり同じサイズのイメージセンサーであれば、画素数が高くなれば1画素あたりの面積が小さくなるから、そこから得られる画像情報は小さくなる。
 別の言い方をすると、被写体を描写する緻密さがある。当然画素数の多い方が緻密な描写になる。画像を拡大したときにどこまで画像が崩れずに描写できるかということだ。つまり4×5とか6×6といったフィルムで撮影したようなものだ。だがイメージセンサーのサイズがいもつ同じであれば、当然1画素の面積が小さくなるので画像情報は少なくなるという特性を持つ。
 だから画素数と画像情報は反比例の関係といえ、これらのバランスが重要になるということだ。
 ニコンAW130と、それよりおおきいイメージセンサーを持つオリンパスE-M1とは、ほぼ同画素数だが、1画素の面積が当然後者は大きい。従って後者の方が画像情報も多く得られ、画面の見栄えが良くなる。
 もっと言えばオリンパスのイメージセンサーの2倍のサイズがフルサイズのイメージセンサーである。だからオリンパスE-M1の総画素数を2倍にすれば3200万画素クラスとなり、ニコンD810シリーズと同程度の画像情報を得ていることになる。それをニコンは緻密さ=画素数の多さでカバーしているのだろう。だが画像情報が同じであれば、小さい方が便利ではないかいという見方も成り立ってくる。
 さらにEOS5Dmark3は、1画素あたりの面積がオリンパスE-M1よりも小さな面積となり、結果として1画素あたりオリンパス以下の画像情報しか得られないことになる。それを総画素数の多さ、つまり緻密さで稼ぎ出そうというわけだ。
 実際仕事ユースのニコンD4やEOS1DXは画素数を1800万画素程度に抑えてある。それが一番画像情報が多くとれるのであろし、総画素数1600万画素のニコンDfもバランスがとれている。だから私はスライド画像のデュープに使用したけど。
 そこでコンパクト・デジタルカメラなどは、1画素あたりさらに小さい撮影素子でありながら、プログラムなどで随分健闘していると思う。そうした成果がデジタル一眼レフに反映されているのだろう。
 だからダイビングで私は、画像が綺麗でほとんど修正の必要がないオリンパスE-M1+魚眼レンズと、フットワークのよいニコンAW130の併用がしばらく続きそうだ。

沖縄県 宜野湾市
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f/7.1.1/100
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編189. 次なる関心

2015年08月27日 | diving
 ニコンAW130は、こういう光の時はシャッター速度がものすごく上がって明解に撮れるのよね。突然1/1250秒だって。このあたりの事情が全くオートであり手の下しようがないので、まさに撮影機材まかせ。
 撮影機材は30m迄しか潜れないけど、私の場合はエンリッチドエアが31m迄なので、調度よいのかと思ったりしている。だからよく考えると、結構これは優れ物グッズだと思われる。
 それにしても今月は沖縄の画像ばかりだ。というか暑くてそれ以外の撮影をしていないし、目下の関心は沖縄だしという理由で。
 さて次なる関心はインドネシア。それはダイビングではなくて集落と民家の調査。Googleの地図にすら出ていない世界遺産候補の村だけど、公的研究費がつかないと行けないですね。研究者何人かのパーティーを組み、それに通訳、それから現地で車を調達して出かけるわけだが、スケッチブックかIpadが必須。というのも村の1/3位は文盲。建築的には民家の価値があるから出かけるのだけど。実は、そうした民家が最近コンクリート住宅に建て変わりつつある。熱帯の気候が厳しいと、風土なんてのは無視されて、どうしても丈夫な素材に変わってしまう。
 実際 沖縄だって台風が来るからコンクリート住宅が圧倒的に多い。それにしても先日の台風15号は強力だった。沖縄は、すごい嵐だっただろうな。だって名古屋まで風が吹き荒れ、昨日の夕方は新幹線も一時停止と徐行をしていた。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離4mm,露出補正0,f/2.8.1/1250
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編188. ブログ体系

2015年08月26日 | diving
 昨日はブログの小見出しにニコンAW130と付けたら、早速Googleブログの下位ぐらいに引っかかった。だからといって引っかかりやすい見出しを付けるのは簡単だが、そういう安易な姿勢に追随するのは、凡人セールスマンのサイトではないのですからやりたくない。
 それにしても、このブログもニコンAW130の画像が随分占めてくるようになった。ダイビングだけではなく、Gパンのポケットにつっこんで街歩きに結構使いやすい機材ではないかと再認識している。面倒くさいことを言わなければ、撮影機材なんてこんなのでよかろうとさえおもう。
 それにこのプログの見出しも、沖縄の話が続き、番外編では随分と違和感を感じている。 プログ体系からすると今のままでもよいのだが、 沖縄の記述をしだした頃から沖縄編とかに書き換えようとおもうこともある。だが体系を崩すのは面倒だし、まあ時間があれば試みようかという程度なのだが。
 今日の画像は多彩な配色で個人的には好きなのだが、シャッター速度1/80でもぶれてしまうのか。こういうときはISO感度を自動的に上げくれればよいのになと思う。シャッター速度の下限値を設定できるとよいのだが、このあたりが自分では操作できないのでオートデジカメの少し悲しいところである。こういうときはストロボを使って動きを止めるんだろうな。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離22mm,露出補正0,f/4.9.1/80
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編187. AW130の水中での使い方

2015年08月25日 | diving
 さて話題は水の中に戻ろう。今日は台風が接近しているので雨模様で涼しいのだが、やはり水の中の方が暑気払いになるだろう。
 ハウジング機材が不用、30mまで潜れる大変小さなニコンAW130がよく活躍してくれる。だが何故近寄れないのか、何故ストロボが発光しないのかと逡巡していた。
 ようやく水中モードで、強制ストロボとマクロを一々設定する必要があることに気がついた。こんな画像もストロボやマクロモードがあれば、ぶれずに綺麗に撮影できるのだが。
 マクロモードにするとデジタルズームが効かないのだが、そんなのは常に透明度が問われる水中ではいらんのよ。水中モードにしたらマクロモードになるように最初から設定しておいてくれればよいのに、そうなっていないんですね。それにマニュアルが電子版ですから、読まんよね。こういうところが不親切なんだな。
 だからニコンAW130を水中で撮影するときは、当然水中モードにして(一々注意書きのメッセージの出るがうるさいのだが)、画像表示時間を30分にして、マクロモードとストロボ強制発光に設定する必要がある。バッテリーは2ダイブ終わったら交換。これがニコンAW130の水中での使い方である。マニュアルに書いておけばよいのに。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離22mm,露出補正0,f/4.9.1/80
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編186. 台風

2015年08月24日 | Okinawa
 沖縄滞在中に旧コザ市(現沖縄市)へ出かけた。リゾートホテルのような門がアメリカ空軍の嘉手納基地である。羽田空港より広い滑走路を有し敷地には全て芝が植えられている。ここだけ環境の違う世界だということを認識させられる。違うのは、環境ばかりではない。国家の考え方、あるいは国家の向いている方向そのものが違うのである。
 嘉手納基地より街へまっすぐの道が続く。その両側が歓楽街である。昔ほどの繁盛はないが、いまでも数多くの店が連なっている。調度台風が接近していた頃だから、店の大半はシャッターを降ろしていた。
 面白い市場もあるが台風のために過半の店が休業しているのか、街は大変静かだ。実際台風は、沖縄本島と奄美大島の間を通過していった。
 調度沖縄にいたので、勢力の大変強い台風を経験できるかと思ったが、コースがそれたのでこちらには影響はなかった。
 台風の時の沖縄人は、ビデオ屋でレンタルビデオを借りだし、食料を備蓄し、蝋燭を用意して家に閉じこもると聞いた。停電もよくあるらしい。家にこもって台風をやり過ごすというわけだ。他方で台風が来ないと水不足の心配があるというのも、この土地らしい悩みだ。
 やはりここは、混沌とした街なのだろう。深みに入る前に私達は足早にこの街を後にした。

沖縄市
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO400,焦点距離16mm,露出補正0,EV,f7,1/200
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編185. 少しはましな夏!?

2015年08月23日 | Okinawa
 暦の上では立派に秋なのだけど、京都はやはり蒸し暑いことにかわりはない。ただ昨年よのように、夜でも気温が30°以下にならないという日は、今年は少ないと記憶している。それに入道雲をあまり見かけなかった。少しはましな夏!?、なのか。
 8月も20日から9月の一週目まで位は、大学もイベントのない一番暇な季節である。大体この時期建築学会の大会があり、今年は神奈川県の東海大学という実に建築的楽しみの少ない場所なのだか、私はフィールド調査兼夏期休暇でパスしている。こういうときは、ありがたく暇な日々を堪能しておこう。
 さて今日は話題もない。ブログも休日モードだ。

那覇市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離7mm,露出補正0,f/4.2.1/400
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編184. 農連市場の再開発

2015年08月22日 | Okinawa
 安部公房の小説「砂の女」を思い出すような暑さが漂う沖縄。実際の暑さは画面以上に暑い。暑いがもう少しこの農連市場を徘徊してみたい。一寸この食堂で沖縄のちゃんぽんなど食べたい。多分美味しいかもしれない。今度は是非夜中か朝方こよう。
 8月から始まる農連市場の再開発は、どこから行うのであろうか。次回出かけたら古い上物がすべてなくなって大きな更地になっていたというぐらいに1日で簡単に撤去できる設えだから、それは実際にありえる話でもある。
 そこで那覇市の農連市場防災街区整備事業の概要をみると、今年度末からカーブ川北東側から解体工事が始まる記述がある。目下保証金の支払いが行われているようだ。当然なにがしかの事情で遅れる場合もあるが、多分事業計画通り進むのだろう。
 当然計画案は私にとっては魅力がないので、早く現在の市場を記録しておこう。次回は朝方徘徊して昼間はダイビングと忙しい日程になりそうだ。E-M1は水中ハウジングにセットしてあるのでふさがっているし、夜の撮影だからオリンパスE-M5に9-18mmの広角ズームレンズと、PEN E-P5に明るい標準レンズか17mmのレンズがあればいいか。いやPENに準広角レンズ17mm1本で身軽な方がいいかなと、記録という本筋を外れた機材システムの構築にいそしむ。

那覇市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離7mm,露出補正0,f/4.2.1/400
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編183. キリコのシュールな絵画

2015年08月21日 | Okinawa
 永遠に動かなそうな建築の間を怪しそうな人物だけが歩いている。それはジョルジュ・デ・キリコのシュールな絵画を思い出すと書いたら少し大げさだろうか。
 画像は、少し露出オーバー気味だと私は感じるのだが、コンパクトデジタル機材も結構活躍する。これでよいかと思わせてくれる写り方のようでもある。どうも画像処理プログラムが随分進化したのではと推測するが、少なくとも前世代とは大いに違う写り方だ。たかがこの小さなボディでとため息をつく。
 他方でEOS5Dmark3の5000万画素画像なんか魅力的だと思ったりする。私の手元にレンズシステムが揃っているので、危うく手が出そうになる。インドネシアのフィールド調査に研究費がついたらこれ持参かなと思ったりする悪い癖があるようだ。いやいやオリンパスの標準ズームで十分ではないかと思ったり。最近ダイビング以外に撮影意欲がないので、そういうとき通例私は機材に走りがちだ。
 そこで気分を変えて那覇市内の賃貸情報を眺めたりしている。あら、もう移り住む気分でいるのだろうか。こうした情報に未来を感じたりする不思議さ。即物的な賃貸情報って結構夢をくれますね。この画像にある市場の近くにワンルームマンション、道具はダイビング機材とMacとニコンAW130だけ。それは随分シュールなライフスタイルでもあるか。

那覇市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離4mm,露出補正0,f/2.8.1/800
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編182. 沖縄暮らし

2015年08月20日 | Okinawa
 こんな被写体があるなんてやはり農連市場界隈は、面白そうだ。混沌としてきた沖縄の風景の一つといったらよいか。建築的には、必要に応じて建て増しされその結果の混沌とした姿は面白い。こういう建築をみると中はどうなっているんだろうと想像力が働く。
 さて最近沖縄以外ほとんど撮影していない。だから今日も大学の機材であるニコンDfにツァイス・ディスタゴンでも付けて京都の街を撮影と考えたが、セッティングしただけで撮影には至らなかった。つまり本土にいては撮影意欲が全くない。
 というのも最近たかが静止画をとるのに大げさな機材だなと思っている。その程度ならばiPhoneで十分かとおもったりする。精々ニコンAW130程度。撮影機材はそれで十分と思わせる位に最近のデジカメの性能はよくなっている。ここまで写ればもう一眼レフはいらんだろう。それにたいそうな機材をかついで何を撮るのですか?と問いたい。大体日本の風景は全部WEB上にありますよ。だからもう国内では未知の世界はないといってよい。ついでに撮影機材もいらないとなる。
 もってるデジタル機材は、iPhoneにニコンAW130だけというのは、随分清々しく煩わしさのないライフスタイルだと思う。部屋にはMacBookがあればいいだろう。ユニクロの着捨てで家具はほとんどいらんな。いるのはベッドと冷蔵庫ぐらいだ。それよりかは調理をする道具とか美味な食材は充実させよう。それからお気に入りの版画を1枚飾りますかね。あとは手入れが必要なのでダイビング機材一式とプリウスがあればどこでもゆける。そんな沖縄ライフスタイルをイメージしている。
 歳をとったら冬のない沖縄に棲む。暇なときは泡盛飲んで寝ている。そんなシンプルライフで。それはなかなか面白い。もうすでにそんな沖縄暮らしをしている人もいるが。

那覇市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離6mm,露出補正0,f/4.2.1/1500
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編181. 農連市場

2015年08月19日 | Okinawa
 今月から再開発が始まる那覇市の農連市場である。開発しながら市場も続くという話なので全部一気になくなることはないだろう。だから次回は営業している朝方に訪れたいと思っている。
 さすがにボロく、昔の沖縄が残っている最後の場所といってよいか。台風が来ればすべて飛ばされそうなぐらいに、つくりは簡単なのである。
 それに、もうヘトヘトに暑いので、そろそろダイビングに行きたい頃である。最近体質が一ヶ月に一度ダイビングを求めている。沖縄の海水も28°位あり、決して涼しいわけではないが、それでも潜ると地上の暑さや一切の雑事を完璧に忘れさせてくれる。ただただ水の中を浮遊しているのである。
 ダイビングの合間に、沖縄のLandscapeというサイドメニューがあり、もちろん私は風光明媚な観光地には行かないので、街中にこういう市場を発見したときは随喜の涙ものである。

那覇市
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離6mm,露出補正0,f/4.2.1/40
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1201. お天気屋の仕事

2015年08月17日 | diving
 チョウチョウウオか。
 急性前立腺炎の症状も薄れてゆく頃、お盆休みも終わりとなる。体調不良ですごしたお盆休みも寂しい限りだが、私には月末からの夏期休暇が5日は残されている。だから今日は朝通院し、大学へ出向き、書くかけの原稿にとりかかる。それに今日は朝から夏の恵みだ。原稿を書くのには、調度良い季候である。
 頭脳労働なのだから、気候に合わせて仕事。お天気屋の仕事といってもいいかな。お天気屋の仕事というのは、気まぐれとか気分に合わせてというのではなく、天気に合わせて仕事を残しておくこととここでは定義しておこう。
 これが夏休み前に一気に仕事をかたづけてしまうと、休み上けに出勤したとき、さて何をすればよいかと迷うからね。迷ったあげく喫茶店にしけこんで、なんとはなしの1日になる。まだ社会が完全に動いていないのを言い訳にして。
 ・・・とこんな風にえらそうに書いても・・・
 今日は朝病院へ行き昼から大学へ。今日は半日仕事か。残っている仕事もあるが涼しいので近場の温泉へ病の静養だな。
 それじゃ結局気まぐれお天気屋の暮らしと同じじゃないか。そんな休み明けの始まりだった。雨が降り涼しかったのがなによりの1日だった。

沖縄県 慶良間諸島
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正0,f/4.5.1/400
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1200. 9年目に突入

2015年08月16日 | diving
 このブログも9年目に突入。若い頃から文章・日記の嫌いな私が、今こうしてブログを書いていること自体が不思議だし、もともとMacで文章を書くようになったのも、フォントが綺麗だという枝葉的理由からである。結局それで博士論文を書いたわけだが。つまりMacが私の意識を刺激してくれたわけである。
 MacOSを、Yosemite10.10.5 にアップさせたら、iPhotoがなくなってしまった。変わりにiPhoneに使われている写真ソフトへのデータ移行となってしまった。iPhotoは開発中止の情報もある。過去の画像は複数のiPhotoファィルを作成し、外付けハードディスクに保存してあるので、今後全部移行する必要が出てきた。やれやれという感じもするが、もう何十万枚という画像になるとiPhotoでは遅いと感じている。
 しかし、そんな重要なことをなんの説明もなくススッと廃止してしまうところが、写真機材大国の日本人にとっては少し寂しい。デジタル写真になって、撮影画像の枚数が飛躍的に増えた。時折見返しては捨てているが、それでも相当の画像が残っている。結局Macはソフトウェアのデータを軽くしたかったのだろうか。
 8年間のブログのストックがあると、電子本にでもしようかと考えることがある。文章と画像のデータはオリジナルだし、一応気分だけでは書いていないところも多々ある。だから電子本にするのは容易だが、それ自体をテーマ毎といった具合にストーリー化したり、今風のデザインに仕立て直すのが面倒くさい。結局今はやらないほうがよいという結論になる。それに学術論文が多々あるので、こちらの方を図書にした方が少しは世のためか。
 私にとってブログが役に立つのは、病院で点滴を受けているときである。退屈だから利き腕でない方の指で操作しながら自分のブログをよみかえしている。 8年分も書いておけば退屈な時間の解消になる。
 さて今日は、京都の五山の送り火ですか・・・。お盆も終わりますねぇー。

沖縄県 慶良間諸島
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正0,f/4.5.1/400
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編180. 急性前立腺炎の休日

2015年08月15日 | diving
 このブログも2007年8月16日にセカンドライフの制作記にはじまり今日で8年間執筆してきた。毎年の8月15日のテーマを拾ってみると・・・
08年が「番外編19.1周年!」で樹木の普通の画像。これはFujiのボディにニコンのレンズだろう。
09年が「京都暮らし75.プログ2周年でローカル線駅の景」で信州上田鉄道の別府温泉駅。多分長野県上田市の同級生の個展をみての帰りでFijiのボディにニコンレンズ最後の画像のようだ。
10年「PEN LIFE41. このブログも4年目に突入!」、で京都市車折神社の夜景。この頃からオリンパスに乗り換えていたんだ。これ以降はオリンパスの画像だ。
11年「私の小さな旅47. 1日遅れのアップ」、で小浜市明通寺。当然オリンパス、この当時のズームレンズの性能は今一つだったな。
12年「PEN LIFE437. つれづれと・・・」、で京都市内のPENのリーニュクレール・モードの画像。
13年「PEN LIFE709. 日本の一番長い一日」、で京都市・大谷祖廟の万灯絵。オリンパスE-M5にCarl Zeiss Distagon25mmの画像だ。これはやはり優れた画像をである。
14年「2014年8月15日金曜日PEN LIFE1020. 杵築市」、でオリンパスを担いで九州一人旅だ。
でっ、今年15年のテーマは何かというと、「急性前立腺炎の休暇」かなぁー。
 というのも盆休みに入って体調を崩した。休みでも開いている病院をさがし西の京まで出向いていた。結局急性前立腺炎。つまりおちんちんとタマタマのあたりが腫れていたというわけだ。だから入院、点滴どっちにしますかといわれ、ゲッ!。結局今日から腫れががひくまで毎日点滴を選択。まあ土日でもやっている病院というのはありがたいのだが、ブログ8年目としてはさえないテーマだ。
 さて沖縄の海に戻ろう。中央の黄色い魚はチョウチョウウオか。胴体の一部に尾びれが綺麗に納まるというスタイルはなかなかのプロダクトデザインもの。沢山いる黒い魚はスズメダイの一種だろうか。左下の正面を向いたスズメダイは表と裏で色が違うではないか。正面のこの姿は水の抵抗をすくなくする合理的なスタイルであり横に出たひれが格好良いではないか。さらにその上の魚はなんだ。口が飛び出てこの不細工な人面魚面は。こりゃ眼のあたりは犬風と面白いデザインだ。この二つを拡大しておこう。こりゃ犬魚だな。
 ところで最近のデジカメもこれだけ拡大しても画像の乱れがない。結構画像処理技術が進化しているのだろうか。
ああっ、痛たた・・・。

沖縄県 慶良間諸島
ニコンCoolpix AW130
ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3.1/200
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1199. 夏の光

2015年08月12日 | diving
 ハウジングを使ったら水中と水上を同時に撮りたいという願望が叶い撮ってみた。水中と水上では屈折率が違うからどうなるんだろうというのが関心事である。当然それぞりなりに写るのだけが、水面の反射に向けたらハウジング自体が光を乱反射し、少し幻想的な夏の光の風景になった。いろいろ遊べるレンズである。
 マレア沖縄は宜野湾市のプールを管理している。ここを選んだのもプールがあるからだ。オープンウォーターライセンス受講の時は、このプールで機材一式付けて練習した。冬だから当然水は冷たかったのが今では思い出である。
 宜野湾で潜った後で塩分をおとすためにプールにドボンである。そしたら先生から「塩分落として塩素つけてきたわけですか」といわれ、ハッハッハッ全然気がついてませんでした。夏のプールがとても気持ちいい。
 さて身体の節々が痛く風邪をひいたような症状であり、多分エアコン病だろうか。やれやれ風呂に入って早く寝るほかないな。明日は雨予報だけど、ホントに降るのだろうか。今日も入道雲にはお目にかかれない。だから夏という感じがあまりしない。ただただ蒸し暑いだけの京都と名古屋。新幹線のぞみ号は帰省ラッシュのようだが、こちらは各駅停車こだま号なので大変空いている。

沖縄県 宜野湾市
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG Fisheye ED8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f/9.1/200
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする