少しだけ超広角レンズの画角向きの画像だろうか。京都市内唯一の大きな空間である鴨川がシルエットのなかにある。 もちろんどんな空間でも超広角レンズで撮影できるが、こういう大きな空間が広がるところは、街中ではこの河川の周辺ぐらいである。狭隘なこの街の空間的特徴なのだろう。
日本の都市には大体河川が通っている。仙台市の広瀬川、東京の隅田川や多摩川、名古屋市の堀川や庄内川、大阪市の淀川、広島市の太田川、福岡市の那珂川、熊本市の白川といった具合に都市河川がある。そのことは都市の立地を物語っているし、世界四大文明の発祥地も河川と関係している。河川がなければ、人々の生活も、都市の物流も適わないからである。他方それは密度の高い都市空間の中で、数少ない大きく開けた空間といってよい。
上海市にも黄浦江が市内を貫流し、夏には、この河岸に実に数多くの人々がやってくる。夕涼みなどという甘っちょろい言葉ではなく、上海自体が大変蒸し暑いのである。だから川沿いで避暑といってもよいだろう。それは生活の必需なのである。
都市河川は、都市における人々の存在そのものを支えているわけだ。とまあ大切なのはわかるが、河の話題はこのブログでは、どこか地味だな。
七条河端通,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f3.2.1/1600,モノトーン
日本の都市には大体河川が通っている。仙台市の広瀬川、東京の隅田川や多摩川、名古屋市の堀川や庄内川、大阪市の淀川、広島市の太田川、福岡市の那珂川、熊本市の白川といった具合に都市河川がある。そのことは都市の立地を物語っているし、世界四大文明の発祥地も河川と関係している。河川がなければ、人々の生活も、都市の物流も適わないからである。他方それは密度の高い都市空間の中で、数少ない大きく開けた空間といってよい。
上海市にも黄浦江が市内を貫流し、夏には、この河岸に実に数多くの人々がやってくる。夕涼みなどという甘っちょろい言葉ではなく、上海自体が大変蒸し暑いのである。だから川沿いで避暑といってもよいだろう。それは生活の必需なのである。
都市河川は、都市における人々の存在そのものを支えているわけだ。とまあ大切なのはわかるが、河の話題はこのブログでは、どこか地味だな。
七条河端通,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f3.2.1/1600,モノトーン