Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

フィールドワーク653. 静止画かぁーー

2022年07月14日 | Kyoto city

 

 ブログも京都の街を写すぐらいでは誰でもしている事なので芸がない。やはり目的が必要だ。そういえば、ライツレンズの虫干しをしてなかった。虫干し目的で京都の街、といっても私が散歩する範囲だが。

 そのライツレンズが、先日WEBサイトを見ていたら随分高くなった。 SUMMICRON1960年代製造28mm/F2.8の値段が24万円とか・・・。私が買った二十数年前にアメリカのウッドン・カメラの中古で8万程度だった。

 それにしても今時、こんなレンズに興味がある人達がいるんだ。私はSONYレンズで良いと考えている。それに今更静止画ですか・・・。とはいいつつデスクワークが続いたので近所の散歩コースへ出かけた。目下市価24万円相当のレンズを3万円のハイテクボディにつけて・・・。

 このレンズは、今でも良い写り方をしてくれる。ボケ方は広角レンズにしてはボケてくれる。

 レンズは光を抵抗なく通過させCOMOS上に結像させてくれればよいが、ライツのレンズはガラスの品質が良いのだろうか。あとはSONYのブログラムとPhotoshopでなんとでも加工してくれる。このレンズが上品に綺麗なことを発見すると、街へ撮影に行きたくなるが、今はこんなレンズに見合う街がなさそうだ。

 それにしても静止画!、今時関心が薄いが、ブログを書くのは簡単ではある・・・。

京都市 建仁寺・祇園

SONYα6000、Leitz ELMARIT28mm/F2.8

1)ISO100、露出補正-0.3、f/2.8、1/4000

2)ISO100、露出補正-0.3、f/8、1/100

3)ISO100、露出補正-0.3、f/2.8、1/100

4)ISO100、露出補正-0.3、f/2.8、1/320

5)ISO3200、露出補正-1、f/2.8、1/60

撮影機材:iPhon13pro

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フィールドワーク624. 先斗町・薄暮の時間

2022年05月27日 | Kyoto city

 

じゃライツのレンズで映像を・・・。

それは結果が予想ができそうなのでヤメ!。

個人的断言だが、解像度が低い映像でオールドレンズをつける効果があるわけではない。

なら静止画のスナップで。

連写はヤメ単写、ピントと露出は中央部分のみ・・・、

α6000の設定をスペックダウンすると俄然使いやすくなる。

ライツ・エルマリート28mmは、被写界深度があるので無限大と絞り目盛りを合致させればピント合わせも不要だ。

この簡単な操作感覚と小ささは、往年のMinolta(今のSONY)CLEと大変酷似している。

そこが私の気に入っているところだ。

それにしても・・・

α6000シリーズだってSONYの中では小さい方だけど・・・、

背後のレンズと比較すると、ライツレンズの小さいこと。

写りはさすがライツ・・・、

ではなくSONYの色だろう! 。

ライツを使う意味はなさそうだ。

やはりライツレンズはフィルム向きだよね。

そう思って、このレンズで映像を撮ったみた。

意外によいのではないか・・・。

552先斗町・薄暮の時間

 

京都市・先斗町(20224月15日)

静止画

SONYα6000、LEITZ ELMARIT28mm/F2.8

1)ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-1,f8,1/50

2)ISO2500,焦点距離28mm,露出補正-1,f8,1/60

3)ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-1,f8,1/25

4)ISO3200,焦点距離28mm,露出補正-1,f2.8,1/20

5)ISO2500,焦点距離28mm,露出補正-1,f2.8,1/60

iPhon13pro

6)ISO40,焦点距離112mm,露出補正0,f2.8,1/120

映像

SONYα6000、LEITZ ELMARIT28mm/F2.8、ノンプロファイリング

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フィールドワーク623. 伏見稲荷・稲荷山回遊

2022年05月26日 | Kyoto city

 

京都伏見稲荷の背後に稲荷山がある。

稲荷山の登山道は2時間の回遊ルートになっている。

途中途中に休み小屋がある。

小屋の店先と対面するお稲荷さんの間を登山道が通っている。

この狭隘な空間が、とても心地よい。

「密」と言えば最近の忌避用語だ。

居酒屋の肩が触れあうぐらいの密だ。

そんなものは断じて不快感ばかりで密ではない。

それほどまでに人々を押し込めようとする営利主義といってよい。

狭いところに大勢集めて、効率よく稼ごうというわけだ。

ついでにコロナ株のおまけ付きだ。

そんな狭隘な空間で宴会をする精神が既におかしい。

目的は、女の子に触れるためか・・・。

営利と性欲、どちらも欲望だ。

私達は、密の心地よさを捨ててしまった。

しかし本来の「密な空間」とは、稲荷山の山道のような心地よいスケールで私達に語りかけてくる。

そんな密の空間を通り過ぎるのが、もったいないぐらい心地よい。

 

551伏見稲荷山 HD 720p

α6600、E10-18mm/F4.0、プロファルは使用しない。

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フィールドワーク622. 桜尽くし

2022年05月25日 | Kyoto city

 

  3分間の映像を制作し、ブログにアップさせるのにどれぐらいの時間が必要か?。

そこで試みた。

朝、9:00に企画を立てた。

テーマは平凡に桜でよい。

京都の桜は終盤だから、散っている。

だが府立植物園は開花時期をずらして植えている。

園内も三脚が使える。

そんな風に撮影可能だと分かると午前中は現場ロケだ。

午後家に戻り編集を始める。

疲れて午睡してしまった。

この季節の午睡が心地よい。

目覚めて再び編集を続け、YouTubeにアップさせる。

YouTubeからgooのリンク画面が出るとブログに取りかかる。

ブログを書き終えて19時調度。

日が暮れちゃたじゃないか。

昼飯や午睡の時間を差し引くと実質8時間の制作時間だった。

こりゃ1日仕事だな。

これでは、毎日のV-logなんてやりたくない。

とってだしの映像は色が悪すぎる。

補正するしかないのが面倒だな。

やはりカラープロファイルを使うべきなんだ。

そうなると合間に描けるドローイングの方がラクチンだ。

裸婦のクロッキーなら2時間半で14ポーズ描ける。

それに桜では感動もない。

だから唯一感性を刺激したのが裸婦の塑像だった。

台座の裏に回り作者名を確認しそびれた。

桜より裸婦だね。

こんな格好が良いモデルさんがいたんだ。

季節のよい時は、こんな格好がよい裸婦の身体の上で午睡するに限るよ。

関心が小説の続編に向かいつつある。

 

550.桜尽くし

α6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4ZA 0SS、E3.5/30mmMACRO、ピクチャープロファィルOFF、手動補正

 

追記 

 今日から3週間、フィールドワークに出かけます。しかしブログは継続してアップされます。出先はインターネットが貧弱な環境かもしれません。だからフォロワーブログを訪れることは、しばらくできない場合もあります。

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フィールドワーク621. 昼下がりの桃色緑

2022年05月24日 | Kyoto city

 

 桜は満開の時よりも、散り際が美しい。

桜色に新緑の鮮やかな緑が加わりパステルカラーの風景が広がる。

桃色緑なのだ。

八百市へヌクナムを買いに出かけた。

だから中京郵便局から撮影を始めよう。

その先の赤煉瓦のダサい洋風建築は辰野金吾だろう。

そのダサいところが格好よい。

折れ曲がる路地を通ってゆこう。

三条商店街のみすや針も現在だ。

鴨川をわたり大和大路を南下する。

白川筋がみえると祇園だ。

曇天の昼下がり、桜の散り際であふれている。

観光客が帰ってしまった月曜日。

桜の散り際の美しい風景が続く。

四条通に出て、南座前の丹波屋でみそ団子で空腹をみたす。

遅い昼は・・・、モスバーガーにしよっと。

549 桃色緑 4K

α6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4ZA 0SS、ピクチャープロファィル4

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フィールドワーク620. 再び清水さんへ・・・

2022年05月23日 | Kyoto city

 

私が3万円で購入したα6000のボディが便利だ。

しかし欠点もある。

それは記録方式AVCHD迄しかなかった事である。

そこでアップデータでXAVCSを組み込むことにした。

SONYのサイトはMac用にOSに踏み込んで書かれてあり丁寧だ。

だからMac Book proで試みた。しかし・・・

"できない"

解説を読むとMacOS11以降はセキュリティの解除が必要だ。

ならば再起動しスタートキーの長押しをしてMacセキュリティ設定画面を表示させる。こんな画面を登場させるのはシステムダウンの時だけだ。たかが周辺機器のアップデートで・・・、それでもSONYの指示通りに・・・。

"結局カメラのアップロードはできない"

"何故だ?、考えた"

古いMacOSならセキュリティが緩いからできるかもしれない。そこで同様の事をした。

"できない"

"また考えた"

"2つのファィルがいるのか?"

解説画面を読むと2つのファイルが必要らしい。しかし2つのファィルが必要だとはSONYのサイトには書かれていない。

そんな重要な大前提を何故最初に書かないのだろうか?。

そして最初のファィルダウンロードをして・・、当然、このファィルの中に二つ目のファィルがあるのだろう!。

"しかし、二つ目がない!"

"二つ目のファイルはどこだ?"

なんとダウンロード画面ではなく、解説画面の文中に二つ目のファイルダウンロードキーがあった。

こんなことってある?。解説画面だよ!。ロジックの違う画面を開いて2つのファイルをダウンロードすることは自分で気づく必要がある。

"これで2つのファィルが揃う"

あとは解説通りに進めた。そしたらアップデートできた。これで4KではないもののVlog-10に準じた性能になった。

そんなわけでα6000を磨いて掃除し、ライツ・ズミクロンではなくツァイスをつけて清水さんへ。

アチャー、ジンバルが充電されていない。

USBケーブルが通電しないタイプだ。

手ぶれが避けられないが、まあこれでよしとしよう。

 

545再び清水さんへ HD 1080p

α6000、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4ZA 0SS

 

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フィールドワーク619. 春薄暮の清水さん

2022年05月22日 | Kyoto city

 

USBケーブルには、電圧毎に3種類ある事を初めて知った。

今日はジンバル充電できた。

またまた春薄暮の清水さんだ。

20年前に秋の夜間拝観にでかけ寒すぎて肺炎になった。

今なら立派な新型肺炎の症状だ。おおっ!、

もう一つ練習要素を入れた。ピクチャープロファイルだ。先ずはPP10から。

さっすが!、ツァイスの色だ!!、と思ったのはぬか喜びだった。

モニターはガンマ表示アシスト設定オートにしたままだった。

撮影のラストは四条通の夜の空を見上げて終わりにしよう。

ジンバルをたたんでマクドナルドを目指した。

眼前を若い2組のカップルが歩いていた。

彼氏いわく「夜は×△××のラーメンだ!」。

隣の彼女は自分のケツをパンとたたく。

薄着だから裸のケツをたたいたときと同じ音が街に反響する。

「ラーメン食べて今日は一発やるぞ!」という意図か・・・、

あるいは「このラーメン男で決めた!」か・・・・?。

どっちだろうと私は彼女達を追い越した。

こりゃ男10人切りぐらいはした立派な女の顔だ。

そうなると11番目の彼氏で上がりにしようとケツを叩いたのだろう。

処女ではない。

女将さんの空気だ。

五穀豊穣子孫繁栄の日本は昔から男と女の仲は乱脈だった。

まてよ!、撮影しておこう。

ジンバルに電源を入れセッティングがされないまま強引に傾けて・・・。

彼女達の後姿をエンディングに使おう。

(2022年4月10日)

548 番外編 薄暮の頃の清水さん 4K

α6600、ZEISS Vario-TessarE16-70mm/F4ZA 0SS、ピクチャープロファィル10

 

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フィールドワーク618. 高瀬川沿いに旧遊郭界隈をあるいてマッサージへゆく

2022年05月21日 | Kyoto city

 

マッサージへでかける道すがらの五条楽園を徘徊してゆこう。

鴨川沿いの桜もまだ少し残っているかもしれない。

五条楽園は平成まで続いた京都最後の遊郭だ。

最後は花魁のお婆さんがいたという記述をWEBでよんだ。

最後のお客は誰だったのだろう。

遊郭時代の大きな建築の幾つかが取り壊されていた。

さらにその筋の本部ビルも取り壊されて更地になっていた。

その変わりに古民家を改装したゲストハウスがいくつも建てられている。

任天堂の旧本社がホテルに改装されてオープンした。

今日もdjiPOCKET2を持ち出した。

私の眼に近い画像を写してくれる。

もう静止画は撮らないかもしれないな。

546 高瀬川沿いに旧遊郭界隈をあるいてマッサージへゆく HD 1080p

dji POCKE2

 

追記 

 プーチンが始めたロシア人同士の戦争も、あと3ヶ月ぐらいで終わるだろう。そんな戦争に世界は飽き飽きしている。戦争当事国ではない我が国としては、ウクライナ復興に伴う漁夫の利を得る立場にある。せいぜい儲けさせて頂きましょうというのがエコノミスト達の考え方かなぁー。

  北欧2国がNATO加盟を求めて米国へ。えっ!、加盟反対を表明しているトルコを説得しにゆくんじゃないの?。なんでも親分米国に頼ろうとする稚拙な策じゃん。

 来年は穏やかな年になるとみこんで、充実したライフスタイルのために、今から物事の準備をしておこう。充実したライフスタイルと言ってもすぐに実現できるわけではないから、いまから準備を始めるのが丁度よさげだ。

 新しいことを始めるのには知識が必要だ。知識は、すぐには身につかない。いまから勉強を始めて調度よい。さしあたり次の原稿の準備をしなければ。そう考えると何かと忙しい。

 コロナも戦争も終われば、経済は速やかに回復するだろう。やっとマスクのない普通の世界に戻れるかな。暑いんだよ!、このマスクでエアロビクスを夏にするというのは・・・。

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フィールドワーク616. 著作権!、そして春爛漫

2022年05月19日 | Kyoto city

 

 おっ、小さくて良いじゃん。

ヨドバシの店頭でSONY Vlog10をみていた。

でも動画用カラープログラム・クリエイティブルックを搭載していない。

もちろんフォームウェアの書き換えでもサポートされていない。

このあたりが惜しい。

YouTube動画で面倒なのが著作権。

実をいうと5月16日のブログは、他人のクリエイションを取り込み動画をつくり公開しているから著作権の問題に該当してくる。

そんなことに気がついたのは、知らないうちに私の映像に広告が勝手につけられているからだ。

YouTubeでは、登録者数1,000人を超えると広告商品販売収入の一部が映像制作者に入る仕組み。

私の映像はそんなところまではゆかない。

だから今は個人の表現の自由の範囲内である。

もし貴方が私鉄沿線の賑やかな駅前で商店街を映像撮影したとする。

バックグラウンドにテレビで流れているCMソングが収録された。

その音源が入った動画は使う事ができない。

もっといえば通行人の顔を面と向かって撮影してもダメ。

お店のファサードだって撮るな!という人はいる。

商品もグラフィックデザイナーによるパッケージだ。

つまり私達の世界は著作権の塊だ。

厳密に考えると、このブログの半分ぐらいは白紙になってしまう。

オリジナルだけが許される。

オリジナル!・・・、あった、官能小説だ!!。

お菓子のパッケージはだめでも、裸婦ならオリジナルだから許される。

じゃあ、これから裸婦を沢山アップさせよう(*^▽^*)・・・。

その裸婦も重ねるな!(おおっ!見せ場を!!)。

グロテスクに描くな!!。

まあ公序良俗がうるさいんだけど、一応オリジナルではある。

さてまだ桜が残っている。

dji POCKET2が大変小さく、その割には良い写り方をしてくれる。

プログラムの力か・・。

相手を警戒させないので撮影の自由度が高い。

といって好き放題に撮ってよいという事を勧めているわけではない。

やはり著作権を始めとする法解釈やマナーが必要になる。

映像は情報力があるので、社会的配慮をする場面が静止画よりはるかに多い。

少しブログ用に散歩に出かけようか。

クッキー教室に行く途中で伏見の街を徘徊した。

今日も裸婦デッサンだ。

 

545.酒爛漫・桜爛漫 伏見

dji POCKET2

 

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フィールドワーク614. 何故撮影にいそしむか?

2022年05月17日 | Kyoto city

 

機材はそろった。

ほなら都の桜で機材のテストをしよう。

しかし、私は何故撮影にいそしむか?。

その一番の理由は、都市や建築の研究者としての論文執筆に起因する。

論文は、すべてオリジナルであることが論文執筆の大原則。

だから他人の写真を使う事はできない。

他人の写真を使用したらキャプションで注書きすればよいではないか。

それは手抜き行為と受け取られる。

結果として論文査読審査の合否判定評価を下げてしまう。

他人の写真や映像が引用できるのは、少なくとも50年以上前の街の姿ぐらいだ。

被写体が様変わりし撮影できない場合に限って引用可能だが、当然注書きで出典をいれる必要がある。

そうした引用の多い論文は、工学系では価値が低い。

つまり査読を通りにくい。

あるいは歴史的文献ぐらいは引用が許されるだろう。

歴史的文献であっても、今は余程の貴重資料でないかぎり自分で撮影する事が必須だ。

そのために公立の博物館や美術館は、必要に応じ研究者に個別対応をしてくれる。

写真や映像を撮る行為は、最初に諸々の社会的手続きから始まる。

手続きを完了したらようやく撮影できる。

フォトグラファーもだって同様だ。

彼らもまた個展で写真や映像を発表するために、肖像権や著作権と日夜格闘し続けている。

撮影するということは、書類の作成から始まるといってもよい。

研究者は、プロと同等の撮影技術は論文審査では求められない。

しかしプロ並みに撮影できる能力が必要になる。

なんだその矛盾は?。

ましてフォトグラファーでさえゆかないフィールドを発見したら、そうした事象や空間を論文の根拠として記録する必要が出てくる。

写真・映像は、時に放映され出版物になることだってある。

そう、つまりプロと同じ仕事をしていることになる。

最高の状態で記録しておくというのは、今時の研究者の務めだ。

そんなわけで私は感性への刺激と称して撮影に出かける。

刺激というのは、あっ!、これが面白いなと発見できる感性への刺激だ。理屈は後からついてくるし技術は覚えれば忘れることはない。

しかし感性は鍛え続けないと鈍くなり衰えてゆく。

研究者には、新しい事を発見できる感性が必要なのである。

さて今日は、雨模様であり光も届かない観光客の出足が鈍い天気だ。

しかも花冷え。

そんな天候だからこそ、桜の季節でありながら普段人出が多くて出かけられない場所・・・、高台寺!!。

そんなタイミングで夜間拝観にゆくならここしかない。

4K撮影ができるα6600をジンバルにセッティングした。

しかし三脚、一脚、自撮り棒、足がついたカメラは全て禁止。

だからフル手持ち撮影だ。

薄暮の静寂に秀吉の正室である高台院の幻想をみた。

543高台寺 HD 1080p

 

α6600、E10-18mm/F4.0、iPhon13pro

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フィールドワーク613. 一寸清水さんへ

2022年05月16日 | Kyoto city

 

 映像用の撮影機材も揃ったので撮影にゆきたい季節だ。

何を撮るかといえば、ランドスケープ。

そして次に、何故それが面白いかについて考える。

その何故の答えが見つかった時、少し考え方も技術も進化する。

そんな気分とは裏腹に、周辺機器にトラブルが起きた。

あら!、SONYのカメラ画像がMacに送れない。

えっ、そんな事ってある!?。

SONYのウォークマンを廃絶に追いやりビデオまで葬り去ったからMacとは仲悪そうだ。

そんな事って関係あるか!??。

何!、中国製ジンバルCRANE M3が動かなくなった。

最初にやることはバッテリーの充電。

しかしバッテリーは一晩経っても充電の形跡がない。

つまりCLANE M3本体が壊れたのか!?。

ジンバルは、精密機器だからそりゃ負荷がかかりすぎれば壊れるだろう。

YouTubeを見ても動かなくなった時の対処方法は解説されていない。

そこで逡巡とする。

SONYは大阪に派出所があるが、中国製品の代理店なんか日本にあったかなあ!?。

解決の道のりの面倒くさい事。

なんとなくsundiskのケーブルで繋ぐ。

おおっ!、crean M3のモニターに充電表示が出た。

つまり、USBケーブルに問題があった。

電源は送れるけどデータ転送ができない充電用の水中ライトのケーブルだったり、あるいはその逆だったりしたようだ。

つまりUSBケーブルには、電気しか送れない、或いはデータ転送しかできない、ものがあるということを初めて理解した。

そんなのはUSBケーブルではないのだから、別名称にしろよ!。

しかしどれも同じ黒いUSBケーブルだから区別できない。

とにかく突然周辺機器が動かない!、という事態は回避できたようだ。

そんなわけで、また京都の映像でもアップさせておこう。

542 一寸清水さんへ・・・

SONYα6000、E10-18mm/F4.0

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フィールドワーク612.  テレビ映像のトリック

2022年05月15日 | Kyoto city

 

 ビデオカメラが大衆化してきた過程を思いだして欲しい。

 当初古典的な通信方式からハイビジョン方式が登場し、家電メーカーとNHKは高画質を訴求してきた。その次に4K画質が登場し、同様の訴求が行われた。だから高画質で見られるから最新機種を買え、そして受信料を払え、というわけだ。これはテレビ映像のトリックである。

 本当に高画質になったかというと、実はそうではない。高画質ではなくテレビの画面サイズが大きくなっただけである。テレビ画面が大きくなったからそれまでの画素数では解像度が足りない。そこでHD、4K、6K、8Kと高画素化を進めている。8Kが検討されているのも今のテレビ画面サイズが50インチになっていることにあわせた話だ。もし画面サイズが従来と同じであれば高画質に見える。それだけの話である。

 従ってテレビは画面サイズが大きくなってきただけであって、特段高画質になっているわけではない。つまり大きいデータを小さい画面で見れば精細に見えるが、逆だと粗に見えることになる。

 全く文科系人種というか、家電量販店の販売員とかNHKも含めて詐欺同然のことを吹聴するのであるから、こちらとしては赤面してしまう。私は文科系人種のいうことの半分は論拠がない話だから半信半疑でやり過ごしているのだが。

 パソコンを使っていればわかる話だが、テレビの解像度の低さは目に余る。だから私はテレビをみない。それにビデオ撮影を始めると、静止画と比較しビデオ映像の解像度の低さがやたらに目につく。

 映像は、画素数を低く抑えないと情報量が大きいので処理しきれない。だから今でもHD位が一般的だ。静止画に換算すればHDは、1画面あたり200万画素。つまり2MB。それが1秒間に最低でも30枚の画像が必要になるから60MB。1秒では動画にならないから1分間の動画にすると3600MBつまり3GBの情報を扱うことになる。これは静止画データ量の比ではない。

 iPhone画像もHDクラスの解像度だ。それでもスマホの小さな画面で見れば綺麗な画像であり、そうした大きなデータ処理ができる能力を持っている。要は私達が見ている画面サイズ次第なのだ。だからHDクラスでも小さな画面で見ていれば綺麗だ。

 そうしたバラドックスをついて登場してきたのがV-logだ。小さな画面でしか見ないのだから、画質はHDクラスで十分だ。実際YouTubeもHDクラスの画質以下だし、4Kにするとわざわざ画面表示してくれる。

 小さくすることにメリットがあるのは撮影機材だ。小さくできるからこそ、ドローンに搭載できる。おかげでこれまで見られなかったアングルからランドスケープが見られる。

 そうした小型化の恩恵を受けて登場してきたDJI POCKET2が、結構使えるのである。画素数がいくらかはわからないが、4K画質で撮れるから800万画素ぐらいだろう。

 画素数を低く抑えるからこそ、編集しやすい。つまり聴視者の見ている画面の大きさ次第で画質の評価は決まるのだが、gooの映像ブログなら、もちろんHDクラスで十分でしょう。というのもYouTubeが4K映像でも相当に圧縮してアップさせているから、私はHDクラスと考えている。そう考えれば静止画の画質って本当に高画質だね。

 そんなネガティブに考えていてもしょうがない。まあdji pocket2で京都知恩院の映像でもアップしますか。私が撮ると知恩院の桜も少し残酷なイメージがする。夜の桜は、幻想的で不気味な存在かもしれない。

薄暮の幻想 京都知恩院

dji pocket2

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フィールドワーク611.  dji POCKET2で

2022年05月14日 | Kyoto city

 遅ればせながら1年以上前に発売されていたクリエイションツールを手に入れた。DJI POCKET2というジンバル付きデジタルビデオ機材。これで手ぶれの少ない映像撮影ができる。またしても中国製だ。DJIは、アメリカ、フランスに続く世界三大ドローンメーカーの1つ。

 このブログ動画だったら、これで十分とV-log世代の申し子のようだ。撮影済みの映像はiPhonにダウンロードする。そうすればMacにもデータが届いているはずだと目論見をたてた。それは、撮影機材のジンバル化にこだわりすぎていて見落とした視点だ。

 当初SONYのα7Ⅳとか7SⅢのフルサイズ機材で映像システムを組みたてようと考えていた。しかし半導体不足で製品到着まで相当数の日数がかかり価格も高い。因みに手元のα6600も今は購入予約制。α6100(画像にあるα6000の後継機)に至っては廃盤。それを考えるとDJI POCKET2が入手できたのはラッキーだったのか。

 これまで成り行きで使ってきたα6000代APSシリーズが、7.5倍の小型軽量超広域ズームレンズがあり、軽いのでジンバルもセッティングしやすく、軽量三脚、コンセントコネクター、外付けHDも揃い、つまり撮影することに負荷がない。DJI POCKET2が加わり、いつの間にかiPhoneやMacBookproと合わせて使い回せる軽量システムになって私の常用機材になってしまった。寄せ集めのようでいて、そうではないシステム性を感じさせるところが面白い。それでいて静止画は、やはりフィルム機材のモノクロの二本立て。

 そこでDJI POCKET2を近所で試写した。バッテリーを半分ぐらいを使用し4K画質で撮影し、iPhoneへの転送を試みたら3時間以上かかる上に途中でアップロードがキャンセルされた。調べると4コード変換!。つまりiPhoneは4Kができなかったということに気がついた。

 結局microSDカードをMac Book proに直接差し込んで読み込むのがよいわけだが、目論見が半分消え去った。まあHD画質でとれば問題はないのだが。

 そしてMacで、旅先でブログ編集ができるシステムを考えていた。

 DJI POCKET2は、撮って出しの静止画や映像は綺麗で優れた中国製品だ。セッティングなどの方法はYouTubeで多岐にわたり解説されているので、私が説明することはない。

 私のフィールドの記録として、また映像の勉強用として調度よいのだろう。

 

 

540京都春めく

 

トップ):DJI POCKET2.書き出し 

2)SONYα6000、Carlzeiss Vario-TessarE16-70mm/F4.0,

ISO800,焦点距離78mm,露出補正0.5,f/11,1/80

3)iPhone13pro

ISO80,焦点距離53mm,露出補正0,f/1.5,1/120

4)映像:DJI POCKET2.

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iPhon style5. 映像ではどうだろうか!?

2022年02月04日 | Kyoto city

 

 iPhoneは高画質ハイビジョンであり、4K画質ではない。それで良い。というのも通信環境が5Gで全国を網羅されない限り、これはお預けだろう。

 映像は、データ量が途方もなく大きい。

 YouTubeのブログ画像でも4K画像はアップされているが、多くはハイビジョンの最高画質で撮影されている。それにアップできるデータ量の制限がある。

 では、みていてどうなのかが聴視者の関心事だが、27インチのPCモニターで見る限り4K画質が特段良いというよりは、まあまあシャープに見えますという程度。もっと言えば8K位は欲しい。しかし実際にスマホの画面で見たりしている分には、ハイビジョンで不足を感じることはない。そのあたりが映像は大雑把あるいは雑だという感じもする。

iPhon style5 HD 1080p

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iPhon Style4. フィールドワーク

2022年02月03日 | Kyoto city

 

  さて少し無理な夜間撮影を続けよう。これである程度の画質が確保できれば昼は申し分なく映るだろう。だから今回は補正しないでアップさせてみた。

 iPhoneの色は他社のスマホと比較すればはるかに地味だ。それでいつも色の修正をして、私好みにしてしまう。どうにでも修正できるからこれも問題なし。夜の高感度画質は荒いけど、これも修正でしょう。

 デジタル一眼レフでは最高感度の設定を自分で選べる。それは画質が荒れたら使えないという日本人固有の潔癖症だろう。だがiPhoneは、そんなことお構いなしだが、やはりISO1000位でプログラムで押さえられているのかなぁー!?。画像で見ると、一定の光があれば十分。光が足りないと荒れてくるのはデジタル全般の事。

 そうなるとiPhone13proとMac Book proを携え、海外へ長期滞在できるフィールドワークがしたい。海外の土地に滞在しながら、現地からブログをアップさせるのは面白そうな企画だ。写真だけ撮影しているわけではないし、リモートで仕事もするからMacが必要になり、iPhonとシームレスに連携できる事が便利だ。

 だから重たい、大きい、高い、そして写真しか撮れないデジタル一眼レフを構えるという気分も荷物のスペックもない。やはり写し慣れているスマホが便利。そのほうが人々の自然な表情が撮れそうだ。iPhonの試写もそんな旅に向けての準備なら嬉しいのだが・・・。

 そんなフィールドワークをしたいと思いつつ、Google mapを眺めている。

 

京都市

1)ISO1000, 焦点距離13mm,露出補正0,f/1.8.1,1/40

2)ISO1000, 焦点距離26mm,露出補正0,f/1.5,1/30

3)ISO1000, 焦点距離85mm,露出補正0,f/1.5.1,1/17

4)ISO1250, 焦点距離13mm,露出補正0.3,f/1.8,1/10

コメント
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