時期からすれば山は雪だろう。
レンタカーで山のスケッチにでかける。
半日そんなことをして街へ戻ってきた。
寒さに慣れない身体は冷えこんでいる。
寒い環境にいるだけで身体は体温維持で疲れてしまう。
だから家に帰り布団に籠もって寝てしまった。
・・・
玄関の音で眼が覚めた。
身体が布団に沈むように重たい。
洋服のまま寝たから変に身体が火照っている。
もう翠が病院から帰ってくる時間か。
既に日没を過ぎている。
翠「アチキー・・・元気かなぁー」
そういって翠が上がってきて手を布団に突っ込む。
「ひゃー・・つめたい!!」
その冷たい手でズボンをかき分けアチキのトランクスの下に手をはわせる。
衣類が剥がされ冷たい外気に触れる感触が火照った身体には眼が覚めるような感覚だ。
細く冷たい翠の指の感触を感じる。
翠「今日も元気かなぁー!?」
そういってペニスをしごきだした。
挨拶はそっちだったか?。
翠「可愛く寝ているから起こしちゃおう!」
翠とのセックスが続いたから、今はやりたい気分ではない。
翠「性欲はオキトキシンの分泌だから刺激すればチャージされるんだよね」
「ひぇーーっ拷問ですか・・・、病棟の性欲処理係!!・・・」
そういって翠の冷たい手がペニスを握りしめさてさすっている。
翠「おっきくなってきたよ!」
そういって翠がスエットをさげてまたがってきた。
実に事務的!!。
翠「うん、元気になったなぁー」
「アチキは元気がないよおー・・・」
翠「いいの、いいの、そのままにしていて・・・」
そういって翠が腰を動かして刺激を続けている。
翠「性欲はなくても出来るんだな、人間は・・・」
「身体の現象だから性欲は関係ないのか・・・」
翠「そうよ、刺激をつづければ打てると思うよ。性欲は次の話!」
そういわれて刺激を受けていると次第にチャージがされる気分。
翠「打てるかなぁー!??」
そこまでいわれては打つしかない。
翠の骨盤と波長を合わせて、次第に二つの骨盤の動きが一緒になる。
ようやく絞り出すように撃ちはなつ。
上澄みが出ていった感じ・・・。
寒気、眠気、そして立ち上がりかけた性欲もとれて身体がだるい。
翠「さあ、すっきりしたね!!!。お風呂が沸いているよ。ご飯にしよう。今日はお鍋だよん!!!」
怠い身体を引きずって風呂にはいる。
ようやく温まると、次第に体力が回復してくる。
・・・
全てをだしきって暖まったので身体が軽くなった。
寒い外気で疲れ果て暖かい家で回復する・・・。
翠「もう冬暮らしの始まりだねーー・・・」。
・・・
小樽の街も冷え切っている。