Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE926. 隠れ里の小さな旅

2014年04月29日 | Shinkansen commuting
 遅咲きの桜!、ではなく拾い忘れていた画像である。ペンもボディが複数あると、画像を入れっぱなしにしていて自分でもそれを忘れてしまうためだ。日付を見たら4月17日になっていた。
 最近、PCのメンテナンスであまり撮影する機会もない。どこか出かけたいと思い、関西の写生地という本を広げると、結構大阪周辺によさげなところがある。
 夕陽丘、伝法漁港、平野、石切、安堂、止々呂美(とどろみ)と知らない地名には興味をそそられる。能勢電鉄などという鉄道が今時あるのかしらんと思ったりと、小さな旅人には興味が尽きない。いや撮影機材ではなく、いっそスケッチブックに持ち替えての写生旅だろうか。
 連休中は、大阪郊外の隠れ里の小さな旅をして、民族の大移動をかわしたい。連休が開けてから四国とか九州だな。今日は激しく雨が降り続く1日だった。明日も雨予報だ。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f1.8,1/8000
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PEN LIFE925. 天神橋筋商店街

2014年04月28日 | field work
 天神橋筋商店街は2km以上続く日本で一番長い商店街だ。大阪環状線のJR天満駅の辺りが一番賑わっている。この辺りは路地も多くて、いかにも大阪の迷宮らしい。途中で食べたネギ焼き140円は、安くて旨い。それに150円の鯛焼きを食べてお腹は一杯だ。よさげな寿司屋や喫茶店もあるが、もう満腹に近いのでパスだ。梅田から天満宮まで歩き、また戻って梅田から帰った。一人旅、或いは一寸大阪散歩といってよいだろう。
 両側のお店を眺めながら歩いてゆくと、やはり地元の店が圧倒的に多い。ドトールは1軒、スタバはなし。
 いかにも大阪を感じさせるところだ。なぜこんなに長く地元のお店が続くのだろうか。それが不思議だ。
 さて今日は疲れた。お終いとしよう。雨が春の埃をぬぐいさって、空気が心地よい。それに、もうとても眠たい。

大阪市・天神橋筋商店街
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f5,1/250
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PEN LIFE924. 記録

2014年04月27日 | field work
 絵画でも写真でも三角形の頂辺を上にすると安定感があり、それを逆にすると不安定になるという伝統的な構成理論がある。
 この画像の場合は、町内の見送る人々、町内の誰かが乗り去ってゆく車、町内の人々の生活の場である民家といった具合に三角形の頂辺を上にした安定した構図となっている。それが梅田というビルの狭間に垣間見える大阪の生活の風景だ。画像を記述すれば、こんな風になるのだろうかと自分でも笑える。
 そういえば、あの著名なタイム・ライフ写真集の記述はどんなだったかと興味を持つ。最近その写真集を実家の物置から見つけ出し、今研究室に置いてある。写真を撮るときの参考にしようと思い、若い頃調達し、時々支払いができなく何回も請求書が来たが、それでも支払うと次の本が送られてくるといった案配だ。結局3年ぐらいで全巻揃うという暢気な時代であった。
 その後撮影の手本にしようと思ったのだが、実家の書庫に置き忘れてしまい、ついに晩年になって再開したわけだ。晩年になってからライフの写真に学ぼうという、なんとも時代錯誤的であり、こちらも暢気な世界だ。
 思うに写真というのは、古くなるほど存在感が増してくる。古い都市の写真を見ていると、今では絶対に撮影できない世界がしっかり記録されているわけだ。
 フィルム画像は、40年前の世界をのこしてくれるが、 果たしてデジタル画像はそんなに長く残るのだろうかという心もとさを感じてしまう。

大阪市・中崎町
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO320,露出補正-0.3,f8,1/60
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PEN LIFE923. バタバタと・・・

2014年04月25日 | field work
 キッチュな世界も、大阪らしく派手でイージーで手書の看板ですさまじい。それに和風民家にバルコニーかよ。横連窓はいいけど、構造壁とりはらってないかい。そんなケチもどこ吹く風のバタくさいデザインだよな。
 さて明日は授業の後、東京なんだな。なんでも実家回りの開発が動き出したという話もあって、いろいろと行かざる得ない要件もあり、こういう忙しい時に勘弁して欲しいな。私、今大変忙しいですよ。呼ばないで欲しい。
 今週は、PCの整理でバタバタしていた。ようやくなんとか3DCGがつくれるソフトのはいったMacを見つけたので、入り変えたり設定したりで陽が暮れる。だが肝心のVueのファイルの重たいものは開かない。なにこの馬鹿ソフト。前はサクサク動いたのだけど。噂ではあるバージョンは、ものすごく動作がPCと合わないということを聞いた。だから矢継ぎ早にバージョンアップしたらしい。それでも動かないので、ついに、基本から作り直した。それがVue11であるとか・・・。
 というのも来月筑波大学のOB達の作品展をやるから応募せよという通知が来て、そのための作品つくりなんだけど、こちらもバタバタしてきた。
 そういや、 Mac製の27インチモニターが来ない。なんでも品薄らしい。まあタブレットがあるから、不自由はしないんですけど、どうもMacProが結構売れているらしい。
 なんかバタバタと・・・している週末です。春らしく日がな一日寝ていたい。

大阪市・中崎町
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO250,露出補正-0.3,f8,1/60
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PEN LIFE922. ゲッとする話

2014年04月24日 | field work
 古民家の入り口で見つけたおどろおどろしい風景だ。これで中に入る勇気はなかなか出ないぞ、と思いながらこうした風景が存在することがこの街の個性。
 キネマトロンとは何ぞやと思いながらWEBで調べると、どうも無料のシネマコンプレックスのようだ。作品も若い人達が制作した作品を上映するのだろうと推測。実は結構自主映画をつくる人達は多いのだが、そのために場所を提供しようというわけだ。だがなにやら近寄りがたい空気がある。そしてここのWEBによれば「観客のアンケート投票によって自動的にロングランができる民意反映シアター」だそうだ。ゲッゲッーだな。
 私は、入り口だけで結構ですと、足早に遠ざかった。それでは、アングラ文化はみれないなぁーと思いながら。こういうところが実に大阪的なのだろう。上映スケジュールをみたら、あまりやっていないではないか。
 話題は変わるのだが、大阪南港から九州・沖縄へフェリーが出ている。九州ぐらいだとまあ快適な船旅だと思うが、沖縄行きのフェリーだけは、レストランがなくすべて自販機だそうな。つまり沖縄到着までの丸三日間自販機で食べ続けるというなんともゲッとする話である。
 どちらもゲッとする大阪がらみの話である。

大阪市・中崎町
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO1600,露出補正-0.3,f8,1/80
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PEN LIFE921. 閑話三題

2014年04月23日 | field work
 昨日は、職員の懇親会でブログは休んだ。むしろ毎日書いている方があきれると自分でも思うが。 
 さて今日の画像は、この街にレトロはよく似合うと思わせる。いや街全体がレトロといってもよい。それがビジターが訪れる理由の一つかも知れない。かっては西側の茶屋町が、今の中崎町のようなマイナーでアウトローな空気を醸し出してきたのだが、再開発で街を追われて、この街に逃げ込んできたと推測。そしてもともとレトロなこの街にうまく同化してしまったというべきか。
 さてアーバン室もLANの基幹配線の整理が終わり、次は多分12~3台はあるPCとプリンターとの設定だな。LANに接続していないPCもある。そりゃ機材が届いてからだな。研究室のプリンターも設定しなきゃ等々と雑用に追われていると、肉体労働のためかお腹が空く。そんな雑用で終日終わる。
 行き帰りの車中で、「にほんの建築家伊東豊雄・観察記、ちくま文庫」を読んでいる。第三者である記者の目から観察した建築家の姿を通じて、日本の諸相が語られるところが面白い。今日の講義の冒頭の話題でも、モダニスト達の憂鬱といった話をしていた。
 次第に文章が短くなり、話題も気力も尽きたか。今日は閑話三題といったところか。

大阪市・中崎町
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO500,露出補正-0.3,f8,1/80
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PEN LIFE920. 魑魅魍魎

2014年04月21日 | field work
 中崎町の路地は、民家の前の細い空間を抜け、右に左に折れ曲がり、行き止まりかと思うとさらに細い路地が続く。そんな民家の間を抜ける路地を曲がると突然珈琲屋が出現する。まさに隠れ家のような珈琲屋だ。
 店の奥にはカップルが一組だけ。こういうところで、人目を避ける話なんかをするのには、格好の場所だ。あるいは逃亡者が密かにに連絡をとるのには好都合かもしれない。そんな風に考えるとどこか映画的でもある。
 さらに路地を歩くとようやく通りに出る。今思い出してもどの路地を入れば、この珈琲屋にたどりつくのかわからない。町全体が方向感覚を失わせられるラビリンスなのだ。それは魑魅魍魎とした世界だともいえる。
 さて日付も変わり火曜日なのだが、今日いや昨日も多忙な1日であった。魑魅魍魎としているアーバン室のLAN配線と電源ケーブルの修正をえいやってな具合で治した。そんなことをしていたら、「アーバン室は整理した方がいいですよ」、という傍観者的発言をする脳天気な輩がいたが、要は誰が治すんだい、そこが一番の問題だろうが。全くもの事のわからない腹に建つ輩だ。この世界まさに魑魅魍魎としている。
 そんな他者的仕事ばかりで1日終わった。自分の仕事はまったく片づかない1日だったな。明日も会議と付き合いで終わりそうだ。つまり魑魅魍魎・・・。

大阪市・中崎町
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO800,露出補正-0.3,f8,1/80
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PEN LIFE919. 隠れ家の街

2014年04月20日 | field work
 デジタル機材を一つだけ担いで手ぶらで一寸大阪へ散歩に出かけた。阪急梅田から繁華街を通り越し、JRのガードをくぐって中崎町へ。
 ここは戦災で焼け残った街だから、少しばかり古い民家がある。それにかなり迷路状の路地があり、入り込んだらもう足の向かうままにまかせるほかない。路地を歩いていると突然カフェーが出現したりして、梅田から10分とはかからない至近距離にありながら、そんなことを忘れてしまうような隠れ家の街だ。そして若いビジターが結構多い。東京でいえば裏原宿あたりだろうか。
 なんで、私はこんな街を発見したかというと、画材屋で見つけた「歩いて・見て・描いて・新関西の写生地」という風景画愛好家の本からである。
 実際に歩くと、中崎町はスケッチというよりは、若い人達の散策スポットのようだ。路地裏やガード下のショップや、 古い民家を改装した若い経営者達がやっているお店が結構あり、結構マイナーな街のようだ。この街を通り越すと、おいでませ、のバナーにつられて商店街のアーケードがある。やがて日本最長3km近く続く天神橋筋商店街に行き当たる。それは大阪の内懐に入り込んでゆくような感覚である。ここに入り込むとたっぷり大阪だ。今度訪れる楽しみにしよう。
 雨も降ってきたし、傘を差しながら片手で撮影できるデジカメ1台だけで調度よかった。迷路をさまよいながら、少し場違いな旅人の一人旅であった。知らない街というのは、結構面白い。

大阪市・中崎町
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f8,1/160
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PEN LIFE918. プレセパ

2014年04月19日 | Kyoto city
 京都駅のホームで、駅のアナウンスが「プレセパ・プレセパ」と叫んでいる。あれなんだろう。駅員同士の業務用語だと思っていたら違うのだ。Please sent up・・・!?、という英語らしいことに最近気がついた。全部聞こえなかったのいで意味がよくわからないが、始めてください、では変だし、余計にあれなんだろうか。
 つまり「白線の内側にさがりなさい」ならば、”Please stand behind   the white line.”とか、”Please step back and keep behind the line.”ということになるが、どうもこういう意味をアナウンスしているのだろう。つまり”Please step back”と言おうとしているのだろう。それを米国人的発音にすると「プレセパ」になるのだろうか、しかしちゃんと母音が聞こえないと米国人にもわからないと思うけどなぁというのは老婆心か。
 さて実家の幼なじみからお誘いがあるのだが、なかなか出かける時間がない。そろそろあの辺りの開発事業がが動き出しているようだという風の便り。四国へ視察という案も未定だ。来月は、さらに忙しい時間になるのだろうか。

京都市・黒谷
OLYMPUS PEN E-P5 LETCA DG MACRO ELMARI T 45mmF2.8
ISO200,露出補正-0.3,f6.3,1/500
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PEN LIFE917. 格子戸から漏れた灯り

2014年04月17日 | Kyoto city
 格子戸から漏れた灯りが路地の石畳を照らしている風景は、如何にも京都らしいと誰もがおもうだろう。
 うちの格子からの灯りが路地にこんな明暗をつくることはない。よくみたら、うちの路地には街灯があるので、明るすぎてこんな風には見えないわけだ。街灯をなくせば、うちの格子戸から漏れた灯りが路地にこんな風景をつくるのだろうと思った。街灯の数を減らせばいいわけだ。
 京都の路地に街灯はいらないと思う。その方が京都の風情を感じると書きたいところだが、そんな風情ある建築も少なくなってきた。
 さて、明日の大学は、夜の授業か。昼から行くかなと思いながら、朝早く出かけてパソコンとのトラブルと格闘しているんだろうと先が読めてしまう。いまだに解決しないソフトウェア。こういうときはおいおいとやるしかない。
 今日は、プリンターを注文した。今年は研究費を早めに消化しようという魂胆だ。科研費が後から来るので強気の消費戦略だ。おかげで次第にPC環境が更新されてゆく。早く来ないかなCanonPro1が。その次はMacのモニターの調達だな。PC環境を更新してから、デザインに没頭していたいというのが、今の私の夢なのだが・・・。

京都市
OLYMPUS E-P5 M.ZUIKO DG24mm/F2.0
ISO3200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f2,1/60
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PEN LIFE916. 豆腐

2014年04月16日 | Kyoto city
 さて今日は、始めてコートが重荷になるぐらい暖かかった。それでも夜になると少し寒さを感じる。もうコートではなく、マフラーだな。京都も遅ればせながら暖かくなりつつある。画像は、櫛筍通の豆腐屋である。
 京都の旧市街地は、三方を山に囲まれているから、山に蓄えられた水が地下水となり、やがて街にしみだしてゆく。そんな地下水を利用したお豆腐屋は大変多い。実際京料理に豆腐はよく使われ、湯葉も京都の名産である。水があっての京料理であり無形世界遺産でもある。
 豆腐、特に高野豆腐は肉と同じぐらいのカロリーの高いタンパク源である。しかも油分がないので健康食品と言ってよい。高野豆腐を食べていれば、肉を食べる必要がないので毎日でも食べたいぐらいだが、なかなかお目にかからない。街のスーパーに行けば、乾燥した高野豆腐はいくらでも売っているのだが。
 暖かくなれば、冷や奴に麦酒か。これから夏にかけての味覚だ。そろそろ冬から少しだけ開放された気分にひたりたいが、仕事の忙しさは続く。
 どうも今年は夜の授業が多くなってきたようだ。課題を担当する先生がふえ、それだけ学生の選択の幅が広がっているのだが、おかげで実習室がいつも満杯なので夜に回されたわけだ。

京都市・櫛筍通
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG 9-18mm/F4.0-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f9.1,1/320
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PEN LIFE915. 平安京の跡

2014年04月15日 | Kyoto city
 今日の画像は、2月11日の徘徊の頃である。北から浄福寺通を下ると、平安京時代の大内裏の跡にぶつかる。道には緩い傾斜がついている。この辺りも都会の空気を忘れさせてくれる。これこそが京都らしいといえば、そんな空気だろうかと思われるところである・・・・・・とここまでは、昨日書いた。
 今日は大学院の講義が21時半に終わったので、飯を食べてかえったらもう23時半だよ。明日は朝から講義だ。疲れる今週のピークという感じだ。新学期の始まりは一巡するまで、いつもこの慌ただしさだ。あら日付が変わってしまった。もう寝よ、はい終わり!。

京都市
OLYMPUS E-P5 M.ZUIKO DG 9-18mm/F4.0-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f7.1,1/200
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PEN LIFE914. 無題

2014年04月14日 | Kyoto city
 今年の冬の京都徘徊は、自宅の西側から京都駅にかけてのエリアを回ったのだが、日付をみると2月13日からだった。一番寒い冬が終わりつつ、節分が過ぎ、大学では講義も終わり、修論や卒業制作などの審査も終わり、やたら会議の多い合間をぬって、天使突抜道を始めとして出歩いていたようだ。それでも陽射しは明るかったが、相変わらず寒い日が続いていた頃だ。
 このエリアは、駅に近い割には、落ち着いた京都の空気を感じさせてくれた。通勤途上とはいえ、私にとっては、小さな旅だと言ってよい。小さな旅のあと10時半頃大学に着き雑用をかたづけると昼。昼食後にソファで1時間昼寝をすると少し疲れた足もジーンと回復し、とても気持ちよかったのを覚えている。それは寒い日の充実したすごし方だったなと思う。
 さて今日もソフトのインストールで四苦八苦の1日だった。このLandscapeソフトVueがこれまた難儀なのだ。登録がすまないと前に進まない。最悪なのは登録しないとマニュアルもみられないようだ。それじゃなんだかわからんじゃないか。とにかく長い間使用していたソフトだから、既に登録済みときた。それならば動けよといいたいが全く動かないから困りものだ。あげの果てにMacまで止まってしまった。なにこの馬鹿ソフト!!。
 私はソフトをインストールするためにいるのではなく、これを使って早く仕事をしたいのですよ。そんな七転八倒で陽も暮れた。まあAir MacやMacBookがiPhoneと繋がったのが、唯一の成果だ。いやそんなもん成果と呼べるか。昨日の原稿を書き足して今日も終わる。

京都市・天使突抜道 2月13日
OLYMPUS E-M5,M.ZUIKO DG9-18mm/F4.0-5.6
ISO200,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f8,1/500.
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PEN LIFE913. 標準レンズ

2014年04月13日 | Kyoto city

 なにげに撮影した夜の京都は結構絵画的世界だ。しかし、この時期でも京都の夜は結構寒かった。今でも朝晩は冷えるので、コートは必需品だ。コートを着ていたら、京都人といってもいいのか。
 この画像は、3月18日とクレジットにあるので、ようやく冬さを脱しつつある頃。標準レンズの画角も微妙な面白さがあり、ならば夜の街をこのレンズと一緒に徘徊しようかと、いつもそんな気分にさせてくれる。標準レンズは、画面に入りきらないぐらいに収めた方が絵になる。といって民家の調査では、なかなか使い勝手の悪い面倒な画角でもある。
 このレンズ1本だけもって散歩に出かけると、意外に撮影をしない。つまりあらかじめ見極めてから撮影するわけだ。だから今日は10枚ぐらい撮影したといった具合に、デジタルにしては撮影枚数が随分少ないかったりする。どちらかといえば、フィルム時代の撮影方法だ。私にとっては、夜の京都で活躍するレンズなのだろう。
 今日は終日曇天だった。研究室も、遊べるグッズが増えたので退屈はしない。いや、退屈なのではなく、ソフトウェアの登録で四苦八苦なのである。メーカーからの回答待ちの日々が続く。明日はAir Macを接続しよう。

京都市・新町通
OLYMPUS E-M1,LEICA  SUMMILUX25mm/F1.4
ISO5000,露出補正-0.3,f1.4,1/60

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PEN LIFE912. LIFE

2014年04月12日 | field work
 私の研究室の設備更新は、何年ぶりだろうか。前回は、デュアル・コアのパワーマックG5と30インチモニターが登場した頃で、2005年になる。あれから9年が経過し。その間にG5は、研究室で余っていたインテルマックG5に入れ替えて今に至る。
 パソコンは、一つの機材を長くつかうことができない。プログラムや技術革新が早く、使えない周辺機器が発生する。それがフィルムスキャナー・ニコンクールスキャンED9000だ。なにしろ30万もしたのだよ。値段の割にはフィルムを押さえ込むカートリッジが、ちゃちで鳴かされた。35mmや中判の手元の大量のフィルム画像をデジタル化できるようにと調達しておいた機材だが、手元の写真をデジタル化するよりも早く、撮影自体がデジタルになりあまり使わなかった機材である。
 もちろん今は製造中止となり、フラッドヘッドスキャナーにとって変わり、それも複合機の中に組み込まれて、単独のスキャナーは無くなりつつある。総じて画像の管理は楽になり、コストもかからなくなったが、過去の遺産は使えなくなりつつある。
 最近LIFEという映画があった。もちろんあのアメリカの著名な写真雑誌LIFE最後の物語だ。実際には、膨大なLIFEのフィルム画像遺産1000万点が、Googleのアーカイブで公開され、プリント画像でも販売される。であれば、いずれ街の風景の傑作を一つ部屋に置こうかという気分にもなる。デジタル化とともに過去の膨大な遺産を残してゆくところが評価されるだろう。
 さて時間があったら研究室に置いてあるLIFE写真全集を見ながら、全判で注文すべき写真でも物色するとしよう。それに研究室の機器も更新したし、古いテイストと新しいテイストとがまざりあって面白い。いろいろと休日出勤の楽しみが増えたというべきか。あちゃ、まだ肝心のランドスケープソフトがトラブル続きでインストールできていないし、それに論文も片づいていない。まだまだ本格稼働ではないやれやれの日々が続く。

徳島県・脇町
OLYMPUS E-M1,LEICA MACRO ELEMARIT45mm/F2.8
ISO200,露出補正-0.3,f4,1/200
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