12月になるとべーヤンから忘年会のお誘い。先月合ったばかりなんだけど。
ベーヤン「だって歳が押し迫ると義理忘年会がたくさんあるから、今が本ちゃん」
そして札幌から建築家の榊原さんも駆けつけたきた。はせ参じる人間がいるのは、愉しい。
ベーヤン「そんなに日本で仕事をしていて、フィリビンの上さんは寂しがらないの?」
榊原「そりゃ毎日『寂しいよーーーー!!!』とダミ声のスマホ電話が容赦なくくる。だからこの間、ここで宴会した後フィリピンに一寸だけ戻った。そしたらクリスマスまで帰さない!、としがみつく!。おいおい仕事が出来なくなるだろうといっても彼女たちは関係ないのよ」
「よく逃げ帰ったじゃん」
榊原「もう12月24日のクリスマスには戻るeチケットを強引に取らされて、やっと日本に戻ってきた」
ベーヤン「じゃあ、またすぐ戻るんだ」
榊原「そうなんだよ。日本に戻ると毎日『寂しいよ!!』とダミ声。うるさいから早く戻るから裸婦の画像でもくれ!、って先日おねだりをした。そしたら即飛んで帰るぜーと返信したんだ」
ベーヤン「それで裸婦を送ってきた・・ん!?」
榊原「フィリピンの女性は淫らに裸を見せることはしませんだってさ。たしかに私も上さんの裸体をみた記憶が少ない。それでもコスチューム画像を送ってきた。なんだよ!、いつもの画像じゃないかぁーー」
「男を誘惑するという発想がない」
榊原「そうなんだよ。それでセックスアピールをしないかわりにベイビー!!、とはしゃいで一晩に3回撃て!!!、ちゅうわけよ。おれもう73ダヨ!!!。彼女たちは、そんなの関係ないってわけよーーー」
ペーヤン「婦人体温計で排卵日を調べて打率を高くしたら・・・」
榊原「それは面倒なので関心無し」
「アチャー、セックスアピールも科学も無視して3発撃てですか・・・」
榊原「そうなのよ。でっ僕も考えた。コスチューム画像を裸婦デッサンにしてセックスアピールを促そうと・・・」
「榊原さんは美大の建築学科出身だから、デッサンが出来ちゃう」
榊原「はい、大学入試で実技試験をさせられましたからね。でっ、それが今役に立ってこれ!!!!」
ベーヤン「なんかお腹出てないですかぁー」
榊原「これ20代の標準体型ですぅー」
「美人の誉れ高いフィリピーナのボディってこんなもん?」
榊原「30代になると、さらにお腹にタイヤを巻き付けた体型だよ。男も女もお腹が出てくるのが普通ですぅー・・・・」
「食事だろう。暑いからスタミナを付けるため肉食、米、甘い物が大好き、太る要素ばかりじゃん」
榊原「痩せているのは10代までよ」
ベーヤン「画像じゃみんな格好良く見えるんだけどねぇー・・・・」
榊原「彼女たちは写真写りがすごく良いですよ。そこへアプリで肌の色を白くしちゃうでしょう。それでお腹は目立たせない」
べーヤン「ズルーーーイ。」
「写真写りでカバーできちゃう・・・・」
榊原「フィリピーナ達のしたたかな感性かなぁーーー」
(*^▽^*)
そんなフィリピーナの画像が裸婦デッサンにばけて、日本で忘年会の話題づくりになっていることは彼女達も知るまい。
・・・
年末の足音がまだまだ聞こえない冬の始まりの小樽である。
雪は降るがまだ積もらない。