Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1370. 遅い昼食のススメ

2016年11月30日 | Kyoto city
 どうも沖縄の画像ばかりだとサイトが単調だ。それに本の校正で疲れ果てているので、沖縄の原稿を書いているときに沖縄画像をアップさせたい。目下新しいレンズを眺めつつ試し撮りをしながら旅したいと思う夜ふけである。
 そういえばE-M1で撮影した画像をアップさせるのも一ヶ月ぶり。新レンズM.ZUIKO DG 12-100mm/F4.0の写りは大変シャープであり接写が十分に使える。興奮するわけではないが、なかなかよさげな普段使いの頼もしいレンズだ。ボディの色調がいい加減な設定だったのでPhotoshopで色味だけは調整した。
 ところで、人間が集中して仕事が出来る時間は午前中だけだと思う。そこが勝負だといわんばかりに、今日は午前中5時間をぶっとおしで本の校正をしていた。それから遅い昼飯に出かけるというスタイルが仕事の能率がよい。
 通例朝9時に出社して12時にお昼では、集中できるのがたった3時間しかない。お昼を食べたらもう気分は午睡モードだ。とても原稿を書いたり緻密な校正をする時間帯ではない。これはあきらかに非効率といわざるをえない。
 どうも今のお昼の時間設定が、朝の早い農耕時代の産物のように思われてくる。そろそろ昼の時間を2時間程くりさげて、遅い昼食のススメを提案する。そのころ丁度お腹が空くのである。
 そうして遅い昼食後に講義なんかやるのが乙だと思う。講義が終わればどっと疲れて帰宅時間だ。だが日本の実技系大学は午前中講義、午後は実習とするところばかりだ。
 それに私の大学の近所は、午後2時頃に開けている店がない。いつもやむなく支那留亜珈琲店でサンドイッチとウィンナー珈琲ばかりだ。こちらもなんとかしてほしいところだ。そんないくつかの阻害要因があり、毎日遅いお昼というわけにもゆかない。そこが悩ましい限りだ。

OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mmpro
ISO3200,焦点距離100mm,露出補正-0.3,f4,1/200
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EOSな日76. 落穂拾い

2016年11月29日 | Okinawa
 旅の始まりに戻ろうか。といってこの原稿は帰ってからすぐに書いたけど、本の校正で疲れ果てた時には、原稿のストックがあってよかった。
 浦添えグスクの3DCG上での想像復元と研究上の花火をうちあげたまではよかったが、やはり文献だけではわからない。調査に行く他ない。三日間はこの調査に没頭していた。
 そこで手かがりを求めて14世紀頃にあったであろう建築物の基礎の礎石同士の通り芯の寸法を実測することから始めた。もちろん過去の報告書を探せばそんな記載はあるはずだが探しているよりは実測した方が早いし、現場をみないことには何も始まらない。つまり地味な作業だか、これからおおよその建築物の大きさはわかるはずだが、礎石が全部揃っているわけではない。
 「あら、お城が薩摩の軍隊が攻めてきたので燃えている、ほなら焼け跡から礎石のいくつかでももらって、我が家の土台にしよう」
 そんな輩は当然いただろう。さる沖縄のオーソリティからは、戦後まもなくの物のない時代に小学校をつくるときに小学生達を動員させて城壁の一部をはがさせて校舎の一部にした、という話も聞いた。すでに公共施設でそれかよ。
 今ある情報を集めて想像復元してみる、そこから新たな課題も発見できるだろう。そんな歴史の落穂拾いみたいな作業は、まさに地味の一言。
 地味といえば、移動中にノートPCで仕事をしている人達は多いのだけど、その縮こまって一心不乱にPCに向かうというスタイルもえらく地味で、今時余りまねたくないスタイルだ。今回本の原稿の関係もあろうかとわざわざAir Macを持参したが、持ってこなくても用は足りた。私はもう移動中にノートPCを使うことはない。大体重たいぜよ。
 実際私の最近の移動中は、時間の空いたときにスケッチができるように、iPad proとこれようのペンシルと特製イエローブックをいつも持参している。いずれも近似サイズなので結構持ち歩きの相性がよいのだ。最近のクリエイションアイテムというべきか。それに画板にはさんだペーパー類が加わる。どこかドローイングと相性がよいiPad Proである。だがこのペンシルの置き場が悩ましい。磁石でくっつけばよいのだが。

沖縄県・今帰仁城
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 USM
ISO400,焦点距離28mm,露出補正0,f8,1/400
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Nikon Freak76. 校了後のお楽しみ

2016年11月28日 | Photographic Equipment
 機材マニアの言い習わしで「大三元レンズ」といういい方がある。それはF2.8の明るい高性能ズームレンズ3本で14mm~200mm域の焦点距離をカバーしようというものである。
 実際キャノンやニコンでは、高性能且つすこぶる高く重いレンズを揃えている。3本持てばとても持ち出せる重さではない。だから、私は2本にすべきだと主張したし、実際2本にしてほしいとする要望も多々あったようだ。
 年末以降に届くだろうと思っていたレンズが予想外に早く大学に届いていた。手元の機材を処分して準備したかいがあった。これで私のキャノンに次いでオリンパスシステムが完成した。つまり建築専用のM.ZUIKO DG PRO7-14、M.ZUIKO DG PARO12-200mmの2本システムだ。あとはE-M1ボディの後継機種が発売されるのを待つだけだ。全部揃うとボディ2台、レンズ2本のシステムであっても軽く持ち出すのに苦にならない。それにF2.0クラスの単焦点レンズを1本加えておけば申し分ないシステムである。
 そうなると試写したくなる。先週沖縄から戻ったばかりなので旅にでる時間もない。地元京都の紅葉めぐりも月並みだから精々近所の街歩きぐらいか。近所の知られていない寺にも紅葉はある。それでも京都の紅葉だろう。
 おや!、その前に本の最終校正原稿が出版社から届いた。ここは心を落ち着けて静かにやりたいものだ。マニアックなことは校了後のお楽しみだ。

Nikon Df,AF MICRO Nikkor60mm/F2.8
ISO5600,露出補正-1,1/60,F11
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最近のドローイングから136.

2016年11月27日 | drawing
 5日間の日程で沖縄へフィールド調査に出かけていた。そんな旅の終わりから書き始めよう。
 丁度沖縄出張中にこの季節では東京で50年ぶりに雪が降ったとという情報を聞き流し、薄着で走り回っていたら風邪をひき始めたようだった。幸いロシア・ウクライナ出張時に残っていた抗生物質を服用しながらのフィールド調査だった。
 おかげて全日程を消化することができ、ようやく昼の便で関空へ戻ろうとPeachターミナルへ行く連絡バスに乗れたときには椅子にへたりこんでいた。
 うん・・なにやら、運転手さんがスマホ片手にアナウンスしてまわっている。
「出発は4時間半後ですうー」
あら遅れるのか、海外ではよくある話だなと私は聞き流していた。
杖をついたお婆さん連れのオバハンが・・・
「ええっ、そんなの、絶対に困ります、いゃっどうしよう、もうおりますぅー・・」
 バスの運転手さんは親切で教えてくれているのに、「こまりますぅー」は、あなたの都合を尋ねているわけではないのだから相手違いだろうと私は頭の中で笑っていた。身なりは若い子風だったが意識は完全にお婆さんだな。人間はファッションは変えられても頭は鍛えないとあかんですなと我が身の教訓にしていた。
 さて私はpeachでチェックインだけ済ませ、大きなリュックを預かってくれたのは大変幸いだった。身軽になったので那覇空港に戻りいつものカフェテリアのカウンターで飛行機を見ながら、記憶が新しいうちに午前中のインタビューのメモ書きのまとめをしていた。Peachは丁度良いタイミングで時間をくれたな。
 飛行機を見ながらこんな仕事をするときは、広いスペースがあればペーパーの方が正解だ。Air Macも邪魔だから預け入れ荷物に入れ込んでしまった。一心不乱にPCの画面に見入って縮こまって原稿を書くなんてスタイルは、昔は私もしたが今の気分としてはださくて貧乏くさいしやってられんよな。あんなのはリクルーター達にまかせよう。
 紅茶一杯で3時間はいられるほど観光シーズンを外れたので静かな那覇空港だ。こういうとき航空会社の有料会員カードを持っていると空港ラウンジで快適に過ごせるのだが、あいにく私は航空会社の浮気がはげしいので持っていない。やはり航空会社カードをつくっておくべきだったかな。

iPhone
ISO50,焦点距離4.12mm,露出補正0,f2.4,1/60
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PEN LIFE1369. 沖縄出張

2016年11月21日 | Kyoto city
 今日の画像は、オリンパスM.ZUIKO DG 12-100mm/F4.0のレンズが届いていれば、7-14mm/F2.8レンズと一緒にどうだ、2本体制だぞと自慢するつもりでいた。だが僅かに生産工程のロット違いにはいってしまったのだろうか、届くのは12月~1月ですというアナウンスがAmazonから届いた。しゃあない京都の画像でもはっておきますか。
 それにしてもこのレンズは、発売日にしてすでに在庫がないというぐらいだから大変売れているのか。たしかに明るく便利な高解像度レンズだと思うけど。これがあると荷物は大変軽くなったのだが。しゃあないEOS1Dsをかついでゆこう。
 EOSはなかなか手放せない機材だ。やはりフルサイズ画像の威力を見せつけられる。そうなると、いつもフィールド調査で出番が回ってくる。レンズは28-300mmだから、ボディと合わせると3Kg。飛行機は荷物をあずけるので、まあ重たくてもかまへんのだけど。
 さて明日からグスクのフィールド調査で沖縄出張だ。コンベックスもサンスケもクロスペーパーも入れた。あとなんかあったかな。

京都市松原通
OLYMPUS PEN  E-PL1、OLUMPUS LENSE 15mm/F8
ISO3200,露出補正0,f8,1/25
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PEN LIFE1368. お火焚祭の頃

2016年11月20日 | Kyoto city
 たまには身近な京都の街の画像でも。旗日に撮影したんだな。日の丸が写るともろ昭和の画像になってしまう。
 インフルエンザが流行りだした。インフルエンザの原因はビルの全館一括空調か満員の通勤電車あたりが感染経路だと思われる。都市は伝染性のウィルスに大変弱いのである。
 そんな病封じのために市内の各町内ではお火焚祭の頃である。神主さんの祝詞とともに願を書いた護摩木を燃やし、残り火で焼き蜜柑をつくっていただくという簡単な祭だ。最後が食に結びつくというのがいかにも京都。
 11月8日が立冬だったし、木枯らし1号も吹いたので、もう冬の序章だ。二十四節気では、今頃が小雪の頃で、大雪、冬至、小寒、大寒と続き、2月の節分の頃が立春で冬が終わる。
 昨日は日本酒二合飲んだら、もう寝てしまった。最近酒に酔う前に体力がなくなってゆく。ならば話術で乗り切るか。吉本に通いネタのストックに励もうか。そんなことを考えるのも冬。
 といってまだ冬気分ではないので、今週は冬のない沖縄へ出張する。

京都市松原通
OLYMPUS PEN  E-PL1、OLUMPUS LENSE 15mm/F8
SO3200,露出補正0,f8,1/25
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Nikon Freak75. ログ

2016年11月19日 | diving
 ダイビングが終わるとクラブに戻ってログをつける。ダイブの開始時刻や終了時刻やダイビング時間、タンクの最初と最後の残圧、水温、装備などなどである。そのログをつける時間は、ある種やったぜという充実の時間でもある。那覇の街の風景をみながらの一服は当然うまい。
 当然体はたっぷり疲労しているはずだが、私は酸素濃度の高いエンリッチ・ド・エアを使用しているので、麻薬のように疲れがない。つまり疲れの原因である窒素をはやく体外にだしてしまうからだ。ちなみに大気中の酸素濃度は22%、エンリッチは32% である。人間にとって酸素がこれほど効果的だったとは、ダイビングで始めて知ったことである。
 だから酸素バーというのが一頃街にあったが、あれは疲労回復に絶対よくきくんだな。疲れたら濃度の高い酸素を吸って体内の窒素を早く外にだすことが疲労回復に役立つと思われるが・・・。
 こういう話は以前にも同じ事を書いた記憶がある。10年分の原稿を集めると軽く本でもできるぐらいのテキスト量だから重複の確率は高い。だがまあええか。どうせアクセスする人が違う場合もあるからと、こちらは気楽に考えている。気楽に考えなきゃ10年も続かない。
 
沖縄県・那覇市
Nikon Coolpix AW130
ISO360,焦点距離4.3mm(24mm相当),露出補正0,f2.8,1/30
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Nikon Freak74. モチベーションの波

2016年11月18日 | diving
 よく考えると、この二週間は仕事に引きずられ効率の悪さばかりが目立った。まともに仕事をしたと言えるのは、本の校正の2日間だけ。そのほかはどうも中途半端な仕事にかき回されてふんぎりがつかなくて、こちらも意志薄弱だった。思い切って信州あたりへ車で出かけて気分転換した方が精神的に前向きになったと思われる。つまり2週間低迷していた。
 つまり意識が低迷しているときって集中力に欠け、能率が悪くなる。そこで次の目標ができると、頑張ってこちらの仕事をかたづけようという意識になる。当然集中力もあるから能率がよいことになる。この仕事は1日で、こちらは2日でかたづけるといった具合にである。そして全部片づいたら沖縄へ行くといった具合に背後に大きな目標があった方がよい。
 どうも忙しい時ほど仕事の効率はよいようだ。中途半端に仕事をするぐらいならば、いっそなにもしないでフィールドへ出た方がよいという教訓である。
 そういうことに気がつくのに2週間かかったという、我ながらのアホさ加減に嫌気がさす。別に目標管理とか時間管理といった事務が好きそうな話ではなく、仕事のモチベーションの波の作り方といっておこうか。
 そういうときって車を運転すると当然のことながら集中力が高まるんだよな。

沖縄県・万座
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離9.2mm(51mm相当),露出補正0,f4.3,1/160
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Nikon Freak73. 足が風邪をひく

2016年11月17日 | diving
 風邪の初期症状のように足がだるい。足が風邪をひく、ということがあるのだろうか。つまり足下から冷え込んでいるためかもしれない。明日は、暖かい靴下にしよう。それだけで幸せだった記憶がある。案外つまらぬところで右往左往しているのが人間の生活なのだろう。
 そんな合間に、次の本の企画を試みていたら案外できるんではという見通しがたった。肝心なところは原稿があるし章立てをつくってみたら、これはいけるんではないか。来年の仕事だな。足が風邪をひいている割には意識は前向きだったか。
 今日は今の本のデータ校正が終わり、出力稿を出版社へ郵送したところだ。そんなわけで、早く帰ることにした。といっても家に着く頃には、たっぷり夜の気配だ。陰鬱な日本海の雲がさらに気分を萎えさせてくれる。さっさと風呂に入り暖かい靴下をはいてウィスキーをチビチビやると足の風邪もよくなったようだ。大体どこでも大学の研究室というのは空調があっても常に足下が冷えるというのが相場なんです。建築があかんのよ。
 それ以上に書く話題もない平凡な一日だった。冬はやだぜ。はよ沖縄へ行こう。

沖縄県・万座
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離4.3mm(24mm相当),露出補正0,f2.8,1/320
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Nikon Freak72. 本の校正

2016年11月16日 | diving
 さてEOSの散歩も画像がつきたことにして、やはり気分は沖縄に向かう。本土の本格的な寒さはまだだけど、もう根を上げており、やはり暖かい沖縄の方が断然よい。意識の中に暖かい気配があると、それだけで元気になりそうだ。
 12月も下旬になり、本土の気候が西高東低の冬型気圧配置になると、その余波で那覇から慶良間に向かう航路が本土からの余波で波が荒くなり船は揺れに揺れて波の上をジャンプしてゆく。それでも、この冬には慶良間で鯨を見ようかなと目論んでいる。
 さて今日は、本の校正だった。5時間ぶっとうしで昼も食べずに取りかかっていた。おかげで本文は完了。表記の訂正が多々あり、論文では漢字でも本になるとそうはゆかない。そこで漢字を仮名書き「先ず」を「まず」に、仮名書きを漢字「もとづく」を「基づく」にと、さらにはカナの使い方も統一されヴァーチャルではなく、バーチャルといった具合に、結構な量の修正箇所があった。おかげで随分勉強になった。これから心がけたい本づくりの作法である。
 その足で早々に夜のクロッキー教室へずらかった。いつも週末には、この勢いで喫茶店にしけ込みデッサンをしようと思うのだが、それは果たせずに一週間経ち無念の月日が流れる。
 本の校正もすごい仕事だと思い知らされた1日であった。さてこの調子で進んでくれれば、年末あけには書店に私の本が並ぶだろう。

沖縄県・万座
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離8.5mm(47mm相当),露出補正0,f8.6,1/360
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EOSな日75. 幸せ感覚2題

2016年11月15日 | Kyoto city
 後で気がついたのだけどカップル達の表情が正面から撮るとなかなかよいではないか。そんな表情の人間は、うちの大学にも沢山いる。なんか見比べているともちろん地域差はあるけど、 あの顔は私の回りにもいたといった具合に 結局どこかで根がつながっていてるようにみえる。どこか幸せ感覚を感じさせる。
 朝は晴天で、信州へドライブしようかと思ったが仕事がある。そのうち曇り空になり木枯らし2号が吹いてきた。明日は寒そうだぜ。
 さて出版社から届いた校正原稿にしたがいデータ原稿を直す作業を延々としていた。出版社の編集者は実に細かいとこまで気がついてくれる。原稿の修正はおもに表記に関するものだが、ひらがな表記と漢字表記とでルールがある。例えば、「出来ない」を「できない」といった具合にである。こうしたことはパソコンで原稿を書いていると気がつかない。なにしろ悪文の変換を覚えているからだが、したがって編集者の目が必要なのである。本というのは人間の眼が加わらなければできない世界だと思われる。電子本なんてそのあたりはいい加減なものもあるから、あんなのは本ではないですね。まあ適切な表記をみにつけるよう努力しましょう。このブログなんか表記の違う文章が多いですから。
 校正に没頭するあまり、気がつかず会議もすっとばしてしまった。それで凝った体をもみほぐしに、夕方マッサージにでかけた。その時の時間とか街の風景がとても幸せ感を感じる。何故だろう、体が軽くなったためかな。
 今日は、幸せ感覚2題というところか。相変わらずウィスキーをなめながら書いている。いや3題か・・・。

京都市・河端通り
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 USM
ISO1600,焦点距離150mm,露出補正-1/3,f5.6,1/125
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EOSな日74. 切ったはったの時間

2016年11月14日 | Kyoto city
 昨日は、午後遅くからEOSを持って暮れなずむ街の昔の散歩コースへ出かけた。だが予定調和的な画像ばかりだし曇っていたので光がない。やはり朝の午前9時前までのほうが京都は綺麗だ。今度は早朝の散歩を心がけたい。
 何しろ夕方の散歩は人の列ばかりであり、以前買い食いしていた丹波屋の焼き餅も人の列で食べられへん。だが 新装なってから始めて出かけた京都ビブレ地下の丸善は結構本が充実しているのを発見。そうだ某友人ジュニアのクリスマスプレゼントに英語の絵本を物色していたら結構あるではないですか。クリスマス用の包装が始まったら買いに来よう。さて錦市場を抜けて一風堂で博多ラーメンと思いきや、ここも長蛇の列、これじゃ無理だな。
 今日は、少し寒さがない朝だった。大学の講義を片付け午後は浦添グスクをすこしいじりお終い。本の校正原稿が上がってきたのでしばらくはこちらに集中だろう。だから浦添グスクはしばらくお預け。
 そんなこんなをしていると夕方から卒業制作で学部生達がやってきた。ひとしきり指導した後、一緒に入りたてのMac proの調整をする。今はadobeが850円/月の時代だ。立ち上げたら早速インストールしている学生がいる。手慣れたもんだな。こんなの注文しなくてよかったぜ。中にはやはり案の定たちあがないMacがある。もうパスワードなんか入れないでといってあるのにさては設定したな。
 そんな切ったはったの時間を過ぎると夜。帰るほかないな。そんな風にあっというまに1日が過ぎてゆく。

京都市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 USM
ISO1600,焦点距離150mm,露出補正-1/3,f5.6,1/800
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EOSな日73. ヤッカイナ人達

2016年11月13日 | Kyoto city
 朝、茨木市まで大学の仕事で出かける。通りすがりの仏光寺の朝の光が綺麗だった。こういうときは京都の街の徘徊でもすればよい光景に出会いそうだが、出不精を決め込んでいる。だから通りすがりの風景でもアップさせよう。この街は朝が絵になる。さもなくば魔都の妖怪達が出現する夕方か。
 さてiPhoneのなんかのアプリのバージョンアップかと思って成り行き任せにしておいたら、OS自体がアップしていた。げっ!!、初期設定からやり直しである。しかもここは出先の茨木市。パスワードや電話帳はiPhoneの中だ。Mac
があれば読めるが持ってきていない。さあ困った、待ち合わせの連絡がとれない。なんとか記憶をたどりつつ、3回目にようやくパスワードを打ち込み起動でき電話だけ通話が可能になったが、その他の暗証番号が不明だ。もう設定は家に帰ってからだ。だからPCと接続しているときにしかiPhoneOSは、バージョンアップ出来ないようになっていたはずだが、今は全然違うのであることに始めて気がついた。
 なるほどMacを使わないユーザーがいるからな。もうMac以外の輩が登場してくると、Mac&iPhoneの世界はややこしくなる。別にあちらのPCの人達は、サムスンだかかの火を噴くユニークなアンドロイドとかガラケーとかなんでもあるでしょうがぁー。なんでiPhoneに来るかなぁー。もう、あっち行けよ・・・。
 実際iPhoneがMacとの関係性が薄れだした頃からiPhoneは使いにくくなった。Mac前提からMac不用のiPhoneに変わったからだろう。といって万人向けの汎用性は必要だとは思うが、まったくもってあちらのPC世界のヤッカイな人達に付き合うと面倒だよなぁー。だってiPhoneの使い勝手がバージョンアップのたびごとに悪くなってゆくから。

京都市
EOS1DsMarkⅢ.EF16-35mm/F2.8 USM
ISO400,焦点距離35mm,露出補正-1/3,f8,1/640
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Nikon Freak71. 安息日

2016年11月12日 | diving
 さて眠さが残る土曜日である。来週からは本の校正が上がってくるのでデータの手直し作業がある。
 そういえばこの頃の京都もそろそろお火焚祭が近づいてきた。要は神主さんに祝詞をあげてもらい、その後護摩木をもやした火で焼き蜜柑をつくってみんなでいただくだけの祭である。ただそれだけの祭でも町内の人達はちゃんと覚えている。それから紅葉の季節を迎えるが、それは秋というより私的には冬の風景に近い。とてもはしゃぐ気分ではない。冬は1日中寝ていたいぐらいに寒いからだ。
 画像も水中よりは、もう少し暖かいものにしたいが、いかんせんそんなのは撮影していない。といって暖かい画像とはなんぞや。食、つまりお鍋でも撮しておけばよいか。だが湯気の立つお鍋を撮しても暖かいという風に私の頭が回るかというと、そうではない。それは可愛い豚の看板があったからといって、じゃ可愛いから食べてみよう、という具合に我々の頭は働かんのよ、というのと同じだ。
 あまり書くような話題もなく、静かに土曜日は過ぎてゆく。安息日なのだろう。今日はプログにアップさせる画像を京都か水中かと迷ったが、やはりこちらだろう。 

沖縄県・慶良間諸島
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離10.1mm(56mm相当),露出補正0,f8.8,1/100
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Nikon Freak70. 一見の客

2016年11月11日 | diving
 撮影機材の仕様にファインダー倍率がある。これは50mmのレンズを付けたときのファインダーの見え方を計る指標だが、撮影素子のフォーマットが違うと略算式を用いる。
 正確に言えば対角線基準ファィンダー倍率を算出する必要がある。対角線基準ファィンダー倍率=撮影素子の対角線長(三角関数で出せますね)×ファインダー倍率/算出時のレンズの焦点距離、になる。そうなるとEOS1Ds Mark3は0.658となりニコンD3やフィルム時代のニコンF4と同等の見え方であることがわかる。
 何が言いたいかというとEOS1Ds Mark3は、キャノンにしては大変優れたファィンダーだということ。それが今もって私がこの機材をフィールド調査用に使用している理由である。
 さて話題は変わり、夕飯は神馬でお酒だった。京都では80年以上続いている昔から有名な居酒屋だ。今では多数のWEBにも掲載されている。だからなかなか予約が取れない。思うにWEBにお店が載るようになると、お客が多く私的には通いづらくなる。
 飲み屋というのは、ブラッといっていつもどこか席がある。それが飲み屋だろう。予約までしてゆくなんてナンセンスだと思っている。だからいつもゆくお店なんか絶対にこのブログには書かない。とせうしてもゆきたければ、京都人に連れて行ってもらえ。
 どうせWEBで来るような客は一見の客なんだから、そんなにぎょうさん常連のお店に来て欲しくないですね。京都には、いくらでもお店があるでしよう。WEBに沢山載っているじゃないですか。それでいいじゃん。
 ファインダーと一見の客、どこかでつじつまが合いそうなテーマだ。

沖縄県・慶良間諸島
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離9.2mm(51mm相当),露出補正0,f4.3,1/320
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