Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE696. モデルさん

2013年07月31日 | Nagoya city
 今日は、夕方から京都のアトリエでクロッキー教室。一週間に一度人間らしい仕事だ。
 アトリエに向かって歩いていると、私の横を追い越して行く携帯をもったお姉さん。あら短いパンツの後ろからお尻のお肉がはみ出しているという光景を笑いながら眺めていた。
 おや、私の目指すアトリエの玄関を入ったではないですか。なんだ今日のモデルさんか。
 裸婦になってモデル台に立ったら、少し骨太だけど、あら、大変綺麗ではないですか。やはり女性は裸婦の方が断然美しいですね。きしくも着衣と裸婦のモデルさんを観察できたのは、幸いだった。
 それにしても不思議なことに、今風のファッションというのは、なぜか女性が美しく見えないのだよね。そんなことを考えながら、クロッキーに励んでいました。
 そろそろまたまた久しぶりに溜まったクロッキーでもアップしようかな。写真撮るのが面倒なんだけど。

名古屋市・白壁
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUIKO DG 17mmF1.8,
ISO200,露出補正-0.3.f5.5,1/500.
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PEN LIFE694. 見識ある設え方

2013年07月29日 | Shinkansen commuting
 昨日から京都も名古屋もまとまった雨。これ位の気温ならばなんとかすごしやすい。大いに一息つく。
 さて古い集落には、時々素晴らしいランドスケープだと思わせる風景がある。まっすぐ伸びたヒューマンスケールの道、アイストップとなるシンボル的な樹木、その下はコミュニティの中心だろうか。そして背後の左右対称の山、それはまっすぐ伸びた道のあて山のようでもある。そして民家は暑い気候を避けるために、屋敷林以上の位置には窓がない。こういう素晴らしい風景には、現代の無作法な新興住宅地ではまずお目にかからない。
 昔の人の建物の見識ある設え方の一つといってよいのかもしれない。日本の古い集落は、そんな地域の風土との了解の中で形成されてきたのである。だから何百年も続き、今に至っているわけである。そして何よりも美しい。

新幹線・米原-京都
OLYMPUS OM-D E-PM5,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO2500,焦点距離75mm,露出補正-0.3.f5,1/8000.
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PEN LIFE693. 人間が歩く街路

2013年07月28日 | Shinkansen commuting
 今日の京都は、上空を覆う雲が盆地の上昇気流を閉じ込めたようで地上は陰湿な暑さ、名古屋に逃げ出す。夜帰る頃雨が降り、熱した鉄を水に入れたようにジュッと街が焼き鈍しされたようだ。
 さて画像は、車1台しか通れない狭さだが、アーバンデザイン的には、昔からの集落の中心街路だったという構造がうかがえ、しっかりと生活に定着し、その狭さや少し微妙に曲がりくねって奥の見えないところが、なかなか良い。人間が歩く街路というのは、こんなものでよいのだろう。
 1秒間に75m進む新幹線のなかからは、そんなことは事前にはわからないのだが、連射していると後で面白い路地を発見したりする。それに新幹線は、グランドレベルより高い位置を高架で走るので、平坦な土地に立地する集落をこのようなアングルから見下ろす機会は少ないだろう。
 今週は、夜は早寝、朝早起きして涼しいうちに大学へ出かけ、暑さが緩和された頃家に帰るという避暑スタイルだね。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D E-M5  Carl Zeiss Distagon25mmf2.8
ISO4000,露出補正-0.3.f11,1/4000.
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PEN LIFE692. イメージ化

2013年07月27日 | Nagoya city
 例えば、ブログにアップさせるために、夏を感じさせる写真を撮影に行こうという目的を持って出かけても、そんなものは撮れるものではない。
 大体夏を感じさせる画像って一体なんですか?、と問いかけたくなる。青い空、入道雲、あるいは湿度で霞んだ風景、向日葵、アイスクリーム、祭、お盆・・・。そんな紋切り型の使い古された被写体というのは、むしろ安直な意識で撮らされているだけで、実につまらない画像ばかりだ。そういう目的となる被写体がはっきりしているのは、新聞社のカメラマンにまかせておけばよい。
 研究でも同じことがいえる。某家の民家を記録するといった具合に目的が明確ならば、それにふさわしい装備をしてゆけばよいだけの話である。最も学術団体の学会誌はモノクロで印刷解像度も低いので、まあiPhoneでも間に合いそうに思われるが。
 むしろ普段の生活の中で、何かを感じたり、アクシデントがあったりした時にシャッターを切る、シャッターを切った時間が夏であれば、それこそがあなたが見た夏なのである。つまり写真とは、個人がそれまでに蓄積した知識や意識の総量が、シャッターを押させるのであろう。
 写真学校の実習課題の出し方は、例えば「樹を撮ってこい」といった出題がなされる。そこで学生達は、ひたすら樹を撮ってくる。樹というテーマで撮影してゆくと、樹の周りに古い民家や煙草屋さんが写ったりして様々な発見を後ですることになる。そこに写真の面白さがある。
 そういうときに35mmフィルムサイズの焦点距離35mm相当のレンズ(私の場合はM.ZUIKO17mmF1.8ですが)というのは、余計な要素が入り込んできて大変便利なレンズなのである。
 創世記の金村修さんの都市の混沌とした写真を見ていると、蒲田や中央線沿線といったJRの駅から近いところが多い。それは彼が、キオスクに新聞を配達するアルバイトをしていたからであった。そういう普段の生活の中で、中判の撮影機材(多分プロウベルマキナ67だったかな)をいつも密かに持ち歩いているのである。いみじくも彼は、「生活の中でしか写真は撮れませんからねぇー」、と言っていた言葉に写真のリアリティを感じさせてくれる。
 一般人は、自分でわからないものを撮影しようとは考えない。 撮影者が理解し納得して写真を撮る。ところがそんな写真は実につまらない。
 何かの加減で突然アクシデントがある、そんな時にシャッターを切っていれば、それが写真になる。写真とはそういうものだろう。そんな写真は撮影したことすら忘れている。だから後で発見するのである。そして面白い。
 コンセプトやスケマティックデザインは、最初にイメージありきだが、写真は逆で後から、これを見ている人によってイメージ化されるのであろう。

名古屋市・市営バス
OLYMPUS OM-D E-M5  Carl Zeiss Distagon25mmf2.8
ISO2000,露出補正-0.3.f8,1/4000.
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PEN LIFE691. 夏なのか!

2013年07月26日 | Kyoto city
 今日の名古屋は、午後から雷雨があった。夕方にはあがりクリアな光だった。こういうときに少し飲みに行きたいなと思いながら仕事をしていた。日も暮れる頃ようやく仕事も終わり一息つく。ちなみに京都は全く雨が降らなかったようだ。天気予報を信じて、洗濯物を室内干しにしたけど、残念。
 今日はズミクロンを付けたOM-Dと望遠ズームをつけたE-P5の2台システムで出勤した。短い時間の中でそんなに使いこなせるものではないが。
 OM-Dにライツ・エルマリートを付けると安心して撮影できるから不思議だ。性能はPEN E-P5の方が良いのに。そう思うと年末にはPENと同等仕様のOM-Dがでるかもしれないね。そしたらOM-Dのボディは残して調達だな。これで少し落ち着いたシステムになるだろう。
 マイクロフォーサーズ・マニアにも困ったものだね。でもかってのPEN E-P2が大学のデスクにいつもおいてあるが、今は、これよりもはるかに性能があがっている。例えばISO感度なんか今ではISO4000なんて自由に使っているけど、E-P2だともう画像が荒れて見られるものではない。
 さて明日も通勤の車窓撮影だな。仕事が片付けば、早く帰ってたまには京都の町を自由に歩きたい。でも暑いか・・・。
 天気図をみるとシベリアから低気圧がやってくるが、はたしてこれは夏なのか!、ようわからん。今日は三日前と同じ位置からの画像だなと思いつつ・・・。
 

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D E-M5  LEITZ ELEMARIT28mmf2.8
ISO2000,露出補正-0.3.f8,1/4000.
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PEN LIFE690. バランス

2013年07月25日 | Shinkansen commuting
 水曜日の京都は、朝から久しぶりにまとまった雨。これは涼しくなってよいか。名古屋では昼すぎ迄降っていたが、夕方涼しいかなと思って外に出たら予想外に湿度が高くムッとする暑さだった。これにはがっかり。
 帰りしなに、これまで忙しくて行けなかったクロッキー教室へ、一ヶ月ぶりに出かける。久しぶりに手を動かすと、脳細胞が刺激されるためか、少しだけ充実感を感じる。
 また三年ほど中座していたイエローブックへのドローイングも、そろそろ始めたい。これには新しいMac Proが登場するので、そろそろ3DCGのアイデアを書き溜めようという目論見がある。
 本来ならば、スケッチやクロッキーのドローイング、文章を書くこと、そして3DCGをつくること、これらがバランスされて毎日できれば調度良いのだろうけど、最近はは、そうしたバランスを欠いているようだ。どこか意識がぎこちない。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUKIKO DG17mm/f1.8
ISO1250,露出補正-0.3.f1.8,1/8000.
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PEN LIFE689. 階段

2013年07月24日 | Shinkansen commuting
 帰りしなに新幹線が珍しく30分遅れていた。神奈川県で大雨の影響だそうな。先日は山形、今日は神奈川県か。京都も激しい雷雨が降るだろうか。天気予報では夜半に雷雨の注意報が出ているが。雷雨を期待したい位に、京都は暑いからだ。
 話題は変わるが、眠い頭とまだ十分に動かない身体をかかえて、通勤時の階段のあがりというのが、私は辛かった記憶がある。だが最近そうした通勤体験がない。考えてみれば、京都の自宅を出て大学の研究室へゆくまでに、一階以上の階高を階段で登ることが全くない。つまり全部エスカレータなのである。
 だから唯一の階段のあがりと言えば、帰りに五条駅の改札口から地上への階段だけである。それは結構しんどいものがある。そんなわけで最近階段をあがる機会がなくなってしまった。それだけ足腰が退化しているようでもある。
 これまでの階段のあがりというのは、辛いけど結構な足腰の強化に役立っていたと思われる。
 さて今日も日記か。毎朝5時半には起きている。すくなくとも9時位に大学につけば、あまり暑さを感じなくてすむ。明日も早起き、早出だな。

新幹線・米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUKIKO DG17mm/f1.8
ISO1600,露出補正-0.3.f3.5,1/8000.
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PEN LIFE688. マンネリ化

2013年07月23日 | Shinkansen commuting
 最近このブログがマンネリ化している。テーマを持って書き続けようと言う初志はどこへやら、 つまり毎日の日記みたいである。PEN LIFEというテーマ自体が日記的だというのも一因だろうか。
 Facebookの情報共有というのも、風景、食の景、イベントの景、ペットの景に集約されてしまい、さらには友達が日本人というのでしょうがないのだが、どこか狭い日本のさらなる息苦しさを感じてしまう。むしろ小説の一文だけアップさせたほうが、想像力がわきそうだ。
 そういえば、車窓撮影もあきてきた。今日は車窓撮影もしなかった。第一ムキになって撮影するような被写体じゃないよなと悟る。
 そうなると、水彩絵の具を持って旅に出るのがいいかとか、一気に海外に出た方がよいとか、しばらく没頭できる生き方を探し出すのかもしれない。私などさしあたり久しぶりにクロッキー教室かな。今週は絶対に行こう。
 今日は、お腹がすく位仕事をしてヘトヘトだ。夕方あたり雷雨でも来ないかなと、いつも空を見上げている。やばい、何よりも私の意識がマンネリ化している。

新幹線・京都-新大阪
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUKIKO DG17mm/f1.8
ISO200,露出補正±0.3.2.5,1/8000.Naturalモード
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PEN LIFE687. 新幹線定期の散歩

2013年07月22日 | Shinkansen commuting
 日曜日、一週間ぶりに掃除だ洗濯だの、つまりハウスキーピングをしていると既に昼。さて午後は撮影に出かけたい。だが、京都はすこぶる暑く外を徘徊するどころではない。それに天空から直角に降り注ぐ光はコントラストが強く撮影向きではない。
 さて、そうだ定期券がある。エアコンの効いた新幹線で涼みながら名古屋迄往復して車窓撮影をしよう。高い定期なのだから十分に使おうではないか。早速短パンに下駄履きでこだま号に飛び乗り、車窓撮影。夏の暑さでも写せれば面白いではないか。駅には、暑さで疲れきったビジター達の姿が多い。私はご近所散歩族の軽装だ。
 名古屋駅では、下りのこだま号迄時間があるのでマックでお茶する。外では団扇を配っている。名古屋の町もまた暑い。帰りにまた車窓撮影。いつも帰る時は夜だから、なかなか下りからの車窓撮影ができなかったので今日は調度良い。
 結局500枚撮影して9/10の画像は捨てた。残された画像をみても面白いカットはない。やはり炎天下の直角に降りそそぐ光では、よいカットがない。本日の撮影経費はマック珈琲の100円のみであった。実に安上がりな新幹線定期の散歩であった。
 計算すると3時間あれば、こだま号で1往復できる。であれば1日6往復ぐらいできるのではないか。そんな算盤をはじいていると、日も暮れだした。

名古屋駅
OLYMPUS OM-D E-PM5,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO200,焦点距離75mm,露出補正0.f5,1/200.
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PEN LIFE686. 夏の豚骨拉麺

2013年07月21日 | field work
 昔、夏の暑い時にしばしば仕事で熊本に出張した。当然気を失う位に暑い気候-つまり福岡は日本の気候ではなく中国・広州市にいたときの気候に近い-ここはアジアなんだ。さて仕事が終わり、宴会は馬刺、最後に熱い豚骨拉麺でしめるという具合だ。
 夏の暑い時に、これまた熱くこってりとした豚骨拉麺というのが、いかにも九州らしい。中州の屋台街を歩くと、熱い豚骨拉麺ばかりではないか。そもそも九州の夏で、冷麺というものにお目にかかったことがない。汗ばんだ肌で豚骨拉麺をすすり、ホテルに帰ってエアコンを効かせ風呂に入り熟睡すると、翌日からまた元気になる、このあたりの思想が京都とは違い、いかにもタフな九州だ。
 それに九州の街は、夜遅く迄人が街を歩いている。眠らない街だ。そういうタフな街は、うらやましい位に魅力的である。どこか上海と似ていることを思い出した。

福岡市中州
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUKIKO DG17mm/f1.8
ISO2000,露出補正-0.3.f2.2,1/60.iモード
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PEN LIFE685. MacPro

2013年07月20日 | Kyoto city
 遅ればせながらAppleのストリーミングビデオを見ながら、ブログを書いている。これによるとMacOSXSea lionが登場する、IphonのOSがiOS7と新しくなる、そして従来のタワー型G5が7年ぶりにモデルチェンジし、Mac Proが登場する。この時代に7年も同じモデルだったというのは奇跡に近い。私のG5は3年位前に修理不能のビンテージ商品となり、おさらばしたぐらいだ。MacProは、縦25cm、横16cmと、従来のG5Macに比べれば相当に小さく高性能だ。
 私のG5が修理不能になってから、iMacでもええかと思ってこちらを使用していた。インターネットではiPhonで十分だったし、実際iMacは大変実用的でもあった。今では大学の教育用のMacもすべてiMacである。
 しかし個人的には、CGクリェィションをまったくしなかった。iMacのモサッした動作が今一つだったのかもしれない。だからMacProが登場すると、再びCGクリエイションを始めるかという気分になる。そこでCGソフトの品定めをしたり、我が家のMacシステムを一気に更新しようという気分になる。もうテレビなんか捨てて全部Macでいいよな。第一今ではキー局のテレビ番組なんて全然見ないし。映画はレチナディスプレイの方がテレビより遥かに綺麗だ。私はテレビの時代は終わりだと思っている。
 さて、それは秋以降の話。であれば、溜まっている原始的な論文を早く片付けよう。もうこんな古くさい論文を審査している原始的な学会に関わるのはこれで最後にしたい。テレビと原始的な学会とは、一緒におさらばですね。
 こういうニュースが、クリエイション意欲を刺激してくるようですね。

福岡市西町筋
OLYMPUS OM-D E-PM5,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO1250,焦点距離187mm,露出補正0.f6.3,1/125.iモード
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PEN LIFE684. 夏の風景

2013年07月19日 | Shinkansen commuting
 今日の名古屋は暑い1日だった。スキッとした青空がせめてものなぐさめか。バスから大相撲の稽古場が見える。今日は稽古が終わった力士達がたたずんでいた。名古屋場所もあと二日か。一度位は稽古場でものぞきたいですね。
 今週は大学の講義も終わりに近いので、毎日論文のデータベースのスクリーニングをしていた。毎日Excelの画面に大量のデータを追いかける日々が続いていたためか、 金曜日になるとさすがに疲れがたまる。さて次は多変量解析、そして執筆と忙しい作業はまだまだ続く。
 いつも執筆の時には目論見をたてるのだが、せめて夏休み前には終わらせたい。それでいて予定通り終わることはなく夏休みが消えたりして。挙げ句の果てに秋にずれこんだりして。つまりあくまでも目論見なのである。
 こういう執筆の多忙な時に雑事を忘れることが多い。頭のなかでそれを拾いだしてみた。 授業は月曜日で終わるが成績付けが残っている、 町内の地蔵盆の準備が始まる頃だろうか、そういえば実家は入盆か、税理士・1件あるがいそがない、銀行・来年からファンドに20%の税金がかかるのか、週末は参議院選挙だ、何だ、取るに足らないことばかり。もう全部忘れてしまうか、というのは乱暴かな。
 周りの風景は、立派に夏である。せめて朝の通勤のとき位、車窓から夏の風景をじっくり楽しむこととしよう。明日も休日出勤だろうか。夜の風が心地よい。

新幹線・岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 LEICA MACRO ELEMARIT45mm/f2.8.
ISO6400,露出補正-0.3,f2.8,1/8000.
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PEN LIFE683. 前祭・後祭

2013年07月18日 | Kyoto city
 昭和40年までは、祗園祭・山鉾巡行も17日の前祭と24日の後祭とにわかれていた。以後17日に統一されたので現在24日は祗園祭・花笠巡行が行われる。つまり還幸祭だ。
 今年春、町内会の回覧板で、半日交通をとめるのも弊害が大きいので祗園祭を2回に分けて行うのはいかがかというアンケート調査が回ってきた。つまり昔の前祭・後祭だ。町内の人の意見は、昔のように2回にわけましょうという賛成意見だ。
 さて来年の祗園祭は、2回に分けて行われる方が、私もいいと思う。そうであれば今年のように仕事で見られないということも少なくなるはずである。
 本来祭は2回行われてきた。それが祭である。神様が神輿に乗って町内に設えた御旅所にくる時と、御旅所から神社に帰る時とである。いまでもこうした風習が残っているのは、松尾大社ぐらいかなと思われる。
 そう思えば、現代の祭は実に味気なくなった。神様は日帰りなのである。やはり神様が街の御旅所に降りてきて、しばらく庶民と宴会を楽しむなんていうほうが、やはり面白い。
 来年は祗園祭りも、昔のように2回に分けて行って欲しいと思う。それだけ道路の通行止めも短くてすむし、多くの観光客が観覧できるだろう。

京都市松原通
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUKIKO DG17mm/f1.8
ISO400,露出補正±0.f1.8,1/60.Naturalモード
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PEN LIFE682. 祗園祭・神輿渡御

2013年07月17日 | Kyoto city
 ホイットー、 ホイットー・・・、ウッフフ、聞こえてくるお祭りのかけ声。祗園祭が祭である以上当然神輿渡御がある。山鉾巡行の日の夕方から、四条通のお旅所の3台の大神輿と1台の子供神輿は氏子町内をめぐり、夜再び四条通に集まってくる。そして15mはあろう神輿の担ぎ棒が四条通をふさぐように回りだす。祭好きの見物人も、 ホイットー、 ホイットー、という掛け声がこだまする。これも祗園祭である。
 朝早く大学にゆき、昼間目一杯仕事をし、夜遅く祭に出かける。充実というよりも眠たい毎日である。祗園祭は、今月末迄、まだまだ続く。

京都市四条通
OLYMPUS PEN E-P5 LEICA MACRO ELEMARIT45mm/f2.8.
ISO3200,露出補正-0.3,f2.8,1/100.Naturalモード
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PEN LIFE681. 祗園祭・日和神楽

2013年07月16日 | Kyoto city
 昨日の京都祗園祭・宵々山は、休日も重なり23万人の人出だったと聞いた。今日は宵山が終わり、ビジター達が帰ったあと、街のなかでは最も京都らしい催事がある。
 7月16日の深夜に行われる祗園祭の催事の一つに、明日の山鉾巡行の晴天を願って鉾町から八坂神社まで祇園囃子を奏でながら往復したり、あるいは各山鉾町から四条御旅所まで往復する日和神楽がある。祗園囃子が深夜の京都の街にしみわたる。この時こそ私は、祗園祭を感じさせてくれる一時だと思われる。
 我が町内の近くにある因幡薬師にも、各鉾街から神楽がやってくる。ひとしきり神楽が振る舞われ、祗園囃子が後に続く。ささやかにお茶が振る舞われ、この街の人達の深夜の語らいの場となる。いい時間だと思う。
 明日は山鉾の巡行というハイライトだけど、私は朝から大学の講義である。当然見られない、しかも朝早い、それにもう眠い!、寝よう。

京都市松原通
OLYMPUS PEN E-P5 M.ZUKIKO DG17mm/f1.8
ISO1000,露出補正±0.f1.8,1/60.Naturalモード
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