Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

iPhon Style1. ハンドリングの良さ

2022年01月31日 | Kyoto city

 

 昨年末iPhone13proを調達した。これまでのiPhone7が容量不足なので買い換え時だ。

 この機種にしたのはカメラ機能が充実しているから。なにしろ超広角から望遠まで組み込まれ、画面上を指でなぞるだけだでシームレスに画角が変化し、3倍デジタルズームで231mmまで使える。だから撮影機材のような複雑な設定やレンズ交換も不要であり、画素数は1,200万画素と相変わらずの低画素というのも素晴らしい。低画素ほど夜に強く、夜用プログラムも加わった。そして撮影画像はphotoshopで修正するのが必須なので、こちらとしては申し分ない。

使用スペックは以下

・超広角カメラ:35mm版換算 約13mm F1.8
・広角カメラ:35mm版換算 約26mm F1.5
・望遠カメラ:35mm版換算 約77mm F2.8

3倍のデジタルズーム、2cmのマクロ撮影・・・

 画素数をそのままにしセンサーサイズを大きくした。これは正解である。こんな撮影機材を使い出すと、これまでのデジタル一眼レフはなんだったか。そもそも一眼レフのレンズ交換って今時いるの?。

 撮影のチャンスは突然訪れる。「あっ、隕石が落ちてきた!、じゃあリュックから高性能超望遠レンズと撮影機材を取り出して装着して・・・、なんてやっていたら間に合わない。こういう時はポケットからサッと取り出した方が俄然シャッターチャンスに強い」こうしたハンドリングの良さは、これまでの撮影機材が無視してくれた仕様である。

 しかもicloudを使って自宅のMacに自動画像転送でき、写真ソフトに取り込めば撮影情報やGPS座標を用い位置情報が即座にわかる。

 因みに今でも発売されているニコンW300は、撮影画像がMacに送れた事が一度もなかった。

 ここまできたら、従来の撮影機材を使う意味はない。大きい(Big)、重たい(heavy)、高い(expensive)。現代的な意味で大きいというのは、手のひらやGパンのポケットに収まらないプロダクトを大きいと定義する。そう考えれば、デジタル一眼レフは全て大きい部類になり、そして私の必要性が希薄。

 そんなわけで現代の最先端科学技術を詰め込んだiPhone13proで京都の街を撮り歩きながら、撮影機材の仕様について考えていた。

 

SONYα6600,Zeiss Vario-Tessar16-70mm/F4ZA OSS

1)ISO640, 焦点距離78mm,露出補正+0.7,f/7.1,1/80

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1147京都 永観堂のナイトスケープ

2022年01月30日 | field work

 

 京都の紅葉も毎年夜だけは出かける。

清水寺、高台寺、永観堂の3箇所のナイトスケープは、ほぼ毎年訪ねる。このなかで難儀なのが永観堂。まず立地が遠い。すくなくとも地下鉄で蹴上までゆかなければならないし、家から歩いて・・・、というわけにはゆかない。

それに永観堂の夜間拝観は、いつも延々と長蛇の拝観者の列が続き、それに山沿いに立地しているから大体が寒く、私にとっては難儀なところだ。ここはパスしても良いだろうと思っていたら、幸い蹴上げにゆく用事があったし、不思議とこの日だけ暖かく、そして拝観者が意外にも大変少なかった。

紅葉の永観堂とガイドフックには書かれてあるが、既に紅葉は散ってしまったが、それでも夜のライトアップされた庭は、少し幻想的な空気も漂う。まあこんなもんでええんじゃないと京都人は思うけど。

後で撮影画像をチェックしていたら、撮影機材の夜の光の設定をしてなかった。そうなると全体に黄色く被るが、よしとしよう。

それに動画から静止画を切り出しZeiss風色彩に変換し、ここまで手を入れると元画像の階調など、どうでもよくなる。そのあたりが動画撮影のイージーゴーイングなところだ。どうせ動画だし・・、という気楽な気分が優先する。

KYOTO EIKANDO NIGHT SCAPE

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ZEISSの空気138. 久しぶりの車窓撮影

2022年01月29日 | field work

 

 昨年11月末、冬一番の寒さの日曜日、各人の日程が符号し名古屋・金山で少し早い忘年会だった。

 いつもの新幹線各駅停車にのり、秋の気配が濃厚な車窓を久しぶりに撮影していた。ビデオモードに設定していた機材を静止画に戻して・・・。ところが動画用のピクチャープロファイルで静止画を撮影していた。もちろん気づいて設定し直したが。そうしたら明らかに露出不足の画像を量産し、photoshopで修正した途端、黒が締まった綺麗な画像になった。それは静止画のピクチャープロファイル(standard,vivid,・・・といった設定)より綺麗かもしれない。この機材は、動画が支配的なシステムのようだ。

 もはやZEISSの空気とカテゴライズする意味もないが、一応ZEISS風の画像処理をしている。

 車窓撮影をしていたのは5年以上前だったが、今改めて撮影してみると、どこか空気が違う。それは私だけの感じ方かもしれないが、パンデミック化社会の気だるい空気だろう。

 別の言い方をすると論拠なき空気といったらよいか。科学的論拠を自ら検証することなく、社会全体が政府やメディアの報道を妄信的に信じ込んでいるといったらよいか。文科系社会固有の空気や現象だろう。言われるままに感染対策と称して様々な規制をかけてくる。「お前、自分達で検証したのかよ!!と口を滑らせたくなる気分だ。

 例えば車でいえば、精々チューナップして性能を引き上げたり・・、といった行為は文科系社会的現象。というのも、その程度の改造なら工学知識は不要だから。工学系だったら、治具を駆使し車そのものを作り替えてしまうだろう。

 そんな風に考えてゆくと、少しは確率統計ぐらい自分達で算出して、安心度指数でも表示すればよい。そうした科学的根拠がなく、料理メニューは限られている、マスクしろ、喫煙コーナーは取りやめた・・・、なにかとうるさいだけでサービスが悪く、当然料理の味もまずくなる。工学系人間の立場としては、妄信的集団にとやかく言われることは、うざったいのだ。

 やがて新幹線は遠方に御嶽山が見えてきた。噴火していた頃は白煙が空に真っ直ぐ上がっていた事を思いだしていた。

 

東海道新幹線 京都-名古屋

SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6

1)ISO1600, 焦点距離200mm,露出補正-0.3,f/5.6,1/1250

2)ISO640, 焦点距離88mm,露出補正-0.3,f/5.6,1/1250

3)ISO400, 焦点距離200mm,露出補正-0.3,f/5.6,1/1250

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1146京都の裏通り、横丁、路地

2022年01月28日 | field work

 

 京都市のいわゆる旧市街に該当する都心部は、歴史の経緯を反映させて、古い路地が数多くある。

 私の散歩コースでも、路地を経由することが多い。少し散歩コースの路地を集めてビデオにしてみた。路地の狭隘さの中に点在する店舗の魅力とともに、路地から広い道へ出たときの、こんなところに出たのかとする意外性がある。それは街歩きの楽しみの1つだろう。

 もう一つ治外法権的な気分になれることもある。公道では喫煙禁止だが、路地では人目に付かない、そして人通りが少ないという理由で、心置きなく歩き煙草ができる。そうした反社会的なところが許容されているというのも路地だ。

 その他、路地は子供達の遊び場であり、町内の祭事の場所であったもする。路地なくして京都の生活がなりたたない部分もありそうだ。

 路地の奥に店や住まいを構えるというのも、車の騒音もなく静かな空気が漂っている。そこが京都の路地の魅力でもある。実際に舞妓さんや花柳界に勤める人たちが暮らす狭隘な路地もあったりする。

 またあじき路地のように、古民家が建ち並び工房になり、そして行き止まりになっている路地もある。これは、路地の典型だろう。

 

1146京都の裏通り、横丁、路地

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1145.京都 高台寺と鍋

2022年01月27日 | Kyoto city

 

 京都の夜間拝観のなかでも高台寺が個人的にはゆきやすいし、撮影しやすいので毎年訪れる。それに画像として絵になる事が大きい。

 もう一つ揚げるとすれば詩仙堂。もとろん紅葉の詩仙堂としてつとに著名だが、人出も多い。開門前だと冷え切った空気の中を長蛇の列ができるから、時間帯をずらしてゆくのが望ましい。多分19時以降ならスムーズに入ることができそうだ。ただし交通アクセスが路線バスしかなく、しかも5系統というの、ダントツに混むので、私はゆかない年が多い。

 この2つを拝観すれば、京都の夜間拝観は十分だろう。というのもYouTubで京都の紅葉30選などと書かれたブログは多い。たかだか紅葉にそんなに種類があろうはずがなく、まあ1つか2つみれば十分。

 それに寒いから、やはり暖かい食事をくたくなる。といって京都は鍋文化ではないので、鍋はたかがしれている。精々三島亭やモリタ屋のすき焼き鍋か。毎年それじゃ食べ飽きる。

 個人的には、ちゃんこ鍋が身体が温まるし、これぞ京都の味覚か・・、とおもったら老舗は何年も前に廃業してしまった。生粋の京都人には受けないようだ。

 そんなわけで、今年も高台寺を訪れた。紅葉の色が今ひとつだ。全てオートの動画にすると色が出ない。だから露出補正を-2位にして、撮影している。それでようやく静止画の色に近づくのだろう。 

KOUDAIZI

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1144. 夜間拝観

2022年01月26日 | Kyoto city

 

 去年の秋の終わりに夜間拝観にでかけた。

 昨年は、パンデミックの影響で全ての夜間拝観が中止されていた。だから今年は是非という思いが強かった。

この頃、フィリピンの入国制限が緩和された。だが大使館のWEB頁を見る限り、入国手続きにビザ申請の制限はあるものの、短期滞在者のビザ無し入国の可否が不明だった。というのも、このWEB頁には、ビザ無し入国の案内もあったからだ。つまり情報が整理されていなかった。

じゃあツーリストを尋ねてみよう。フィリピンに強いツーリストを調べた。WEBの口コミに寄れば、阪急交通社だって!?。じゃあ出かけてみよう。尋ねたら「来年4月以降のツアーならありますけど」、という返事。ツァーじゃないのだけど・・・。揚げの果てに「ツァーでなければ、なんでいらっしゃたのですか?」と逆質問。こりゃ、来なきゃ良かった。この旅行会社で尋ねるのはやめておこう。やはり大使館にメールをうって尋ねることにした。

ついでにHISを尋ねた。「うちは入国制限のことはわかりませんが・・・」、それは大使館に確認中。もしゆけるとしたら、フライト情報とホテル情報が欲しい。ほどなくフライト情報を出力してくれた。ありがたい。これで旅程が組める。あとは大使館からのメール待ちだ。私が知りたかったのは旅程情報だったのだ。

その帰り、いつものマッサージに立ち寄り、ジムの疲れをほぐしたら元気になった。ならば清水寺の夜間拝観にゆこう。

初めてビデオ撮影で使用するα6600を用いて72シーンを撮影し、ビデオにまとめたのだった。

紅葉の日の半日仕事だった。

京都・夜間拝観

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Fisheye62. Chibishi Island

2022年01月25日 | diving

 

 11月のダイビングもラスト画像となった。最後は沖縄本島と慶良間諸島の中間地点にある扁平な島のチービシ諸島だ。ここへくるということは、波が高く慶良間までゆくことができないからだ。チービシから慶良間方向をみれば白い波が立っている。

 ただ、ここの利点は沖縄本島から30分でこれる立地の良さにある。以前夏なのにビジターは私一人で、インストラクターと一緒に大変小さなボートというよりは釣り船でチービシ諸島まで出かけたことがあった。お昼は本島に戻って、1件しかないそば屋のよしずの覆いの下で沖縄そばをすすっていた。その時ああっ!、熱い日射しと海からの風が通り抜ける街の空気が沖縄だねぇー!!、と痛感したことがある。

 動画も先ずは撮影しないことには始まらない。ミニストーリー風に動画を展開させてゆくから、一定数の撮影画像が必要だ。したがってデータ量が多い。その中から動画と、動画を切り出した静止画画像を拾い出す。静止画画像は、photoshopで色調補正ができるので、いつものツァイス風色調に補正している。

 もちろん動画も色調補正できるが、iMoveはスマホ並の補正であり、大雑把すぎて使いにくい。もちろんphotoshopで丹念に補正できるが面倒くさい。そもそも傷だらけの魚眼レンズで撮影しているから、こちらも手をかけようとする意欲が希薄。

 であれば、我が京都の紅葉でも動画撮影しようかと思うが、今ひとつ意欲がわかない。というのも、そんな画像はすでにYouTube上に数多くあるし、そっちを見てよという気分が濃厚だ。だって陽が落ちて次第に街の風景が変わってゆく様子をタイムラプスを用いて長時間撮影する根性は私にはない。

 つまり私は気が短いのだろう。言い換えれば、動画撮影に専念する人たちは気が長いというべきか。

Fisheye62.Chibishi Island

 

沖縄県チービシ諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

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Fisheye61. カミソリウオ

2022年01月24日 | diving

 

  海底を流れにに乗って行くカミソリウオをとらえた。トビウオ科の一種、小さな脊椎動物や動物ブランクトンを食べる肉食の海底魚、観賞用として飼育されるとWikには記載されていた。確かサンゴに寄生してところをインストラクターは教えてくれた事があるが、わからない。海底を流れてゆく姿ではじめて発見。

 およそ生物系の名前に疎い人間にとっては、そんなもんですか・・・、なのだが、遭遇する機会は少ない。これを観賞用に捕獲するなんざぁー、余程魚の生態に詳しい人間がいるもんだ。

 11月の沖縄は魚も少ない。食物連鎖で小魚は食べられちゃったという説だ。そんな海の食物連鎖に関する概説書を探したが、なかった。つまりまだわからない事が多い海の世界である。

Fisheye61.

 

Copro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

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Fisheye60. 映像環境

2022年01月23日 | field work

 

 簡単に映像化できることがわかると動画に依存したくなる。といって映像の撮影は難儀だ。なにしろカメラを揺すらなとか、ストーリーをイメージして撮れとか、撮影には面倒な部分も多々ある。それに狙いを定めて撮る静止画よりは、動作を予測し視界の中で簡潔しているなんて難儀な要素もある。

 最大の課題は、データ量が大きいことだ。だから高解像度にして、できるだけ軽くする書き出し方が必要になるなど工夫が必要だ。まともに4Kで書き出すと2分程度の映像で1GBを越えてしまう。そこでYouTube用に軽いモードで出力をして138MBだ。だから4Kで出力なんて一寸手がだせない。精々HDの高画質止まりだ。記録用のレコーダーが必要なのだろう。

 8TBの容量があるNASも13回の映像のストックで、既に1TB使用してしまった。おおっ、この程度では、まだまだ4Hには手が届かない私の映像環境である。

KARAMA BLUE 13nd

追伸

 正月があけてまもなく、仕事で小樽へ1週間でかけていた。当時小樽は感染者が若干いるもののオミクロン株はなく静かだった。それが帰る頃になるとにわかに増大し、私は天候の隙間をついて戻ってきた。小樽の旅の話は、3月のブログを予定しています。

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Fisheye59.  原稿執筆の原則・・・

2022年01月22日 | field work

 

 動画編集のポイントを覚えちゃうと、オペレーションが簡単なのでズボラなブログになりそうだ。MacにはiMoveが入っているので使わない手はないし、簡単に扱えるソフトだ。他方で難しいのはロケーションだろう。撮影方法もあるし、社会環境との関わり方もありそうだ。

 特定できる人物を撮影し顔をぼかした画像をみかけるが、承諾がない画像はそうしないと使えないとする著作権に忠実に従ったのだろう。なんか過剰反応だと私は考えている。つまり撮影した人間と写された人間との関係が希薄で、何かの時に文句をつけられそうだから、ボカしておくと推測できるが、そんな関係性が希薄なら、WEBにアップすること自体が無意味だと私は思うけど。

 それ以前に承諾がない画像は最初から撮らない。あるいは群衆として扱うのだろう。

 YouTubeというこれまでのテレビ媒体以上の巨大媒体を使うと、そうした社会環境における著作権と関わることになる。

 私の名前で、国会図書館の蔵書検索をすると、約140件ほど著作がヒットする。もちろんNOの後半は名前違いもあるが、私の記憶している範囲では100件以上の著作、つまり学術論文や共著での出版をおこなってきた。その全てを私は公開している。引用されるのは自由です。ただし引用するときは出典名をクレジットに加えるという文章執筆のルールに従ってくださいね、というスタンスだ。そうやって一応日本の文化に一助ではあるが貢献している。

 世界の百科事典であるウィキペディア日本語版も、当初は出典を記載せず、自分の知っている知識の羅列で書かれており全く使い物にならなかった。いまでもどの部分が引用なのかがわからない書き方が多く、役に立たないサイトだと思っている。私は、ウィキに毎年寄付をしているけど、もう少し執筆のルールを守って書いて欲しいと思う。

 少なくとも大学を出ていれば卒業論文で書き方を勉強してきたはずだが、私の教員経験でも、理解しないまま大学を卒業してゆく学生は多い。

 それいでいて誰でもがオリジナリティを世界的に発表できるYouTubeで、過度の著作権反応を起こす。実にチグハグな社会だ。おそらく日本人固有のオポチュニズム(日和見主義)だろうと理解している。

 私が自分で天井裏に入りLANケーブルを敷設していた時代、インターネットは無料だったし、著作のルールを守れば、どんな発表だって可能だった。今は高額な使用料を支払う割には、執筆原則を無視した無礼なインターネットに成り下がっている。

 私のブログは引用自由だし、予め私に断る必要はない。引用するときは執筆のルールに従ってくださいね、というスタンスだ。だから私も引用するときは、オリジナル制作者の氏名を入れることを原則にしている。

 それ以前に、引用するのに値する情報をアップしているかと考えればNOに近いけど((*^▽^*))・・・。そこがブログなのだろう。

Fisheye59 KERAMA BLUE

 

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

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Fisheye58 雨と雷雨

2022年01月21日 | diving

 

 動画編集を始めると静止画のような神経がいらないので、はまりそうだ。

それに愚作画像でも見栄えが良い。そうは思いつつ、次回は手ぶれに気をつけようとか、色々課題も浮かぶ。さしあたり魚眼レンズは交換したい。INON性製だから3万円と安いのは助かる。消耗品だよ。なにしろ海底で身体を支えたりしたわけだから、レンズが傷だらけで、それが画像に写るから。

この日は朝から雨だった。ダイビングの車が迎えに来る頃なんかは、波が高く今日は中止になりますように、と願いつつ車がやってきて、「今日は、行きます!」だ。

それでみんなの後にくっついていって、水中に入ると少し元気を回復するわけだ。それにしたって激しい雨模様だから光が乏しい。それでも天空光があり、太陽光は厚い雲を突き抜けて水面に到達している。おかげて水中も光が届くが、コントラストができる程ではない。風景が弱々しいのだ。

それでも、激しい雨と雷が響く1日のダイビングを終え、港に帰る頃には少し晴れ間がのぞいている。そういうときは、明日に期待だ。そんな雨の時のダイビングというのも、記憶に残り忘れがたい時間なのである。

Fisheye58 HD 1080p

 

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

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Fisheye57. 魚の捕り方

2022年01月20日 | diving

 

 クマノミ、デバスズメダイ、アマミスズメダイ、ルリスズメダイ・・・、つまり沖縄を代表する魚たち。それもスズメダイ科の魚ばかりだ。スズメダイというぐらいだから、鯛の一種だ。その合間にチョウチョウウオがいたり、ベラがいたりする。

画像で撮っているから後で画像と図鑑を照合すれば魚の種類はわかるさ、なんていうのは甘かった。つまり図鑑の色だって正確ではないのだ。

実際は、魚を採取して図鑑と照合しないと本当のところはわからない。といってダイバーが採取すれば漁業法違反で御用となる。潜ればウニなんかゴミのように転がっている。拾えば食べられそうだ。だけどルール違反だから捕りません。まあグローブを突き抜ける棘は痛いしさ・・。

法律では、魚の捕り方まで定められており、違う漁法で捕ることは国内法で禁じられている。

そこへ中国船籍の漁船が現れ底引き網で一気にかっさらってゆく、と言うのが現実。日本としては、歯がゆい限りかもしれない。

Fisheye57 HD 1080p

 

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

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Fisheye56. ダイビングのボート

2022年01月19日 | diving

 

 ダイビングを終えて酸素も少なくなった頃、頭上に見えるボートは、生命線だということを痛感する。これがなければ、ダイバー達は海に浮かんでいるほかない。

 伝え聞いた話では、実際にボートで急病人が発生し、島の診療所へ救急搬送したことがあった。そのとき救命胴衣やボートなどを海上にばらまき、ダイバー達は船の帰りを海上で待っていた。やがてボートはフルスピードで戻ってきた。ボートに上がったら室内の備品などが全て散乱した状態だったと聞いた。

 船は、海上に出たダイバーを見捨てることは絶対にしない。

 慶良間諸島にゆくときは、そのときの状況によって30人のボートが異なる。それぞれに個性があって面白い。

 アジュメールはお昼が船長ファミリーの手作りであり、カレーやタコライスなどに温かいスープが付いてくる。そしてデザートにパイナップルやグレープフルーツが必ず出てくる。

 フラップは、ドリフトダイビングなど、様々なダイビングにつきあってくれる。こじんまりしているけどフランクな空気のあるボートだ。

 ファミーユは50人乗りの大型船だが、そのわりには船足が速く、そして室内も広いからダイビング機材も余裕でおくことができ、さらに上甲板は、夏の太陽を浴びて肌を焼くのには最適の場所だ。つまり万事コンセプチュアルな船だ。

 那覇港から慶良間諸島まで、およそ1時間。この時期は北風が吹き、2mを越える波がたつ。ボートは揺れに揺れながら慶良間諸島にたどり着くし、それができないときは中間地点のチービシ諸島迄となる。冬の時期の特徴である。

Fisheye56 HD 1080p

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Fisheye55. 沖縄固有の北風

2022年01月18日 | diving

 

 パンデミックで1年3ヶ月ダイビングを休んでいたが、潜ってみれば、早速潜水技術を思い出している。躯で覚えたものは、容易には忘れないのだろう。

 今回は動画で撮影しようという方針を立てたので、以前よりもガツガツと被写体を追い求めて・・・、という気分ではない。特定の魚に狙いを定めないのだから、撮り方としては気楽。どうせ魚眼レンズだし、アップなんか無理よ!、という意識が働いているのかもしれない。

  そもそも全ての被写体を一つのレンズ撮ろうというのが間違いの元。被写体には撮れるものと撮れないものがある。撮れなきゃ諦めろが写真の世界。

 沖縄は12月まで潜れるが、つまり泳げるが、1月〜3月は、沖縄固有の北風が強いので無理でしょう。その北風は、海岸沿いの陸地にいると小さなうなり声のように聞こえる。つまり風がうるさい、という感覚だ。でも寒くはないのが沖縄だ。

 沖縄県人に言わせれば、そうした冬の期間が暑くもなく、すごしやすくて良いらしい。

 

Fisheye55

 

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+INON魚眼レンズ

沖縄県慶良間諸島

Gopro7+水中ハウジング+魚眼レンズ

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Fisheye54. フード、軽石、視聴回数

2022年01月17日 | diving

 

  一ヶ月前は夏の日差しで日焼けした位なのに、11月の初めの沖縄の海に夏の気配はない。冬のない沖縄だから秋といってよい。この一ヶ月の間に水温は下がり、5mmのスーツとフードが必要になるほどに、季節は大きく変わる。

 人間は頭から7割の熱を放出するので、フードさえかぶれば、この時期の水の冷たさから解放される。

 慶良間諸島に向かうボートは、2〜3m程の波に翻弄されながらうなりを立てている。

 慶良間諸島の沖合で停泊していると、福徳岡の場の海底火山の噴火による軽石の列がボートの脇を流れてゆく。拾ってみたものの石に変わりはなく、こんなのが都会人の話題になるのだろうか。もちろん映像にすら撮っていない。軽いし、昔は銭湯にもっていって身体をこすったかなぁー。

 軽石は、海面に浮かんでいる間に、海藻類や藻が付着し、そしてエビなどが棲み着き、やがてサンゴが付着すると重くなって海底に沈んでゆく。自然の摂理なのである。

 YouTubeの映像アップも見終わると次は、他人の画像のアップなのだが、今日はようやく私の映像だけのアップになった。やはり数がものをいう世界のようだ。視聴回数は私しか見ないという寂しさだが、当面これでよしとしよう。

 そもそもダイビング画像で1万回を超える映像を、私は見たことがない。水中という異環境ではあるが、どんなに映像に注力してもストーリー性があるわけではないので、大方は見飽きるのだろう。

Fisheye54

 

沖縄県慶良間諸島

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