Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

エッセイ768. シャルル・ド・ゴール空港の記憶

2024年08月31日 | field work


 レンゾ・ピアノ設計の関西空港を見ていると、2004年5月23日にパリ・シャルルドゴール空港(CDG)ターミナル2でおきた空港ビル崩落事故を思い出す。当時早朝で人出は少なかったが死傷者もだしている。
 そうした話しをすると文科系は、すぐに設計ミスだと決めつける人種が多いのには閉口する。特に工学に関わる話になると文献や論拠も出さずにつくられた映像がYou Tubeに実に多く、そしてアクセス数も高い。そんなのをみていると日本は民度が低いと思わざるを得ない。これって鉄ちゃん達の親類だろうか。
 さて実際に関空とCDGとは建築設計者も建築構造も異なる。CDGの調査委員会報告書の結論は、弱すぎた構造を指摘し責任を問わず技術的知見を得ることに落ち着いたと記憶している。当時の構造設計基準を満たしたから建設されていたわけであり、そうした建築が時間経過の中で外力を受けながら部材が変形なり破断をしていったのだろう。
 この構造を見る限り崩壊した屋根がシェル構造を形成していたかは疑問だ。シェルならば鉄骨柱とガラス面は一体で応力となるべきだが、このあたりはよくわからない。
 昔、文科系の質問に日本の高層マンションは安全ですか?、というのがあった。私の答えは「知りません。何を基準に安全といってるのですか?。心配ならご自分で構造計算書をみて確かめたらどうですか?」と答えた。
 およそ建築は、法律が定めた基準を満たしているから建っているのであって、それを満たさない建築(例えば姉歯事件)は排除される。だが建ち続ける建築は常に外力を受け続けている。
 例えば気象庁の地震情報によれば2024年5月15日から6月13日の間で120回以上の地震を観測し、最大は6月3日の能登半島沖でマグニチュード5.9(震度5強)があった。従って建築物は限界値を超えれば倒壊するだけの話である。だからいざというときには、逃げ出せる知恵や心構えが必要になる。あるいは雑居ビルみたいな逃げ出しにくい建築にはゆかないことだ。
 以下にCDGの画像を引用した。「あら、屋根は木造だったんですか?」などという陳腐な質問はしないで欲しい。木造部分は内装材にすぎないでしょうがー。
 因みにCDGの設計者ポール・アンドリューは、その後も多くの建築を設計しており、わが国では「なにわの海の時空館」がある。フーーん、手堅くバックミンスター・フラーの古くさい構造ですか!。彼も随分と保守的になったねぇー。当然新鮮味はなく来場者も少なく現在施設営業はしておらず、売却先もなく、大阪市の負の遺産になっているというのがWikの解説である。
引用:https://ameblo.jp/wanwancocococo/entry-12190120130.html
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エッセイ767. 魑魅魍魎、追記:台風10号

2024年08月30日 | field work

 昨日は終日雨だった。そのためか翌日の天気は素晴らしく晴れ渡りクリアな風景が広がっていた。こんな日は京都人だって観光気分になる。きっとインバウンド達は、ウキウキと出かけていったに違いない。
 だが私は丸太町の入国管理局へ嫁の在留カード更新手続きにゆかざるを得ない。在留の有効期限があと三日。嫁は脳天気だ。
 提出書類も違う書類に書いていたり、書類不備もあり2回通った。書類が違うといっても同じような書類が40種類ぐらいありWEBダウンロード手続きは、あきらめ出かけたほうが早かった。なんのためのWEB手続きか・・・。
 もちろん大量に京都にやってくる留学生には、そんなことはわからないだろう。おそらく受けて入れてくれる大学が相当にサポートするんだろう。
 待ち時間に長椅子に座っていると、隣の色の黒いインド人風の若い姉ちゃんが、私に葉書をみせ、ここになにを書くのか?、と尋ねてきた。それはZIPコード(郵便番号欄)なのだが、住所を示す書類をみたら伏見区まではよいけど、淀木津町??、そんな住所は郵便番号簿にないから古い住所なのだろう。それでいくつかの書類を見せてもらって・・・、あった!、郵便番号が。
 そうした古い住所でも郵便物が届くのは配達員が知っているのだろう。かれらの知識に頭が下がる。
 もちろん大学が相当にサポートするが、日本の役所の複雑さは魑魅魍魎としている。だから役所は明解な構造が必要だと私は論じている。
 iPhon画像の雲を見ていると、すっごーい奥行き感や量感があるではないか。いつからこんなに進化したんだい。そう思っていたら、これは布石だった。Apple Vision Proが発売されるからだ。おおっ、立体感や奥行き感がちゃんと表現されているではないですか。すげえ!!、とおもいつつ50万を超える価格は高いし、なんといってもクリエイションができない。クリエイション出来ない人向きか。それほどの価格なら私はSONYα7S3とかFX3を揃えるよ。

iPhon13pro 

追記:台風10号
 台風10号の進路についてみてみよう。というのもNHKのニュースを見ていると史上最大級の台風が日本列島を縦断してゆく予報を繰り返している。相変わらず何も考えない魑魅魍魎とした放送局だから、私はホントかなぁーと疑問に思う。最近の台風は大型化するけど上陸すると急速に勢力を落としてゆくのも特徴の一つである。だから今回も近畿圏や首都圏に来る頃には熱帯低気圧に変わっている可能性が高いと私は推測している。
 何故そうなるかというと小学生向けのサイトから図版を以下に引用した。台風の周りの上昇気流は海水面の温度で水蒸気が上昇する。近年の海水面の温度が30°と高いから、上昇気流も活発となり大型化し大量の雨を降らせる。そして陸地に上陸すると大量に降った雨で陸地の温度が冷やされているから25°ぐらいだ。そうすると台風は勢力を落とさざるを得ない。しかも速度が遅いのだから台風は勢力を維持できず熱低低気圧に変わる可能性がある。
 実際に台風の気圧変化をみると26日980ヘクトパスカル、27日950ヘクトパスカル、上陸後の29日22時は990ヘクトパスカルと低減傾向顕著だ。勢力を落としつつある証左だろう。だから近畿圏まで来る頃には熱帯低気圧に変わてっている可能性が高いと私は理解している。
 このブログがアップされる頃は、熱帯低気圧になっている?。すると新幹線も30日は動く。えっ、30〜31日は計画運休だって!。交通機関も魑魅魍魎とした情報に振り回されているのかなあ?。
Newsがわかるオンライン
(記:2024年8月29日)
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エッセイ766. ブログのコメント

2024年08月29日 | field work

 2007年8月からブログを書き始めたから、今年で17年目。
 当初はiCloudにブログをアップしていた。1日のアクセス数1人は笑えた。それでも私は大真面目にブログを書いていた。書く事が面白いということを発見したからだ。その後gooに全ての記事を移してからまあ人並みのアクセスになったか。
 私が面白いと感じたのは、アクセス解析頁のアクセスされたページ、つまり過去ログ。
 私が書いておきながら記憶すらなくなっている過去ログにアクセスしてくださることである。そのアクセスに引きずられて私も自分の何年か前の過去ログを読んでいたりする。それが他人のブログを読んでいるように興味深かったりして(*^▽^*)。
 ある時から私のブログをバンドルネームに変えた。それはYouTubeに投稿するようになってからだが、実名はこちらでよかろうと考えた。FaceBookなどをみると海外では実名が多い。ニックネームじゃ恋人も探せないよというわけだ。詐欺師が横行する時代に、自分のアイデンティティが追記できなくてよいのだろうか?。
 そんなブログでごくまれにニックネームの方から助言をいただく。
「ドローイングシリーズは、ブログで発表しないで本で刊行したらどうですか?」とする助言なんかがあったりする。
 でも実名のないコメントを読んでもなぁー・・。つまりニックネームという幽霊にコメントもらってもリプライ気分になれない。結局黙殺(*^▽^*)。
 またあるときは、グラフィックデザイナーの方から実名でコメントをいただいた。すぐにこのイラストを描いている方だとわかる。それを思うとコメントは実名でするのが正しいのだろう。
 時折いろんな方達のコメント欄を読んでいて感じることだが、ニックネームでコメントを寄せつつ、ブログの話題にご自分の経験をなぞらえて話題を拡大し・・・。実はそんなコメントが結構多い。ならば自分のブログで書けばいいじゃん。どうもそれは人の話にかこつけて自分の論述をおこなう文科系的手法に思われてくる。そんなのも黙殺だな(*^▽^*)。
 そんな風に考えてゆくと、ニックネームの多い日本のブログにコメント欄はなくてもよいとする考え方も成りたつ。幽霊のコメントにリプライしてもなぁー(*^▽^*)、というわけだ。
 私のブログをニックネームにした理由?。私も幽霊だから、幽霊からコメントされてもリプライしないよ!、という意味。あるいはChatGPTに書かせた返信かもしれない(^_^)。

西京極(2024年6月11日)
iPhon13pro
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エッセイ765. 京都における現代建築のデザイン

2024年08月28日 | field work

 丸太町入国管理局の帰りに鴨川河畔で寝転んでいた。京都も綺麗だな。あたりまえか(*^▽^*)。戦災に遭わずに過去の風景が残っているからだが。
 それに日本建築が美しい。その様式は何世代にもわたり形成され、そして一般化されてきた意匠だから綺麗なのは当たり前だろう。
 それにくらべ背後に見えるホテルオークラの建築(設計:清水建設)は、ポストモダニズム的意匠で少し救われた感じもあるが薄汚れ見飽きた風景だ。
 現代建築は1年ぐらいで建築意匠を決めるから、まあ不完全なのも当たり前。不完全というのは同じ風景を10年も見続ければ飽きるから、つまりその程度の意匠だった。まあ一世代で一般的な建築意匠を極めるのは無理でしょう。どうせ消耗品としての現代建築だから飽きたら建て替えるのだろう。
 対岸を右側に眼をやれは、吉村順三設計のホテルフジタは既に建て替えられてザ・リッツ・カールトンに変わってしまった。こちらの設計は日建設計がおこなったから、周辺樹木の高さの中に建築を収め景観上の配慮はよいとしても、建築意匠が鴨川河畔に建つ老舗和風料理屋船清を思いだす。こちらの現代建築はそっけないので建てたときから見飽きるデザインのようだ。いずれ樹木の中に埋没して見えなくなるだろう。それも現代建築の身の処し方と私は解釈している。
 ザ・リッツ・カールトンの建築は三つに分節化され、そのデザインの類似性として桂離宮あげることができる。昔私も、桂離宮のブランを現代建築に活かそうとして建築設計の勉強をしたことがある。だが桂離宮ほどの完成度が得られない。やはり原作が持つ完成度の高さがあるのだろう。だからかっての和風建築の意匠は、現代人には難しいというのが今の私の理解である。
 にもかかわらずあの設計事務所はやっちまったんだ。当然現代人がイメージする高級化、景観との調和、経営的な整合性といった点から一つの最適解を実現させた。そして用が済めば建て替えればよいとする現代建築の精神なのだろう。
 それは東山のパークハイアットにも見て取れる。こちらも同じ日建設計のデザインであり、壁を排除し大型ガラスで壁面を構成し入母屋屋根で覆うとするデザインは同じである。
 それらの出発点はおそらく京都迎賓館であり、こちらも日建設計のデザインだ。推測すると同じ人間なりチームがデザインを担当したのではなかろうか。現代人が抱える考え方、感性、志向性、あるいは高級化のマーチャンダイジングといういくつかの課題に対して頭脳的に最適解を見いだしたといえそうだ。
 そのあたりをわきまえるというあたりが現代人の設計方法なのだろう。言い換えれば現代人の能力の限界を見ているようだ。
 そうしたデザインのルーツをさぐると皇居新宮殿にありそうだ。壁面をのぞけば入母屋屋根を主として建築群が構成されているデザインは大変類似している。この基本設計は吉村順三がおこなった。そう、鴨川河畔のあの取り壊されたホテルフジタを設計した建築家である。

 右側の過半に入母屋造りの目立たない設えがザ・リッツカールトン(設計:日建設計)。かってのホテル藤田を建て替えた。

東山のパークハイアット(設計:日建設計)Googleストリートビュー
 敷地の高低差を活かし、道路側の和風建築(設計:芦原義信)をホテルレストランに組み込むなど巧みな方法である。伝統的建造物群保存地区に隣接しており周辺街並み景観との調和を頭脳的に実現している。景観調和という課題に対して現代建築の最適解の一つといえそうだ。

京都迎賓館(設計:日建設計)内閣府HPより
 この設計が一連の事例のなかでは時間的に最初に建てられた。中庭を介した建築構成、入母屋屋根によるデザインはルーツをさぐると皇居新宮殿にあることがわかる。

取り壊されたホテルフジタ(設計:吉村順三)https://bb-building.net/tatemono/kyoto/k079.html
 WEB情報によれば、経営的にも黒字だったとある。現在のザ・リッツ・カールトンより建築物の高さが3層分高い建築であるにもかかわらずランドマークとして機能し周辺の古い街並みにも大変よく調和していた。こうした実例をみると景観の調和は建築物の高さだけではなく、建築壁面の意匠が大きく作用していることがわかる。経営的にも景観的にも、特に取り壊して新しく建て替える必要性はなかったとみられる建築である。

トップ画像:iPhon13prp
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エッセイ764. 1年前の同月同日

2024年08月27日 | field work

 調度1年前の同月同日の画像をみつけた。この日は暑い最中にコロナワクチン接種の6回目で山科の病院へ出かけたと記憶している。1年前まではコロナ騒動だった。
 それにこの頃沖縄県では野放図に感染が広がり、私の知人からも身の回りに感染者が出たと聞かされた。だからこの年は沖縄のダイビングにゆかなかった1年でもあった。全く3年間も閉鎖的な生活を余儀なくさせてくれた感染は、やはり明治以降の日本の歴史に必ず加えられる出来事だった。
 ブログ原稿執筆時の5月31日の厚生労働省の発表では、全国に約5千ある定点医療機関に20~26日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計1万6554人で、1定点あたり3・35人だったと発表した。
 なんと昨日のニュースでは上皇后さまが新型コロナに感染したという話しだ。いったいどこから感染してくるのだろうか。感染が無くなるまでには何年もかかるのだろう。そうなるとまだマスクも外せない!?。今の私達の暮らしが虚飾でない事を祈るほかない。
 このブログでも発表された統計数値を用いて感染者数とワクチン接種数との関係から回帰式を算出し、時折ブログで感染動向の予測を掲載していた。結果は線形推移であるためほぼ回帰式通りになっていった経緯があった。
 まだこの歴史的現象を他山の石と呼ぶには早いか。映像撮影にはマスクを着用してゆくのか・・・。暑いぜ・・・。いや、そんなの私はもうしません!!!。
 
iPhon13pro
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エッセイ763.日本人が英語が苦手な理由、追記:米不足!?、という風評

2024年08月26日 | field work

 英語を含む外来語と日本語との大きな相違点がある。前者は音標文字であり音の相違で識別するが、後者は表意文字であり、書かれた文字を眼で識別することが基本であり音の差異による識別は少ない。日本語は例外的な表意文字の文化だ。
 私がフランス語をアテネフランセで勉強し始めた時に、最初に行われたのが舌と鼻を使い音を作る訓練だった。それは先生の鉛筆を口の中に差し込まれ舌を押さえつけたりしてフランス語の音がでるようにする。テキストの単語はスペルではなく、全て発音記号で書かれている。こうした教育をうけると、日本人もフランス人と同じ発音ができるようになる。フランス語の教えかたが定型化されている。
 そうした教育方法は、日本語の表意文字の勉強では不要であり、ひたすら筆記によって漢字を覚えてゆく。
 ならば、アメリカ英語はどうかというと、実に理屈抜きで先生の発音を耳で覚えてまねろというわけだ。だから、発音記号の勉強はしない。実は、そこがフランス語を勉強してきた人間にはよくわからないところだ。もちろんいくつかの発音記号と口や舌の使い方は学習機会もあるが、あまり勉強した記憶がない。
 だが、表意文字世界の日本人は、そこを省かれると話せるかどうかは耳の良し悪しの差だけになる。その辺りの表意文字と音標文字との相違は、日本人が英語を話さない要因と捉えることもできる。他方で外国人にとって日本語が難しいと嘆く要因は、まさにそこにある。耳で覚えてきた学習が通用しなくなるからだ。まして漢字となると眼によるパターン認識だから、これまでにしたことがない語学の訓練が必要になる。
 そうした表意文字と音標文字の違い、つまり眼でパターン認識で覚えるか、耳で覚えるかの違いがある。
 じゃあ日本人が綺麗な英語が発音できるようになるためには、つまり口や歯や舌や鼻の動かし方を図解的に学べばよいことになる。
 だが私が受けてきた高等学校までの教育では、そうした経験は無かった。高校で発音の授業は1学期だけ一コマあったが、冒頭に先生が言い放ったのは「発音なんて勉強しなくてよいです。どうせ入試で出題されませんから!。」以来私は英語の発音が出来ないまますごしてきた。アメリカ英語は、まさにその発音こそが一番の生命なのだが、概して英語を教える人間は、フランス語を教える人間よりもいい加減な輩が多いというのが、私の理解だ。

追記:米不足?という風評
  調度、米がなくなったし台風前だから調達しておこうと、朝近所のスーパーにでかけた。米に関する商品がすべてない。はあっ!?・・・。
 ならば業務スーパーへゆく。ここも全部ない。つまり京都のスーパーには米がないことになる。
 であれば開店時間が遅い百貨店へゆこう。ここは時折自由に米をブレンドして買っているからだが。だがここも選べる米が皆無・・ええっ!??。唯一魚沼産コシヒカリ5kgが6袋だけあった。実際食べてみればわかるが去年から魚沼産は天候不良で本来の美味しさではない。といってこれしかないのだからやむなく調達した。
 農水省が発表している今年の米の作況指数は101。これは例年並みに収穫できていることをあらわす数値である。一部に暑さで収穫が落ちた新潟米などもあるが全国値で見れば平年並みの収穫である。
 考えられるのは流通の出荷調整だろう。それに風評が加わり買い急ぎが始まった。風評をみるとインバウンド達が沢山やってきてたらふく食べた?。はぁーーっ!!!、それって日本人の米の消費量の1%以下じゃないの。どうせ直ぐに納まる現象だけど、私に午前中のクリエイティブな時間を米探しに走り回されたアホ風評に嫌気がさす。情けないことに日本人は米不足の風評が出回ると水呑百姓根性が立ち上がるみたいだ。
 もしホントに米不足なら、円高基調で小麦粉の値段も下がってくるからパン食でいいんじゃないの(さらに米離れが進むけど・・・)。あるいはNIKKAにフィリピン米でも持ってきてもらおうか・・・。
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エッセイ762.クレイマークレイマー

2024年08月25日 | field work

 時々朝、コンビニへ出かける。調度小学生達が通学する列に遭遇する時間だ。コンビニでボサボサの髪を後で一つに束ね作業服風の父親と、この学区指定の帽子を被った子供がカウンターで朝食を食べている。そんな光景をみて、映画「クレイマー・クレイマー」を思いだしていた。
 もちろん眼前の光景が、本当に母親がいない子供たったのか、それともたまたま母親が一時いなかっただけのクレイマーだったかはわからない。だが父親の凜々しい顔と父親を信頼している子供の光景が印象に残った。
 フゥーン、女がいないと男も凜々しくなるんだ。そりゃそうだろう。これはブログのドローイングシリーズの小説のネタになるかなあ!?。
 ならばクレイマー・クレイマー風の画像が欲しいな。こういうときビデオ撮影をしていると画像はどこかにある。結局静止画を切り出し、本日のブログ完成。
 こんなことをしているから、ブログ原稿が貯まるのだろう。このブログも世の中にためになる話は書いてない。というのもインターネットで得られる程度の話しなど、すでにどこかで沢山されているからだ。知りたきゃ本でも読んで自分で考えろよ!、というのが私のスタンス。だからエッセイシリーズもうさんくさくなってきたらチェンジ。幸い来月初めはドローイングシリーズだ(*^▽^*)。初夏だというのにもう秋の小説かよ。多分残暑厳しい夏が続いているだろうな。

トップ画像と本日のブログ記事とは無関係です。
機材:FX30,E4PZ/10-20G
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エッセイ761.急ぎ虫、追記FRBパウウェル議長のコメント

2024年08月24日 | field work

 誰にせかされたわけでもないのに、このブログも三ヶ月先の予約投稿となってしまった。そんな急ぎ虫みたいな執筆をしていると気づかされることがある。
 日本は季節のサイクルが大変短い。3ヶ月の時間差で春から夏に気候は大きく変化する。それってなんか慌ただしくないかい?。予約投稿をしていると、春に夏の話しだ。
 そんな風に慌ただしくても季節を反映させたブログは数多く、そうした短い周期の季節変化は日本人の意識にすり込まれている。3ヶ月も我慢すりゃあ、暑い夏も寒い冬もいっちまうよ!、それが日本人の達観というべきだろうか。
 なぜ予約投稿が進むか。それは急ぎ虫というよりはクリエイション虫のなぜる技である。毎日、この世に存在していない新しい情報発信をしたいとする人間の本能。もちろん類似の情報はこの世にごまんとあるが、オリジナルであれば、まだこの世にないものが生まれるという事実に変わりはない。そんなクリエイション虫がブログに向かわせいている。
 というのもこの二日ばかり家の大掃除をしていた。冬以来原稿の執筆などで家の中は未掃除のまま書類などが混沌と散らかり、隣の家の工事の振動で屋根のススがキッチンに落ちたりしていた。だから大掃除が必要だが、それは衣替えではなくフィリピンの嫁が帰ってくるからである。もちろん嫁が来てから大掃除をする方法もあるが急ぎ虫みたいなのにせかされて大方の掃除が終わった。明日は玄関の掃除をしたら嫁でも迎えにゆこうというわけだ。
 5月の末、台風の影響で雨模様。まだ梅雨には早いだろう。トップ画像のような天気が続いている毎日。
 こんなことを書いていると次第にブログ原稿が貯まってしまう。それが三ヶ月以上先まで貯まってしまった。

iPhon13pro

追記:FRBパウウェル議長ジャクソンホールの講演から
  昨夜日本時間23時に彼の講演があった。CNNの記事を翻訳すると以下。これは会議の前に配布されるレジメだろうか?。要点は利下げをする、この記事はホント!?。つまりこれから円高になってゆくと輸入品の価格(例えば小麦粉やこれを原料とするパンをはじめとする食品などなど・・・)が値下がりする。この情報が正しければ、来月発表される米国雇用統計次第で金利を0.25%にするか0.5%にするかを決めるのだろう。2024/08/23,11:40p.m.

CNNの記事から:
ジェローム・パウエル ライブ | 連邦準備制度理事会議長ジェローム・パウエル スピーチ ライブ | ジェローム・パウエル 本日のスピーチ | N18G
ワイオミング州ジャクソンホール、8 月 23 日 (ロイター) - 連邦準備制度理事会議長ジェローム・パウエルは金曜日、雇用市場へのリスクが高まっているためこれ以上の弱体化の余地はなく、インフレ率は連邦準備制度理事会の 2% 目標に近づいているため、米中央銀行が金利を引き下げる「時が来た」と述べ、差し迫った政策緩和を明確に支持した。
「インフレに対する上振れリスクは減少した。一方、雇用に対する下振れリスクは増加した」と、ワイオミング州ジャクソンホールで行われたカンザスシティ連銀の年次経済会議で、パウエル議長は大いに期待されていたスピーチで述べた。「政策を調整する時が来た。進むべき方向は明確であり、利下げのタイミングとペースは、入ってくるデータ、変化する見通し、リスクのバランスに依存する」。
パウエル議長は、連邦準備制度理事会が議会から達成するよう課せられた2つの目標に言及し、COVID-19パンデミック中にインフレ率が約7%まで上昇し、失業率が上昇しているが、「インフレ率が2%への持続可能な軌道に乗っているという自信が高まっている」と述べた。
パウエル議長は、過去1年間の失業率が1%近く上昇したのは、主に労働力供給の増加と雇用の減速によるもので、解雇の増加によるものではないと述べたが、FRBはこれ以上の悪化を防ぎたいと強調した。インフレ抑制には労働市場の「痛み」が必要だと以前語ったことは、今や過去のこととなった。
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エッセイ760.なんでもスモールサイズ

2024年08月23日 | field work

 清水寺へ散歩にゆくとき市バスを使うことがある。この界隈だと移動は市バスとタクシーしかない。
 当然、大きなベビーカーやカートを引きずりながら外国人達が大挙して市バスにのってくる。もちろん車内は混雑!。ふと思ったのは、市バスの車体といい椅子といい全てのスケール感が小さいのだ。特に椅子なんか50年前の人体寸法幅だ。だから椅子が前向きの場合は外国人が座ると窮屈だ。海外のバスはもうひとまわりぐらい大きい。
 そんなわけで優先座席の長椅子に堂々と座る。そこしか座れないのである。もちろん英語の案内はない。大変目立たない地味な日本語とイラストが優先席の表示あるが小さすぎて外国人達の眼に入らない。日本のサインはすべてが控えめであり、コミュニケーション意識が欠落している日本人の悪い意識が露出しているのがバスデザインだ。
 バスには車両限界があるが、実際にはもう一回り大きく出来るはずだが、なんとこれより小さいバスも走っている。京都は道が狭いからね。
 公共交通機関の椅子で外国人が座れるのは新幹線の椅子ぐらいだ。それとて体格がよい外国人には少しきついと思われる。
 もうユニバーサルデザインの時代になって久しい。サインや椅子や車両の寸法も外国人の体型でも利用できるサイズにすべきだろう。戦後まもなくつくられた小さな日本人向けスモールサイズの標準仕様なんか、やめたらどうかな思う。
 日本は、すべてが小さすぎるのだ。バスといい飲食店の椅子といい、もうつめこもうという考え方の時代ではない。そして国際規格の英文サインが必要だ。日本人は初歩的英語はわかるので、もっと英文文字を大きくすべきだろう。

iPon13pro
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エッセイ759.空想旅行

2024年08月22日 | field work

 レンズを整理し4本だけの合理的映像システムにした。これでレンズ沼にはまらなくて済む。
 海外のフィールドワークを想定し、例えばバラナシとかイスタンブールにしようか・・・。バラナシにゆけば護岸をボートから多分撮るだろう。広角ズームでもよいが、火葬している空気は望遠でないと撮れない。それに人々の顔のアップや料理や雑貨などもアップで撮りたい。そうなると・・・、

FX30+E/PZ 10-20G(フルサイズ換算15-30mm)
α6600+E4/PZ 18-105mm G OSS(フルサイズ換算27-157mm)

・・・と2本のレンズで合わせて15mmから、デジタルズームで画質は落ちるが630mmの範囲をカバーできるうえに明るさはF4で統一され、焦点距離がオーバーラップする合理的システムになった。ただし背景がボケない。そこでボケ&夜用としてZeiss SonnarFE 1.8/55 ZA T*を加えた。そうするとフィールドへ3本持参。α6600はアイレベルファィンダーがあり数秒以内なら比較的ブレずに動画撮影ができる。
 そんなわけで私のシステムは、先に紹介したも軽いシステムを含めて二通りの運用ができるようになった。そんな空想旅行をしていた。つまりシミュレーション。
 機材のシステムができると次に悩ましいのが運搬方法。カートに詰めるかバックパックにするかである。
 ブロッククッション付きの一番小さいトランクに全ての機材がはいれば整理が簡単であるが、ジンバルは不整形な形状だから納まりが悪い。バッテリーも同じだから充電器も一つあれば良い。何に入れて旅に出ようか!。
 そんなことを考えながらバラナシやイスタンブール、あるいは出かける可能性が高いフィリピンのクリスマスへ撮影にゆこうと妄想している。
 機材の更新をしたので大いに撮ろうと意気込んだが、はたしてそれでよかったのか?・・・。

 こんなシステムもある。私の機材は古いGopro7だが陸上用にセッティングするとこうなる。世界の多くのフィールドワーカーが使用しているシステムだ。
 今の最新Gopro HERO12ならば5.3K、4Kの映像があたり前に撮れる。しかも機材自体が水深10mの防水性を持ち耐久性は高い。自撮り三脚を含めても15cmに満たないサイズである。それだけの高性能で価格は5万円前後と安くシステム化された部品は充実している。もちろん中国製DJIからもさらに小型ジンバル付き機材がある。日本の撮影機材は、すでにアメリカや中国からはるかに遅れているのが現実だ。
 だから撮影機材に熱を上げる時代ではない。Tiktokやドローン映像をみていると、私のシステムなんて少し時代遅れの感じもするけど・・・。

画像:iPhon13pro&α6000
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エッセイ758.インハウスとプロ

2024年08月21日 | field work

 何故映像にシフトしたか?。
 理由は静止画写真に飽きたから。どうせ動かないのだし、動かなければドローイング・デッサンでいいじゃん。やはり動く描写は映像しかない。
 そうした個人的事情はおいといて、今企業の中でもSNSなどをつうじたCFの映像制作が盛んである。簡単なものは社内で、グレードの高い映像は社外の専門家集団に任すとする発注形態。そして次第に社内のインハウスディレクターの能力が向上し、すべて社内でおこなえる企業も登場するだろう。そうなると映像制作も、これからのサラリーマンの必須能力の一つになるのかな?。
 実際に標準的映像編集ソフトPremiere proをつかってみると、少し勉強すればいろんな事ができることがわかる。今の若い人達なら覚えるのは容易だろう。それがインハウスディレクターの登場を容易にする要因である。
 では誰でもができない要素がある。それは感性に関する能力が一つあげられる。大学で感性を鍛錬する訓練は芸術系の大学でしかおこなわれていない。絵画も彫刻もデザインも感性を働かせる訓練を4年間の実習で徹底的におこなわれる。
 私もそんな訓練を受けてきたから、映像編集は比較的楽な技法である。だから私は容易に映像の世界の入口に滑り込めた。
 さてYouTubeで京都桜名所100選などという類いの動画を配信している。それがアクセス数がとても高い。私から見れば不思議な現象だが、先ず情報を集めたいとする世界の人達のニーズがあるのだろうか。それにステレオタイプ化した映像が応えている。そうなると映像も感性を必要としない情報提供、つまりテレビの世界に近づく。
 感性が要求される仕事に写真や映像のチョイスがある。グラフィックデザイナーならばカンプペーパーをみながら最適な画像を選ぶ事ができる。例えばこのブログのトップ画像はどんなCMに使えるか予想できますか?。これが旅行代理店やエアラインといった答えならば手垢がついた使い古された展開なのでバツ!×××・・(*^▽^*)。
 あらかじめ予想される発想をステレオタイプ化した考え方という。過去に視聴覚経験をしているから、そうした答えが登場するわけである。過去の経験を参照するという態度である。こうした路線に乗るとさらにステレオタイプ化されたCFが世間に跋扈する。そしてつまらないえせ文化的現代社会となる。つまりクリエイションを忘れた社会だ。
 デザイナーの頭の働かせ方は逆であり、これまでに使ったことがないCMや経験はどれかなと考える。つまりインハウスデザイナーが考えなかった前代未聞の方法を探るのである。
 つまりサラリーマン・インハウスデザイナーとプロデザイナーとは、そうした頭の働かせ方に違いがある。
 さてこのブログ画像はAIが選んだが、万人が好みそうなルックスだ。多分AIはステレオタイプ化された人々の考え方に結構依存していそうだ!?。それってAIの手抜き?・・・。

出典:adobe stockのコピー
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Fieldwork933.Fragrant breeze,Kyoto.

2024年08月20日 | field work

 今日は、風薫る5月。最近寒暖差が激しかった。今日は初夏の快適な気候だ。編集ソフトの練習と、更新したレンズの試写が散歩の目的。
 そんなことをしていたら、今日の映像をアップする日程が8月になってしまった。なにしろ100日以上の予約投稿で原稿を書きためてしまったから、いれるスペースがない。まあいいかの気分である。
 目下映像と2番目の編集ソフトの勉強である。課題はカラーグレーディングと音響だろう。
 さて機材を回し始めて、なんとはなしに映像にはいりこんできた被写体をそのときのテーマ風にしている。今日は子供達が目についた。少し注視して撮影していた。そんな撮影をしながら機材のテストをしていた。
 更新した広角ズームレンズは170gと破格に軽く、わずか50gの減量だが、ジンバルとの相性がとてもよくなった。振り回しすぎといってよいぐらいに振り回してみた。やはりジンバル撮影では軽さは"神"である。

Fieldwork933.Fragrant breeze,Kyoto.
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Fieldwork932. 京都緑雨

2024年08月19日 | field work

 初夏に降る雨を緑雨と呼ぶ。新緑が雨に濡れて綺麗だ。そんな雨の降り始めに私は、毎日の散歩コースを歩いた。目的は編集ソフトの練習だ。ようやく2時間で編集制作が完了した。これでiMoveと同じように使う事ができる。だがまだ課題が沢山ある。例えば映像毎のつなぎ方や音楽の設定などである。さらに勉強は続く。そんなことを考えていたら夜、激しい雨が降っている。
 昔から使用しているα6600というボディがバッテリーの消費が少なく小さく軽いので意外に重宝している。映像化では、S-log3はないがピクチャープロファィルがあるのでPP8で撮影すればよい。編集ソフトもiMoveで十分じゃないかなぁー。
 ツァイスの標準レンズは、このボディでは82.5mmになる。広角ズームが30mmまでだから、望遠側と広角側から手を伸ばして標準レンズを省くことができる。こうした考え方は昔からあり合理的である。
 というのも何本もレンズを持ち歩く必要はなく、レンズは2本で済む。実際この標準レンズと広角ズームレンズの2本があれば大方の映像が撮れる。そうだ!、以前中古で調達した30mmのマクロレンズがあった。私のボディでは45mm相当であり等倍まで寄れる便利さは、かって小樽の博物館で複写したときに便利だった。その当時の資料は、いまも研究用として使用している。研究用であれば静止画でよく動画資料というものはない。
 そろそろ葵祭があるころだが、最近ではなにかとうるさいので以前のようには撮影できないだろう。どうしようかな。だが8月のブログもあと1日分空いている・・・。

Fieldwork932. It's starting to rain in Kyoto.
EQUIPMENT:SONY α6600,CarlZeiss ZonnarFE55mm/F1.8,ZA.

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Fieldwork931. KYOTO, A little hot early summer

2024年08月18日 | field work

 毎日の散歩コース。しかし少し違う被写体にレンズを向けた。これまでのマンネリ化の映像に少し反省している。映像を撮るというよりも編集のオペレーションを覚えるための撮影。とはいいつつも、機械的に撮影したのではつまらない。少し映像化した。
 実際撮影し、編集してみると、大きな反省点がある。それはクリップのつなぎ方である。今日の動画でも前半は樹木でなんとかつながっているが、どこか言い分けくさい。後半はぷっつりきれて夜の照明の世界に落ち込んでしまった。従って全体を通じて二分されていてシームレスにつながらないのが気になるところだ。もちろんディゾルブを随所に入れる方法もあるが、それもなあー!?、と疑問形である。
 それに鳥などの生物もいれたいところだが、夕方で飛んでいないのでは、撮影のしようがない。数日かけて撮影し、それをまとめるというのであれば、そんな方法も採れるだろうけど、ここではブログ用として2時間で撮影した画像だけでまとめる方針なので、作品をつくるというものではない。
 
KYOTO, A little hot early summer
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Fieldwork930.In early summer, when the leaves are young, the cold returns.及び追記

2024年08月17日 | field work

 若葉という言葉は5月の象徴である。季節は初夏。しかし冬のように寒い朝晩がある。そんな頃に京都を散歩した。散歩コースはいつもの道である。
 連休中にPreminer proを覚えるという所期の目標は達成した。ようやくiMove並に使いこなせるようになったが、並ではこのソフトの特徴を十分に生かし切れていないから、さらに勉強が続くだろう。
 毎日同じコースを撮影する。頭の中におおよそのコンテがあるが、結果は実際に撮り歩いて映像になりそうな所をつなげて映像化している。そこから当初予想しなかった展開もある。それが長く続けるとマンネリ化の奈落に落ちている。その奈落は、ラクチンなので容易に抜け出せない。困ったな・・。自分の映像を見るたびに最悪じゃん!!。
 夕方薄暮を挟んで、この前後の街のランドスケープを撮影しているから、光の変化がテーマになるのだろう。光の変化によって街の見え方も毎日違い、そこへインバウンド達の表情が被さってゆく。
 この日はマニュアルの標準レンズで撮影した。といっても昔のツァィス・ニコン用の流用だ。だからピントが間に合わない場面もある。なれるまでは絞りリングを回しながらピントをあわせられるようにすべきとする昔からの考え方があった。ピントを合わせるのも合わないのも映像の方法だろう。
 だがいまはオートフォーカス(AF)の方が早いし、そんなことをする必要はない。それを思えばAF標準レンズで映像画面に集中したな。
 そこで最近使用頻度が低い標準ズームレンズ2本に、多頻度で使用しているズームを下取りに出し、リモデルされ解像力が少しアップされた広角ズームGレンズを注文した。下取り価格が予想外によかったので残る資金でAFの標準レンズを注文した。これで機材の更新ができる。
 それは光が変化する夕方固有のランドスケープに最適の機材だ。私の練習スタジオといってもよい京都東山祇園界隈で使おう。だがここは、よく考えるとアイテムが少なすぎるように思われる。その点では海外が撮影に挑戦しやすくさせる。次は違うコンセプトで撮りたいと思いつつ・・・。

Fieldwork930.In early summer, when the leaves are young, the cold returns.
EQUIPMENT:SONY FX30,CarlZeiss Planar50mm/F1.4 ZF,DJI PS3mini.

追記
 日向灘沖地震から1週間後、南海トラフ地震臨時情報が閉じられた。あれって何!?。イソップ物語の狼少年かなあ?。引っ込めたからといって安心という意味ではない。南海トラフを震源とする地震は70年〜260年を周期で発生する説がある。その最短周期が70年より縮まったということだろう。どれぐらい縮まったかはわからない。
  それにしてもTVニュースで和歌山県の海水浴場で、避難情報をだして営業してますという報道には笑えた。というのも宮崎県、高知県、和歌山県、三重県、静岡県は津波が5分以内に海岸に到着する。そして5分以内に海岸から避難できるかは疑問。つまり経営者の責任逃れ対応なのだろう。シーズンだから稼ぎたいというわけだ。
 今度は台風7号が首都圏東の海上を進んでいる。東海道新幹線はこだま号だけが動いている。あれでどうして旅行取りやめがニュースになるのだろうか?。名古屋まで時間差1時間しかない。こだまでいいじゃん。動いているんだから。叔母さんが1時間の差を問題視するほどとは思われない。
 そんな動向をみていると、社会はメディア情報の過度な反応で動いているようだ。これでは地震は避けられないですけどね。
 さて私は京都五山の送り火の準備でもしよう。昨日は岐阜市で40°。京都でも30°を越える猛暑が続く関西だった。
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