Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

エッセイ630. 裸の王様としての日本人

2023年08月31日 | field work

 絵画に対する勘違い日本人という話は既に書いた(2023年5月9日の小説:小樽の翠のなかで)。
 インターネット創世記に天井裏に潜ってLAN配線を付設してきた人間にとっては、インターネットが有料というのは驚きだった。タダだからインターネットだとうのが私の理解だけど・・・。
 そんなイータネット社会のブログを見ていてると、群衆の顔や車のナンバーをぼかしてアップさせている見苦しい画像をしばしば見かける。これも日本人の勘違いだろう。
 群衆を撮影したならば、ぼかす必要は無いし肖像権の侵害にも該当しない。車のナンバーは車毎につけられているのだから個人情報ではない。まして売り飛ばせば貴方と車とは無関係になる。
 そんな不勉強な輩が勘違いしたまま社会で人に規律を強要させることほどアホらしい事はない。そんな典型例が新型肺炎が拡大してきた頃の通称マスク警察だ。人に忠告するぐらいなら、もう少し勉強してからものを言え!、とこちらは憤慨する。日本は、ワクチン接種もマスクの装着も全て個人の判断であるとするのが規律であり、法律で定められているわけではない。
 そんなに不勉強なら図書館に行って論文を読め!、と私は言いたい。すくなくとも論文は、専門家の査読を通過して発表されるから一応の客観性はある。私が言うのは書架にある単行本の類いではない。単行本は無査読で、著者が好き勝手な論拠を並べる事が出来る。だから論文執筆経験がある著者以外の単行本は原則として信用しない。
 因みに図書館に行くと配架されている本の8割以上は雑誌と単行本だ。そして論文の所蔵は大変少ない。それは日本の図書館のレベルが低いのではなく、国民のニーズがその程度なのである。解らないと自覚したら図書館にでむき論文を調べる外国人から見たら、日本人の文化的姿は笑えるだろう。それに気づかない裸の王様としての日本人が存在している事は確かだ。
 今の20代、30代の教育水準は、先ずデジタルに強く、外国語なら良い発音で会話出来るぐらいの能力がある。それを思うとアホな裸の王様としての日本人は、古い時代の教育を受けた年寄り達なのだろうか!?。
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エッセイ629. 海外の庶民には優しくない京都!?

2023年08月30日 | field work

 5月の連休は私にとって大変苦痛の毎日であった。
 というのも何処も大変混んでいるからだ。もちろん混んでいる連休に、こちらは出かけようと思わない。だから家でじっと我慢の日々が続く。
 こういうときは家の大掃除をするに限る。あら!、ハタキがない。屋外用のフックがない。ならば近所の金物屋は・・・、連休中休みだ。運動不足になるからジムへ・・・。エアロビクスの教室も連休中は休講だ。だから私にとっては日常生活のリズムが崩れてくる。
 これじゃあかん。せめて毎日の散歩ぐらいせねば・・。でっ、清水寺から祗園にかけて映像撮影に出かけた。
 遭遇するのは外国人ばかりだ。なぜこんなに多いのか。まあ円安だからだろうと思うが・・・。
 最近京都市内も、町屋などを改装したゲストハウスが多数出現したから、泊まるところは確保できていそうだ。だが食事はどうするのだろうか。
 というのもゆきつけの飲み屋に電話をしたら、今日はラストの時間まで満席なんですよ。京都人しか知らない店で満席!?。
 普段でさえ京都は予約、予約とうるさいのだ。そもそも小さい店ばかりなのだ。そして観光地を外れた路地裏にまで外国人が徘徊している。つまりフラッとはいって飯を食べることでできないのだ。
 マクドナルドで眼前の親子夫婦と3人の子供達を眺めていた。表情が暗い。つまり食べるところが取れないのでマクドナルドでディナーなのだろうか?。
・・・
ママ「本日のディナーはマクドナルドよ!」
子供「やだぁーっ、アメリカと一緒じゃん」
親「日本料理が食べたいよね、ポテトチップかぁー・・」
パパ「しょうがねぇーだろ、どこも満席で入れないんだから・・・」
・・・
 そんな会話を想像するが、多分その通りなのだろう。そして日本の印象は毎日空腹だったという最悪のイメージをいだいて帰国するのかもしれない。もう二度と来ないぜ!、という思いを残して。
 コンビニでも朝、外国人を数多く見かけた。私はリーズナブルに食事が出来ない京都の致命的な欠点があるとみている。だから東洞院通りにある、ハワイ料理の店は朝のモーニングから外国人の列ができる。
 得てして京都の店は、先ず店が小さい。だから予約が必須になる。それに観光地近くは、概して日本人でも価格が高い店ばかりだ。それは京都なら高い値段で商えるとする、京都流商売があるのだろうか・・・。
 外国人といってもマクドナルドにゆくぐらいだから私と同じ庶民だ。ならば庶民がゆけるレストランにゆきたい。そうなると、やよい軒や街角屋だが、名前を知らなければGoogle mapで検索できない。さらに京都の店は夜が早い。24時間空いているのは街角屋か。
 つまり海外の庶民には、優しくない京都の街と理解して良いのだろうか!?。
(記:5月8日)

iPhon13pro
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エッセイ628. ハンドサイン

2023年08月29日 | エッセイ

 ダイビングで水中で会話をするときは、準備よし、ゆこう!、安全停止しろ!!、エアがない!!、気分が悪い!!!、などすべてハンドサインでコミュニケーションをする。他方で日常生活の中でもハンドサインは多用されているし、大阪府警のサイトではハンドサインで歩行者の意思を運転者に伝えろ、とハンドサインを推奨している。Facebookのロゴマークも親指を立てる(サムズアップ)ハンドサインだ。
 そのハンドサインの意味が国によって異なり、むしろ逆の意味を持つ場合があり、ときに使ってはならないサインもある。サイトから引用(注)しよう。
 日本のOKサインは、フランスなどでは無価値、とか女性器を意味する国もあるし、日本で恋人達の間で小指を立てる約束という意味のサインは、中国では最低と反対の意味をあらわし、ガッツポーズに至ってはギリシャ、アメリカでは決闘を意味するサインだ。因みにFacebook(FB)のロゴマークは、ギリシャ、イタリアでは、くそくらえ!だ。
 というのも先日YouTubeでアップさせていた画像を、FBにリンクさせようとしたとき、FBユーザーから指摘があったのでリンク中止の憂き目に遭った。手元の制作映像をみるとトップのこれですか・・・。それはアメリカでは禁止サインの中指をつき立てたギャルの画像か・・・。
 厳格な奴もいるもんだ。ならばトップ画像を差し替えて再度YouTubeに映像アップさせてからFBとリンクした。
 そんな機会に世界のハンドサインのサイトを見ていたら、意味が真逆のハンドサインが結構あるではないか。面白かったので、一寸引用してみた。まあ当事国に出かけたら禁止サインは使わないことだね。
FBで指摘されたYouTube映像のトップ画面
多分私が望遠レンズで撮影していると気づいたのだろう。こうすりゃお前の画像は使えないだろうという意思表示だ。画像としてみれば背景の五重塔が綺麗に納まり、記念になりそうなナイスショットですけどね。もちろん中指を立てる前から映像は撮影していたので、私は画像を差し替えたけど・・・。このあたりが映像の便利なところだ。

注)LIVE JAPAN、https://livejapan.com/ja/article-a0002154/
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エッセイ627. ツァイス・プラナーをジンバルで使ってみた。

2023年08月28日 | field work

 2023年5月11日ブログ映像は、次のように撮影した。解像度が高い静止画時代の単焦点標準レンズをホディとともにジンバルにセッティングしてみた。バランス調整をしてみると、これ以上レンズが重くなると3軸バランス設定が限界のようであり、ジンバルフレームにボディが干渉することがわかった。ジンバルの耐荷重は書かれていないが、おそらく1.5kg程度。だからこのあたりが小さなジンバルに取り付けられる限界のようだ。焦点距離は75mmと望遠系、もちろん使い勝手は悪く、これで何を撮るんだろうか?。
 もっというとライカで動画撮影した画像をみた。古いレンズであり画面全体が陰気だ。いくら解像度が高い優れたレンズだといっても、SONYのカラープロファイルと馴染まない。それではライカで映像は撮れないないと理解した。もともと静止画用のメカニズムだから映像はおまけなのだろう。
 手元のツァイス・プラナーは、高台寺を手持ち撮影したレンズだけど、ジンバルで使うのは初めて。結果は、このレンズなくても良いです!。それに画像が動かなければ絵的世界に近い。絵ならば私は描けるからわざわざ静止画にしなくてもよいと、すこし傲慢な気分・・・。
 そんなこともあり、私の場合は使い慣れているAPS専用超広域ズームレンズ1本で十分。これが私的に見ている切り取りたいランドスケープを捕まえてくれる。フルサイズ換算にすると28mm〜200mm、デジタルズーム併用で300mmまであるから大概の撮影はできる。
 とくにズーレンズは、撮影する人の見方や考え方によって異なり、お勧めという概念自体が存在しない。よくYouTubeでお勧めレンズを紹介している動画を多数見かけるが、あれって始めて機材を揃えようとする人向けの広告だからどうなんでしよう。お勧めという概念が存在しないところにズームレンズが位置づけられているのだから。
 さて画像のホディも、今は新しいモデルα6700が登場したけど、動画撮影ではフィンダーは使わずモニターでみているし、できればジンバルは使いたくないから腰のあたりで構えたい。静止画と動画機材の違いは、目で見るか、腰で構えて撮るかの違いである。そして動画では冷却ファンが必須。となると新登場のモデルは興味の対象外ですね。


iPhone13pro
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エッセイ626. エトランジェ達の空気

2023年08月27日 | field work

 映像制作が中心になってゆくと静止画が退屈になる。動かないし音もないし・・・、そのあたりは人間の眼の知覚と意識の複合作用か・・・。
 例えばインスタグラムで・・・、綺麗なモデルさんで髪型をトレンディに整えファッションもドレッシーでライティングも完璧でプロカメラマンがライカ・デジタルで撮影しアプリで編集加工をしつくしましたね・・・、といったつくられすぎた画像をみると、私の意識は退屈だから指は画像をスルーしてしまう。
 京都の東山を歩くとインスタグラム映えする撮影スポット情報が世界に知れ渡っており、必ず外国人ビジター達がたむろしておりポートレイトを撮り合っている光景に遭遇する。
 そんな彼らのスマホをのぞくと、こちらも少し愉しくなる。何故かといえば、先のつくられた画像に対して、彼らの画像には、例えばアルバイトをしてお金をためてやっと日本にやってくることができて、しかも着物姿だ、一番綺麗なところを撮らなきゃ、といった画像の背後の生活ストーリーを感じさせてくれるリアリティがありそうだ。そこが私には興味深い。
 人間の眼は、つくられた画像と生活感あるリアルな画像とを見分けてしまう。
 こちらは、そんなリアリズムを映像に記録している。時には機材を近づけすぎて若い女性のうなじまで接近し、なんだぁー着物の下は白いTシャツかぁー、着物を脱いだらTシャツ姿で焼き肉店にゆくのかなぁー・・、と想像するのも愉しいし、着物姿の彼女達の骨盤を眺めながら、今晩は彼氏と思いっきり燃えるんだろうなと想像するのも愉しい。日本での思い出を沢山つくっていって欲しいとですねと思いながら私は通り過ぎる。
 そんなわけでブログトップ画面にアップさせた映像機材がフル稼働している。上のα6600につけるYouTubeサイト推奨レンズは、本来だとEPZ18-105mm/F4.0G OSSだが、これは2012年発売でオートフォーカスが遅い。だから私はワンランク下のE 18-135mm F3.5-5.6 OSSを使用している。デジタルズームを併用すると300mmまで届くので、私好みの超焦点域をカバーできるレンズだ。かってEOSのEF Lレンズ28-300mmの解像度と使い勝手がすこぶるよかった経験があるから超広域焦点レンズが個人的に使いやすい。
 今後撮影で試みたいのは、露出やピントをすべてマニュアルで撮影したら綺麗だろう。そう思いつつ、ジンバルの身勝手な動きと雑踏に試みの意志は揺らいでゆく・・・。
 機材のマイクは3つの指向性に切り替えられるので、鳥の声を撮ったり外国人達の会話を記録できる。今度はカップル達の会話を記録しよう。もちろん屋外はノイズが大きいから言葉の意味は断片的にしかひろえないが、それでもエトランジェ達の空気を感じることができるかもしれない。そんな映像が撮れたら面白いと思うけど・・・。
 画像下の小さな機材DJI-POCKET2は予備だけど、最近先ず使わないですね。

会話からすれば台湾人かな!?、首回りの胸鎖乳突筋がいいね。
iPhon13pro
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エッセイ625. 試行錯誤の水中撮影

2023年08月26日 | field work




 水中でライトを使うと、特に珊瑚は鮮やかな色が浮かび上がる。色は光があって見えている事を実感させてくれる。
 このときは水中ライトをかざして撮影している。しかしライトの光が届く範囲は2m程度、そして画角は60度位だろうか。そんな照射範囲の狭い光源でも水中ではライトが必須。映像ならば連続して光る光源になる。ライトの使用で効果の程が大いに変わるというのが水中の世界だ。
 実際にAmazonでは、充電式のリーズナブルな水中ライトを販売している。これかなぁーと思うが、ストロボじゃないでしょうねと、こちらは半信半疑。試行錯誤の水中撮影ですね。

沖縄県久米島
Gopro7
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エッセイ624. 自然からの知見・・・

2023年08月25日 | field work


 ダイビングの動画もアップしているものしかないので、ここでは静止画で。
 私の記憶違いでなければ、この日は慶良間諸島が見え出すとボートが左に舵をきった。波が静かな時でないとゆくことができないポイントである。ダイビングポイント名はログブックを開かないと解らないが、海の透明度は大変高く魚の宝庫である。私の場合、そんな機会は年に1回あるかだが、潜ると自然度たっぷりのランドスケープを心ゆくまで感じさせてくれた。これこそが海なんだ。
 それはあまりダイバー達が容易にゆくことができないからだろう。人間が容易に近づけないからこそ、自然度が高いとする法則は地球上のすべての自然環境に当てはまる。
 自然環境に人間が足を踏み入れた途端に生態系は変わってくるし、人間があらぬ微生物を持ち込んでくることもある。だが生態学研究のためには足を踏み入れざるをえず、そこが科学の悩ましいところだ。精々自然への最小限の負荷で速やかに立ち去るほかない。
 まして自然の観光コースだって!。そんなのは既に生態系が変わっていて疑似自然なのだから南極でもどこでもどうぞ!。
 自然の生態系は変わらない方がよいわけだが、どうしても近づきたければ博士号を取得して生物学者になるほかないでしょうね。限られた人間が調査し論文で発表し世界に知らしめる事で、私達は自然からの知見を得ることができますから、それでよしと私は考えています。

沖縄県慶良間諸島
NIKON CoolpixW300.
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エッセイ623. Goproは魚眼レンズ

2023年08月24日 | field work



 ダイビングのメインの撮影機材であるGoPro7は魚眼レンズである。魚眼レンズでフィールドワークを記録していると聞くと、私は少し驚く。というのも魚眼レンズは静止画の世界で稀少な使い方しかできないからだ。
 その稀少な使い方の一つがダイビングだった。水中で使う以上魚の視界と同じである事に意味がありそうだ。それを地上で使ってみた画像を発見した。私は祇園界隈でテスト用に撮影したと記憶している。つまり多くの世界の人々がこんな視界でフィールドワークを記録している。そのこと自体に少し驚くが・・・。
 そうした使用は、いまのGoPro11になっても変わらないだろう。魚眼レンズの良いところは、私達が見た範囲の全てが写せる事にある。魚眼レンズの基本は自分の位置から上下作用に180℃の画角を写している事になるが、Goproはそれに準じた画角だと思われる。
 そうした画角も水中では、狭くなる。水の屈折現象だ。だから再度魚眼レンズを外付けにして狭まった画角を元の画角に戻す必要がある。それで外付けの魚眼レンズが必要になる。
 そんな話をダイビングで年増の姉ちゃん達に話したら、全然理解されなかった。私はそういう自分の先入観に甘んじて知らない現象を学ぼうとする姿勢がない女は、私の100m以内に入ってきて欲しくないですね。
 人間は、わからない事の方が多い。科学でも多分1割程度の事しか人間は、理解していない。だからAIの力を借りてもっと広い範囲を理解する必要がありそうだ。今政府がやっきになっているマイクロソフトのChatGPTやGoogleが開発間近のBirdの事である。
  話題が飛躍したのでお開き・・・(*^▽^*)。
(記:2023年4月7日)

京都市内
Gopro7.
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エッセイ622. ドロップオフ

2023年08月23日 | field work




 ダイビングでドロップオフとは、切り立った崖を下ることである。久米島ではそのようなポイントが多い。そこが久米島の魅力である。
 酸素をかついだ人間の能力で潜れる深度は、水深40m迄である。この時は毒を持つハナミノカサゴの頭を通りこし崖伝いに水深32m迄潜水していった。しばらくすると崖の途中の小さな更地に着く。ここに生息する小さな魚はみられるが、生物はそれぐらいだ。だからシンシンとして静かな世界である。下をみると水深50m近くまで続く海底が見えていた。生物の気配はない。
 ところで最近のphotoshopの色再現力が面白い。トーン補正をしたら、こんな色だったかと思われる当時見えなかった色まで再現してくれた。確かにそんな色は記憶にないが、そこまで派手だったかなぁと半信半疑だ。そうだ!、多分水中ライトをあてればこんな色だったはずである。それをライトなしで表現してしまうphotoshopの再現力か!?。
 水深5m近くまで上がってくると、そこは魚の生息ゾーン。ダイビングで30mまであまりゆかないのは魚がいないからだろう。深海は写真を撮ってもつまらないところだというのが私の認識。
  自衛隊ヘリコプターが墜落したのも、私達が見下ろしたような水深106mの海底だ。それにしてもメディアは、サンゴがあって発見が遅れたなどというとんでもない報道をしている。106mの海底は光が届かないからサンゴなど生息できないと思うが・・・。それにヘリコプターのローターを木製(通例はアルミなどの金属や複合素材)という珍奇な報道までしてくれた。またまた自然に疎く工学知識に疎い文科系メディアの誤報道か・・・。

(記:2023年4月14日)
沖縄県久米島(2019年10月6日)、Gopro7.
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エッセイ621. ダイビング器材のメンテナンスをしなきゃ・・・

2023年08月22日 | field work




 7月だからダイビングの画像でしょう。といっても今年は出かける時間があるどうかはわからない。だから過去画像を引き出した。一部に採録もある。
 トップ画像は宮古島のアントニオガウディと呼ぶスポット。2番目は久米島のドロップオフで水深32mm、3番眼は慶良間諸島で水深5mで浮上のための安全停止をしているところ。みんな中性浮力だけで水深5mを維持しているからベテランダイバー達でしょう。
 ダイビングの画像は、一部をYouTubeでアップさせている以外は、全て静止画ばかりだ。だから今度は映像で撮影したいと思いながら・・・。
 目下悩ましいのが映像用の水柱ライトだ。もちろんAmazonならば充電式リーズナブルな水柱ライトがあるからこれだろうかなぁー。といって魚眼レンズの画角をフォローはしない。サンゴや魚ぐらいなら撮れるが、ランドスケープは難しそうだ。
 そんなことを考えながら、ダイビング器材のメンテナンスをしなきゃ・・・、と考える頃から私の夏が始まっていた。
(記:2023年4月5日)

Gopro7、INON魚眼レンズ
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エッセイ620. 水中撮影機材の要はライトにある

2023年08月21日 | field work

  石垣島は、マンタが常駐とはいえないが遭遇できる確率が高い。だからこの画像も石垣島だと思われたが、静止画の後画像をみると久米島だ。水中機材のニコンクールピクスW300は位置情報をつかんでいない。水中撮影だからGISの電波が拾えないか・・・。正確を期すならダイビングのログをめくり返せば良いのだが、何冊もあるから面倒だ。
 そうなると水上に上がった時のカットを撮影しておくことが大切になる。それは無駄な画像ではなく、むしろ意味ある画像になるはずだ。
 このマンタの画像だけで30枚程撮影していた。連写モードなんかあっただろうか。おそらく単写でしょう。
 それを思うと水中こそ映像でゆきたい。小型のライト(ストロボではない!!!)がつけられればだが。というのもライトがある事によって水中の生物やランドスケープは、大変綺麗な色が現れるからだ。
 水中機材といえば水深40mは潜れるカメラを覆うハウジングが必須。SONYαフルサイズ系ならSEA&SEAの40万円以上のアルミ製ハウジングがある。しかし撮影機材がモデルチェンジしたらこれは使えない。だから高価なハウジングを調達すると、ハウジングが使える限り撮影機材を変えることはできない。だから意外に古い撮影機材をダイビングの現場で見かけることがある。
 それより大切なのは映像用水中ライトだ。ライトさえあれば、ハウジングなど中国製だってかまわないと私は思う。水中撮影機材の要といってよい。
 その点で付属品が充実しているGoproが大変便利だ。水中の標準レンズといってもよい魚眼レンズはINONから発売されている。今のWEBサイトをみると、1世代前のGopro10用であろうか。そんな具合に新しい撮影機材には容易に対応しないダイビング機材である。

NIKON CoolpixW300

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Fieldwork827, Foreign tourists in KYOTO 4K

2023年08月20日 | field work

 毎日の散歩コースを歩いた。そこにいるのは外国人ばかりだ。和服姿も外国人である。あら!、京都はこんなに外国からの旅行者が多かったのか。それには京都人も気がつかなかった。だから外国人を映像のテーマしてみた。
 ブログの8月のFieldworkのスペースが6日分空いていた。だからせっせと散歩に出かけ映像制作をしていた。それにしても6日分の映像制作というのは、いささか大変だなと痛感している。もちろん夕方撮影に出かけ、その日のうちに編集作業を終えてYouTubeにアップさせているわけだが・・・。
 慣れるにつれて編集作業は早くなってきたが、気力の方が飽きてきた。だから今日は残り1日分のスペースを埋めるべく、ノルマだと思って撮影に出かけた。それで8月分の予約投稿がすべて完成しホットしている。今日は5月20日、今日時点で114日分の予約投稿としている。もちろん映像だけはほぼリアルタイムでアップさせているが・・・。
 ブログアップとなると5日に1回ぐらいで調度よいと思っている。コロナも去ったし毎日アップする必要性もなくなったようだ。とはいいつつも、既に9月のブログにまで手を付けている始末だ。このことは、そのときになって考えよう。
 最近映像にしてから人間の良い表情が捕まえやすい。多分連続して撮影しているから、その中から書き出せばよく、撮影時には気がつかなかった画像ばかりだ。多分私達の環境は、すこぶる情報量が多いのだろう。だから連続撮影が有効になる。そうなるとあの静止画機材はどうすんだろうか。私の後ろのトランクで眠っている。静止画を撮るために持ち出し街を徘徊し、疲れ果ててまで撮ろうという気分にはならない。
 EOS1につけていた大きく重い超広域ズームレンズが、APSサイズでは同等性能でジンバルに乗る軽さだ。やはり28-300mm(デジタルズームで1.5倍)というのは便利この上ない。ただし300mmにするとジンバルの微動作で揺れるのが一寸悩ましい。ここは慣れるほかない。なにかと身体動作の習熟を求められるジンバルである。

Fieldwork827. Foreign tourists in KYOTO 4K
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6 OSS
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Fieldwork826. 青時雨の京都 4K

2023年08月19日 | field work
 
 青時雨とは、梅雨時の頃の青々と茂った木々の葉に降りたまった雨がひたたりおちる様をいう。この日梅雨には一ヶ月以上早いのだが、まとまった雨はさながら梅雨のごとし。だが夕方から薄日が射してきた。
  雨の日の古都も美しいが、如何せん映像機材は水濡れ要注意だ。とくにモフモフのついたマイクは、見るからに水に弱い。といって引きこもっていたのでは雨の撮影が出来ない。チャンスをうかがっていたら夕方には雨もやむようだ。ならば出かけるか。
 清水さんまで上がってきたら雨がやみかけていた。このまま天気は回復傾向だ。ならば山の端にたなびく雲あたりが今日の映像のテーマになるだろうか。陽が沈む頃薄日が射してきた。明日は晴天だろう。
 こうした風景を撮るときに、超広域ズームレンズが役立つ。山の端はデジタルズームを併用して200〜250mm位の焦点距離。そして人物も撮りたいから広角側も欲しい。これらを1本で済まそうとするなら、このレンズしかないのか・・・。この私のレンズには、フルサイズ換算で135mmの位置に修正液で小さくマーキングしてある。意外に135mmという焦点距離は、使う場面が多い。

Fieldwork826.青時雨の京都 4K
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6 OSS
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Fieldwowk825. 京都・真夏日 4K

2023年08月18日 | field work

 2023年5月17日は、全国的に真夏日であった。京都市の気温は32℃。まだ梅雨も来ないのに、いきなり真夏の気温。初夏の心地よい季節はどこにいったか。そういえば桜の開花も早かったし、夏が来るのも早いということは、今年は暑く長い夏が続くということか!?。
 夕方から散歩に出た。清水さんから京都市街を望むと、やはり湿度が高いためかぼんやりした風景だ。こりゃさえない風景だと思いつつ、夕陽が山際に沈む瞬間でも撮そうか・・・。
 露出計をスポットメーターにして、フレームレートを8fpsにすれば写るだろう。だが機材を安定して置いておける場所がない。結局ブレることを承知で手持ち撮影だ。ジンバルでブレは低減出来るけど限界もあるさ。今日は長時間固定撮影とフレームレートの勉強だった。
 それにバッテリー交換をしてこなかったから、残40%。こまめにスイッチを切る節電撮影も兼ねている。海外のフィールドに出れば、そんな事があるだろうと思いつつ。
 編集した画像を見直すと人間の姿が多い。だが同じ人間に会うことはない。それでこの映像はなんだろうと考えた。私の感性が見た京都紹介の映像でしょう。風景は誰が撮影しても大きく変わることは少ないが、入れ替わり立ち替わり異なった国々から訪れるビジター達が入ると、それはそれでいつも少し違った街の空気になる。
 なぜこの限られたエリアばかり撮影しているか。先ずグランドレベルのアップダウンがある。そことへ伝統的建造物群保存地区や世界遺産がところせましと並び、山際だから自然も多いわりに花街や街の賑わいもある・・、といった具合に様々な要素が限られたエリアに凝縮している面白さが、ここにはある。そこが頻繁に散歩に訪れる理由かもしれない。

Fieldwowk825. 京都・真夏日 4K
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6
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Fieldwork824. 京都・孟夏夏日 4K

2023年08月17日 | field work

 5月16日の京都は、最高気温28℃、最低気温12℃。初夏と呼ぶには、心地よさを通り越して、照り突く日差しに夏の空気を感じた。日の入りの時刻が18時50分頃だから、いつもと同じ時間に徘徊していては、暑くてかなわない。だからもっと遅い時間に散策しなければと思うが、それでは清水寺の閉門後である。そこは少し悩ましい。
 さて、映像の方も220本を越えるまで練習してきた。通例は1,000本の映像を制作してようやく1人前ぐらいだから、こちらはまだビギナーもよいところである。
 今日もジンバルの操作に明け暮れた。ジンバルは体の動作次第だから、理屈で扱うことはできない。なんとも人間的なツールだと思われる。だから体の動作が、それこそ小笠原流の歩き方みたいにできないとアカンし、なにかと体で覚える要素が多い。
 とはいいつつも、この日は撮り方の練習もおこなった。高台寺の喫煙コーナーの映像がそれである。風景には近景、中景、遠景と三要素があり、この3点セットが景観の良さにつながる。高台寺喫煙コーナーでは、近景が竹製の柵、中景が高木、そして遠景が八坂の塔である。中景の高木を中央に据えたまま機材を動かすと、近景の竹の柵は左に流れ、遠景の八坂の塔は右に流れる。それも高木の後ろから塔が姿を現すのはいかにも京都らしい。こうした撮り方は、カメラをドリーさせる方法の1つでしょう。
 そんなわけで、まだまだ映像の練習は続くが、これから暑くなるからどうしようかなと迷う頃でもある。
 それにしても外国人旅行者の表情が明るい。思わず眼が合ったらスマイルで返してくるところが素晴らしい。日本人なら三白眼でにらみつけられるんだろうなとと思いつつ・・・。

Fieldwork824. 京都・孟夏夏日 4K
SONYα6600、E18-135mm/zF3.5-5.6 OSS
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