Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ZEISSの空気59. マックの100円珈琲・・・外国にいるような気分になれて

2019年11月30日 | Kyoto city

 

 京都では、1日中デスクワークなので健康のために、夕方散歩に出かけるようにしている。それに不思議と気温が下がると街を徘徊したくなる。空気が澄んでいるからだろう。

 そして夕方の珈琲、もちろん市内に数多くある瀟洒なクラシック珈琲屋は観光客ばかりなので先ず行かない。やはり京都人のお勧めは、世界各国の外国人や若いお姉ちゃん達で賑わっているマックの100円珈琲だ。こちらのほうが外国にいるような気分になれて、最近のお気に入りなのです。

 10年以上前に、先斗町に田中珈琲があった頃、店内は空いていて舞妓さんとお母さんと、地方企業社長風の頭の禿げた凡庸なオッサン風情とが相談している光景にであった。舞妓さんの定年は二十歳だから、多分身請け話でもしていたのだろう。「お店持たせるのもお金がいりますやろ、そこで・・・」という話を私は想像していた。

 私は内心、通信制の高校とか大学検定試験でも受けて大学にゆけばいいじゃんと思っていた。脂ぎったショボい禿げの凡庸なオッサンの妾よりはいいと思うけどな。それに水商売だって知識教養はいると思うけど。そうだ、いっそ工学系にでも進学したら面白いですね。

 「ボンちゃんなぁー、舞妓の身請け話断って通信制の高校にいかはったん。それで大学受験したら京大の建築に合格したん。そのうち若い先生となかようなって、今は建築家の妻どすって、うち驚いたわぁー」、そんな話って結構あるんではないですか?。

 女は器量に愛嬌、男は個性的な能力、それは今も変わらない男と女の価値観だろう。

 

京都市宮川町、祇園、木屋町筋

SONYα6000、E10-18mm,F4.0

1)ISO10000,焦点距離10mm,露出補正0,f/4,1/60

2)ISO10000,焦点距離10mm,露出補正0,f/4,1/60

3)ISO12800,焦点距離12mm,露出補正0,f/4,1/15

4)ISO12800,焦点距離16mm,露出補正0,f/4,1/60

5)ISO12800,焦点距離10mm,露出補正0,f/4,1/60

 

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Fisheye26. エキジット

2019年11月29日 | diving

 

 安全停止からエキジットし、カメラがBCDから外されてボックスに投げ込まれるまで、Goproのビデオモードを回しっぱなしにしてみた。水中と地上との境界というか、浮力がなくなって地上の重さに戻る瞬間をビデオ画像で捉えてみようとする試み。もちろんそんなことがドラスティックにうつるはずがないのは承知済みだが、ビデオだとやはりトライしたくなる。そんなビデオ画像から静止画を切り出してみた。

 ダイバーが水上に顔を出したときから次第に浮力がなくなり、変わりに地上の重力が増加しつつ、船のタラップをあがるときは20kg以上の機材の重さが加わり、最後の力を振り絞って力任せのエキジットだ。

 流れの速いところや波があるところでは、エキジット途中で船が突然揺れて万一海に振り落とされても、フル装備だとリカバリーは容易だ。だが水中でフィンだけ外すと上がりやすくはなるが、そのかわり流されたときは、浮くことはできても重装備だから泳げない。だから私は、可能な限りフル装備で船に上がる練習を心がけている。実際粟国島では波があるためフィンをつけたままエキジットすることが必須だと聞いた。

 ダイビングは海にエントリーするよりは、海からエキジットするときが重労働だ。それは浮力があって万事軽く感じてきた水中から重力がある地上に戻ってくるからだ。水中ではなんなく振り回せる大型撮影機材も突然重みを増してくる。

 きっと宇宙飛行士も地上に戻ったときには、地上の重力で自分の身体の重さを痛感するだろう。地球の重力ってすごい力だと思う。

 しかしダイビングポイントに限っては、いつも波があるわけではないので一番お気楽な方法は、水上でBCDや付随しているタンク一式をぬいでしまうことだ。そして、さっさっと上がって後はお任せ。

 さて京都市内も天気予報では、都心部は11°:4°、気象台がある都心北側では7°:1°、北風も吹き冬到来。このダイビングシリーズも先ずは、ここでエキジットしよう。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD


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Fisheye25. 転地というライフスタイル

2019年11月28日 | diving

 

 11月〜12月の冬の始まりの京都は、日に日に寒さが増してくる。

 ここのところ空気が乾燥しはじめたので喉が少し痛いのである。もちろん加湿器はフル稼働させている。この頃仕事で忙殺されてゆくと、気がついたら扁桃腺炎になって高熱で1週間の静養が必要だった、なんてことが昔はよくあった。

 京都の寺も紅葉の夜間拝観をしている。

 以前夜の冷え込んだ嵐山に紅葉狩りに出かけたら、翌日から体調がわるい。医者にいったら肺炎と診断された。この薬が効かなければ入院ですなといわれた。

 そんな経験があるから紅葉といってもはしゃぐ気分でもない。京都の山際の夜は、都心に近い割には予想の他冷え込む。京都の寒さで肺炎を患ったのだから、都市とはいえあなどれない。

 寒いのは私の身体に悪い。という理由でせっせと沖縄通いを続けている。まだ暖かい方が健康には良い。12月始めも、本土からの北風がこなければ沖縄は、まだ潜れるだろう。

 やはり、ケッペンの気候区分が違うところへ棲む転地というライフスタイルがあるだろうと思っている。本土よりは常に10°〜15°ほど気温の高いところで、冬をやりすごすというわけだ。

 ワンルームのマンションでいいか、でっ壁際に複数のデスクを横に並べMacと27インチのモニターがいるか、ベッドはダブルにしてソファと一緒に米軍の払い下げ品でいいか、あとは冷蔵庫に洗濯機に電子レンジ、なんかミスター金城みたいだけど、・・・、すでに棲んだ気分で俯瞰図のスケッチを描いているのには笑える。1月から4月、6月から9月と半年以上は滞在するか。場所は新都心やモノレール沿いや人気の川向こうの小禄は避けよう・・・などとイメージしているが。

 最近沖縄にセブンイレブンが進出し、日商100万円/店と日経MJは報じていた。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO460,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/612

2)ISO469,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/341

3)ISO218,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

4)ISO877,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

5)ISO339,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

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Fisheye24. 海洋生態学、それに法律

2019年11月27日 | diving

 

 ダイビングで何をしているか?

 水の中で撮影ばかりしているわけではない。つまり水の中のことなんか人間は大して知らないのだから、ここに勉強するおもしろさがある。教授することを仕事にしてきた人間が、実は反対の立場の教わる面白さを再発見したというべきか。そんな勉強を必要とする知的なところが、私が長く続けている理由かもしれない。

 PADIのカリキュラムでは、いくつかの水中を勉強するブログラムがあり、ファンダイバー達の関心に応じて水中などでレクチャーをしていたりする。

 さしあたり勉強のとっかかり、先ずは水中の生物との出会いから。

 関心があろうとなかろうと水中の生物から、そのバックグラウンドにたどり着いたらしめたものである。そもそも海洋生態学などという学問がようやく芽生えた頃だから、まだわからないことの方が多い。

 人間は、これまで食用に供する魚については研究をしたし、国民の関心も食用マグロだったり、ウナギが養殖できないかといった世俗的な話ばかりであった。そもそも食用の魚の飼育方法を発見したからといって、そんなことは水産飼育技術の話であって、とても研究の世界とはいいがたい。

 だから、その背後にある海洋環境については、地上ほどには理解も解明もされていない。35億年の競争、適応、進化が刻まれている海洋だからこそ人間が恩恵を受けている部分は多いはずだが。

 さて視点を変えて、国立公園である慶良間諸島でダイビングしている水中で魚を捕まえ地上である船に持ち帰ったらどうなるか。自然公園法と漁業法とこれに基づく漁業調整規則に違反し、6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金となる。海藻や貝でも同様に漁業法違反に問われる。もちろん死んだ珊瑚のかけらでも地上に持ち出せば同様の犯罪となるとWEBに書かれていた。WEBには、依拠が書かれていないので本当かと疑問が生じる?、勉強してみよう。

 日本の領域の海はすべては漁業法によって都道府県の管轄下に置かれ、漁業権が確立されており、申請があった漁協に漁をする権利を与える許可制である。だから漁の捕り方も、範囲も、下位の漁業調整規則によって細かく定められている。

 海は厳しく法律や規則が定められていることは事実だ。だからダイビングで、まれに研究や勉学の目的で魚にさわりこそすれ、逃がしている。また研究では例外的にサンプルとして採取する場合もあるが、他方でお持ち帰りするダイバーは皆無である。

 漁(りょう)の概念について整理しておくと、漁業法第2条1項では、「漁業とは、水産動植物の採捕又は養殖の事業をいう」、とある。採捕という言葉の概念は幅広いが、法文は、A又はBの事業をいう、とする構造だから事業はAとBの両方にかかる構造だ。従って採捕と養殖をし、なおかつ事業に供することが漁になる。

 従って漁業法の解釈からすれば、業としないフィッシングは可能になる。せいぜい民法上の権利者の同意程度か。さて、私が潜る慶良間諸島は、自然公園法で規定されている海の国立公園でもある。それが国立公園第1種地域であれば、珊瑚の死骸であっても持ち帰ることはできないばかりか、あらゆる改変が不可となる。その典型例が中部山岳国立公園の上高地。この地域全体が国立公園第1種地域だから、ホテルの窓に木の枝がかかったといっても、それを勝手に切り払うこともできない。もちろん上空からチェックされています。

 つまり慶良間諸島では、少なくとも2つの法律が適用される。特にWEBに書かれてあった罰則は、おもに後者の適用であって、それが前者の内容と抱き合わせになって不正確に理解されるという、一般的にはよくある話だ。WEBを検索すると不正確な情報が最初に大量に検索されるので、巷の論拠がとれない噂話の拡散装置だね。

 そんな海洋生態学と法律のバックグラウンドを意識しつつ、広い海のホンの小さな一角へ出かけて勉強してゆくのがダイビング。だが何故か私もダイビングをすると刺身が嫌い気味になる!。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO346,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/472

2)ISO593,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/247

3)ISO759,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

 

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Fisheye23. 視距離50m以内、ランドスケープとマクロ

2019年11月26日 | diving

 

 人間が関わる環境の類型は、空気がある地上、水中、宇宙の3タイプだけである。

 こうしたスタティックな画像を並べると、どこかの惑星にでもいるようだ。宇宙と水中という環境の違いがあるが、私達の世界の最初はこんな風景だったか。

 僅かの期間に魚眼レンズを多用した。今では私の必須の画角になっている。これがないと水中では、マクロモードの魚ぐらいしか撮影できない。もちろんそれとて面白いのであるが、こちらは魚類学者ではなくてランドスケープデザイナーですから、魚ばかりじゃ飽きるのよ。だから魚眼レンズは、私には常用レンズといってよい。

 それに水中で水の透明度の範囲内でしか撮影はできない。それがよくても視距離50m以内。それ以上は人間の眼も撮影機材も及ばないということだ。

 それに水中ではレンズの画角が狭まるわけだから、地上で焦点距離24mmの超広角レンズは水中では30mmぐらいのレンズになってしまう。そうなると次第に接写ぐらいしかできなくなってくる。

 人間が捉えられるのは、その程度の範囲だから、50mはある大きな岩を丸ごと撮りたいといったランドスケープの場面では魚眼レンズの画角が必須になってくる。

 その割には、リーズナブルな機材の魚眼レンズは、もっぱらサードパーティー製に依存している。あとはEOS5D+魚眼広角レンズ+ハウジングといった具合に、大変大きく高価なシステムになってくる。学術調査ならこうした大きなシステムになるが、それとて視距離50m以内の世界だから、学術上どうしても見えないところまでみてゆく必要がある場合は、マルチビーム音響測深装置となり、むしろこちらの方が数値データになるから3DCGで可視化したり、加工や応用もきく。ただし魚ではなく、地形を捉えるわけだが。

 そんなわけで所詮視距離50m以内の世界だから、リーズナブルな消耗品機材でよいと思うが、そのGoproが結構活躍しており、ニコンのニコノスが登場しない以上は、これでいいじゃないですか!、と結論づけている。

 

沖縄県慶良間諸島、久米島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/963

2)ISO190,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO190,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

 ニコンCoolpixW300

4)ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正0,f/4.2,1/200

5)ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/125

6)ISO125,焦点距離10.1mm,露出補正0,f/4.4,1/160

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Fisheye22. ケッペンの気候区分

2019年11月25日 | diving

 


 ログをみると10月4日とある。沖縄の画像は、まぎれもなく夏の色、そして夏の光だ。そんな色や光が失せる冬が好きになれない。そこで珊瑚の画像をかきあつめてみた。

 日本本土では、全国同じように桜が咲き、紅葉が訪れる、夏は暑く、冬は寒く、所によって豪雪となる。多少の違いはあるが、どこへ旅しても温帯地方というケッペンの気候区分をはみ出すことはない。

 それが沖縄だけは、日本では唯一の、そしてアジア圏で最北といってよい亜熱帯地方だ。だから冬がない、植生が違うので花粉が飛ばない、夏の陽射しはサングラスが必需品であるほど強く、本土とは異なる感性の異文化や王朝の歴史があり、それでいて今は本土と同じ生活機能がある。

 個人的には、同じ温帯の気候区分に属する地域に興味はない。だから異なる気候区分の環境へ出かけたくなるわけだ。旅に出る、それは自分の住処とは異なる気候区分の環境に出かけてみるということだろう。

 亜熱帯地方であるフィリピンやタイなどへの旅の人気が高いというのも、そうした気候区分の相違が貢献している。それこそが旅にでる大きな動機といってもよいだろう。今の旅行ビジネスは、そんな差異を無視してくれる。当然地域振興という大義名分の元に方向違いのマーチャンダイジングで展開され、メディアをかき回し打ち上げ花火でお終いという空しい日本の現実の姿がある。

 それほどまでにケッペンの気候区分は、私達の生活に影響力を持っている。


沖縄県慶良間諸島、久米島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO126,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO320,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/653

3)ISO157,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

4)ISO280,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

5)ISO242,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

 

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Fisheye21. 車椅子のダイバー

2019年11月24日 | diving

 多分画像の彼だったと記憶しているが・・・。

 久米島のダイビングでは、日常車椅子で生活しているダイバーがいた。船の縁に腰掛け装備をつけてもらい、私と同じようにズルズルとズボラ風エントリーをし、そして私達と同じペースでダイビングをしているダイバーだ。ありゃ、潜り慣れているではないですか。確かに水中の方が地上の移動よりは、はるかに楽なのだ。

 ダイビングショップでお昼を食べたあと、彼が30センチはある段差を越えて車いすでトロトロと橋を越えて出かけてしまった。あら、どうすんだろうかとスタッフに訪ねると、彼は写真を撮りながら港まで車椅子でゆくんですよ、という話だった。

 彼は、オリンピックの車椅子だったら2,000万円ぐらいするんですよ。あれ、国が補助するんですよ、そんな話しが聞こえてきて耳に残っていた。ベンツより高いのかぁー・・・。それにしても船ではジッと動かずにいる彼の忍耐力には脱帽する。

 もう一人、みるからに80歳は越えたお爺さんがいた。潜るでもなく、スタッフでもなく、なんだろうとみていた。翌日、ついにインストラクターのすすめとサポートで、ほんの少しだけダイビングをした。あっ、やはりダイバーだったのだ。時間こそ短かったが、ダイビングをして恐縮しながらエキジットしてきた。ご苦労様でしたと心の中で思った。そんなに早くあがってこなくてもいいのにさ、こちらはタップリ休めて好都合だったのだ。

 久米島のダイビングショップe's divingは、身体障害者の受け入れを行っている。

 さて、もう一つ余談があった。二日間のダイビングを終えて港に帰る途中、ガリガリと船底をこする音がしたと思ったら浅瀬の砂にマッタリとはまり込んだ。動かそうにも動かないから、まさに助け船を無線で呼んでいる。こここそ健常者の出番だろうというので私も含め数人が海へ飛び降り一斉に船を押したら、船はなんなく動いて浅瀬を抜け出せた。なんだ簡単だったか。そんな海の感触が心地よかった。実は暑かったからもう少し浸っていたかったのだ。

 そんな経験をしつつ、ふと考えると、どんな年齢になっても、その人なりの目標が人間には必要であること。目標を捨てたら意識はボケ老人のごとくだということを。歳だからという言い訳で目標を持つこと、持続させることを諦めてはアカンということでしょう。

 

沖縄県久米島イマズミ

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

ISO342,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/280

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Fisheye20. 楽ちんなエントリー

2019年11月23日 | diving

 

 通例ジャイアント・エントリーかバックドロップエントリーで海に飛び込む。ジャイアント・エントリーは、船の縁にすくっとたって脚を大きく海へ1歩踏み出し飛び出すようにエントリーするわけだから、まあ格好がよいかな。ちなみにバックドロップエントリーは、船の縁に腰掛けて後ろ向きに海へ飛び込む方法。

 でっ、私!、装備をつけたら脚からこのままズルズルと海へ沈んでゆく。水の抵抗がなくていいんじゃないかな。それに成り行きでズルズルと沈んでゆくわけだからエアも減らないし、それで水中の集合場所に向かうわけだ。

 しかし、このエントリー方法には意味がある。そしてここだけタラップをつけていないことにも意味がありそうだ。それは明日のブログで。

 オープンウォーターのライセンスをとってから、私が最初に関心を持ったのが水中の画像を撮ることだった。それが最優先。そんなわけで、当時私の撮影システムだったオリンパスE-M1に、ハウジングと魚眼レンズを調達し、水中ライトまでセッティングしてもらって撮影しだした。あっ、また!そのでかい機材を持ってきたとインストラクターから笑われた。

 以後はダイビング技術を覚えるより先に撮影に没頭。つまり教科書の順番を無視して、頁を読み飛ばしていた。まあ面白いところからゆく、そんな選択肢もあるのだろう。

 だから教育の場面での私の勉強方法は、教科書をパラパラと眺めて面白いところからやる、つまらないところは後から勉強する・・・ではなく、やらない!。

 さて、なんの話をしていたか・・・。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1017

2)ISO186,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO233,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/368

4)ISO291,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/403

5)ISO208,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

 

コメント (3)
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Fisheye19. 夏の光を懐かしむ

2019年11月22日 | diving

 

 1週間前に夏の終わりなんてブログで書いといて画像ファィルをひっくり返したら、まだ夏が残っていた。

 10月4日の沖縄は、まだ夏の光のなかだった。光が水中に射している時は珊瑚がはえる撮影時だ。おろしたてのGoproと魚眼レンズで乱写!。

 珊瑚は、昭和の頃の喫茶店やスナックの店名にしたぐらいだから言葉のイメージはよいが、実際にそれほど彩度が高いわけではなく、むしろ大変地味な生物だ。それが群生すると、やはり綺麗だ。それに地球温暖化の影響で、減少しているとする報道がある。さらには台風などの波でもがれることもあるだろう。

 実際潜ると、もげた珊瑚が散乱していたりする場面にもしばしば遭遇した。もちろん珊瑚を人為的に植え付けようとする努力はされていると聞くが、自然のスケール感の方がはるかに大きく、人間のすることは微々たるものだ。環境の変化に微妙に揺れる生物といえる。

 このときは、あの台風19号が沖縄に接近していて、それを覚悟で予め日程を長くとっていた。しかし沖縄直撃予報から本土に進路変更した頃に那覇に飛んだので、沖縄は波こそ高いときもあったが、幸運にも予定通のダイビングに恵まれた。

 このブログを書いているのが11月。季節は暦通り順調に秋に、そして冬へと変わってゆく。もう京都はダウンコードが必須の寒さになってきた。北から寒気団が来始めているからだ。過ぎ去った夏の光が恋しい季節、また12月も今年最後のダイビングを少しだけ行おうと目論んでいる。

 

沖縄県座間味島アイダー、渡嘉敷島アリガー

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO2377,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/120

2)ISO239,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1149

4)ISO230,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

5)ISO100,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/1391

 

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Nikon Freak427. グロテスク

2019年11月21日 | diving

 

 美しいだけが水中の景ではない。ときにはグロテスクな生物にも遭遇する。トップの画像は砂地に海草だけがポツネンとあってクマノミの住処にになっているのだけど、かくれるところもなくてどうして住処なのか。見方を変えて造形的にみると大変ユニークな文様ではあるが。

 2番目以降はシャコ貝か。砂地に置き忘れたように60cm位の貝がポツネンとある。その口をのぞくと、おーーっ!、グロテスクというわけだ。もう何年も海底に横たわっているから、貝殻には水中の浮遊物がびっしりついている。

 その他に・・・、とあげると撮影したくない生物も含めて、グロテスクな水中の生物は、そこそこにいるわけです。

 さて最近は、工学系の人間が関心をひくような話題もなくヒタヒタと冬が近づいてきた。京都は紅葉の季節を迎え、その後は酷寒の冬しかないのだから、私は秋という暖かい希望がない時間が嫌いだ。

 昨日の京都市の気温8°:3°、私の家の近くで12°:6°、このバラツキは京都市の気象台がJR嵯峨野線円町近く、つまり都心から大いに外れたところにあるからだろう。ちなみに那覇市は22°:21°とある。

 その冷え込みつつある京都で、夜風呂に入ったときの身体が痛くなる感触が私は嫌いなのだ。それだけ身体が冷えていたのだし、もちろんしばらく湯につかれば慣れるが、今度はあがるのが面倒になる。そんな風に冬の風呂は面倒くさいので、時折パスする。だからあがっても身体がホカホカしてくる温泉志向の人間達が多いのもうなずける。それで翌日からの酷寒を耐え忍ぼうというわけだが、耐えるというのが私流ではない。

 私は、那覇の宿の風呂が心地よいと思う。お湯がぬるいということもあり、身体が痛くなることもなく、あがる未練もなく、そのあたりの面倒くささがない。さらに市内には風呂のないマンションもある。つまりシャワーだけで十分という人もいたりするからだ。風呂って疲れるしさ・・・、それじゃ、これから飲みにゆけないでしょう、というわけだ。実際街中や外食産業は、夜中まで人の出入りが多い。

 かって青森市の仕事で5年間通った私の経験でいえば、冬の寒さを忘れるのは温泉ではなく亜熱帯の気候だと考えている。インターネットで仕事はどこでもできるから、冬は気候区分の違うところへ転地する、そんなライフスタイルがあるだろう。世の中がそんなことを実行する前に、小さな仕事部屋でも那覇市内に借りておかなければ。

 

沖縄県慶良間諸島

ニコンCoolpixW300

1)ISO125,焦点距離12mm,露出補正0,f/4.5,1/200

2)ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/4.4,1/125

3)ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/4.4,1/250

4)ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/100 

 

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Fisheye18. エキジット前のまったりとした時間

2019年11月20日 | diving


 Gopro7も水深10m以内で光が届けば、大変綺麗な画像を撮してくれる。おそらくスマホカメラ的プログラムではなかろうか。

 おや!、ダイブマスターやらインストラクターの資格をゲットしたAさん、さっすが撮影機材を両手でしっかり構えるところなんざぁー、お勉強しましたね。私なんか肩手撮りですから(笑)。

 聞くところによれば、沖縄に下宿し、その隣がホテルで、ここでアルバイトしながらダイビングのインストラクターの講習と実習を積み重ねていたとのこと。来年からは東京のダイビングショップで働くそうだ。それは、自分の夢を着実に実現してゆく女の子のチャレンジ物語みたいで頼もしくも、私にはうらやましい世界だと思った。

 さて気になるのがAさんの右側に見える美ボディ風は何?。重装備のダイバー達に目が慣れていただけに、これは新鮮な光景だ。カメラマン風がいるからモデル撮影か。能面でもつけて潜ればアーティスティックな写真になりそうだというアイデアはカメラマンに任せて・・・。

 よくみたらスキンダイバー達だった。美ボディならダイビングスーツなんか着ないですか・・・。それにしてもタンクを必要としないスキンダイビングは、水深40m迄行くという話を聞いた。自分の肺の酸素で潜るから安全停止も不用だ。

 そんな美ボディ達が小さな船に上がると、そのままごろんと横たわっている。もちろん芸術系出身でデッサンを勉強した私は、美ボディを観察し頭の中でデッサンをしていた。美ボディといっても筋肉がハッキリしないから描けないなぁーといった具合に・・・。というのも毎週クロッキー教室でダンサーや俳優達の裸婦を描いているから女の体は見慣れているのだが、目の前に横たわっている美ボディをみていると、お腹が呼吸で上下している姿、これは、魚だ!、魚が横たわっている光景だ。魚ならスーツはいらないか。

 さて、そんなボディが舞っているというのに、無心に珊瑚のデバスズメダイなんかお勉強をしていたり、安全停止に集中していたりと、それぞれなりにエキジット前のまったりとした時間が流れてゆく。

 

沖縄県座間味島アイダー

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO307,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/312

2)ISO370,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

3)ISO373,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

4)ISO326,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

5)ISO323,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962


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Fisheye17.  続々・久米島

2019年11月19日 | diving

 

 ダイビングポイントを言いあてるのが苦手である。

 慶良間諸島あたりでは景観の類似性が高いということもあるが、多分空間系の人間は、景観を図面なり地図と照合したり、自分の手で描かないと理解できない性格なのだ。景観で判断したって、そんなのは不正確さとする気分が濃厚だし、ダイビングで地図と照合する機会がないので、いつもわからないが続く。だが一度照合すれば、バッチリインプットされる。そんなわけで、いつも持参するログブックに、海上保安庁水路部作成の水中の等高線が入った地図の一部をコピーしていれている。

 トップ画像の地形が面白いと思うし、このように浅いところから深いところまでを1枚の画面に納めた撮り方をしたいとおもう。だから魚眼レンズを持参している。宮古島の本ドロップ・ポイントは、いくつもの大きな亀裂が沖に向かって走っている。そんな話をきくと複数の亀裂を撮影したい。しかし全体はスケールが大きすぎて無理。水中の透明度はよくて50m程度だから先ず全体は写らない。精々撮れるなら1亀裂程度だろう。

 そうなると、予め天気や光が届く方向をチェックしておく必要があり、ダイビングのコンパスも復習しておかなければ。そうすることで自分のいる位置や帰るべき船の方向もわかるし、あわよくば私なりの海底のメモをつくりたい。いつもそれが理想だけど、ダイビングのときはすべて忘れている。

 海底の地形は、勉強し出すと面白いし、被写体としても魅力的だ。だからナショナル・ジオグラフィック的な記事の執筆や撮影ができれば申し分ないと思うけど・・・。私が目指しているのは、まさにここなんだ。

 

沖縄県久米島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO207,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO805,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/796

3)ISO201,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

4)ISO262,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/374

5)ISO286,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/479 

 

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Fisheye16. 続・久米島

2019年11月18日 | diving

  


 久米島!、天気晴天、ウーマガイ・ドロップオフのポイント。ハナミノカサゴをやりすごし、岩壁に沿って水深をグングンさげてゆくと外の光が僅かにしか届かない無機質な世界がひろがる。ログでは最大水深33.9m、約4気圧。

 この深さで生息する桃色のスミレナガハナダイは、ライトを当ててもらってようやく捉えた。 まさに紅一点。ボディの模様はもっと綺麗な色合いだし数多く生息していたが、こちらは魚眼レンズだから小さな魚は撮れないけど無理筋で撮影する。暗いからライトは必需品だけど、Goproだと綺麗に撮影するならば光が届く水深10m位まででしょう。

 ダイビングには、深く潜るディープとか、流れに乗って潜るドリフトといった様々な方法がある。そんなことを冷静に考えていると、よくもまあこんな恐怖の世界へ飛び込んだと思う。それでも続けているのは、知らない世界をみてみたい、知らないことを勉強してみたいとする研究者の好奇心なのか。あるいは新しい撮影機材を持参してきたので試してみようとする意識が後押しするのか。それで潜りつつけている。

 だから、ダイビングにゆく朝のピックアップの車を待つ時間は、なんでこんな怖い計画とかハードなスケジュールをつくったかとか、エアのない異なる環境へゆくのだし、それにこちらは魚じゃないのだからと、いろいろと屁理屈を並べて気分は憂鬱だ。だから「今日は波が高くてお休みでぇーす!」、といわれると緊張感がほどけたように休日の朝の気分みたいになって、よし!、撮影機材を持って那覇の街を徘徊して、夜は馴染みのスナックで酒を飲もうというスケジュールが即座に頭に浮かぶ。

 さて話題は変わるが、昨日の京都市内は毎年恒例、町内会合同避難訓練とお火焚祭だった。避難訓練は避難先である元小学校まで避難の訓練をし(ただ歩くだけ)、その後の消防署のアトラクションは退屈なのでパス。インフルエンザが流行っているときに、体育館の人混みはやだなとおもったし、ここは流行病の予防措置だ。午後は町内のお火焚祭なので、神主さんがお祓いをし、護摩木を燃やして焼きミカンをいただいき、冬でスなぁーと挨拶。

 万事ズボラなダイバーなのです。

 

沖縄県久米島ウーマガイ

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO2377,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/120

2)ISO588,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

3)ISO461,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

4)ISO767,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

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Nikon Freak426. マクロな目線

2019年11月17日 | diving

 

 マクロの世界は魚眼レンズでは捉えられない。

 クリスマスワームや海老・蟹に1cmまで近寄れて、ストロボ内蔵のニコンW300が活躍する。

 この機材を、いつから使い始めたかと画像ファィルをさかのぼると2018年10月とあり、まだ1年しかたったいなかった。多分それまでのW130を洗面台で洗浄するときに水没させて急遽調達したんだろう。1年とはいえ、もう10年ぐらい酷使したみたいに液晶画面が傷だらけだ。水中機材は消耗が早く2年ぐらいで次の機種に更新している。この機材もオートフォーカスがとろくなってきたので今年のオフシーズンにメンテナンスにだした頃に、次の機種が出るとありがたいのだが。

 話題は変わるが、京都の街では、私が通うセブンイレブンやマックで必ず外国人達と遭遇する。

 特に中国人をみていると、日本に求めているものが少し理解できそうだ。それはスポーツ系のファッション・ブランド。おそらく日本に来ると、最初に上から下までナイキやアシックス、時にはノース・フェースもあるが、それで身繕いをするようだ。全部は揃えきれなくて、ブーツだけ中国製という場合もある。ブーツのかかとの部分に偽造の大きな真珠風が飾り付けられていたりして、そんな珍奇なデザインは日本でもアメリカでも見かけない。それに髪型が金正恩みたいにソリをいれているけど、いかにも床屋でやったと思わせてくれる。格好を良くしたいなら日本の美容室を予約すればよいのに。

 つまり彼ら・彼女達の意識のなかでは、中国製品じゃ、格好悪くて、美しく、カワイク見えないじゃないか、日本人や欧米人のようにフツーに格好良くなりたい、とするジレンマがある。そうした意識は先行するけど、中国にはZARAやユニクロをはじめとして世界で評価されるファッション・ブランドが皆無だ。

 彼等・彼女達も日本人や欧米人達のように格好良く、美しく見えて、現代の立ち位置につきたいのではなかろうか。だけどファッションというのは、その国の文化なんですね。これまで丹念に人材を育て、オリジナルなクリエイション活動を長く続けてきて、いまの日本があるわけですから、コピーでいいやという文化ではクリエイションは生まれないですね。そうした偽物文化のツケがいま中国でおきているのではないですか。偽物文化から回復するのに人材の育成から初めて世界で評価されるようになるまで、まず20-30年年はかかると思うけど。

 悠久の歴史があり、大変見識の高い文物の研究者も数多くいる泰然とした中国ですが、現代中国は選択を間違えたようにも私には感じられます。マクロな目線で中国人を観察していたときの話なのですが・・・。

 

沖縄県慶良間諸島

ニコンCoolpixW300

1)ISO125,焦点距離9.2mm,露出補正0,f/4.3,1/125

2)ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/125

3)ISO125,焦点距離11mm,露出補正0,f/4.4,1/60

4)ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/100 

5)ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/8.3,1/500 

6)ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/50 

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Fisheye15. 水中撮影機材の2台持ち

2019年11月16日 | diving


 地上のフィールドワークでも、焦点範囲がそれぞれ異なる撮影機材2台持ちは理屈としては正解なのだが、実際に振り回すというのが大変煩わしい。それが水中での2台持ちは、どうだろうかという関心があった。

 つまり魚眼レンズとマクロのできる小さな機材の2台持ちが、物理的重さよりも2台を同時に水中で使い回せるかどうかに関心があった。

 それまでは1台持ちだから、ダイビング前に魚眼でゆくかマクロでゆくかを予め決めておかなければならなかったし、実際水中にゆくと、魚眼の場面もマクロの場面も同時に登場する。これまでだとどちらかの撮影を切り捨てなければならなかったわけだ。

 それをハウジング系機材よりもすこぶる小さい機材の2台持ちで解決できないかというわけだ。最大の問題は難なく水中で振り回せるかどうかだ。

 実際にやってみたら浮力もあるし地上のような煩わしさがなく意外に容易に振り回せた。これなら、使えそうだということがわかり、撮影範囲がグンと広がる。広がらないのは頭の切り替えか、これはどうしょうもない。

 例えば、同じクマノミを撮影しても2番目の画像は魚眼レンズで近寄れる限度で撮影。これより接近するとクマノミにぶち当たる。3番目の画像は50cm位の距離から内蔵ストロボを用いてマクロモードで撮影している。

 このように性格の違う2台の機材が使い分けられる。それが可能なのはニコンW300がハウジングレスで大変軽い優れものであること、Goproもハウジングにいれてあるが、それ自体が大変小さいということが大きく寄与している。

 水中に限ってだけど、小さな機材の2台持ちがありえそうだ。

 

沖縄県慶良間諸島

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

1)ISO212,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

2)ISO400,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/240

ニコンCoolpixW300

3)ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正0,f/4.2,1/400

4)ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正0,f/4.3,1/250  

 

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