goo blog サービス終了のお知らせ 

Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

エッセイ840.私達の暮らしは現在進行形

2025年03月31日 | field work

  静止画なんか動画から切り出せばよいと昨日書いた。だがそのためにpremiere proを立ち上げ映像を読み込ませてから静止画を切り出す必要があり、1カットのためにもっさりとしたソフトを起動させるのは面倒だ。映像編集するときにまとめてきりだせばよかった。それに最近iPhonで静止画を撮らなくなった。
 今日でビザ申請待ちも半分近くまで来たが、まだ日本に帰れない。といって日本はまだ冬をやってんだろうな、寒い中でエアロビクス教室なんかに頑張って通っているんだろうな、家はどうしたかな、と思い出すことはあるが帰りたいという気分はない。
 ふと今自分がいる場が人生のすべてだと思う。だから今のその場に入り込むしかない。私達の暮らしはいつも現在進行形だ。
 海外にいて一番役に立つのがMac book proとデビットカードだ。これで論文やブログを書きブラカンのATMで生活費をおろせる。この2つがあれば何処でも暮らせるがWiFiが必須だ。 
 いまフィリピンではWiFiが充実しているので、スマホのSIMカードを入れ替える必要はない。だからスマホメールは届きませんよ、といっても相手にはわからんだろう。
 特にSMBCは本人確認をスマホメールで行うという時代錯誤システム。スマホの電話番号はSIMカードに紐付けられているから、キャリアの違うフィリピンのSIMカードにすると電話番号が変わる。SMBCが「予めご登録をいただいた電話番号で・・・」といわれてもなぁー。銀行の電話番号の登録変更ってWEBでできたかなぁー!?。
  chatGPTで調べたら「パソコンからでもインターネットバンキング(SMBCダイレクト)を通じて変更できます。以下の手順で登録変更が可能です。」実に面倒臭い!。PCメールにしろよ!。
 日本からEMSが届いていると配達員がしらせてきた(荷物を届けないんだ!)。NIKKAは郵便局まで荷物をとりにいった。日本から梅干しとふりかけと海苔を送ってもらった。フィリピンの主食は米だから、これらも必需品だ。
(記:2025年1月28日)

ブラカン:Insta360Ace pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ839.一時ダイエット放棄

2025年03月30日 | field work

 叔母さんが毎日食事を作ってくれるので食には不自由しない。朝はNIKKAがパンと珈琲をいれてくれるので助かっている。それも一ヶ月もたつと、わざわざ起きるのも疲れるから寝ている事が多い。そこで市場の前にある屋台WKUK WIKUへ朝飯をたべにでかける。エッグバーガーと僅かに杏仁豆腐の断片がはいっているジュースが朝の朝食だ。そこまではよかった。
 だが叔母さんが来ないときもある。ガスがなくなったというときもある。冷蔵になにもないということもある。そんなときにマクドナルドの宅配だ。こんな田舎町でもマクドナルドやケンタッキーが宅配してくれるから、その販売力はすごい。それにフィリピン人はファーストフードが大好きだ。
 昨日は、そのマックだった。日本とはメニューが異なりチキンやスパゲッティやご飯もある。渋く一番軽いハンバーガーにしたら、なぜかチキンとスパゲッティとポテトフライにコカコーラだ。お腹がすいたから食べるほかない。翌朝食べ過ぎて胃がもたれている。
 一体これまでのダイエットはなんだったか。そんなわけで体重は増えているはずだ。時々絶食し体重を減らすが体重計で測定する気分はない。
 まあ海外にいたら食生活が異なるので体重の増加はやむを得ない。また日本に帰ったらダイエットだな。

iPhon13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ838.論外なことを思い出す

2025年03月29日 | field work

 こんな風景なら静止画も面白そうだと論外なことを思い出す。
 最近フィリピンの仕事が片付きだした。だから余裕がでてきた。日本のWEBサイトをつつく。
 サイトには「ニコンDf」の褒め唄が多い。私も所有しているが映像も撮れないでえばるな!、色票忠実のニコン色設定がよろしくない、ニコンでよい画像が撮れたためしがない。せめて映像が撮れれば持ち出せたが。
 プロダクトとしての所有感ならニコンF3+MD4に方がはるかによい。だがDfには、ミラーレス用ニッコールレンズ以外は全てのニコン製レンズが付けられる利点がある。今はフィルムデュープの道具的な装置と認識していて撮影機材としての認識ではない。
 撮影に持ち出すと言うことは、半日なり1日は歩き回るということであり、そんな体力がいる行動に持ち出すなら手元のSONYで十分だ。SONYの静止画はシャープで綺麗だしツァィスの色も再現してくれる。chatGPTは、DfのイメージセンサーはSONY製と回答した。今につながるSONYの布石だ。そのあたりが、私がまだ使えると判断した論拠だっか・・・。
 ふと静止画なんか動画の切り出していいじゃん、という言葉を思いだした。実際今はそれで十分だ。
 
iPhon13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ837.冬忘れ、猛暑逃れ、京都冬逃れ

2025年03月29日 | field work

 この時期フィリピンは、乾季だから雨が少なく過ごしやすい毎日が続く。といって日中は気温30℃。動かなければ汗をかくわけではない。概して暮らしやすい気候だ。
 だから毎日着替えるからフィリピンと洗濯物は不可分だ。それは道路にも大量に干すポルトガルの洗濯物の光景と似ている。1週間もたたないうちに大量の洗濯物が溜まる。
 私は、あまり着替えは持ってこなかったが歩いてゆける範囲に衣料雑貨のスーパーが午前8時から開いている。ここで200ペソ(400円)のポロシャツなどを調達している。つまり着捨てだ。
 幸いマロロスのショッピングセンターにゆけばユニクロがある。フィリピンでは、スポーツウェアについで知られているブランドだ。これは心強い。だから衣類に不自由はない。そんな大量の衣類をNIKKAの叔母さんが、まとめて洗濯してくれる。
 その衣料雑貨スーパーの道の対面が広場である。広場を横切り、大通りに通りにでる。大通りの正面にブラカン教会の古い建物がそびえている。フィリピンの歴史遺産だ。大通りを進むとセブンイレブンがある。ここでも私は店員さんに顔を覚えられてしまった。
 今日でフィリピン滞在45日経過、多分中間点を過ぎたところだ。ビザを取りに来いという連絡はない。フィリピン政府の書類申請だから!、といえば国民が納得するほど政府の仕事の遅さは知れわたっている。
 この辺りまで来ると、もう日本の出来事がどうでもよくなる。といってまだ学術論文の提出があるので気力をだして片づけている。合間にブロガーたちのページを訪れる。「寒梅」という文字が、はるか遠くに見える。ああっ、いま日本は冬でしたね!。冬は疲れるんだな。それがないから、こちらは気楽さ。冬逃れをするのが当初からの目論見だった。 
 我々の研究仲間でも1年以上海外の教育機関などにゆく人間は多い。それを思い出せば私などはましだ。だが理想を言えば適度に環境を変えながら、冬逃れ、猛暑逃れ、京都逃れをしたい。
 気候変動で京都の夏はフィリピンより気温が高く、人間の生存可能温度35°を越える日が続く。それはフィリピンより高い!。つまりフィリピンは気温の変化が少ないかわりに、4月からの雨期では、スコール状態の雨と高い湿度と強い照り返しがある。夕方から教会の礼拝が始まる頃、町の活気も盛んになる。朝と夕方の街だ。
 日本の4月、5月、6月の環境はすばらしい季節だ。5月の心地よい風が懐かしい。それはなにをしても、私を元気にさせてくれる。
 そんな環境のなかで、このブログ執筆が、唯一日本と私を繋ぎ止めている。日本忘れにならないために。
(記:2025年1月26日)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ836.ファミリー達

2025年03月28日 | field work

 お正月に、一番近い親戚達がいつものように集まった。私は全部の名前を覚えていないので大きな事は言えないが、たぶんこれがこのブログでは、自慢できる光景だ。
 この ブログ小説で沢山のファミリーがいる方が面白いと書いていたら、ホントにその中にいる事になった。やはり人間が多いほど国家も元気だ。日本は人口減少と歩調をあわせて 30年間成長しない社会をやってきた。こちらはそのとばっちりを受けたわけだ。
 今度は子供達の玩具を用意しなきと考えるとバケットボールかなあ?、と思案する。もちろんMBAのTシャツは、いたるところで売られているほどバスケは、フィリピンでは人気スポーツである。プロリーグのPBA(フィリピン・バスケットボール・アソシエーション)の試合になると熱心に観戦されているというのがAIの回答だ。日本も八村塁が活躍しているから、こちらは少し鼻が高いが。
 やはり国際的に活躍しているプロスポーツ選手の存在は大きい。それが国自慢の一つだ。もちろん野球なら大いに自慢できる日本である。
 だから経済も早く強い日本に戻れ!、と言いたいわけである。フィリピンの町に出れば、ホンダ、ヤマハ、スズキのバイクは沢山走っているし、車だってトヨタが圧倒的に多い。
 だがYouTubeをみると石破首相が訪米の機会を探っているらしい。そんなことをしているから世界から舐められるわけであり、いっそ日本にジョーおじさんを呼べばいいじゃん。日本はファミリーの一員だよと世界にアピールすることの方が大きいと思うけど。だからゴルフの格好でエアフォース1のタラップを降りてきたらどうですか?。
 それに日本のパスポートは大概の国で使える強力な存在だし、今は世界から好感をもって迎えられる。ニッポンよ自身をもて!、といいたいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ835.潔よすぎた日本の選択!

2025年03月27日 | field work

 さて、これからがフィリピン滞在の長さだ。じっと我慢の子か!。ビザ申請をフィリピンでおこなったために長逗留だ。ビザがもらえればフィリピンでも仕事ができる。といってそんな気分はないけど。メリットは帰る日程を考えなくて済む。日本が暖かくなったら帰ればよいさ。
 フィリピンのエアロビスのコミュニティにもつかまったし、ブログも日本同様に繋がったし、そうなると日本にいる感覚と変わらない。
 ふと、今の日本は退屈だといいながら、コミュニティを作る努力は面倒だからしたくない、とする空気なのかなと思われる。つまり人付き合いも面倒だから一人の方が気楽でよいという世界だ。それは私から見ると潔く馬鹿馬鹿しい選択をしたと思うけど。
 だがここは熱帯気候帯だから夏は暑い。同様に京都も暑い。夏はどうしょうかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ834.長逗留の機材

2025年03月26日 | field work

 日本を出発前に悩んだ末の撮影システムは、今実際にどのように使えているか。
 今のところの結論は、Insta360ace pro2とFX30+Zeiss soner50mmF1.8の組み合わだ。広角側をアクションカム、望遠側をZeissが82.5mm、これは高解像ズームで123mmとなり、この2台持ちが負荷がなく私的に使いやすい。後はどんな仕事をしようとMacが必須。撮影したら記憶が薄れないうちに編集したいから。
 例えば突然SCのロビンソンへゆこうとさそわれると、財布の入っている肩ショルダーを引っ掛け、小銭入れに翻訳機、ベルトにアクションカムをさして準備OK。だから機材はいつもスタンバイできる状態を維持する。そうして撮影してしてきたのがフィリピン映像。
 デジタルの面倒なところは、あらかじめバッテリーを充電させておかなけれはならないこと。それにFX30のバッテリーは意外に早く消耗する。
 だが、時には背景がボケて綺麗な映像が欲しい。そうなるとZeissレンズの使用頻度が高い。まれに広角ズームレンズを使ったが、これはアクションカムで賄えるから予備用だな。ジンバルは持ってきてもよかった。
 こんな話しを書いても、なんのことやらと思われるむきもあるだろう。何しろブログが不通だったからね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ833.gooブログ不通の時・・・

2025年03月25日 | field work

 フィリピン滞在中にブログが通じない日々が22日続いた。だからYouTubeぐらいしかみられない。そんななかでこのYouTubeに興味をひかれた。SONYのFX3にスマホをとりつけるパーツ紹介動画である。
 同じボディデザインのFX30も同様であり、ボディに多数のネジ穴がありリグパーツを工夫すると光軸上にスマホモニターをもってくることができる。ミラーレス一眼レフで真横にモニターひろげるのは使いにくい。だから願わくばモニターは光軸上に欲しい。
 もちろん高価な外付けモニターもつけらるが、使う頻度が多いわけではない。特定レンズをつけたとき静止画風に撮影したい事がまれにある。そんなときのパーツだ。
 でっiPhon13proではもったいないので、解像度が高い中古スマホをさがしたら5,000円ぐらいだ。もちろん電話機能不要でありWiFi接続ができればよくMonitor+ というアプリが用意されている。
 そうなると手元のコシナ製ニコン用レンズZeissDistagon25mm/F2.8ZFが使える。このレンズはニコンで使うとZiessにしては大変冷たい発色でガッカリさせられるが(何かとニコンはよろしくない)、SONYにつけるとZiessの色を綺麗に引き出してくれる。FX30につけると37.5mmとなり準広角レンズとして使え接写にも強い。それにSONYの神マイクECM-B10がつかえ、カメラモニターもぶつかることなく開き、ON-OFFスイッチにも指は届く。そしてピントは手動で合わせたいのである。
 このシステムを組み立ててフィリピンの静止画をとりたかったが、日本に帰国してから京都をとろう・・・。つまり、もう少しちゃんと映像的な撮り方を勉強しようと目論む。
 gooブログ不通の時はため息をつきながら、自分のメモ代わりにブログに書き留めた。文字が書けない欲求不満が続いていた頃の、しょうもない話である。

画像:林チャンネル :https://youtu.be/mSfeCmp_JkA?si=ckM3RsK93iD3Bpdo
パーツ連絡先
アプリ:Monitor+ https://monitorplus.cc/
スマホ:Redmi Note 11 https://amzn.to/4aIkQfM SONY FX3orFX30 https://amzn.to/3RNjrMh SONY 
マイク: ECM-M1 https://amzn.to/3RFZwyW VoightLander 
レンズ:NOKTON 40mm F1.2 Aspherical VM https://amzn.to/48fYMaO SHOTEN 
マウントアダプター: LM-SE https://amzn.to/3tPvUXT 
NiSi 可変NDフィルター :TRUE COLOR VARIO https://amzn.to/3tPw69z Tiffen Black Glimmerglass Camera Filter https://www.bhphotovideo.com/c/produc... NICEYRIG 
カメラミニプレート: https://amzn.to/3H9vizz SmallRig 15mm
ロッドクランプ :https://amzn.to/41JXliq SMALLRIG 15mm
カーボンロッド: https://amzn.to/4aDdfiN Ulanzi 
三脚マウント :MagSafe用 
スマホホルダー: https://amzn.to/47mwJVZ 
USB C ケーブル: 0.15m https://amzn.to/3S4SANf
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ832.やることがない日々

2025年03月24日 | field work

 フィリピン滞在も42日目になった。大きな行事が終わったので、キリスト復活祭の4月までは退屈な時間が続く。しかもブラカンは田舎町の農村地帯だ。そういうときにMac book proを持参していてよかった。これに飽きると撮影でもとなる。もうこの街の大概の被写体は撮影したから被写体も限られている。視点を変えるほかない。
 YouTubeでバリ島あたりに家を構えた外国人達の映像をみる。映像ではわからないけど、内実は退屈ライフだと思われる。退屈というのは自然の中でゆったりすごしたい現代人の願望を素通りこして何もすることがなくて悩むということだ。それはやだな。
 そんな空いた時間に人間は、これまで陶器をつくり生活回りの工芸品の制作にいそしんできた。そんな時間つぶしのツールがないと、時間を持て余す。だから私も学術論文の準備はしてきたし、これを提出するとあとは家の設計をいじるとか、タガログ語でも勉強するぐらいしかない。
  ならば本でも読むか・・・。といってここには本屋もなく日本語の本なんかAmzon頼りでも届くかどうか。マニラの大型書店で本を探す方法もあるが、暑い炎天下を2時間のバス旅は一寸ねぇー。
 じゃあ旅か。たがバギオとビガンの世界遺産はいっちゃった。フィリピンは世界遺産集落が少ない。
 そんな風にあれこれと考えて妙案の決定打がない。ブログだけが唯一の時間つぶしだった。だが通じない日々が長く続いた。

iPhon13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ831. 冬忘れ

2025年03月23日 | field work

 昨年日本の気候が寒くなり始めた頃、冬をフィリピンで過ごせば冬忘れになると目論んだ。その目論見は正解であり、このブログを書いている時も半袖シャツに短パンだ。しかもビザ申請で3ヶ月は留まらざるを得ないというおまけまでついた。
 環境の気温差というのは大きい。人間が生存できる気温は、環境の湿度や風の影響、また体調や衣服などにも大きく依存するが、一般的にはおおよそ摂氏0度〜35度の範囲が生存が可能とされいる。
 といって10°以下だと防寒着も必要になり、薄着で暮らす環境ではない。だがフィリピンの乾期の1月は、最高気温30°前後、最低気温24°前後というのは夏姿で暮らせる。ただし湿度は70%以上である。
 じゃあ寒いことはないかというと、実は寒いと感じる事もある。夜は家の構造上エアコンをつけっぱなしにしているからだ。だからユニクロの冬用ヒートテックが重宝する。それを除けば夏姿で冬忘れができる。
 さらに家忘れというのもある。多分郵便受けには大量のチラシが投げ込まれ年賀状も入っているだろう。泥棒に留守ですと教えるようなものだ。だがどうでもいいさ。盗まれる物はないからね。
 その背後には、チマチマとした京都の暮らしに嫌下がさしていることもある。そんなのどうでもいいさと思う気分が心地よい。
 gooブログが不通だった20日間に日本のニュースをみた。フーーん、枕営業もどきをしてスポンサーのつかないフジテレビはつぶれるのかしらん!?。メディアもインターネット、そして明治の小樽の商店のイラストを描いた絵地図の裏は広告だった。古くから文化は広告収入に依存している。こちらは広告すべき素材がないから安閑としている。

iPhon13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ830.DDoS攻撃と輻輳

2025年03月22日 | field work

 1月2日にDDoSが大量の書類を送りつけgooブログがダウンした。同日には復旧したとしているが、こちらはgooブログのアクセができない日々が続いた。システムとして復旧しても、執筆できないのではブログとして機能していない。
 危機に弱い日本の対応を思い知らされた。使えないサイトにスタッフブログを載せても誰も読めない。更にNTT docomoサイトではお詫びの言葉ばかりで、現状の説明や経緯、こちらがなにをすればか良いのか、復旧の見通しといった肝心の事が全く書かれていない。お詫びの言葉は不要であり、情報関連企業でありながら回復経緯を発表しないなど情報リテラシーの低さに呆れた。
 さらに輻輳が起きてしまった。輻輳は、限られたLAN回線に多数のアクセスが集中した結果起きる現象だが、今回はこの復旧に随分と時間がかかった。それがどれぐらいの輻輳規模であったかは、スタッフブログの記述が1週間前で終わっているので、こちらはなにもわからない。
 いつもは3,000〜8,000の間で推移する私のサイトのアクセス数が1月17日だけ397回になった。これが輻輳の現象を示していた。アクセスする人はブロガーではない。ハッカーのおくりつけたブログラムによるエラーだと推測する。他のブロガーさん達も突然のアクセス数の高さを指摘していた。
 既にDDoSの攻撃を受けてgooブログ不通は22日経過した。1月22日に復旧した。そのあいだ執筆できない日々がフィリピン滞在中に悶々と続いていた。

iPhon13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ829.学術論文の締め切りが迫る、追記:プーチン大統領とトランプ大統領の電話会議

2025年03月21日 | field work

 フィリピンの家は彩度が高く、ほどよい色相でペインティングされているので、街が汚くても画僧の写りが良い。撮影する立場では容易な環境だ。そして乱雑に積み上げられたコンクリートブロックなどモノクロ画像向きだ。だから映像も静止画を組み合わせてというスタイルを時々行っている。
 そんな撮影作業に没頭していれば幸せだったが、今年度の学術論文の締め切り日が2月14日と早めに設定されてしまった。あと1ヶ月かよ。ならば気分を切り替えてフィリピンで明治期小樽の話を書こうか。今年は全部はかけないから二部に別けようと執筆構造は早々に決まったが、意欲がねぇー・・・、なのだ。もちろんフィリピンで執筆することは覚悟していたから準備はしてあるが。
(記:2025年1月15日)

追記:プーチン大統領とトランプ大統領の電話会議
 フィリピンで伏せっている時に両氏の電話会議に着目していた。電話会議の内容は、ホワイトハウスとロシア大統領府から発表された。どちらも発表前に調整されているから内容は同じである。ロシア側は協議項目を全てについて具体的に発表しており、アメリカ側は概略的発表という違いがある。世界のメディア評価はともかくイギリスBBCと私は、この電話会議を歴史的成果と評価している。
 トランプ大統領は30日間停戦というコンセプチュアルな提案に対して、プーチン大統領は「では、そのために、いくつかの課題がありますよ」と提案を前進させたことも興味深い。これは双方が今後協議してゆく議題を提案している。つまり交渉は進展したのである。
 これまでEU各国がウクライナ紛争解決が試みたが成果はなかった。ここにきてようやく紛争解決に向けた新しいステージに到達できたわけである。それにしても欧州委員会委員長フォン・デア・ライエンの過去の発言にあった「ウクライナが敗れたらロシアはヨーロッパまで進軍してくる」によってEU諸国とバイデンアメリカは武器供与を続けてきたが、そうした論拠なき発言にこんなにも簡単に従う国家の無知さに私は唖然とした。
 電話会議で興味深いのはアメリカとロシアで、NHLとKHLでプレーするロシアとアメリカの選手によるアイスホッケーの試合を開催するというプーチン大統領の提案があった。友好関係はスポーツから始まることを過去の幾つかの例が教えてくれる。
 全ての項目ついてわかりやすいのでロシア大統領府の発表を以下にあけだ。
------------
ロシア大統領府の発表
プーチン大統領はアメリカのトランプ大統領と電話で会談した。
(2025年3月18日午後8時15分)
両首脳はウクライナをめぐる情勢について詳細で率直な意見交換を継続した。
1)プーチン大統領は、戦闘行為と人的損失の停止という気高い目標の実現のため奮闘するトランプ大統領に謝意を示した。
2)プーチン大統領は、紛争の平和的解決に向けた基本的な取り組みを再確認し、包括的かつ確実で持続可能な解決策となる可能性があるものについて、アメリカのパートナーらとともに徹底的に検討する用意があると述べた。これは当然ながら、危機の根本原因を取り除くことの絶対的な必要性と、ロシアの安全保障上の正当な利益を考慮に入れるべきだ。
3)トランプ大統領による30日間の停戦案に関して、ロシア側は、すべての前線で攻撃を停止した場合の有効な監視の確保、ウクライナでの強制的な動員や軍の再軍備の停止の必要性といった、多くの重大な点を指摘した。
4)また、到達した合意をたびたび妨害し破ってきたウクライナの政権の強情さについて深刻なリスクを指摘した。

5)(ロシア西部)クルスク州の民間人に対し、ウクライナの戦闘員が野蛮なテロ犯罪を行ったことも強調した。
6)紛争の激化の防止と、政治・外交的な手段による解決に向けた取り組みのための重要な条件は、ウクライナに対する国外からの軍事支援と情報提供の完全な停止だと強調した。
7)先日、トランプ大統領がクルスク州で包囲されたウクライナ兵の命を助けるよう呼びかけたことに対して、プーチン大統領は、ロシア側が人道的な見地に基づいて行動する用意があり、ウクライナ軍の兵士が投降して捕虜となる場合には、生命と、ロシアの法令や国際法の規定に沿った相応の取り扱いを保証することを確認した。
8)会談の中でトランプ大統領は、紛争当事国の双方が30日間、エネルギーインフラへの攻撃を控えるよう提案した。
9)プーチン大統領はこの呼びかけに肯定的に応じ、対応する命令を直ちにロシア軍に下した。
10)プーチン大統領は、トランプ大統領が述べた黒海水域の航行の安全に関する呼びかけを実現したいという考えに対しても、前向きに反応した。
11)合意の具体的な内容の検討のため協議を開始することを決定した。
12)プーチン大統領は、3月19日にロシアとウクライナの間で、175人対175人の捕虜交換が行われると伝えた。さらに、善意の表示として、重傷を負ってロシアの医療機関に入院中のウクライナ兵23人が引き渡される。
13)両首脳は、上記のトランプ大統領の提案を含めたウクライナ情勢の解決に向けた努力を、二国間の枠組みで続ける意思を確認した。このためロシアとアメリカの専門家のグループを設置する。中東や紅海の情勢など、その他の国際問題にも触れた。
14)危機の現場の情勢を安定させ、核不拡散や世界の安全保障に向けた協力関係を確立するため、共同の取り組みが行われる。これはまた、ロシアとアメリカの関係の全体的な雰囲気の改善を促すことになる。
(よき一例は、ウクライナ紛争に関する国連決議で同じ票を入れたことだ。)
15)ロシアとアメリカが世界の安全と安定の保証に対して負う責任の観点から、二国間関係の正常化に双方が関心を示した。
16)この文脈において、われわれの国が関係を築くことのできる幅広い分野が検討された。経済とエネルギーでの互恵的な協力の将来的な発展に向けたさまざまなアイデアが議論された。
17)トランプ大統領は、アメリカとロシアで、NHLとKHLでプレーするロシアとアメリカの選手によるアイスホッケーの試合を開催するというプーチン大統領のアイデアを支持した。
両大統領は、言及されたすべての問題について連絡を取り続けることで一致した。
会議内容の出典:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250319/k10014753961000.html
----------
トップ画像:iPhom13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork990.Sunday Home Party

2025年03月20日 | field work

 ある日曜日の昼、私はソファで寝ていた。「親戚」と起こされて後ろをみると親戚達が大挙して来ていた。挨拶もそここにパーティーが始まった。ブラカンの日曜日の私的な催事だった。子供達を引き連れ大挙してやってくるのが、この土地の昔からの習慣なのだろう。
 概してキリスト教国家は、パーティーが好きだ。ボストンの老舗ホテルの宴会場はもとより、ロビーや通路やあらゆるパブリックスペースが教会主催のクリスマスパーティーの場となり、夜通しパーティーが続いていた経験を思い出す。
 被写体は向こうからやってくる。それは撮影する立場としてはありがたい光景だ。早速アクションカムを回した。
 そんな映像制作してもしていないと、ビザ申請期間を全うできない。こちらはひたすら待ちの日々が続く。だから映像を勉強しておいて格好の時間つぶしができたわけだ。やはり海外へ来るときは時間つぶしの道具が必要だ。もちろん飽きるほどに時間が有り余っている。
 もう撮る被写体もないぐらいに田舎の町を撮り回った。それも観光地ではない普通の街を。ここまでくるとどこをとっても一緒だ。
 ようやく3月投稿文の予約投稿が完了した。それでも時間を持て余す日々が続いている。さてどうしようかな。

Fieldwork990.Sunday Home Party
機器:Insta360ace pro2.iPhon13pro、SONYFX30、SonnerFE1.8/50mmZA
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork989.Spring winds blow in Bulacan.

2025年03月19日 | field work

 私のブラカンの滞在も二ヶ月が経過する。時々朝の市場を徘徊する。そして、朝飯を食べに屋台へゆく。いつものブラカンの街がある。トライシクルがいつも記憶に残る。季節は春だろう。
 狭い町だからめぼしい被写体は、撮り尽くしてしまった。だからどこか心証的な映像になってしまった。といってバラグタスのマーケットにでれば、少しは違う被写体も現れるだろうと思いつつ、撮影ごときでそこまで出かける気分ではない。
 海外滞在も長くなると日本のことなどどうでもよくなる。帯広市にだされていた豪雪警報は、SNSでしらされているが私にはピンとこない。帰る頃には、日本も春めいてくる頃だろう。そうなると今年の日本の冬の寒さを経験することはないだろう。
 それはそれで幸せな選択だった。というよりビザ申請中にクリスマスとお正月があったために、手続きも随分と遅れている。それは待ち遠しいようでもあり、帰国するのが面倒臭くもあり、どちらともつかない日々が続く。
 そんな風に考えると、今私がいるところが全てなのだろう。目下論文を書きつつ映像制作をするぐらいしか仕事はない。それとて何もしないよりは、はるかによい時間つぶしだ。

Fieldwork989.Spring winds blow in Bulacan.

機器:SONY FX30、Zeiss SonnerFE1.8/55ZA
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Fieldwork988.Morning Aerobics, Enero 24, 2025. 追記

2025年03月18日 | field work

 フィリピンでは夜10時には寝てしまう。だから朝が早い。私も今朝は午前5時に眼が覚めた。
 朝早く、私は叔母さんに誘われてジョギングに出かけた。美しい風景の中を進むと音楽が聞こえる。なんと朝の爽快なディスコ・サウンドにのせてコミュニティ達の朝のエアロビクスだ。私も一緒に踊る。お腹がすくとフィリピンの甘い食べ物で糖分を補給する。こんな愉しい事をしていた。幸せな朝だった。
 こんな光景がブラカンの散歩コースで毎日行われているのだろう。私も遭遇したのは2回目だ。もう日本のラジオ体操第1なんてやめて、ノンストップ・ディスコサウンドにしようよ。こっちの方が運動量も多いし身体にもよい。
 そんな活動が朝のブラカンの綺麗な光の中で繰り広げられている。

Fieldwork988.Morning Aerobics, Enero 24, 2025

Sa pagtutulungan ng mga taga-Bulakan
Ginawa ni: Noriaki Mikami, Propesor Emeritus ng Nagoya City University, PhD (Disenyo)
Musika: Amacha's Ongakukoubou
Kagamitan: Insta360Ace pro2

追記:
3月13日木曜日から、二つの病気にかかりブログどころではなかった。二つの病院を回り、1週間ぶりに全予定だ。そんなツー・ツーツーの経過はブログ・エッセイシリーズでまとめよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする