Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE250. 寒波到来

2012年01月31日 | Shinkansen commuting
 今日は、相変わらすiPhoneでゆくか、久しぶりにペンライフに戻すか迷ったが、まれにペン画像をアップさせた。先日の寒波到来の翌日の風景である。
 寒波が到来すると、新幹線は各駅停車に乗ることにしている。車内は大変空いているので三列シートを独占し、速度を落として走る関ヶ原付近の雪景色を撮影しながら、通勤するのを楽しみにしている。
 それにしても先日の寒波到来以降、京都は大変寒くなった。目下夜の外気温1°である。朝方にはマイナス1°になるだろう。時折雪が舞うが積もることはない。暦通りならば、今週末の節分で寒さはお終いになるが、2月に豪雪の噂もある。だだし雪が積もると意外に寒さを感じない。だから明日あたりは、寒いより雪が積もればなと思っている。目下の寒さが今年の冬の最後のあがきだと思いたいが・・・。
 ところで、ペンライフにすとる、書き慣れたという理由もあるが、文章なり話題が紋切り型で単調だと自分で思っている。そのかわり文章自体は、画像さえあればすぐかける。これからは、話題のない時にペンライフかな。次第に脱デジカメ化、そしてiPhone志向である。

米原-岐阜羽島,2012年1月27日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正+1/3,f2.8,1/500,i-Finish
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番外編86. 人は人のいるところに集まる

2012年01月30日 | Nagoya city
 徹夜で制作の仕事をしていると、午前中は沈没である。よくみたら3年の女子学生ではないか。私の課題をやっていて徹夜か。二つの椅子でどうやってあの大きな身体を支持しているのか不思議ではある。寝にくいだろうな。ここは4年生もいるし、みんながいると仕事もはかどるのだろう。
 よく芸術の仕事をするときに孤独がよいという人がいるが、私は孤独では仕事が出来ないと思っている。特に芸術とりわけデザインの仕事は、周りに人がいて、いろんな刺激があって創作意欲がわくからだ。
 創作しているときの頭の構造というのは、経験しないとわからないだろうが、すごくクリエイティブな世界と、単調で退屈でマンネリ化した世界との戦いなのだ。それが    単調世界に支配されると創作にはならないから、外にでて喫茶店で刺激をもらったりすることが、日課になるわけだ。そのあたりの事情は、普通の人と変わらない。刺激がないと普通の人にもアーティストにもなれない。つまりボケ老人のライフスタイルだ。
 そう考えれば、周りに同じようなデザインの仕事をする人がいたほうが刺激があり、創作意欲も起きるというのもうなずけるだろう。人は人のいるところに集まるという習性があると思う。

iPhone4S
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番外編85. 続・聚食の景

2012年01月28日 | Kyoto city
 聚食の景も昨日は、人数がグンと増えた。下級生達がたくさん手伝いに来ているようた。昨日の夕飯のメニューは、スーパーで調達してきた各種のおかずを丼に盛って食べるという豪快なスタイルだ。よくみたら隣の研究室も、聚食の景でやんの。わっ、お米もちゃんと用意されている。ダブルで聚食の景だ。
 私の研究室だけでも、これだけの人数が食べているとなると、差し入れたお米がもう無くなりつつある。 若いからたくさん食べる。 今日も大学に出かけて10kgのお米を差し入れてこなければならない。まあ自分の仕事もあるので、休日出勤しますかぁー。
 昨日の夜は、3年生の私の実習を取っている学生も同時に作業をしていた。突然「印刷わかんない!」・・・ええっ、それ教えただろう!!・・・どれどれ、ああっ、ファイルがごちゃごちゃじゃないか・・・あのねぇーIndesignはすべてリンクだからちゃんと、ファィル管理しないとだめなのよ・・・リンクずたずたじゃない・・・もう最初に教えたでしょう・・・とまあアホな会話が続いているうちはよいが、今度はEPSONのプリンターが動かないぞ。OSバージョンアップしたせいか、いやいや最近のマックはオートアップデートだから、かってにバージョンアップしてくれるはずだし・・・直さなきゃ。学生は飯を食べに出かけちゃうし・・・トホホ!!・・・・お馬鹿なエプソンのプリンターがようやく動くようになったら、今度は、インク切れかよ・・・もう勘弁してほしいな。
 とまあ卒業制作と3年生の実習のダブルパンチで七転八倒しながら楽しんで、ようやく家にたどり着いたら、夜の11時半だよ。また明日は朝から行かなきゃ、米を買いに。
 ところで、最新のiPhoneは、画質がよくなったので、最近はみなこれで撮影している。カメラだと構えたようになるので、わざわざ撮りに行く、撮られるという行為がわざとらしく実にださい。記念写真じゃないんだから。過日ブログの画像がないと愚痴ったが、結構こういうところに、面白い画像があるではないか。だから空気のように自然に撮れるiPhoneが活躍している。デジカメいらんぜよ。

iPhon4S
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番外編84. 聚食の風景

2012年01月26日 | Nagoya city
 この時期私の大学では、学部生の卒業制作で施設は24時間開放されている。学生達はほとんだ大学で寝泊まりしながら、制作の締め切り日や展覧会をめざして頑張っている。
 ところで、大学の周囲に食物屋が少ない。特に朝飯に至っては吉野屋1軒しかない。毎日吉牛というわけにはゆかんぜよ。そこで当然学生達が夕飯や朝飯をつくることになる。
 私の研究室に、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、オーブントースター、珈琲メーカー(カビがはえていたけど)が置かれている。だから近所のスーパーでおかずを少々調達すれば、夕飯にはなる。余った米は、おにぎりにでもしておけは、朝飯になる。学生達はそれからここで仮眠するのである。
 夕食時になると研究室に、ご飯が炊ける良いにおいが漂ってきた。この日のメニューは、男子学生がつくった鯛飯である。みたら鯛が1匹まるごと炊飯器の中にはいっていた。お上手ではないか。それをほぐしてかきまぜて、はいよくご存じで。これに酒でもでてくると宴会だろう。酒ぐらい飲まなきゃやってられないぐらいに、今日の名古屋は雪が舞っており大変寒いのだ。
 それにしても、素晴らしい習慣である。なによりも真冬の寒さとハードワークに耐えるには、まず食事をちゃんととるほかない。学生達はよく気がついている。こういう風景を見ていると、飯がつくれればなんでもできるさ、といいたい位に、こちらは安心する。それにみんなで同じ釜の飯を食うという連帯感もできるだろう。
 核家族社会の中で少なくなった、みんなで集まって食事をする聚食の風景、それは大学時代の良い思い出になるだろうと思われる。

iPhon
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番外編83. サブカルチャー以下

2012年01月24日 | Kyoto city
 昨日ご無沙汰していた建築家から突然私の携帯に電話があった。要件はたいしたことではなかったが、「何、京都に住んでるの、私の知り合いの京都芸大の先生いわく、京都には1万人ぐらいアーティスト志望の学生がいるのだけど、みんなサブカルチャー志向なんだよ。今は、体張ってカルチャーというのがいないんだよな。」
 それは、私の大学でも思い当たる。イラスト、漫画、アニメといった娯楽志向の学生達は、数多い。それだけではなくアート自体も、軽く、面白い、可愛い、というWEBや友人達の評判を得ないと、彼らの感性に訴求できない。彼らの感性に訴求すれば、WEBを通じて口コミで仲間達に広がってゆくといった具合にである。
 今日の教授会で隣の席の映像の先生とそんな話をしていたら、「いまはサブカルチャー以下ですよ!、ミクシーとかそんな世界ですよ!!、知らない人でもミクシーで知り合って泊まりに行くぐらいですから」、といわれてしまった。サブカルチャー以下か・・・!?。
 前回、しばらくこのブログを休むと書いたが、少し休むとようやく書く元気も出てくるようだ。これからは不定期にしようかな。

CanonEOS40D、EF100-400mm/f3.5-5,6
ISO800,焦点距離400mm,露出補正0,f5.6,1/400
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番外編82. 芸術工学

2012年01月22日 | Kyoto city
 S.ジョブスの2冊の伝記を読んでいたら、人文科学やデザインと技術の交差するところにMacがある、というのが彼の口癖であったことが書かれてあった。それはアート&デザインである芸術と工学とが交差する我が大学の芸術工学と同じではないか。
 MacとWindowsとのPCの仕様が、決定的に違うのもそこにある。コンセプトとデザインと技術とを融合させたプロダクトと、PCの外装というパッケージ・デザインだけの、WindowsPCのプロダクトとの違いは、一目瞭然だし、当然使い勝手も多いに違ってくる。だからWindowsPCに傑作というプロダクトが生まれないのも、そこに理由があるのだろう。
 こうした考え方を別の言葉で言い表せば、AXIS型のプロダクト開発ととLINEAR型のプロダクト開発である。AXIS型のプロダクト開発は、二つの異なる分野を融合させようとするのだから、そこに論理や体系があるわけではない。理性と感性を駆使して組み合わせて、新しい理論や体系を試論的に構築してゆくほかないのである。それだけにプロジェクト開発の場面においては、リーダーシップが必要になってくる。
 他方LINER型は、一直線だから論理化或いは体系化しやすいし、それ自体明確さもある。あるいは最初から既存の論理や体系を使うことだってできる。わかりやすさは、汎用性を産んでくる。したがって様々な機器に導入することが可能になってくる。
 芸術工学と看板をあげる私どもの大学では、当然前者の姿勢を教育理念としている。S.ジョブスのような統括的な視点と指導力を持った人材開発を目的としている。それは既存のデザインができなければとか、プログラミングができなければといった従来の硬直化して考え方とは別次元の世界である。それらはそこそこに知っておれば専門家である必要はない。むしろ高度な専門家にはなしえなかった、新しいジェネラリストを求めている。
 そうしたジェネラリストの方法として、プロデュースがあるわけだ。こうした方法によって、硬直化した人間の頭や社会の構造をクリエイティブにたたきなおし、新しいデザイン開発を促そうというのが、芸術工学である。
 さて、タイトルで私の本題が登場したところで、きりがよいから、このブログもしばらくお休みしようかなと思う。4年半も書いていると、少し休んで気分転換したい。とまあ、最近はそんな感じなのだが、でも実際には明日にならないとわからないな。

CanonEOS40D、EF100-400mm/f3.5-5,6
ISO400,焦点距離100mm,露出補正0,f4.5,1/640
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番外編81. 水平統合と垂直統合

2012年01月21日 | Kyoto city
 水平統合と垂直統合という言葉がある。わかりやすく言えば。WindowsとMacである。
 Windowsは、汎用性の高いOSを開発し、どんな機器でも搭載できるものにしている。さらにそこからデジタル撮影機材や研究機器や施設設備、さらにはソフトウェア開発といった具合に、広がりのある使い方ができるソフトウェアである。当然数多くの周辺機器が開発され、部屋の中は様々な機器であふれかえるというどこかマニアックで、オタッキーな世界である。Windowsの目指すところは、一般化といってよい。どんな機器でも、どんな状況でも使うことが出来る汎用性ある一般化である。それは現代科学の目指すところの一般化という理念とも合致しているだろう。
 それに対するMacは、ソフトウェアとハードウェアを一体として開発している。そうした強みは、一体でなければできないプロダクトを誕生させた。iPodに始まり、iPhon、iPadといった具合に、ライフスタイルやそれまでの音楽産業の構造まで変えるぐらいの社会的パワーがある。
 例えばiPhon一つとっても、携帯電話、デジタルカメラ、アルバム、iTune、safari、Mailといった基本機能の他に、電子書籍、音声記、時計、カレンダー、計算機、懐中電灯、ゲームといった機能が、私たちの身の回りのプロダクトが、一つのプロダクトで統合されデザインされているのである。それらの機能が一つのMacPCでコントロールできる。ライフスタイル的に言えば、部屋の中にPCが1台だけしかないシンプルライフそのものである。
 こうした系譜は垂直統合の典型である。その目指すところはappleの王国づくりであろう。アメリカ人は王国が好きだ。20世紀、そして現在も続くディズニーがそれだ。王国というのは、それ自体が光を失わない限り、燦然と社会に存在するのである。
 Macのシステムで生活していると、身の回りのものをドンドン整理したくなる。あるのは気に入ったデスクにMacとiPhonだけの暮らし、それが実現できたら、最高だと私は思っている。

CanonEOS40D、EF100-400mm/f3.5-5,6
ISO400,焦点距離100mm,露出補正0,f4.5,1/640
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番外編80. 忙中寒あり!?

2012年01月20日 | Kyoto city
 大学の卒業制作も次第に佳境に入ってきた。今日から学生達がご飯を炊き出し、おかずを買いに出かけた。彼らも夕飯、朝飯と家事仕事しつつの制作だろう。もう平日も休日もないぐらいに発表会が迫っている時期だ。その後展示である。これから展示までの一ヶ月程が、一年の中で一番忙しい季節になる。つかず離れずで見守るほかなさそうである。つかず離れずって、それって土日もかなぁー!?。
 今日は大学で、雑事つまり事務仕事をまとめてかたづけたら10種類はあった。iPhonで喜多郞の曲を聴きながら、なんとか自分をだましつつ、気がかりな仕事がかたづいてほんの少しばかりホッとした一日だった。
 さてこちらは、アップするような画像がない。今年は、あまり撮影していなかったので、ないのも無理からぬ話である。といって京都の催事は毎年同じだから、いささか撮影意欲も希薄になりがちだ。催事は毎年同じでも、撮影者の気分は毎年同じではないから、また出かけてみれば、新しい発見があるかもしれないと思う。そのうちこまめにでかけてみよう。
 それにしちゃあ、今年の京都は寒いのだよ。マイコプラズマ肺炎のおかげて、すっかり寒がりになった。体がついてゆかない。
 寒さのおかげて、すこし頭も鈍くなり、体も動かなくなった。忙中閑ありではなく忙中寒あり!?、かな。

CanonEOS40D、EF100-400mm/f3.5-5,6
ISO400,焦点距離130mm,露出補正0,f5,1/320
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番外編79. マックでマック

2012年01月18日 | Kyoto city
 今日は。弓の引き初めではなく、マックでマックがテーマ。
 夜遅く、帰りしなに烏丸五条交差点角のマクドナルドに立ち寄る。一寸紅茶でもというわけだ。珈琲は体を冷やすそうなので最近は遠慮している。
 二階にあがると、静かな空気。それもそのはずで、みんなノートや本やパソコンを広げて、黙々と勉強している。でも圧倒的にノートを広げているのが多い。今が受験シーズンというのもあるが、ここは勉強をしている若い人達が多い。なかには、年配の人がなにやら数学的なメモをつくっている。京都には、昔から若い人も大学の先生も喫茶店で勉強する人が多かったと記憶している。それはいまも変わらない。
 私は、こうした空気が好きで、時々通っている。Mac Book Airを広げて、翌日の講義の準備をしたり、WiFiがあるのでWEBを徘徊したりしている。ときには、自家製のイエローブックを持参して、デザインのスケッチなどをしているときは、少し幸せな気分になるのが不思議だ。
 だから、場所をとるタイミングが重要である。この時期は混んでいるからだ。カウンター式の椅子よりは、テーブルがあって椅子があってというほうが私は使いやすい。カウンター式は電源コンセントがあるので、パソコン派によく利用されている。
 だから、ついつい長居をしてしまうのである。そんな心地よい冬の暖かい空間である。

iPhon4S
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番外編78. 感性が満足

2012年01月18日 | Kyoto city
 わぁー壮観だ!、みんな二十歳の女性ばかりだ。こけだけ女性がいれば、どこに焦点を合わせりゃいいんだい、私もレンズも迷うぜ。
 今年の弓の引き初めで、女性ばかり撮影しているのも、実は男子が先に行い(たしか朝7時集合という文字をみたと思う)、私がおっとり駆けつける頃には、女子の部に移っているからである。女子の方が支度など手間がかかるので遅くしているのか、或いは女子の部は行事の進行が遅い故か、その理由は定かでないが、最近は女子の部がいつも後攻めなのである。従って私の画像も女子ばかりである。
 女子の部は衣装とかんざしが美しい。それだけ撮影していても、色彩の饗宴である。芸術系の人間にとっては、ものすごいご馳走だと思う。もちろんレンタル着物も多いのだが、それでもコスプレ系レンタルよりは、はるかに格が上である。それに同じ柄というのが先ずいない。みんな違っていて、それでいて色の合わせ方に、色彩の法則性或いは合理性がある。もちろん全体に彩度が高いというのは、晴れ舞台だからだろう。
 こういう場面は、眺めているだけでも心地よい刺激をくれる。それこそが芸術系の人間にとって大切な瞬間である。だからものすごく感性が満足してくるわけだ。

CanonEOS40D、EF100-400mm/f3.5-5,6
ISO400,焦点距離100mm,露出補正0,f4.5,1/640
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番外編77. 若い人の話題

2012年01月17日 | Kyoto city
 昨晩の京都は、終日曇り空、雨予報だが雨は降らず、陰湿にものすごく冷え込んでいた。昨年マイコプラズマ肺炎を患って以来、スポーツもしないので、新陳代謝が今ひとつであり体は寒がりになった。今が一番寒い京都である。
 目下私の大学では、卒業制作という最後の大きな仕事に学生達が24時間取り組んでいる。学生達は毎日大学に泊まり込んでいるので、今日は、米10kgを学生達に進呈した。特に我が大学の周囲には、朝、食べるところがないので、炊飯器を持ち込んで自炊となる。私の研究室には、冷蔵庫はあるのでなんとか食べられるだろう。やはり食べるものをたべてスタミナをつけて欲しいわけだ。それにしても学生達の作業が超の字が4っつ、つくぐらいに遅れている。まだ点と線しかない。もう修羅場を通り越している。今年は何があるかわからないぞ、と自分を戒めている。
 話題は変わるが、私の家の近くのマクドナルドへ夜行くと、若い人達が多く集まり、みんな本やノートを広げて勉強している。私は、それはなかなか良い風景だと思いつつ、マックをかじっている。まあ、少年老いやすく学成りがたし、という故事もあるが・・・。
 最近の傾向として、自分の部屋では勉強しないというライフスタイルがあるのではないか。むしろマクドナルドの方がはかどる。友達がいれば教えてもらえるし、気晴らしになる。そんな刺激が必要なのではないか。実をいうと私も家では自分の部屋であまり仕事ができない。ものすごく能率が悪いのだ。だから、家の雑用もわざわざ書類を大学に持ってゆき、そこで行っている。
 さて、忘れるとこであった。成人式の撮影が終わったら、もう少しキャノンEOSシステムを使い回したいという未練を残しながら、再びカメラバックに納まり棚の奥にしまわれ、また1年後というわけである。成人式の画像にちなんで今日は若い人の話題が続いた。

CanonEOS40D、EF100-400mm/f3.5-5,6
ISO800,焦点距離400mm,露出補正0,f5.6,1/320
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番外編76. 大艦巨砲主義発想

2012年01月16日 | Kyoto city
 弓の引き初めの時だけ、大変ずうたいの大きく重いCanonEOSシステムを持ち出す。1年に1度だけの使用である。その理由は600mmの焦点距離が欲しいこと、和服の綺麗な色彩の描写が優れていることである。
 オリンパスペンの描写を見慣れていると、キャノンの色は安定感があり、手ぶれ防止機能がついたこの白レンズは、ヌケがよくて大変美しいと思う。さらに単焦点レンズ並みに画面のヌケがよくて私のお気に入りレンズであるのだが・・・。
 こういう画像が撮影できると、EOS5Dのボディあたりが今は安いので良いかなと思われるが、ペンと比べれば価格が一桁多く、普段持ち歩くのには、あまりにも大きく重すぎて私の活動に追随できない。キャノンの広角ズームとこの望遠ズーム・レンズでシステムにすると、それだけでリュックが一杯になり、他のものがに入らない上に大変重い。前にも書いたが、私は撮影が仕事ではないので、MacBookAirや書類やスケッチブックや画材は、どうするのだと言いたい。
 性能は良くても実際には使えない、こう書くと、かっての帝国海軍の大艦巨砲主義の典型、戦艦大和を思い出す。戦艦として大変性能は優れていたが、世界は既に航空機の時代に入り、その性能が活かされることなく、大きさをもてあまして格好の標的となり、あえなく沈没したという歴史である。
 日本って、いまだに、大艦巨砲主義発想で撮影機材をつくっている、カメラマンや撮影マニアからは絶大の信頼をされているメーカーがあるわけだ。それでは、ソニーのフォークマンを撃墜した、アメリカ製のiPhonには勝てないと思うけど。EOS5Dやレンズシステムの性能で、ペンぐらいの価格と大きさだといいのだけど・・・。
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PEN LIFE249. 京都の成人式

2012年01月15日 | Kyoto city
 今日は、京都・三十三間堂で弓の引き初め大会があった。二十歳の成人であること、弓道の初段以上の資格があること、が出場条件である。だから一生に一度しか出られない。言い換えれば京都の成人式である。私は、毎年二十歳のオーラをもらいに出かけている。こういう大会を見に行くと、不思議なことにこちらが元気になる。
 今年は、私の大学から男子、女子合わせて16人ほどが参加していたと記憶している。出場番号を記憶して、待合の列を探すとおるではないか、うちの大学の弓道部の女子学生達が。もちろん早速記念撮影だよ。
 弓道だからここは精神統一!、どころかお祭りの空気ありありでみんな楽しそうである。とても素晴らしい成人式だと思う。我田引水だけどみんな可愛いですね(笑)。
 私は、意識もラスフスタイルもどっぷり大学という枠組みの中にはまっているなぁー。この場にいると私自身の意識がネアカになってくる。それは大変健康的です。二十歳のオーラでしょう。

京都市三十三間堂,2012年1月15日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO Digital ED9-18mm.
ISO200,焦点距離9mm,露出補正,f4,1/160,i-Finish
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PEN LIFE248. 京都人は早起き

2012年01月14日 | Kyoto city
 京都銀行のATMは、朝の8時からやっている。おそらく朝早く利用する人が多いのだろう。
 それだけでなく、京都人は朝早くおきるのではと思われる。私が住む町内でも、午後6時すぎにはおきているようだ。もちろん農家に比べれば、やはり都は朝寝坊となるが、私にとっては早起きのカテゴリーである。
 ということは夜が早い。確かに京都のお店は夜が早い。従業員を帰さなければならないのだから、早じまいは必須だろう。それに観光客は昼に来るし、夜は食事処以外は人は来ない。だから夜遅くまでやっているのは食事処、飲み屋の類である。
 さて私!、時々と断っておきますが、とくに予定がなければ朝の9時頃自然に起きますね。それから食事をして出かけますから、大学に着く頃にはお昼ですね。そんな事が時々ある。帰るのは夜12時頃となると、翌日も遅起きですね、
 今日は、もう十時で寝よう。明日は人並みに通勤しようと目論んでいる。あっ、明日は休日かぁー。もう起きるのは10時頃だな、ではなくて明日は私の講演会だ。寝坊どころの話ではない。

京都市間之町通,2012年1月11日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正+1,f4,1/125,i-Finish
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PEN LIFE247. 風土的了解の姿

2012年01月13日 | Kyoto city
 今日も書こうと考えていたテーマが思い出せなくて下書きを続けていたら、そうだ!、冬の食べ物の続編を書こうとしていたのに気がついた。
 体を暖める食べ物と、冷やす食べ物があることは1月8日のブログにも書いたとおりである。そこで、このところ朝はご飯の定食にしている。一昨日などご飯を二膳もたべたので、お腹は満腹であると同時に、その後体がホカホカしていて心地よかった。やはりこれでなきゃ冬は越せないと思ったのである。
 体を暖める食べ物をとると,効果は食後から現れる。だから、京都人達は冬の寒さを乗り切れるのであろう。京都人が冬でも元気なのは、やはりご飯、お酒も含めてお米なのである。
 京都には、ご飯のおかずになる家庭料理を、おばんざいと呼び、おばんざい屋さんもある。もちろんおばんざいは、ご飯だけではなく、お酒の肴としても、おいしいのである。つまり冬の京都の食は、毎年やってくる寒い冬を乗り切ってきた京都人の風土的了解の姿ではなかったかと思われる。
 というわけで今朝は、粕汁と鮭とご飯の定食にしたのである。温野菜のたくさん入った日本酒の副産物でつくった粕汁は、冬の寒さが産んだ食べ物の一つだと思う。
 明日は、京都人は早起きについて書こう。ここでメモしとかないと忘れそうだから。

京都市間之町通,2012年1月10日
OLYMPUS PEN E-PL1,M.ZUIKO Digital ED9-18mm.
ISO200,焦点距離17mm,露出補正-1/3,f9,1/160,i-Finish
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