Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1176. ネイチャーな空気

2015年05月30日 | Shinkansen commuting

 湖のような水田も、今では苗が育ってきた。これがベトナムだと言ってもあまり不自然ではないアジア的な風景が続く。これらの地域が平均温度差でみれば10°位であるが、自然環境全体からみれば僅かな差である。そんな僅かな差の中で風土の違いをつくり人間は暮らしているのか。


 グランドレベルから成層圏に達する距離がが20~50km位だから、京都から彦根あたりまでの距離であろうか。毎日成層圏を越えるところまで往復しているわけだ。鉛直方向の指標を水平方向の車窓の景観に置き換えて車窓撮影をしている。新幹線ならば20分もかからないか。


 そんな個人の思惑などとは無関係に今日も30°越えか。それに口之永良部島新岳で噴火。島をみているとひょっこりひょうたん島。温泉がいたるところでわく国立公園だから注目度抜群。 村の正面に火山がある配置は、どこかナポリのようだと推測。 あっ!、そんなところに秘境があったか。噴火が収まればビジターが増えること必然。


 どこかネイチャーな空気を感じさせる夏である。


 


新幹線 京都-米原 5月2日


OLYMPUS E-M5 MACRO ELMARIT45mm/F2.8


ISO200,露出補正-2/3,f/2.8.1/4000

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PEN LIFE1175. はよ寝よう

2015年05月29日 | Shinkansen commuting

 随分前からデスクトップに残っていた画像だ。使おうと思っているうちに、夏日になってしまった。今年は春が随分短かった。だからアップした春の画像も少ないけど、まだ2枚ぐらいデスクトップに残っている。久しぶりのPEN LIFEである。PENではなく実は0M-D E-M5なのだけど。PENに始まる日記という意味で、このタイトルを続けている。

 今日も京都は30°だったようだ。昼頃カイロプラクティックで骨を矯正して、肩こりも治まったようだ。遅がけに出勤すると暑いことしきり。大学に行くと、雑用と授業で休む時間もない。結局夜遅く帰ってきて一日がおわる。夜は涼しいのでいまのところはゆっくり休めるが、これが次第に暑くて寝られない日々が続く季節に変わってゆく。やだなぁーと思いつつ、機関車のようにしゃかりきになって夏がやってくる。

 もう眠たい、はよ寝よう。

 

新幹線 米原-岐阜羽島 4月21日

OLYMPUS E-M5 M.ZUIKO DG17mm/F7.8

ISO200,露出補正0,f/1.8.1/400

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番外編138. 2カラム

2015年05月28日 | field work
 EOSな日々は続く。撮影することもないが、毎日50mmと16-35mmのレンズをリュックに入れて通勤している。フィールド調査のための身体の慣れを養おうという空しい努力だ。当然のことながらEOSのモノクロームは、少しコントラストの高いトーンのようだ。まあ良い感じではある。このボディは、Rawで撮影して後加工する人向きの画像が好きなんだろうな。ライツレンズとは、調度反対側の性能に位置するのかも知れない。
 今日も終日雑用で追われたので、特に書くこともない。暑いだけの一日であった。急に暑くなったためか、今朝は調子が悪かった。1時間ほど睡眠をとったが、まあなんとか半分ぐらい復旧・・・それで一日雑用に追われ、帰りに院生と一杯やり、バスで熟睡したらようやく少し回復傾向になった。今晩は、早く寝よう。
 今日は2カラムのブログであった。

大阪市・茶屋町
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正-1/3,EV,f5.6,1/640
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番外編137. カリマー

2015年05月27日 | Shinkansen commuting
 もう一月ぐらい前から水田には水が貼られている。今頃は田植えも終わった頃だろう。今年は夏が早く来るというのが、自然を相手にしている農家の判断なのだろう。
 この頃は、湖の中にいるよう思われていて結構面白い。湖西線に乗ると田んぼの水面と琵琶湖が一体的に続いているかのようなダイナミックな風景が登場したりする。
 昨日、京都の好日山荘を徘徊していたら、イギリスのカリマーの40㍑のよさげなリュックが置いてある。若い店員さんに「担いでみますか」といわれ、担いでみたらかつぎやすそうだ。結局下手すればインドネシアに行くかもしれないし、EOSは持参するし、このポケットにはMac book Airをいれて・・・そうだ今週の沖縄出張で試してみよう。これまでのドイターの30㍑のリュックは小さすぎたからな・・・とつらつらと思念が頭を駆け巡り、かつぎやすいの発見は調度良い機会だから買っておこう、であった。飛行機会社によっては手に持ちになるかどうかは微妙な大きさだというのも私流だな。
 バックパッカーならばもう少し大きい方がよいのだが、私のフィールド仕事は長くても2週間程度だろう。こんなもんで仕事道具が入るだろう。いやA2の画板がはいらないか。まあそれは別立てでええか・・・などとつらつらと思案している。
 名古屋もまた30°越えだろうか。半日科研の中間書類の金額が合わないというので事務員と一緒に首をひねっていた。ついにはアクセスできないというトラブルというおまけまでついて七転八倒の半日だった。結局共同研究者への分担金の支払いだったかと判明したが、なんだぁーの世界である。今日は代休日のはずだったのだが・・・。


新幹線 京都-米原
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO800,焦点距離35mm,露出補正-1/3,f5,1/8,000
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番外編136. 決断!?

2015年05月26日 | field work
 このブログに使う画像も一週間分ぐらいはデスクトップに置いてある。明日はこれを使おうと目論んでいても、当日になると実際にコロッと変えることもある。多分ブログ上で画像が一週間分並んでいる時に感じる画像の色構成ではないかと思われる。当然書きかけの文章も没にしたものは多い。
 今日は、iPhoneの天気予報に寄れば、名古屋は30°を超えていたようであるが・・・。
 さて最近毎日リュックに研究用機材のEOS1Dsとレンズ2本を入れて通勤している。最近その重さにもようやく慣れたようだ。この調子ならば東南アジアのフィールドサーベイに持参できそうだ。というのも熱帯地方だから雨は必須だろう。防滴構造のEOS1DsにLレンズならばよかろうというわけだ。あとは完全防水のニコン・クールピクスAW130を加えれば、熱帯地方行きのフィールドシステムは完成する。
 これでフィールドサーベイの準備はできた。今ないのは旅費だよ。目下研究助成金の申請書類を書きまくっている。当たれ!、とわんばかりに。これで全部落ちたらフィールドサーベイも無し。従ってEOSもロッカーの片隅にしまい込まれることになるだろう。まあそれまでの間が調度夢をみていられる時間というわけだ。もう少しEOSな週末で遊ばせてもらおうか。
 フィールドサーベイは、何時どこで何に遭遇するかわからないから、たとえ機材が不用であったとしても、常にベストのシステムを持参すべきだというのがプロ研究者の根性なのである。そういったら大げさか(笑)。
 よし!、調度良いことに沖縄は梅雨だ。だから防滴性能を試みるのには良い機会だ。オリンパスはハウジングに入れて水中撮影、EOSシステムとニコンAW130は雨の中のフィールド調査用だ。大変重たいいがこれで出張にゆこうと決断!?する。何が決断だか・・・(笑)。

大阪市・茶屋町
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正-1/3,EV,f11,1/125
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番外編135. 旅人

2015年05月25日 | Nagoya city
 バス停に漫然と座っている普段着のシニア。この画像から何をイメージするだろうか。身軽な出で立ち、軽そうなリュック、私は放浪の旅人を連想した。
「そうさなぁー、名古屋の友人を訪ねてしばらく長逗留かな、暑くなったら北の方へゆくさ」。そんな会話が聞こえてきたら面白い。
 現代は、住宅スペースも余るぐらいだから、長逗留は可能だし家自体も余っている。普通列車の切符だけ手にしてフーテンの寅さんのように、友人宅を渡り歩く放浪のシニア旅人が多々いるのではないだろうか。
 放浪の旅暮しは、健康保険証とカードの入った財布と携帯電話と小さな充電器、海外ならばパスポート以外に何がいるのだろうか?
 海外へ出かける旅支度のアイテムをWEBでみた。
 パスポート、このコピー、ビザ、海外保険、航空券、現金、クレジットカード、このあたりは必需品だが・・・
その他・・・
 マイレージカード、鉄道パス、国際キャッシュカード、携帯電話、カメラ、充電池、電気プラグアダプター、メモリー、延長コード、生理用品・化粧品、歯ブラシ・歯磨き粉、ハンカチ・ハンドタオル、くし・ブラシ、眼鏡、ウェットティッシュ、石けん・洗顔フォーム、シャンプーリンス、タオル、リップクリーム、医薬品・サプリメント、カミソリ・ひげ剃り、整髪料、下着、靴下、洋服、ズボン・スカート、上着、ガイドブック・会話集、スーツケース、筆記用具、ビニール袋、観光用バック、ワイヤーロック、雨具、トラベラーチェック、証明写真、国際運転免許証、イエローカード、靴、フォーマルウェア、ルームウェア、パジャマ、トイレットペーパー、爪切り、耳かき、洗濯洗剤・柔軟剤、鏡、制汗剤、ノートパソコン、変圧器、電子辞書、手袋・マフラー、ホッカイロ、インナー、花粉対策、水着、日焼け止め、虫除けスプレー、帽子、サングラス、アーミーナイフ、セキュリティポーチ、南京錠、懐中電灯、スリッパ、輪ゴム、ひも・、トラベル枕、アイマスク、耳栓、サンダル、本、ドライヤー、オペラグラス、コンパス、その他・・・
 もうゲッとなりそうだ。
 マイレージカード(航空会社がいつも一社とは限らない)、鉄道パス(鉄道のない国もある)、国際キャッシュカード(ATMがなければ使えない)、携帯電話(通信システムが違うのが普通)・・・ドライヤー(勘弁してほしいなぁー)・・・と考えてゆくと、その他以下のアイテムはすべていらない。アイテムを減らして手荷物一つで飛行機に持ち込めば、あとはなんもいらんちゃうの。
 そうだ!、空撮用にGPSの着いたマルチコプターを持ってゆかなきゃ。あれが面倒だな。
 今日の京都は、30°という気温だ。カイロプラクテイックで首の治療をしてもらい、ここよりは涼しい名古屋の大学へ出勤した。さて今日も終日書類作成に走り回るという代わり映えのしない1日がすぎた。ようやく1本完成して、あし1本作成すれば、終わるかな。
 ようやく日付と文章が一致した。日記だから、それらがふぞろいだと書きづらいことを痛感した。
 
名古屋市
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO800,露出補正-1/3,EVf4.5,1/320
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番外編134. 修学旅行の季節

2015年05月24日 | Kyoto city
バスの運転手「学生さんーーん、乗るんですか?、えっ三十三間堂!?、ゆかないです!!」
男子学生「班長!、どのバス乗ればいいんだよ・・・全然こないじゃーん!!!」
女子学生「夕べ夜更かしして疲れた、お茶しようよ・・!」
女子班長「今日は三十三間堂からまわりますっーて、みんなで立てた予定でしょ!!!」
男子学生「だからさぁー、どのバスなんだよ、みんな違うじゃーん・・・班長なんだろ、しっかりしろよ!!」
・・・・・・・
女子班長「あの!!!、三十三間堂にゆくバスはどれですか?」
通り過ぎる私「ここから行くバスはあらしまへん、ゆくなら駅からのバスどす、そうやねぇー、あるって5分くらいやな、ここまっすぐいってもろうて・・・」
 そういいかけている頃には、男子学生達は駅に向かって歩き出していた。多分頼りない班長なんだろう。それが結構微笑ましかった。
 でも、ここからなら歩いても15分でゆけるけど、歩いた方が早いよとは言わなかった。まあ京都駅の大変混んでいるバス停に並んで、すし詰めのバスで行くんだろうな。それも思い出さ。バス停を訪ねられたんだもん。私は名古屋へ出勤すべく学生達の後をソロソロとゆっくり歩いていった。京都も修学旅行の季節である。
 その京都も、湿度が高く汗をかくような日になってきた。いよいよ夏の始まりである。その前に梅雨で一息つけるだろうか。沖縄ではもう梅雨入りしている。

京都市
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO100,焦点距離27mm,露出補正0,EVf5,1/100
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番外編133. 建築のフィールドワーク

2015年05月23日 | Kyoto city
 朝6時のコンビニで一服、 昨日からの雨が上がり光がとても綺麗だ。まさに太陽は自然界のトップライトだということを痛感する。研究機材の練習で撮影した画像があるが、やはり朝一番の画像だな。肩の力がはいらないどころか、抜けすぎている。
 研究用機材の練習は、今日は広角ズームにしよう。建築では一番よく使うレンズである。建築というとシフトレンズを使わないのですかと、女性のフォトグラファーに尋ねられたことがある。
 私の答えは、シフトレンズとか三脚は、建築のフィールド調査では使い物にならんのですよと言ったら、フォクグラファーは怪訝な顔をしていた。
 もちろん建築の調査だから撮影はする。EF16-35mmのレンズを歪曲収差のない22mm位の位置でテープで固定し、民家の正面を撮る。そしたらそのまま横に動いて連続撮影し全ての民家を撮影してゆくわけだ。通りを挟んで両側に民家があれば、最初の撮影ポイントに戻って反対側の民家を撮影する。120軒位の集落ならば結構な距離である。それが終わったら35mm位でパースペクティブが効き過ぎないように室内も撮っておこう。
 ここまで説明しても、女フォトグラファーは怪訝な顔をしている。
 撮影が終わったら、次は民家の実測調査だ。メジャーや梯子をもって代表的な民家のあらゆる寸法をとり、野帳にラフな平面図、立面図、断面図、詳細図を書きながら寸法を記録してゆく。もちろん構造も記録しなければならないから、屋根裏にも入り込む。まれに寸法を記録中に屋根からころがり落ちて没になる撮影機材も多々ある。そればかりか屋根から落ちて救急車で運ばれた調査員もいた。
 それが終わると集落全体の配置図を作成する。敷地境界線をさがし120軒の民家の位置を記録してゆく。もちろん屋敷林や小屋や井戸や諸々のエレメントもすべて描き込んでゆく。
 それが終わったら古老に,民家の由来を一応聞いておく。必要な資料があれば借りてゆくか複写だ。
 つまり、これだけの調査を1日で終えなければならない。何日も調査に付き合ってくれるほどの暇人は田舎にもいない。当然数人のスタッフ達が手分けして行うが、作業量が多いので、一人何役もこなさなければならない。撮影が終われば、メジャーを持って走り回ったり屋根に登ったりなのである。
 ここまで説明して、女フォトグラファーは理解したようだ。つまりものすごく忙しいというわけね。
 そうです、建築のフィールド調査では、作業量が膨大だからシフトレンズや三脚なんて面倒なモノを振り回している時間はないのです。仕事は撮影だけではないのです。
 建築の撮影だからシフトレンズが必要だなんて言うのは、アマチュアカメラマンの考えることです。プロの研究者は、ありもの機材で膨大な作業を短時間でかたづけて必要な情報を確実に採取するのですね。

京都市
EOS1Ds Mark3 EF16-35mm/f2.8
ISO100,焦点距離16mm,露出補正1/3,EV,f9,1/320
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番外編132. 抜けない街

2015年05月22日 | field work
 この画像をみていて抜けない街だとおもった。つまり道の正面に建物が立ちはだかり、道は二股になって街をよけてゆく。道はまっすぐ続いて街を抜けてゆくよりも、折れ曲がっていて建物が正面に見える方が歩いていて楽しいというのが歩行者の論理である。
 京都や大阪の道は、碁盤の目上だからまっすぐな道が多いが、それでもこうした隙間のような空間は、各所に発生する。東京は、道の構造自体が「の」の字型だから、大通りからしてカーブしており、抜けない道だらけだったりする。こんな話を続けるとアーバンデザインの世界だ。
 さて今週のEOSな週末は、広角ズームにしようと目論む。海外の建築調査では、建築に市場のスナップに一番よく使う。だから大いに慣れておこうというわけだ。これまでロッカーにしまい込まれていただけに、少し動かさないとあかんでしょう。
 でも、こんな重たいのを振り回すと、また厳しい肩こりになるかと思いつつ、どこだろう広角レンズが活きる日本の街は!?
たつの・・高知の日曜市・・・

大阪市・茶屋町
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正1/3,EV,f11,1/400
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番外編131. 肩こり

2015年05月21日 | field work
 実は、7日分のブログをまとめて書こうと思って画像をiWeb上にレイアウトしてみた。半分ほどテキストを書きかけて取り止めた。つまり面白くないからである。気候の話がないので、今書いているというリアリティが欠落している。結局半分ぐらいはがしてしまった。でも、そんな影響が残っており、1日早いアップである。
 昨日は肩こりがきつくて、どうしても起きられなくて、ついに市内のカイロプラクティックにでかけた。なんかおおきなベッドのような機械でガタンと振動させてといった具合だ。おかげてすこし身体が楽になったような気分もするが。今日水曜日は、市内の診療所で首のレントゲン撮影に午後からゆかされるはめに。それから首のカイロプラクティックだろう。
 結局朝大学へ出かけ、午後枚方市までレントゲンの撮影にゆき、それから会議のため大学に戻るというあわただしい1日だった。京都-名古屋を2往復した。
 なんとか身体は少し動くようになったみたいだ。先生は、プールで腕を回すといいんですよと言っていた。もう何年も出かけていない。よし今週から西京極のプールに通うことにしよう。すこし肩こり解消の筋道が見えてきたようだ。
 それにしてもなんで痛烈な肩こりになったか。書きかけの研究書類が多々あった、あるいはEOS1が重すぎた、歳だ、などと類推したが結局わからない。原因究明よりは、スポーツで肩こり解消をはかるべきなのだろう。

大阪市・茶屋町
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正1/3,EV,f11,1/250
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番外編130. イメージトレーニング

2015年05月20日 | Kyoto city
 こんな重たい機材でみんなはどんな撮影をしているのだろうかと、GoogleにEOS1Dと入力してWEB画像を通勤の合間にのぞいてる。結局ギャルのポートレートとトランスポーテーション・つまり鉄道とか航空機とかの画像が圧倒的に多く検索される。そうした画像の写りはすこぶるよい。それがこの機材が支持されている理由か。
 だが大変綺麗に撮れるが面白い画像が全くないのも共通点である。さらには海外の画像が少ない。重たいから海外へ持ち出すことはないのだろう。
 そうした共通点をあげると、被写体がモデルさんであるとか、あるいは望遠ズームを付けた三脚必須の被写体ばかりである。その分イレギュラーな要素が全くないストレートな画像ばかりとなり、撮影者の思考力が働かず、機材の仕様に依存した腕比べ的な退屈な画像が圧倒的に多い。これでは撮影者はすぐに飽きるだろうと思われる。
 私は東南アジアで車をチャーターしてようやくたどりつける僻地のフィールド調査に使うつもりで練習撮影をしている。Googleで検索しても画像一つすら出てこない村である。練習というのは撮影ではなく、この重さで振り回せる腕力をつけるためである。これでジャングルの奥地の古民家集落や都会の古い市場を撮影しようというわけだ。つまりはEOS1Dsをライツのように軽々と振り回したいとイメージトレーニング。それに熱帯雨林の中では、防滴構造のボディとレンズが必須だろう。
 だから、この日は「木」とテーマを決めてそれだけを練習撮影していた。京都の木、郊外からやってきた屋台のトラックが来ていた。京都の街には今でも近郊から軽トラックで野菜や魚を売りにやってくる。

京都市・高倉通
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO1600,露出補正1/3,EV,f9,1/1250
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番外編129. もう梅雨!?

2015年05月19日 | field work
 神戸でのEOSな週末、バレエの発表会なのだろうか、カラフルな衣装で自販機の前にたたずむ、いかにも山の手育ちの品の良さそうな多分小学生位の女の子達の会話が聞こえてくる。断片的に聞こえてくる会話をつなぎ合わせると多分こういうことだろう。よく聞こえなかったところは私の類推だが。
年長の娘「あのねぇー、私××君とやっちゃったの」。
年下の子「××君てあれたつの!」
年長の子「こすっていたら、大きくなっちゃったの!!」
年下の子「お姉ちゃん達のクラスってみんなそうなの?」
年長の子「あれが早く来た娘は、みんなそうよ、誰が一番乗りかだって、ママには内緒よ(笑)」
育ちのよい娘って結構早熟なんだね。
 さてホールの休息スペースで少し元気も回復したので神戸の街の散策。こんな調子で東南アジアの市場などをバシバシ撮影したいと昔のフィールドサーベイを思い出しながらイメージトレーニング。
 だけど10枚ほど撮影しただけで、そば飯を食べて京都に戻った。これでは機材の練習どころではない。昼間は、次第に暑くて外を歩けない季節になってきた。もう立派な初夏。
 日付も5月19日に変わり、昨夜から激しく雨が屋根をたたいている。初夏を通り越してもう梅雨!?、かと思わせるような降り方である。だが暑い日曜日よりは、心地よい雨の音でもある。

神戸市・南京町
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正1/3,EV,f11,1/160
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番外編128. 意識のテンション

2015年05月18日 | field work
 EOSな週末は大阪の茶屋町だった。梅田の高層ビルの東側に古い民家再利用のカフェや雑貨店や古い下宿屋などが露地にひしめくディープな若い街だ。
 今日は木を撮ろうとテーマだけ決めていた。木を撮っていると木の回りに様々なものが写りこんでくる。そこに街の空気が感じられる。こんな課題の出し方を 写真学校ではよくする。
 しばらく木ばかりを撮っていると、少し頭がクリアになってきて、違う街の空気に素直に反応したりする。そうなると、なんだかわからんが自然にシャッターを切っている。それが本来の街の徘徊スタイルなのだろう。後で画像を見直すと全部ギャルではないか。彼女たちの群れが醸し出す空気だったのか。それに付け爪か。やはりここは大阪かな。
 EOSは人間の動きには敏感にピントが合う。WEBを開けば、膨大な数のギャル達を撮影してきた機材だからなと勝手な解釈。ギャル撮り機材。私は古い集落しか撮らんけど。ギャル達も歳をとれば、あの闊達なスタイルはなくなるから、まあ無くなりつつある集落と同質の性格か。なくなる前に撮っておこうとか、つまり根性は一緒。
 街の撮影をしていると、街の声がよく聞こえるようになってくる。つまり意識のテンションが高くなってくるので、まわりのものごとに敏感になってくるらしい。そうなれば街の徘徊も面白くなってくる。

大阪市・茶屋町
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正1/3,EV,f11,1/400
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番外編127. 偶然の空間

2015年05月17日 | Kyoto city
 別にアレ・ブレ・ボケ写真を意図したのではなく、ぶれてしまった。
 何故ぶれた画像をアップさせたかというと、偶然芝居の舞台のような囲まれた空間が発生したからだ。街を歩いていると、希に動いているバスや人が折り合わさった瞬間、ウン!と違う空気を感じさせてくれる空間に出会うことがあるからだ。それがこれ。
 2台のバスが屏風のように後ろの風景を遮断し、樹木が空を遮断して囲われた空間をつくり、カップル、自転車の二つの要素が、バスから降りてくるミニカスカート風のギャルの脚に導かれ、これを頂点とする三角形を構成している。そんな面白い構成の空間が一瞬偶然に登場した。
 でもきちんと撮影されていたら、ミニスカートはパンツだったかもしれないが、ぶれている分想像力が働く。
 街の中を動いているもの同士で、そんな偶然の産物のような空間を撮りたいと思っている。だからホントに一瞬。こういう咄嗟のときはISO感度がオートシフトする今の撮影機材に限るわけです。こういうとき、私の前世代EOS1Dsは、とろいのよね。
 こういう画像は、遠目に見るとわかる。遠目に見るというのはデッサンや絵画の方法論だ。遠目に見ると、デッサンがきちんとできているか、狂っているかを判断できる。絵画の鑑賞も本来は遠目に見た方が、作者の意図が理解できる。
 とはいってもデッサン経験のない人には、これは言い訳にしか聞こえないから、このへんでやめておこう。

京都市・烏丸通
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO1600,露出補正1/3,EV,f6.3,1/30
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番外編126. EOSな週末

2015年05月16日 | Nagoya city
 昨日は、「科研の中間報告の書類提出が今日までなんですけど」と突然事務からいわれ、えっ!エー!!。書きかけの原稿をストップさせWEBで手続きを開始するドタバタ騒ぎ。
 そうこうしている間に夕方からの授業に1時間遅れでかけつける。終われば空腹で原稿を書く意欲も失せた。書類の散らかったデスクを尻目に、しっかりEOS1だけ抱えて帰宅。
 研究機材だから当たり前のようにヌケがよく写る。海外のフィールド調査に持ち出すこともあるかもしれないので、たまには慣れておこうというわけだ。おかげでEOSな週末となった。
 これに一番軽い標準レンズだけつけて、フットワーク軽く使い回せたらよいのだが。若い頃のフィルム時代のCanon6Lに標準レンズというシステムを思い出していた。Canonには、標準レンズがよく似合う。
 週末には、クロッキー帳を入れたリュックに入れて持ち歩こうというわけだ。デッサンとそっけなく転がりでたEOS、少しばかりクリエイティブな空気を感じるかも知れない。さあ力を入れて撮るぞではなく、肩の力を抜いてフワッと撮りたいなとイメージだけが先走りしている。

名古屋市・出来町通
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO1600,露出補正1/3,EV,f6.3,1/30 
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