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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ドローイング669. 小説:小樽の翠593. 女盛り

2022年12月09日 | drawing

 遅い昼を食べて元気も回復する。
翠「夕方の海岸でも散歩しようよ!」
午後も遅くになると少し晴れ間がのぞいている。
一日中家に籠もっているのも不健康だ。
翠と海岸沿いのストリートを歩きながら手宮の先の漁港あたりまでゆく。
もう冬の海だ!。
風は冷たい。
翠の身体で暖まるか・・・。
翠のダウンジャケットをかき分けて後ろから抱きつきながら海を眺めている。
翠「立つかなぁー」
そういって翠は、スウェットの下のお尻の割れ目でアチキのペニスにスリスリしている。
翠の小ぶりで少し固めの大臀筋の感触を股間で味わいながら・・・
そうしていると少し固くなりつつあって回復基調だが・・・
だが弾倉がカラかもしれない。
そうなると出ない。
海の風が冷たい。
「今朝もしたばっかりなのに、もう元気になった?」
翠「回復すると、いつもしたい気分、アチキは?・・・」
「撃つには弾が必要だよ。今カラ!。疲労回復薬が必要だよ」
海からの風が冷たい。
海岸を散歩している世間の夫婦の会話は、こんな事を話題をしているのだろうか。
しらっとした楚々とした昼の姿は、夜になるとあられもなく千々に乱れる女のボディをイメージしながら、その落差が面白い。
何事もなくしらっと散歩しているその白々しく細い後ろ姿・・・。
それは幸せな男と女の時間なのだろう。
人間は生殖動物!。
その繁殖力で世界の生物の頂点にたったわけだから・・・。
「繁殖力かぁー」
翠「女のケツって繁殖力の塊よーーん」
「なら弾を補充してよ!」
翠「よし、房ちゃんのところでステーキを作ってもらおう」
「久しぶりに房ちゃんのスナックでステーキ!。そしたら、今晩も撃つ!!!」
翠も性欲の塊だな。
30代の女盛りなんだろう。
・・・
小樽の冬の海も風が冷たくなってきた。
コメント
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