Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング921. 小説:小樽の翠830.月食の夜

2024年10月06日 | drawing

 ナンタルの文さんの店の奥に小上がりがある。広さは3畳ぐらいだろう。数人のお客さんが来たときに使う部屋だ。今日も小さな宴会がここでおこなわれていた。文さんは、そんな嵐の後の店の後片付けが終わった。
深夜の小樽である。
文「あら、日本酒が余っちゃった。」
健さん「ならば小上がりで我々の宴会だな。」
文「私達の宴会をしっますか・・・。一寸肴をつくっくるわ。」
そういって文さんが秋鮭の昆布巻きと健さんがつくった牛の蒸し焼きをもってきた。
小上がりという狭い空間は意外に落ち着く。
日本人は路地が好きだし、その路地の奥の店のさらに奥の小上がりは最高に落ち着く場だろう。
文さんがお盆を抱えて小上がりやってきた。
健さんがグラスに酒をそそぎ文さんと乾杯。
酒宴も上がってくると健さんは文さんを抱きよせ文さんとディープなキス。
健さんの手が文さんの胸をまさぐっている。
文「ブラを外して乳首をしゃぶっててぇー。」
健さんが乳首を飲み込む。
文「あああっ、うーーん、気持ちいい。」
健さんが文さんの作務衣をはがし下履きをずらす。
文さんの手が健さんのペニスをなで回しいてる。
文「今夜はゆっくりやろうよ・・・」
そういって文さんは健さんのペニスをくわえ込んだ。
文「大きい、すじばしっている。」
文さんの身体をひっくりかえし、足をもちあげて射し込む。
文「ああああっ・・・・・ハアハアハア・・・・・。」
文さんの身体が仰け反る。
文「いいわあ・・・、すごい!!!。」
小上がりの小さな障子の隙間から満月がみえる。
文「今日は月食だったんだ。そんなときは時は女も萌えるの。」
・・・
深夜の小樽の街は月明かりに照らされている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング920. 小説:小樽の翠829.ボディチェック

2024年10月05日 | drawing

 明菜姉ちゃんと彼氏の休日。
明菜姉ちゃんは姿見にボディを映して、いろんなポーズをとっている。
彼氏「なんかボディに変化ある?。」
明菜「ううん、そうじゃなくてクロッキーのポーズね。どんなポーズがデッサン的かなあと思ってさ。」
彼氏「クロッキーのバイトでもするんかいな。」
明菜「ううん、最近はそんなバイトがないなあ。私って露出狂なのかなぁー。裸を見せても恥ずかしいという感じがしないんだ。」
彼氏「そんな美ボディならいつも男は大歓迎だよ。」
明菜「昔、美希姉ちゃんと一緒にクロッキーバイトもしたからなぁ。」
彼氏「じゃこんなのは!。」
といって明菜ねえちゃんの乳首と大陰唇に彼の指をいれた。
明菜「うん、卑猥なところがいいじゃん。もっと撫でてみて。」
そういって彼氏の指が明奈姉ちゃんの奥深くに入ってゆく。
明菜「エゴンシーレのスケッチにこんなのがなかったかなあ。ピカソなら入れているところのスケッチは沢山ありそうだけど・・・。」
彼氏「セックスの瞬間って結構美しいかも。」
明菜「でも、誰がスケッチすんのかなぁー。」
鏡に二人の燃え上がる裸体が映っている。
明菜「ううーん、感じる。感じている姿、美しいじゃん。もっと・・・。」
そういって彼氏の指が激しく明奈姉ちゃんの股間を攻めまくる姿が鏡に映し出されている。
明菜「ううっ、ううっ、濡れてくる。その姿が美しい・・・・。もう我慢出来ない。しよ!。」
そういって彼氏に抱きついてベッドへ運ばれていった。
ベッドの上で自由本邦に悶える明菜のボディ・・・。
・・・
眼が覚めると夜中になっていた。
明菜「今度セックスしているところをビデオに撮ろうよ!。」
彼氏「はあ!、そんなのどうすんのよ。」
明菜「どうにもしないよ。私達の子供が大人になったら見せたる!。」
彼氏「ふぅーーん。」
明菜「でっさあ、スタジオ借りてガラスの塊の上でやるの。二人だけで・・・」
彼氏「ふうーーん。」
明菜「だって私達のボディが今一番綺麗な時だよ。今撮らないと永遠に残せないよ。君も社会にでたら四角い体型になっちゃう。」
彼氏「スタジオでやるんだ。」
明菜「カメラも照明も全部セットして、私達のインスタレーション!。綺麗な愛の瞬間を残しておこうよ・・・・。だもんカメラと照明を勉強しておいてね。だってピカソもエゴンシーレもきっとそんなのを沢山残したと思うな。」
・・・
秋の小樽の深々としたよるの空気が漂う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング919. 小説:小樽の翠828.叔父さん体型

2024年10月04日 | drawing

そしてもし「完璧」というものがあるのなら、それはあなたです
-ジョージ

 高校の放課後は、部活が無ければ小春とユウ君との情事の時間だ。
夕飯の食材を調達してユウ君の家へ。ママは保険のセールスマンだから夜遅くまで帰らない。
・・・
小春「ユウ君ダイエットの努力している?。」
ユウ君「なんか食べないと精力がなくなるんだよ。」
小春「ダメダメ、それじゃ日本の叔父さんだよ。」
ユウ君「日本の叔父さんでもいいよ。精力があれば。」
そういってユウ君が小春を抱きしめた。
小春「そっかぁ、日本の叔父さん達は精力を維持するために肥満するんだ。」
ユウ君「だって精力がみなぎると、小春を見ただけで勃起するもん。」
小春「それが正常なのかぁーーー。私叔父さん体系の女だよーーん。」
ユウ君「だって現代アートの村上隆なんかすごい太っているよ。相撲取りみたいだよ。そんなの意に介さずだもん。」
小春「きっと叔父さん系の人ってセックスが好きなんだ。あーーーっユウ君もかぁー・・・。」
ユウ君「だから精子も目一杯貯まるんだよ。」
そういって小春をはいで抱きついて・・・。
小春の身体をなめ回してユウ君のペニスはさらに起立している。
小春「沢山貯まっているんだ、もう・・・。」
そういってユウ君に抱え上げられて起立したペニスは小春の身体のなかへ。
小春「ううっ!、力はあるんだ。太いペニス。太るとペニスも太くなるのかなぁー・・・。」
ユウ君「わかんないけど、精子はよく貯まるんだよ。」
小春「直ぐに一杯になる・・・」
それで出すと体中から力が抜けて眠たくなる。
小春「そうだよ。死んだように眠っているね。」
ユウ君「それで小春に起こされて怠い身体を引きずって食卓にゆくじゃん。それで小春がつくってくれた夕飯を、最初は食べる力もなないけど、食べていると次第に元気になるんだよ。それから勉強しようっていう気分になるわけさ。」
小春「回復も早いんだ。よし今日はもっとじらして沢山精子を出させよう。」
そういってユウ君のゆきたくなるとペニスの根元を押さえてユウ君が眼を黒黒させている。
小春「おもしろーーい。」
それでユウ君が我慢の限界で後に倒れかかると小春は指をゆるめると、ダムの放流のように一気に大量の精子が小春の身体の中へなだれ込んでゆく。
ユウ君は体中に脱力感が走り、そのまま倒れて寝てしまった。
小春「さて、夕飯をつくるかな。やっぱ太るけどお肉だよなぁー・・・」
・・・
秋の陽は短い。
小樽はやくも暗くなってきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング918. 小説小樽の翠827.旅帰り

2024年10月03日 | drawing

 アチキはも名古屋の仕事場から小樽に帰ってきた。
旅から帰ってきた気分満載だ。家を空けると股間がさびい。旅帰りに女を抱くというのもときめくストーリーがある。おお!、男の帰りを待ち望んでいる女がいる。今夜は久しぶりに抱いて燃え上がろう。といってそれは毎週のことなんだけど。そんなわけで早々に風呂に入り翠を抱えて二階へあがる。
 アディダスのスウットでは色気もないが、脱がすと女盛りのボディが現れる。翠を抱き寄せディープなキスで帰った実感になる。
翠「旅帰りだから飢えている(*^▽^*)」
「はいはい、旅から飛んで帰りました。待ち遠しかったかなぁー?。」
翠「それって何年も旅に出ていたみたいじゃん。一昨日出かけたばかりだもんね(*^▽^*)。」
翠の身体を抱えながら、次第に潤んでくる身体が可愛い。
いつも女が側にはりついている男も飽きる気分になる。といってはじらく離ればなれになると女が恋しくなる。人間の気分も身勝手だ。だから旅に出るというのは、新鮮な気分に戻る。
翠の身体を抱えながら片方の手で翠の股間をさぐる。
もう十分濡れている。
もう少し撫でていよう。
翠「ウウッ、ウウッ、感じるよ。」
そのまま翠のクリトリスの周辺を撫でている。
翠の身体が仰け反る。
いい感じ。
翠「いれようよ!。」
身体を翻して翠の身体の中に切っ先を入れる。
翠の身体がビクンと反る。
そのまま翠の骨盤がグイグイとペニスを吸い込むように動き出す。
これが若い女の子だったらマグロ上体だから、燃える!、燃える!!、と演技して終わってしまうが、経産婦の翠は身体が精子を欲しがるように膣が次第にペニスを飲み込んでゆく。容赦なく骨盤を動かしクリトリスをアチキの恥骨にこすりつけてゆく。それが女の生まれながらの自然の動作のように。
翠「ハアッ、ハアッー」
ピストン運動を続けると翠の息づかいが激しくなってゆく。
ペニスのビストン運動を続けてゆく・・・・。
そんな単調な行為がつづきながら翠の意識が遠のいてゆく。
突然・・・。
翠「アチキー・・・、ゆく!、ゆく・・・・・!!!」
翠の爪が肩に食い込む。
そこを起点にして股間が前後に激しく動く。
そして翠の膣が痙攣し始める。
膣が大きく開いたり萎んだりする。
身体全体がブルブルと震え収縮するかのようだ。
骨盤が一緒になって大きく動く。
そのとき翠の身体の中に精子を撃ちはなった。
精子を飲み込むように翠の身体が収縮する。
意識が遠のく。
そのまま翠の身体を抱いたままベッドに沈み込む。
・・・
翠「いっちゃった(*^▽^*)。」
「ウグッ・・・・・」
翠があついキスをよこす。
燃え尽きた女が愛おしくなる。
多分男の使命も十分果たせた満足感からだろうか。
アチキの身体は出し切って動かない。
翠を抱きかかえて深い眠りの中へ落ちていった。
・・・
秋の小樽は足早に通り過ぎてゆく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング917. 小説小樽の翠826.早く子供をつくろっか!

2024年10月02日 | drawing

 札幌の美希姉ちゃん達のアパート。
美希「ただいまぁ、今日はロケだったから遅くなってゴメンねぇー。
直人「美希ー・・食べたい。美希の股間を・・・。」
美希「ご飯じゃ無くて・・・、じゃシャワーをすっか・・。」
シャワーを浴びてきた美希姉ちゃんがパスロープ姿で寝転んでいる直人君のベッドにやってきた。
直人「美希の股間をしゃぶりたい!。」
美希「最初から燃えてるじゃん。」
そういって直人君の顔の上に腰を下ろすと、直人君が舌先で大陰唇をなめ回しいてる。
美希「そんなの美味しいの!?。」
直人「わかんない。でもしてみたくなった。帰ってきた女を舐めるやつを。」
美希「それってYouTubeでも見てたんじゃないの?。」
直人「はい、見ていた。帰ってきたから待っていたようにセックスする主婦ビデオを。でっ、どうしたらすっごく感じるかを研究していた。研究だよ、研究!!。」
美希「女を責めるポイント7章とか、そんなビデオだろう。」
直人「それって違うの?。」
美希「なんか女の感覚ではピンとこないなぁ。そりゃクリトリスの回りや子宮の入り口は性感帯があるから感じるけどさ・・・。」
直人「違うのかなぁー?。」
美希「玲香姉ちゃんがいってた。女は子供を産んでからが、すっごい燃えるんだって。」
直人「それはYouTubeにも無い話だよなぁー。」
美希「だって子供生んじゃうと身体がセックスに抵抗感が無くなるじゃん。すると身体が本能的に快楽の高まりを目指してゆくんだって。それで身体全体がガクガクとふるえて膣が大きく収縮して、精子を吸い取るように頂点に上り詰めるんだってさ。それが女の頂点!。」
直人「美希はそうならないの?。」
美希「だってあたし、まだ子供産んでないじゃん。女の快楽なんてまだ無理よ。」
直人「えっ、そうなの?。」
美希「それは子供を産んでから身体の構造が変わってくるからよ。多分ホルモンのバランスかなぁー。」
直人「ちゅうことは、若い女の子はマグロ状態が普通?。」
美希「大体はマグロだよ。それで感じたらオーバーアクションで演技ね。多分セックスとはそういうものだと思っているから。それが子供を産んでから女の身体ドーンと変わるんだよーーーん。」
直人「子供ができてからですかーーーー。」
美希「そうよ、ガッカリしないでね。女の喜びは子供を生んでからの楽しみよ。」
直人「子供をつくったら男の役割は終わりって人もいるよ。」
美希「最近一人っ子が多いから、産んだら旦那は不倫するってか・・・。そりゃもったいないよねぇー。女を頂点にゆかせると男の人は子供じゃなくて産んだ女がすっごく愛おしくなるらしいよ。それでずーーとラブラブのカップルで離れられないんだって。フランス人がそうだよね。子供は邪魔だから小さいときから寄宿舎に入れて大人の恋愛を楽しむってやつ。そうなったら最高じゃん。」
直人「じゃ日本は、産んだら男の義務終了って人は、その愛おしさが生まれた子供に向かうんだーーー。」
美希「そうよ。でも子供じゃセックス出来ないじゃん。まあ一定の年齢までね。」
直人「一定の年齢に達すると溺愛で近親相姦しちゃうんだ!?。」
美希「我慢した代償にね。今の時代の歪んでいるところよ。」
直人「ほなら正常位で・・。」
美希「早く子供を作ろっか・・・。」
・・・
暑くもなく寒くも無い北海道の秋が続いている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドローイング916. 小説小樽の翠825.リュウ君の娘 

2024年10月01日 | drawing

 青森のリュウ君がインポの定期治療のために小樽にやってきた。なんでも最近精力剤が必須らしい。そんな話を診察の後ナンタルのレストランで・・・。
・・・
リュウ君「最近うちの子供も中学生になって湯上がりに裸で鏡なんか見てんだよ。」
「そりゃまあ、これからどんな男を見つけようかと思案中なのだろう。あるいはリュウ君でも口説こうとしているのかなぁー?。」
リュウ君「そのあたりがうちの子供のおバカなところなのだよ。」
「でっ、それで精力剤か?。」
リュウ君「違う!、違う!、セックスしたがっているのは家の上さんだよ。」
「ふーーん、娘と近親相姦されちゃ適わないと思ったん?。」
リュウ君「実は上さんは子供産んでから性欲がとても強くなったんだよ。それで毎晩セックスをしていたら、こっちは仕事の疲れもあってインポになっちまったじゃん。それで精力剤をもらいに小樽の病院へ通うはめになったん。」
「女は、子供を産んでからが本番という説もあるからなぁー。」
リュウ君「そこなのだよ。実は子供が邪魔でセックス出来ない時もあるじゃん。いっそ子供を寄宿舎に預けようと思ったら、そんな学校は日本にないしさ。」
「子供が邪魔といっちまったら子供心は傷つくしなぁー。発育期の子供の心理は難しいよね。」
リュウ君「私の仮説なんだけど、小さい子供に愛情がゆくというのは世界共通の現象だけど、幼児期をすぎたら愛情もなくなる。それでも子供に愛情を注ぎ続けたら、つまり旦那への本来の愛情が子供に全部注がれたままになっているわけだ。きっとその夫婦のセックスは満足できないのだよ。日本の離婚率が35%前後だから1/3は性的不一致だね。
 ところが我が家は3/2の部類にはいっていて、子供を産んでから上さんのセックスが旨すぎて私も興奮するし毎日女の喜びに燃え上がるんだよ。でね!、そんな光景を子供は盗み見したんだろうね。だからうちの子はませてんだよ。」
「そうなると子供といえども女だよね。」
リュウ君「そうだよ。だから私の前で裸で鏡に向かってどうかなぁーとわざと誘惑目線をするんだ。そうすると上さんも夜のサービスがすごくて・・・・、となるわけよ。だから精力剤は必須なのよ。」
「そうなると上さんが愛おしくなるんじゃないかい?。」
リュウ君「まさにそれだよ。だから子供が邪魔だけど裸で鏡の前に鎮座しているしさ・・・。」
「つまり子供が早く彼氏を見つけてくれればよいわけだ。そうすると関心が外に向かう。」
リュウ君「ついでに旦那捕まえて家から連れ出してくれると一番いいけどさ。」
「おませなら、すぐにできるさ。」
・・・
 以前リュウ君は奥さんを小樽に連れてきたことがあったな。きっと今もラブラブなんだ。これらもずーっとそうなのだろう。
・・・
ナンタルのレストランの午後のテラスは秋の日差しで輝いている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ777.デジタルPENはプロダクトデザインとしては優れていた。

2024年09月30日 | field work

 最近オールドデジカメが人気がある。これでシステムをつくろうとする人もいる。スマホよりは、安く固有の写り方をするのが魅力らしい。
 OLYMPUS機材もプロダクトデザインとしてみると大変優れていた。その頂点はPEN-Fであろう。いまでも中古はプレミア価格で販売されている。販売当時にこりゃ高くなるぞと思ったが、予想通りだった。もちろん当時はSONYに乗り換えたので私は食指がはたらかなかった。
 例えばここにあげたPEN mini E-PM1のシルバーボディに12mmシルバーレンズをつけた姿はプロダクトデザインとしては美しい。ただしPENシリーズ初期の製品だから仕様は少し劣ったと記憶している。
 そしてこれを使った記憶が希薄だ。この撮影画像が見当たらないのである。グッドデザインだといっておきながら使わないのは無責任だが、つかった記憶がないから撮影用に組み立てただけかもしれない。
  このようにデジタルペンは、優れたデザインが多く写真がよくわかっている人が開発しと思われた。だからかってのフィルム時代のPEN FやOM-1を開発した、あの米谷デザインを越えたデジタルカメラのデザインを実現していた。
 今でもデジタルカメラとしては大変美しいデザインであるが、この機材は二束三文で売り払ったと記憶している。でもこのシステムぐらいは残しておいてもよかったと少し後悔している。
 さらにPEN E-PL1も素晴らしい。なんといっても往年のライツレンズを付けた場合のデザインが様になっている。だからこのボディはそこそこに活躍した。この画像のレンズは、ライツM3時代の明鏡玉と社会的には言われたが写りは悪く、まれにシャープだが、それにため息をついて眺める気分は希薄だった。そんなわけで私は写りのよいOLYMPUSレンズを多用した。まれに買い戻そうかなと考え時もあるが、ここは考えるだけに留めておこう。
 こんな優れたデザインを開発してきた企業が分社化し製品開発力がそがれたことは少し悲しいと思われる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ776.ストリートフォト

2024年09月29日 | field work






 静止画の一つにストリートフォトがある。当時のOLYMPUS機材にパンケーキレンズがあった。それはレンズキャップに小さなガラス玉をつけただけのものだった。だがこの絞りF8固定の解像度の低いキャップレンズとブログラムとで荒い画像をつくりだしてくれた。それはハイコントラストでありデジタル固有の荒さが消えて自然な荒れた描写だった。写真の可能性を広げてくれたレンズであった。
 路線バスの一番後ろの窓側に陣取る。撮影しようとすればアングルだの構図だのと撮影者の知見が働き画像がつまらなくなる。だからそうした考え方を捨て、心の基線が動いた瞬間にシャッターを押す。だから感性を研ぎ澄ましつつ、何も考えないで被写体が登場するのを待つ。構図は無視してシャッターボタンを押すだけの撮影方法だ。
 ときに面白い画像が撮れるから、あとは大量に撮影してから画像の取捨選択だ。そんな風に撮り続けていると次第に意識的に心が動き出す。構図など考え出したら撮影はお終いである。
 そんな撮影方法も2回ぐらいで辞めてしまった。きっと飽きたのだろうし、あえて意識的に撮影行動をするのではなく、日常生活の中で一寸見つけた時に撮るべき画像だと気がついた時に撮れば良いと思った。だからしばらく機材を持ち歩いていたが、そのこと自体が面倒になり、こうした撮影方法はやめてしまった。今のSONYで撮れるかと言われれば、ノーである。
 さて、上記5枚の写真でどれが一番良いと思いますかと問われたら、私は4番目の満足稲荷の画像をあげる。どこか不穏な視線で意味的でしょ。実はこれ以前にも使用した画像である。

京都市内
OLYMPUS EPL-1、キャップレンズ

 かってのコンテンポラリーフォトをデジタル化のなかで復活した。絞りはF8だけであり手動の距離計がつくだけの簡単なレンズで解像力が低いというのが素晴らしい。だから解像度の低いレンズとボディのプログラムと合わせると粒子が荒れたコンテンポラリーな画像が撮影できる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ775.映像に気づいたとき・・・

2024年09月28日 | field work

 ひぇーーっ!、もうブログは10月が始まる!。今はまだ6月だよ。それで秋らしい画像を探してみた。
 映像制作は時間が必要なので、エッセイシリーズを緩衝材にしたのは正解だった。そんなことをしていると記事一覧の構成もシリーズ毎に増減があり10日分ぐらい前後にずらしたりする。これが自動的にできればよいがgooは全て1日毎の手動で移動だ。そうやって一ヶ月分の編集枠が埋まり予約投稿原稿が完成する。それは結構面倒な作業だ。
 雑誌の編集も似たようなことをする。多分半月先ぐらい先までの編集枠ができていたりする。だから夏に冬のファッション撮影だ。その間にパリコレ情報が射し込まれ記事を前後させたりするなど編集予定表も混沌としてくるはずだ。
 ところで静止画の画像を探していた。この撮影データをみるとPanasonicから発売されたライカのOEM製品ズミルックスだ。私のライツ経験からみても本家ライツ・ズミクロンに肉薄する写り方をしてフルサイズ規格のデジタル一眼レフと遜色がない。だがOLYMPUSシステムを差し上げたときに売却。その後OLYMPUSカメラ事業部は分社した。
 マイクロフォーサーズというシステムが最初にPanasonicから発売された時、この小ささで一眼レフというのには驚いた。その後OLYMPUSからゾクゾクとマイクロフォーサーズ規格の機材が登場した。その頃はレンズ性能が低く悲しかったが、次第に両者ともに高画質レンズを発売しだした。その頃のズミルックスである。
 私は、この頃から静止画機材は小さい方がよいという考え方をしていた。それはニコンFから使い続けてきた知見である。
 そのころCやN社は大きなレンズとホディを矢継ぎ早に市場に登場させ、私の研究室のアホタラ研究員からも『先生のより僕のカメラの方が高いんだ』と影口をいわれる始末だった。そのとき日本中がアホの塊だと思われた。その後日本の機材メーカーが間違いだと気がついた頃には、市場はアメリカや中国にさらわれていった。
 そんななかで私の講義を受けた修士課程の院生が、当時のフルサイズデジタルニコン一眼レフで撮影した映像をみたとき、手堅く撮影されている事に気がついた。これだな、映像には使えそうだ・・・。その頃から映像化への意識が生まれ始めた。



初めて登場したミラーレス一眼レフ。PanasonicGF-1
指の先で振り回せるほどの大きさであり、性能は当時の一眼レフとまったく同じである。どんなレンズもマウントを介して付けられる。その後優れたミラーレスレンズがいくつも登場しフルサイズと遜色ない画像が撮影できた。この機材が登場したとき、フルサイズデジタル一眼レフの終わりが予感される布石となった。

京都市
画像:OLYMPUS EM-1mark2,LIECA DG Summilux25mmF1.4Asph.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ774.リノベーション

2024年09月27日 | field work

 ダイビングの過去の静止画を見ながらどうすれば撮影したらよいかの勉強をしていた。1年以上ブランクが空いているから間を置くと撮れない。だからイメージハンティングだ。
 既に廃盤のニコンW300はストロボ撮影をすると大変綺麗だが、映像ではストロボではなく連続発光する水中ライトが必要になる。それはとりつけるのが難儀だ。INONと相談か!。だがハウジング無しで30mまで潜れマクロ撮影に強い。Goproの不足を補ってくれるから今も重宝している。防水機能が満たせなくなるまで使いたい。
 さて1年以上ブランクが空いているから出不精の人間が腰をあげるのは難儀だ。そして1度ダイビングをしてしまえば帰りたくない気分になる。全く人間の気分は、いい加減だ。
 もう一つ優れものをあげればOLUMPUS EM-1と魚眼レンズだ。やはりレンズの解像力が優れているし専用のハウジングも用意されていた本格的な機材だった。私はGoproに乗り換えてからオリンパス機材はすべて差し上げてしまった。
 今はOLYMPUSも分社し身売り状態だから水中まで手が回らない。目下Gopro12があり、かっては世界一の技術力を誇っていた日本の精密機械工学も既にアメリカや中国からは相当におくれている。ヘビーユーザーやプロカメラマンの間違った意見を反映しつつ高性能な技術開発を目指し、結果として重厚長大化してきた日本の撮影機材メーカーの戦略違いの姿勢の結果である。高性能化というのはハードだけではなく、ソフトウェアや、使い方やライフスタイルも含めての高性能化である。
 私もこのブログで再三再四、重すぎる機材、持ち歩けない機材だということを指摘してきた。デジタル一眼レフでいえばOLYMPUS EM-1が持ち歩けるサイズのMaxだったのである。カメラマニアや機材マニア、あるいは売れないプロカメラマンに付き合っていてはメーカーの存在理由が無くなる。にもかかわらずNとかCというメーカーは売れない機材を開発し、その結果世界を牽引してきた名門ニコンは国内のカメラ生産を辞める。
 いまSNSは大量の画像で溢れているにもかかわらず、日本のメーカーの撮影機材による画像は大変少ない。日本の精密機械づくりのノウハウは宇宙産業や医療産業にシフトしている。技術開発は、そうしたリノベーションをいつも繰り返してゆく。






沖縄県慶良間諸島
OLUMPUS E-M1、M.ZUIKO EDFisheye8mm/F3.5,NIKON CoolpixW300.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ773.ダイビング撮影器材の手入れ

2024年09月26日 | field work

 昨年は沖縄県も新型肺炎5類に移行後、なんと感染者急増で私の沖縄の知人の周りからも感染者発生し、多分県民全部が感染するのかと思われた。沖縄県知事は、来るな!、といわんばかりの発言だった。だから私は1年間沖縄ダイビングにゆかなかった。だが今年は行けそうだ。
 だから水泳教室に通い水に慣れる練習をしていた。そんな6月梅雨空の頃、ダイビングの撮影機材の手入れ。もちろん私のYouTubeでも初期の水中映像をアップさせているが今見ると下手くそだ。今度は、もう少し進化した映像にしたいと目論んでいる。
 最頻度使用のGopro7もいまは12となり画像も良さそうだが4Kは変わらない。買い換えるとハウジングやレンズマウントも変える必要がある・・。どうしようかな!?。それよりも酷使した魚眼レンズの前面が傷だらけで次回潜ると割れるかもしれない。先ずはこれからやろう。魚眼レンズは鎌倉のメーカーに送った。
 次は既に廃盤になり2倍以上のプレミア価格がついているニコンCOOLPIX W300だ。仕様をみると4K画質で撮れる。そうであればメモリーカードを大きな容量にすれば使えそうだ。動画ではLEDライトがつくのだが、こんな小さな光量で大丈夫だろうか。あるいは映像用水中ライトを外付けできればベターだが、取り付ける余地がないのが融通の利かない設計発想のニコンだ。外付けアームで組み立てるか。
 ということは今の機材で4K動画撮影がきることはわかったがGopro12!?。どうしようかな。少し迷う。
 それに那覇の街の市場界隈も撮影したいが、既に牧志市場や農連市場は建て変わり、昔の沖縄のイメージが消えた。それが私を沖縄行きを消極的にさせるもう一つの理由だ。今那覇の街はつまらないのである。


沖縄県那覇市
NIKON F3,CarlZeiss Distagon25mm/F2.8,Velvia.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ772.残念というほかないかな!?

2024年09月25日 | field work

 ようやくMacの1万枚以上ストックしてある写真ファイルが開いた。これまでOSの更新で開かなかったようだが、何が原因で開かなかったかはわからない。開いたのはよいが、それ以前に私は静止画への関心が無い。どうせ動かないしさ、眼が退屈よ・・・。
 気を取り直して、この静止画画像はニコンDfと85mmのレンズで撮影した。へーっ、85mmって立体的に描写して背景が綺麗にぼける。それを実感した頃には既にこのニコンレンズは処分していた。
 今のニコンってプロダクトデザインがダサくて使う気分になれない。それに映像に関心が希薄なニコンじゃなあ・・・、だ。そもそもこれまでよりも太いレンズが登場し重厚化してきた。あれってジンバルでバランスがとれるのだろうか?。そんな使い心地が悪いレンズが今はすこぶる高い。そんなニコンポリシーに疑問を持ち私はSONYに乗り換えた。
 ニコンと同じ描写は、ZEISS Sonnar FE1.8/55ZAでまかなえる。そしてシステム全体が軽くなり映像の場合2本のレンズで大概の撮影ができる。荷物は軽くしたいのが私の経験則だ。
 それにiPhoneが現実以上に綺麗な画像をたたき出すので、静止画もiPhoneオンリーになってしまった。
 惜しかったな。性能が良いレンズなだけに。ニコンはデジタル一眼レフを最初に登場させたほどの技術力があったのに、今では残念でしたというほかないかな!?。
 最近の映像撮影では、小さく軽い2台眼のα6600のボディにはいつも標準レンズがついている。それに最も小さなマイクを載せている。このレンズはAPSサイズだから82.5mmの焦点距離、デジタルズームで123mm、画質を無視するならば330mmになる。ボディ側で焦点距離を決める事が多いから、レンズの焦点距離は無関心になりがちだ。もちろん背景はちゃんとボケる。悲しいのはオートフォーカス解除のボタンがついてないことだろう。

画像:NIKON Df,AF-SNIKKOR85mm/F1.8G
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ771.旅の出不精

2024年09月24日 | field work

 このブログを執筆しているのは6月の梅雨入りした頃だ。そろそろ夏だからダイビングを再開するかと考え、水に慣れておかなきゃと思いつつ、京都アクアリーナの水泳教室へ通う。案の定水にはすぐになれたが、旅にでる意欲が薄い。
 というのもこれまでダイビングの後に県立図書館にでかけ沖縄県巨大グスクの文献あさりをして論文化していた。今はそうしたシリーズ論文5本は冊子に掲載済みなので沖縄には目的がなくなった。それにコロナ過を経過し馴染みの顔なりコミュニティがあるかも疑わしい。私的にいえば寂しくなった。それが旅の出不精の原因かもしれない。
 なにか新しいミッションでもないと旅にでかける気分になれない。そんな風にこれまでにミッションが終了した都市がある。筑波、東京、名古屋である。名古屋などは退職後かれこれ一度も出かけた事がない。既に忘れようとしている。
 考えれば私の場合、旅に論文執筆というミッションがついてないと退屈だ。何しろダイビングの後は時間がある。今は市場のビデオでもYouTubeでアップ済み。那覇の古い市街地も随分歩いた。もう新しい発見は少ないだろう。
 そんなことが旅の出不精気分を加速させている。もちろん出かけてしまえば、出不精なんて事は忘れて新しい発見に心躍るのかもしれないが。まあ出かけてみなきゃわからないのが旅なのだろう。

筆者のいつものダイビングスタイル

画像:久米島、慶良間諸島
Gopro7.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ770.福井県は終わった!?

2024年09月23日 | field work

 一度につくらなければ効果が期待できないプロジェクトを、細切れでおこなったために目下身動きできない状態に追い込まれた。それが北陸新幹線である。
 国土の背骨である骨格を結ぶ1本の構造であることに、これまでの新幹線の存在理由があった。それとは違うのが北陸新幹線である。1本の骨格ではなくサブルートを経由し、東京と大阪のネットワーク構造をつくろうというものだ。
 国土の構造を変えるのであれば長野県から延伸させるとき一気に大阪まで建設すべきだった。これは国土の構造を1本の背骨から起点と終点が接続しているネットワーク構造へと変えることになるからだ。つまり長野と大阪とを一気に建設し拠点となる大都市圏を結ばなければネットワーク構造にはならない。従って本来北陸新幹線プロジェクトは、暫時延伸という方法ができないのである。
 にも関わらず金沢、敦賀と延伸され、その先はルート設定でもめ環境アセスメントすらおこなわれていない。暫時延伸という間違った方法を選択した結果、ネットワーク構造になるのは2045年頃。つまりあと20年以上先であり北陸地域経済は、これまでの関西や中京圏からの集客を半ば諦め、東京依存のパイプしかないことになる。私にいわせればプロジェクトの方法を間違えた結果である。やっちまったか・・・、私は思う。
 さらに敦賀の街をみると駅から続く長い商店街はシャッター街である。現在新幹線開通ぐらいでは、とても再生できる状態ではない。
 そしてニューヨークの自然史博物館にゆけば恐竜に関する豊富な知識と経験が得られるにもかかわらず、福井県がわずかに出土した恐竜素材をシンボルにして集客に励む姿は涙ぐましいが、1年もたてば陳腐化され東京人から飽きられる可能性があるだろう。
 これまで多数の街づくりに関わってきた私の立場からみると、中途半端なプロジェクト方法を採用したために東京への流出人口が加速するだけであり、福井県は終わったといいたい。
 終わったら金沢-福井間の新幹線はどうするか。金沢-敦賀間は新幹線初の福井県あたり経営者とする第三セクターとし、大阪から金沢まではJR西日本が在来線にサンダーバードを走らせればよかろう。誰も提案しなかった逆の発想。人口減少社会だから逆の発想もありえるだろう。
 そんななかで再生方法を探るとすれば、地域産業の国際的なブランド化と歴史的街区の整備だろう。越前武生はナイフビレッジであり古い街並みもある。また鯖江は眼鏡の産地だ。これらを活かせば生き述びる方策も考えられるかもしれない。生き延びるというよりは北陸新幹線全通までの生き残り策といってよい。つまりプロダクトデザインとシティデザインがキーワードになるだろう。

トップ画像:敦賀駅前通り(依拠:Google map)
敦賀のシャッター街もかって私自信が撮影したが、画像が見当たらない。そこでGoogle mapの画像を借りた。Googleは朝早く撮影したと推測している。従ってこの場所は、シャッター街ではあるが実際に営業している店も写っていることは申し添えておく。ここではシャッター街のイメージとして理解されたい。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ769. 海老嫌い

2024年09月22日 | field work

  Philippineのテレビをみていたら、タイに住むフィリピン人料理人の放映をしていた。ぶっとい海老を調理して豪快に食べている映像を見ながら、ウゲッ!、気持ち悪いと思った。
 それは最近の私の味覚の変化だけど海老嫌いになった。海老は味が単調だし、半年前に海老を食べて蕁麻疹になったこともあった。以来海老嫌いになってしまった。唯一天丼ぐらいは醤油だれに騙されて食べるが・・・。これで牡蠣に続いて食べられない食材が増えた。
 海老は中華料理で多用されるし、フリッターとしてハンバーガー屋にもメニューはあり、日清のトラディショナルなカップヌードルにも入っている。それぐらい庶民の人気アイテムだけど、こちらは嫌いになったからどちらでもよくなった。
 人間の味覚もセンシティブだが、最近冷凍海老の輸入が市場の過半であり、味などスルッと抜けてしまい、抜け殻といってよい。私的には食材としては失格だから特段不漁でとれなくてもよいけど。
 つまりダイエットをしていると食材に関心を持ち、経験的にはステーキがダイエットに良いことを発見した。例えば昼ステーキにしておくとお腹はすかずスタミナがつき、夜はシリアルにしておくと体重は確実に減る。
 ダイエットの目標値まであと2kg。数年前と比較すると既に12kg減量しており、ウェイトトレーニングをしながらだから減量速度は緩いが、今は体型が変わり身体は軽く動きやすい。もちろんお腹が出ている体型とはおさらばした。
 そう思うと、概して現代人は過食だということは指摘できそうだ。

iPhon13pro
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする