OLYMPUSPEN E-P3,Leica DG Macro-Elmarit 45mm F2.8 Asph.
OLYMPUSPEN E-P3,Leica DG Macro-Elmarit 45mm F2.8 Asph.
-ジョージ
今月は小説:小樽の翠を4回しかアップしてないのに、幕間とはこれいかにだ。
他所の話題が多かったので頁を取られてしまった。最近アップする記事のローテーションみたいなものがあって、毎月11日は幕間とし、小説から他の話題に転じている。
作業量を見計らいながらクロッキーデッサンを着彩しイラスト化するというのも、ブログのイラストは消耗品だからだ。ここに精魂込めて描こうという時間はない。どちらかといえば、すぐに忘れ去られる消耗品だからこそイラストなのだろう。
それでも1年以上つつけていると、これは描けたというイラスト作品は、いくつかある。それを集めて東京のカフェで個展をしようと考えているうちに、時間もたってしまった。
じゃあ、個展を開いて私的に何かの意味があるかと思うと、実は皆無。通り過ぎる街の風景の1つに、私のイラストが登場したところで人々の眼にとまることはなく、記憶もされない。それだけ私達の日常はイラストであふれている。つまりお菓子の包装紙のイラストと同等の気分でしかないだろう。
そう思うと、個展なんて面倒くさいという結論になる。
もう一つある。昔美大入試のためにデッサンや水彩画は勉強してきたから描けるはずだと思っていた。しかし今は描き方を忘れている。それでブログ用に描きながら技法を思いだそうと試行錯誤だ。
そこでブログ用に毎日描くのは技法を思い出す上でも調度よい訓練だが、それでも一寸の間だけ描かなでいると、人体などはボディの面の構成がわからなくなっている。随分前に描いたクロッキーだから、面の構成を忘れているのもあるのだろう。
裸婦を使って何を描こう、あるいは表現しようとしているかといえば、空間と光だけなのである。2次元空間に奥行き感のある3次元的空間と、空間の中を走るまわる光を描きたいだけである。そのために人体や風景を借りているに過ぎない。といってそれは絵具の混合技術も相当数関係があるので容易にゆかない事が多い。
そう考えていたら昨年水害にあってから、高台のアパートに引っ越したフィリピンのNIKKAの家が住めるように整ってきた。ならば長逗留して描きながらブログにアップさせようという企画もありそうだ。
そしたらNIKKAから「あなたは、私の裸を描いたら発表するでしょう。私は女ですよ」だって(^_^)。違う国の空気の中に長期滞在するというのは、私の当面の夢だけど・・・。
さて、いつもデスク周りの画像を幕間の挿絵にしている。ここまでマクロ撮影ができて簡単に撮れるからiPhonで十分だ。撮れば即Air LanでMacに保存され、ブログに使うことができる。ブログを書くテンポを阻害しないところが優れものだ。こうなるとデジタル一眼レフへの関心がさらになくなる。ニコンだキャノンだといわれても大きいし、操作が面倒だし、こちらは、そんな高画質は望んでいないし・・・。そんなわけで撮影機材を取り出す機会が急速に減少した昨今である。
iPhon13pro
ISO160,焦点距離26mm,露出補正0,f/1.8,1/60
昨年は、数多くの方々にこのブログを訪問していただき、ありがとうございました。また本年も時間の許す限りこのブログを続けたいと思います。今年もよろしくお願い致します。
フィリピンのNIKKAから画像が届いた。大晦日から新年にかけて、沢山の料理とゲームの景品を用意して、多くの親戚が集まってパーティーだ。
そして大晦日の夜半にフィリピンのお祭りの光景が届いた。日本の除夜の鐘に対してフィリピンは爆竹や花火だ。屋台ではトロトットと呼ばれる筒が売られている。大きな音をだす。さらには鍋やヤカンを叩きまくり、バイクは轟音を上げている。それは、大きな音を出すことが魔除けになるという理由がある。そして丸い果実を12個集めて食べる風習がある。12というのはそれぞれの月を示している。服も水玉が縁起が良い。そして窓や扉、引き出しも全部開け放つ。子供達はジャンプして、自分の歳と同じ回数を高く飛ぶ。最後にpakisamaだ。つまり小銭をばらまくわけだ。それがフィリピンのお正月である。
(In English)
Thank you for visiting this blog last year. I would like to continue this blog this year as long as time permits. I look forward to working with you again this year.
The image arrived from NIKKA in the Philippines. From New Year's Eve to New Year's Eve, many relatives get together for a party with lots of food and game giveaways.
Then, on New Year's Eve, the sight of a Filipino festival arrived. The Philippines is firecrackers and fireworks against the Japanese joya no kane. At the food stalls, tubes called Trotot are sold. Make a loud noise. Furthermore, the motorcycle is making a roaring sound by hitting pots and kettles. The reason is that making a loud noise is a talisman. And there is a custom of collecting and eating 12 round fruits. 12 indicates each month. The clothes are also auspicious with polka dots. And all the windows, doors and drawers are open. Children jump and fly as many times as their age. Finally, pakisama. In other words, it scatters coins. That is the New Year in the Philippines.
2022Philippine New Year HD 1080p
新年明けましておめでとうございます。
不条理とは、合理でないこと、理屈の通らない事、論理では推し量れないこと、等の意味がある。アルベーヌ・カミュの小説ペストは、伝染病の流行を描いた作品だが、その底流に不条理というテーマが横たわっている。
新型肺炎が流行している。だからいまの世界は、まさにカミュの小説にある不条理という言葉があてはまる。人間は、いつこの不条理の世界から抜け出せるのだろうか。
辛丑(かのとうし)の年の初めに一つ言葉を選べと言われたら、今年は、この言葉を選ぶだろう。
2021年元旦、辛丑
さてドローイング・シリーズも今年最後。
こうした裸婦のドローイングが、昔はあっただろうかと文献を探したら、やはり存在した。
貴道裕子:伝えたい日本の美しいもの ぽちぶくろ,文京書院,1992、の貝づくし(頁未掲載)の項目で、江戸時代頃の裸婦の意匠があった。貝づくしというのは、子安貝という呼び方で女性性器のシンボルであり、安産のお守りだそうだ。こうした裸婦の意匠は、浮世絵や江戸川柳などの世界につながってゆく。つまり浮世絵にみる春画の世界だ。私のクロッキーは、春画ほどにはデフォルメしておらず、まして安産のお守りにもならないよ(笑)。
ところで外国人は、相手の眼をみて会話をするのが鉄則だ。眼をそらすと、こいつは敵だと思って射殺されることはないとは思うが、好印象は与えられない。
私は、窓口で若いお嬢様と対峙しているとき、時折瞳の奥の網膜が見えないかなぁー、とまじまじと観察している。カメラと同じで絞りが開く、つまり人間の眼は瞳孔が開いていて、うまいこと突然横から光が来ると見えるんではないか。調度眼科医がライトで瞳の奥をのぞくように。人間は、視覚情報を眼で知覚し頭で映像を組み立てている。
それにしても日本人のお嬢様は、真っ直ぐ目線を向けてくる私の態度をどう思っているのか。
それにこのブログでアップさせているクロッキーのモデルさん達は、いずれも鍛えられた体型だ。普通の二十歳すぎの女の子の裸体だったら、もっとお腹に皮下脂肪がつき、いずれ叔母はん体型だろうなと若くして予感させられるものが多く、わざわざ見たいというほどのものではない。
だから他所に関心をもたれないようになんとか騙され、引きずり込まれて、ゴールインして一巻のお終いとなり、女達の初期目的に従わされるわけだ。従って鍛えたボディとスウィーツ大好きとばかりに暴飲暴食したボディとでは、格段の相違があるということです。
そんな風に調子に乗っていたら、Twooというベルギーの出会い系サイトから1万円近い支払い請求が届いた。もちろん身に覚えはないが、FBを使っていると滑り込んでくるようだ。支払いはカード会社と相談だ。Mac miniを調べたらクッキーらしいソフトがあった。当然削除。あら今度はgooのブログやiPhoneの接続ができなくなった。まあ複数のMacを使っているので、ことなきを得ているが。
ああっ!、WEBの世界も詐欺師だらけか。いや、そんなのはノイズでしかない。そんなわけで、お正月はMacの大掃除で、このブログも休もうかと思案中。
さて、こんな与太話を書き続けて本当に年末になってしまった。つまり年末まで書く話題が続いたということだ。
クロッキー帳NO47.