カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

つつじのつづき。

2014-05-13 00:04:24 | 花だより
トップの写真はオオムラサキ、下の2枚は典型的な平戸つつじだと思います。







咲いているのはツツジばかりでは無いので・・・







これもよく見るツツジですね。霧島ツツジ?久留米かな?










ツツジと言っても色々ありそうなので、どんな種類があるのか調べてみたら、
どうも微妙過ぎたり、混同していたり・・・よく分らん。(^_^ゞ
こんなのも珍しい気がします。で、大雑把にザクッと分けると

クルメ(久留米)ツツジ、開花時期が早く小さな花がまとまって沢山咲きます。
キリシマ(霧島)ツツジと混同されて呼ばれていますが、区別がつきにくいので
どちらでもイイかもね。花色は紅赤のものが主です。

最も一般的にツツジと呼んでいるのはヒラド(平戸)ツツジ。花も他の種類より
大きく、花色は赤紫・白・ピンクなどですかね。

サツキ(皐月)と呼ぶものがありますが、これってツツジ(躑躅)と分ける
べきなのかどうなのか、難しいようです。開花時期が遅いなど微妙な違いも
あるようですが、例外も多いので分類に値しない呼び名の違いだけとの主張も。

ヤマツツジと呼ばれる自生種には、ミツバツツジ・モチツツジなどが代表です。
モチツツジの花や額、葉は粘着性があり衣類等にべたべた引っ付きますね。

レンゲ(蓮華)ツツジと言うのもあります。見た目はツツジ、葉と花が
輪状に並ぶ様子を蓮華(ハス)に見立ててこの名で呼ばれていますが、
有毒成分を含んでおり、死に至る場合もあるとか。日本の養蜂業者は
レンゲツツジが自生している所では蜂蜜を採集しないか開花期を避けるなど
しているそうです。
漢字の「躑躅」という字は、植物なのに“草かんむり”じゃなく“足へん”。
語源的には中国の羊躑躅。羊がこの葉を食べて動けなくなって死んでしまう
ことからで、漢字の意味から言うと歩行の進まない状態、あしぶみを
意味しています。躊躇(ちゅうちょ)と似た言葉なんです。

他にもアザレア(西洋ツツジ)もあります。八重咲きなど品種改良により
多彩で豪華な花もありますが、この種も有毒植物です。

ちなみにツツジ科のアセビ(馬酔木)やシャクナゲ(石楠花)も有毒です。






黄色いツツジとして珍しがられる「キレンゲツツジ」が咲いていました。







レンゲツツジですから、もちろん有毒です。間違っても蜜を吸わないようにネ。



このキレンゲツツジが咲いている側で人だかりが・・・何かと思えば



銀竜草(ギンリョウソウ)別名:幽霊茸でした。皆さん初めて見られたようで
恐る恐る不思議そうに写真に撮られたりされてました。
私は以前、これを探しに行ってブログで取り上げたことがありますから、
得意満面♪ 皆さんに説明を・・・(^_^ゞ
いかにも毒きのこって感じですが、毒は無く、きのこでもありません・・・








蜂さん、今回も沢山撮ったのですが、どれもこれもボツw やっと1枚だけ。
家内が撮ったものですが・・・




ツツジと五月の空、それにしてもNikonは空の色がイマイチ?(-。-;)





ちょっとシュールに、もろ逆光・・・



2014.5/4、蹴上浄水場にて。