カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

京の遅咲き桜情報「六孫王神社」

2013-04-15 18:15:48 | 花だより
京都もお花見観光シーズンが終わり、やっとゆったり桜を楽しめるシーズンが到来。
今年も有名お花見スポットは何処も人の波で狂乱状態?でした。
それでも楽しめるのでしょうが・・・
私はどうも他人と歩調を合わせるのが苦手で。やっぱ天の邪鬼w(^_^ゞ
早咲きの桜も好きですが、この時季の遅咲きの八重桜が大好き♪
気候もさすがに肌寒くなく、ぽかぽか陽気になるしね。

先週末13日の土曜日は絶好の日和だったので、何ヶ所か遅咲きの桜を訪ねてみました。

最初に行ったのは、南区壬生川通り八条角にある『六孫王神社』です。



[八条壬生]交差点の北西角にあり、参拝者駐車OKです。
あまり有名じゃないのか、観光地とも違うようなのでゆっくり見られます。



主祭神は源経基。経基は清和天皇の第六皇子貞純親王の子で、天皇の孫である
ことから「六孫王」と呼ばれていたのが社名の由来です。
嫡子であり、ここを創建した源満仲が清和源氏の武士団を形成したことから、
「清和源氏発祥の宮」を称しています。

多田神社(兵庫県川西市)、壺井八幡宮(大阪府羽曳野市)と共に
「源氏三神社」の一つとされます。








藤もぼちぼち咲き始めていました。




桜の品種を見分けるのはとても難しい。日本では固有種・交配種を含め
600種以上の品種が確認されているとも言われるほどですから・・・
それでも一応9種の基本種から品種改造されたり変異を起こしたりしながら多様に。
なにせバラ科ですから薔薇の花と同様、多種多彩バラバラ・・・(^_^ゞ

ちなみに日本では圧倒的に本数が多い「ソメイヨシノ」は、
オオシマザクラとエドヒガンをかけ合わせてできた園芸品種で、江戸時代に
染井村の植木屋さんが「吉野桜」という名前で売り出したことから
「染井吉野」という名前になったのだそうです。

ここでのお目当ては、鬱金(ウコン)桜。少し緑がかった淡黄色の八重桜です。


咲き出してから日が経つと徐々にピンクに染まってきます。



黄色い桜のカーテン♪

ここの神社の立札には「サトザクラ」と表記されていました。
無難な表記ですね、ほとんどの八重咲きは園芸種サトザクラに分類されますから。
レシピはオオシマザクラにヤマザクラ、エドヒガン、カスミザクラ、マメザクラ
などを掛け合わせたものとされています。
関山(かんざん)や普賢象(ふげんぞう)、御衣黄(ぎょいこう)までも
このサトザクラ群と呼べます。


鬱金桜(右)、色比べをしてみると黄色っぽいのが分りますね。













ピンク、白、淡黄色・・・三色入り交じってミックスジュース状態♪




この神社、境内の上を東海道新幹線の高架が通っていて、京都駅も直ぐ側。
ひっきりなしに・・・





境内中央には「神龍池」と呼ばれる小さな池があります。
六孫王(源経基)が臨終に「霊魂滅するとも龍(神)となり西八条の池に住みて
子孫の繁栄を祈るゆえにこの地に葬れ」と遺言されたとのこと。


池には鴨の番が飼われていました。高倍率カメラ SX50 HSの良いカモかも・・・







どアップで o[◎]_- )パチリ。手持ちだけれど条件良かったので、なかなかの写り♪







2013.4/13、六孫王神社にて。