カッパのロードスター

幌を開ければFeelin`good。カッパーレッドの
路渡☆くんとの楽しいドライブ日誌。

遥か昔のそのまた昔

2011-07-08 22:43:17 | 洛外うろうろ
熊野、那智の歴史をひも解くと、とてつもなく昔まで遡ってしまいます。
この熊野那智大社の始まりも高千穂国から、東征のため上陸した神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)が、大瀧を発見。神として祀ったと言うもの。
この神日本磐余彦尊って、初代天皇、神武天皇のことだから・・・
もちろんまだ仏教も伝来していない時代のことです。



社殿は意外と新しいんですけどね。


青岸渡寺から入ると、まず目につくのが大楠。
樹齢八百年を超えるこのクスノキは、平重盛が参詣の際、手植したものと伝えられてます。








面白そうなので入ってみました。無病息災を祈願して・・・



出る時はまさに産まれ出るって感じ?(^_^ゞ





そうそう、ここの由緒で忘れてならないのは「八咫烏(やたがらす)」ちゃんの存在。
神武東征の際に、高皇産霊尊によって神武天皇の元に遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされる三本足の烏ちゃんである。
日本サッカー協会のシンボルマークにも用いられているので有名ではあるが、これは日本に初めて近代サッカーを紹介した中村覚之助に敬意を表し、出身地である那智勝浦町にある熊野那智大社の八咫烏をデザインしたものだとか。
ちなみに何故か、陸上自衛隊中央情報隊シンボルマークも八咫烏である。



いつもなら、おみくじなんて買った憶えが無いのですが、
八咫烏がおみくじを掴んでる意匠が面白かったので買ってみました。
・・・結果は「末吉」。
待ち人、来たりがたし。失せ物、出がたし、出るとも遅し・・・
旅行、行きても差支なけれど、止む方よろし。

結構厳しいことが書いてあるのね。
旅行は?確かに雨続きやけどね。(^_^ゞ 実は今日、梅雨明けしたそうな。







まぁ、よう降られますな。お蔭で写真は何か雰囲気出てるけど・・・



















2011.6/19、熊野那智大社にて。