書道家Syuunの忘れ物

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菅内閣は、参議院選挙まで宣伝作戦のみを展開する??

2010-06-08 00:27:13 | 民主党政権綴り

菅内閣は、参議院選挙まで宣伝作戦のみを展開する??

菅内閣新体制は8日と言うことだが、7日の読売新聞夕刊には既にほとんどの閣僚名が出ていた。
Webでは、「農相に山田正彦氏、菅内閣8日発足」とあって、「菅内閣の農相に山田正彦農林水産副大臣を昇格させることが7日夜、内定し、全閣僚の顔ぶれが決まった。」とある。(読売新聞Web)
それで何かサプライズがあるかと思えば、元々11人も再任だから小鳩政権の小鳩側の自動的にあいた空いたポストにスライドさせたり、罷免した穴に都合のよい人物を押し立てたと言う人選である。
口蹄疫対策でミソを付けた赤松農相は当然再任されないから、副大臣を昇格させるというこれもサプライズがない。
法務大臣に千葉参議院議員を留任させたなど、組閣に時間がなかった暫定手直し内閣の感がつよい。
事業仕分けで名前を馳せた蓮舫議員と言っても、所詮スピーカーにすぎない飾りものだから何の役にも立たないし、亀井氏も留任だから郵政法案もそのまま。
要するに、従来の既定路線は守るという姿勢であろう。
識者、マスコミは新内閣になってどの様な路線や政策を打ち出すのかと期待を込めているようである。
しかし、実際は7月の参議院選挙までは何もやらずに「国民のために頑張ります」というフレーズで押し通す筈である。
今の民主党のやり方というのは、何でも空手形を切ると言うことである。
それは、選挙に勝ちさえすればよいのであって、期待感だけで選挙を戦うというものである。
実は、それで欺されたのが昨年の衆議院選挙なのだが、もう一度国民を欺せるなら欺して後は、独裁でもなんでもやろうと言うのが今の姿勢である。
考えてみれば良く解ることで、今の閣僚達がこの10-11ヶ月の間何をやってきたのかと言えば、例のバラマキ政策や無意味な高速道路の無料化と郵政法案。
あの事業仕分けで幾ら削減できたのかと言えば、続々後で復活されて実はほとんど無意味だった。
廃止と判定されたのに何故かその事業が復活して予算が付き、その予算が不要な天下り団体に流れるのに、国務大臣は制止しなかったのか‥‥と言うことも不思議なものなのである。
元をたどれば、官公労をバックにしているから政治ショーをするものの、あくまでショーであって、国民を欺しているようなものだ。
まあしかし、この1年は民主党の無為無策から経済は止まったものであるし、妙なエコなどと言い出すから、庶民は無駄な支出を強いられたり官(官僚)が民業を圧迫したりしている。
官の民業圧迫というのは、官は税金も人件費も費用(すべて税金)も払わずに民間で出来ることを行う。その時点で同業の民間は廃業状態になるのである。
いずれにせよ、日本はデフレから脱却できているのかと言えば、依然長いトンネルに入ったまま。
特に地方は、何もない。
そして、確かにものは安くなった。
但し、売れ残り商品ばかりというものだが、企業も売れないから新商品を出さないこともあるし、成熟した商品だとそんなものでよいことも多い。