完璧二日酔いで寝坊。13時なんとか出社。打ち合わせを終えた後、赤坂のテレビの制作会社で、来月オンエアされる澤田豊の番組について打ち合わせ。17時すぎに会社に戻る。モスクワから返事がないので、同じ文章をまた送っておく。18時退社、高円寺の座へ。今日は藤山新太郎の「元禄の幻術」の公演。知り合い何人かにある。なんて言ったって、今日は呑馬の芸が見れるというのが楽しみ。山田真美さんご家族と合流して、会場へ。しかし呑馬を本物の馬を使ってやるという藤山さんの発想には驚かされる。これを見れただけでも3000円の価値はあった。23時すぎに帰宅。台風が来ているらしいが、どうやら雨もピークは超えたようだ。
6時20分起床、6時半のリムジンに乗れるところがこのホテルの便利がいいとこ。ただバスは超満員。7時半に成田着。KEのチェックインカウンターは混んでいたが、窓口がたくさんあるので、20分ぐらいでチェックイン。カフェで朝飯を食べて、お別れ。簡単なもんである。もしかしてメンバー帰国の時にも来るかもとのこと。
またリムジンで箱崎に戻り、地下鉄で渋谷へ。前回の昼下がりもこんな天気だったような。10時に会場入り、ちょうど場当たりが始まるところ。今回は結構いろいろあるようで、開場ぎりぎりに終了。12時開演、今回は見ごたえがあった。最後の挨拶で三雲が、昼下がりの方向性が見えてきましたと発言。終わってからまたいつものライオンで軽く打ち上げ。これで終わるわけもなく、また三雲、こうじ、謝謝とで飲み直し。今後の路線について語り合う。確か今日は、野毛通信社で何かあるような話だったことを思い出し、野毛に寄ったのが運の尽き。また果てしなく飲む。結局終電車に間にあわず、上大岡からタクシーで帰宅。いったい何時間飲んでいたんだ・・・・・
またリムジンで箱崎に戻り、地下鉄で渋谷へ。前回の昼下がりもこんな天気だったような。10時に会場入り、ちょうど場当たりが始まるところ。今回は結構いろいろあるようで、開場ぎりぎりに終了。12時開演、今回は見ごたえがあった。最後の挨拶で三雲が、昼下がりの方向性が見えてきましたと発言。終わってからまたいつものライオンで軽く打ち上げ。これで終わるわけもなく、また三雲、こうじ、謝謝とで飲み直し。今後の路線について語り合う。確か今日は、野毛通信社で何かあるような話だったことを思い出し、野毛に寄ったのが運の尽き。また果てしなく飲む。結局終電車に間にあわず、上大岡からタクシーで帰宅。いったい何時間飲んでいたんだ・・・・・
14時半すぎに家を出て、早稲田へ。雨模様になってくる。前回遅刻してAV機器がうまく使えなかった反省のもと、早めに教室に行って、使い方を学習。今日はばっちり。ということで授業が始まる。今日は居眠りする学生が多かった。内容がスターリン粛清に関することもあったのだろうか。授業が終わって東西線の大手町に出て、東京駅まで歩く。セルゲイの到着を18番線で待つ。今日のホテルは水天宮前、箱崎のTCATのすぐ近くにとってある。半蔵門線の大手町を目指すのだが、これが遠い、遠い。セルゲイが到着してから20分後にやっと駅に着いた。ホテルは確かに駅に隣接、めちゃ近かった。チェックインして、近くの居酒屋で食事。とにかく雨が強くなったので、近場に限る。
明日は早いので、早々に引揚げる。セルゲイの部屋の目ざましをセットしてあげる。
明日は早いので、早々に引揚げる。セルゲイの部屋の目ざましをセットしてあげる。
書名 「手妻のはなし-失われた日本の奇術」
著者 藤山新太郎 出版社 新潮社(新潮選書) 出版年 2009年
日本の手妻を現代に伝える巨匠といってもいいだろう、藤山新太郎による手妻の話である。手妻のルーツとなった中国散楽の流れを組む、幻術の話から説き起こす、その本格的なアプローチの姿勢が、いかにも藤山さんらしいなあと思う。手妻を江戸の古文書を頼りに復活させたそのひたむきな探究心が本書の随所に現れている。その歴史を追うなかでもやはり現役でバリバリに舞台でマジックを演じているだけに、文書に出てこないところを、その実践者の目で埋めていくところが、実にスリリングであった。後半は江戸後期見事に開花する江戸手妻のなかでも、藤山の十八番である浮かれ蝶と水芸に焦点をあて、丹念に芸の変化、さらにその芸をつくりふくらませていった芸人の足跡を追っていくわけだが、ここに本書が単なるマジックの概説書に終わらず、芸の神髄までにも迫ることにもなった。演技者としての藤山の魂がこめられている。特に蝶の名手柳川一蝶斎、さらにはその芸を引き継いだ弟子たちの話は圧巻であった。「浮かれ蝶」の蝶が、一匹だけではなく、二匹にしたその柳川一蝶斎の発見に対して、「これは手妻の歴史の中の最大発明の一つである」と書く。藤山流「浮かれ蝶」を完成させた藤山でなければ、ここまでは書かないだろう。一度藤山本人から、蝶の芸をどうしたいいのか思い悩み、営業の大事な仕事を忘れてしまうぐらい没頭し、悩みに悩んだ時、蝶を死なせればいいんだと思いつき、そこからこの芸が藤山のものとなり、奥行きをつくりあげることになったという話を聞いたことがある。ただ伝統を受け継ぐだけでなく、自分の芸としてつくりあげるときその芸は輝きを見せる。そんな自分のたどった道が、一蝶斎の発見へのこのコメントへとつながったと思う。
開国後海外にいち早く飛び出した芸人たちの足跡(特に柳川一蝶斎の弟子たち)をたどった最後の方の章も興味深く読めた。
最後に文献リストがあるとありがたかったのだが・・・
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=deracinetuush-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=4106036479" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
著者 藤山新太郎 出版社 新潮社(新潮選書) 出版年 2009年
日本の手妻を現代に伝える巨匠といってもいいだろう、藤山新太郎による手妻の話である。手妻のルーツとなった中国散楽の流れを組む、幻術の話から説き起こす、その本格的なアプローチの姿勢が、いかにも藤山さんらしいなあと思う。手妻を江戸の古文書を頼りに復活させたそのひたむきな探究心が本書の随所に現れている。その歴史を追うなかでもやはり現役でバリバリに舞台でマジックを演じているだけに、文書に出てこないところを、その実践者の目で埋めていくところが、実にスリリングであった。後半は江戸後期見事に開花する江戸手妻のなかでも、藤山の十八番である浮かれ蝶と水芸に焦点をあて、丹念に芸の変化、さらにその芸をつくりふくらませていった芸人の足跡を追っていくわけだが、ここに本書が単なるマジックの概説書に終わらず、芸の神髄までにも迫ることにもなった。演技者としての藤山の魂がこめられている。特に蝶の名手柳川一蝶斎、さらにはその芸を引き継いだ弟子たちの話は圧巻であった。「浮かれ蝶」の蝶が、一匹だけではなく、二匹にしたその柳川一蝶斎の発見に対して、「これは手妻の歴史の中の最大発明の一つである」と書く。藤山流「浮かれ蝶」を完成させた藤山でなければ、ここまでは書かないだろう。一度藤山本人から、蝶の芸をどうしたいいのか思い悩み、営業の大事な仕事を忘れてしまうぐらい没頭し、悩みに悩んだ時、蝶を死なせればいいんだと思いつき、そこからこの芸が藤山のものとなり、奥行きをつくりあげることになったという話を聞いたことがある。ただ伝統を受け継ぐだけでなく、自分の芸としてつくりあげるときその芸は輝きを見せる。そんな自分のたどった道が、一蝶斎の発見へのこのコメントへとつながったと思う。
開国後海外にいち早く飛び出した芸人たちの足跡(特に柳川一蝶斎の弟子たち)をたどった最後の方の章も興味深く読めた。
最後に文献リストがあるとありがたかったのだが・・・
<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=000000&IS2=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=deracinetuush-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=4106036479" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>
今日は明後日ある昼下がりの打合せの日。10時に集まって打合せ。前回は打合せができずにぶっつけ本番だったが、やはりこうした打合せは必要。それぞれの出し物の内容を説明してもらい、順番を決めていく。タイトルのわかっている人は、タイトルも。1時間ほどで打合せは終わり、そのまま会社へ。さっき決まったことを簡単な進行表にしてオンエアーにメールで送る。来年の春の企画の件で、提案できる映像をクライアントさんに送付。ヤクーツクから招待状が添付されたメールが来る。オリジナルが必要だよと返事しておく。モスクワからなかなか返事が来ない。
あるテレビ番組で沢田豊のことを紹介することになった。オンエアーが来月13日だというから、これからいろいろバタバタするかもしれない。
西田さんの新しい本のチラシが出来上がってくる。西田さんの本は久しぶり。みんなに宣伝しないと・・・・
18時すぎに退社。
あるテレビ番組で沢田豊のことを紹介することになった。オンエアーが来月13日だというから、これからいろいろバタバタするかもしれない。
西田さんの新しい本のチラシが出来上がってくる。西田さんの本は久しぶり。みんなに宣伝しないと・・・・
18時すぎに退社。