デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

石巻学プラスワン

2024-01-29 07:50:14 | デラシネ日誌
9時過ぎに家を出る。家を出てからふと思いつき、バスで新杉田まで出て、ここから東京に向かうことにする。敬老パス作戦である。
11時発のやまびこに乗る。自由席はがらがら、やはりやまびこの自由席が一番いい。久しぶりに車中で本を読みながらの移動となった。石巻に着くと、所々に雪が盛ってある。最近降ったようだ。2時半からグランドホテルの喫茶室で、何度か石巻学に書いてもらっている方と会って、石巻学の9号に関して情報収集。いろいろ貴重な情報を得ることができた。
いまや定宿化しているコンビニホテルにチェックイン。パソコンを持参してラストラーダへ。まずはズームの設定をして、青森にいる石巻学プロジェクトのメンバーと次号の打合せ。書いてもらう内容を決めてもらう。
18時開場前に蓄音機が搬入される。
18時半プラスワン開演。

だいたいはいつものメンバー。まずは本間さんがもってきたSPレコードを聞かせてもらう。ヨーロッパの1930年代ぐらいに行ったような感じになる。そのあとは本間さんが石巻にあった競馬場の話をしてくれた。これがなかなか面白い話で、いろいろ発見もあった。石巻と馬との関わり合いというものを考えるうえで、また競馬場経営と市の思惑についても、いまの石巻ともつながるような問題点が見えてきたような気がする。プラスワンらしく聞いている皆さんからもいろいろ話がでてくる。サーカスの映像は今日は馬の芸を3本見てもらった。なかなか珍しいものを見てもらったのではないかと思う。蓄音機をもってきてくれた佐藤電気が、なんと偶然見つかったというサーカスのSPレコードをもってきてくれたので、最後はそれを聞くことに。例の旅のつばくろという松平の歌も蓄音機で聞くとまた全然違う。テンポが早いからまたちょっと感じが違う。そしてそしてなによりもこのときのA面だった淡谷のりこのサーカスの歌を初めて聞けたのが大収穫。この歌は二曲ともハーゲンベックサーカス来日にあわせてつくられたもの。昨日取材でハーゲンベックの話をずいぶんたっぷりしたので、ちょうどいいタイミングで聞けてよかった。佐藤電気に感謝。そしてプラスワンが終わったあとのお楽しみ、温州菜館での食事会。久しぶりだったが楽しかった、そして美味かった。
23時過ぎにホテルに戻る。
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