いよいよてんこ盛りの石巻行きの日。最近の行き方、バスで杉田に出て、そこから各駅で東京に出て、11時のやまびこに乗る。車中で読みかけだった「ハルビン」を読む。
仙台駅の地下の鶏専門店でランチ。年とるとなにをどこで食べるかが楽しみになってくる。前回は親子丼を食べたところで、今日はカツ丼にしたが、いまいち。次回は別な店にしよう。
東北ライナーで石巻へ。「ハルビン」を読み終える。安重根の伊藤暗殺をテーマにした小説、乾いたタッチで読みごたえがあった。
イオンで買い物をしてからチェックン、パソコンをセットして、荷物を整理してから、イスラエルから来た青年オムリ君と石巻駅で落ち合う。ズームで打合せをしているので、すぐわかる。ラストラーダへ。石巻学9号がついていた。すぐに梱包をといて取り出す。今回は橋本さんの北上川の写真が効いているな。表紙もいいし。いいものができた。
18時すぎ橋本さんがやってきたので、見せると、シャープな装丁でいいねとご満悦。特に自分がリヤカーを曳いているところに佐々木幹郎さんの詩が入っているページが気に入ったようだ。
ぞくぞく執筆者が来場。頼まれていた石巻学をお渡しする。みんなすぐにページをめくりだす。来た人たちにオムリ君を紹介。
6時半開演、今日も20人ぐらいの人が集まる。初めての人も4人ほど。
橋本さんとのゲストトークのあと、執筆者のみなさんに書いたことについてメッセージをのべていただく。
サーカス編は、モンキーでやったトゥイチーの桃太郎マジックを見てもらう。馬鹿馬鹿しいといえば馬鹿馬鹿しいのだが、なんとなく楽しくなるからいいかという感じ。久しぶりにみたが、自分は楽しめた。
今日は結構な大人数で、温州菜館へ。オムリ君の歓迎会をかねる。こうしていろんな人と会って、話を聞くのが、今回の彼の大きな目的なので、今日会った人たちや明日会う人たちからまた輪が広がればいいと思う。
帰りの車のなかで、橋本さんがいい感じでスタートできたとぽつり。いやいや本番はこれから、まずは明日の仕込みから。