デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

名古屋へ

2017-04-20 13:42:44 | デラシネ日誌
久しぶりにベイサイドを走る。オデッサから帰ってはじめてかな。いつも挨拶をかわすおじさんも元気に走ってた。今日はライオン君はおすわりで見送ってくれた。
出社して雑用をすまし、14時すぎに会社を出て東京駅へ。18・9番線ホームにある立ち食いそば屋で久しぶりにカツ煮そばを食べる。ボリュームたっぷり。EXカードのグリーン席ポイントの期限が迫っていたので、今日はグリーン車に乗車。こういうときは寝てはいけないのだが、浜松ちかくまで寝てしまった。
17時半に事務所にご挨拶。そのあと栄の前にも行った日本酒の美味しい店へ。このあとライブハウス。今日はバイオリンとピアノ。なかなかよかった。ここのトイレはまるで書斎。車でホテルまでおくってもらう。12時にチェックイン。

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20世紀ロシア思想史

2017-04-20 11:59:06 | 買った本・読んだ本
書名 「20世紀ロシア思想史」 宗教・革命・言語」
著者 桑野隆  出版社 岩波書店  出版年 2017

ロシア革命100周年になる今年、桑野さんが20世紀のロシア思想史をまとめた。桑野さんらしく思想史といってもそのくくり方は、ぐっと幅広くなっている、まさに「知の歴史」を俯瞰できる。一応年代的に追ってはいるが単なる思想史ではないということを最初に表明しているのが第一章でバフチンをとりあげているところ。バフチンのようなまさに知の巨人、それこそ単なる思想史の枠からはみ出すような知識人を生み出していくロシアの知の背景のようなものが、その後の章で解きあかされている。これも本書の特色だといっていいが、芸術や文学はロシアの場合、思想や哲学のなかにしっかり入り込んでくる、そうした文学芸術をも思想史のなかに取り込んでいくことで、ロシア的な知のありかたがあざやかに浮かびあがってくる。それに自分が無知で知らなかっただけなのかもしれないが、各章で描かれる思想の流れのなかで、そうした流れとはまた違う思想の動向、ロシア・コスミズム、ユーラシア主義、異論派、余白の哲学などがとても興味深かった。
ここで取り上げられている思想家たちのことばを引用しながら紹介してくれているのもありがたかった。「学問とは集団的なものである。真の学者は自己のまわり学問を組織する」と言ったリハチョフのことばを読み、ちょっとリハチョフ読まないと思った。
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