デラシネ日誌

私の本業の仕事ぶりと、日々感じたことをデイリーで紹介します。
毎日に近いかたちで更新をしていくつもりです。

昼下がりの冗事が立ち上がる

2009-03-06 19:39:34 | お仕事日誌
小雨が降っていたのだが、気功の先生からお墨付きをもらったので、軽くジョギング。驚いたのはホームレスのおじさんが拠点としていた金沢緑地の四阿が撤去されていたこと。あれじゃかわいそう。出勤するときは雨足が強くなる。メールの返事を送ったところで西田さんと、渋谷のon airへ。ここでプラコメのようなことを始めようと思っているのだが、声をかけていたパフォーマーで下見希望者が、10人近く集まる。ワヤワヤと下見。前回はできなかった細かいチェック、要望も出される。時間のある人間だけ残り、デニーズで打合せ。タイトルをどうしようか迷っていたのだが、三雲君が例によってきっかけのアイディアを出してくれる。どうしてもラブホテル街、昼下がりのイメージが強いので、それをもとに「昼下がりの冗事」というタイトルが。これで決まりと相成った。いったん事務所に戻り、弁当を食べてから、今度は神保町の喫茶店で、長谷川濬散文詩集『木靴をはいて』の色校のチェックを例によって3人でやる。これが何度めだろう。5度めか6度めになる。考えてみれば『海を渡ったサーカス芸人』以来の三人での共同作業。まだ本になっていないが、紙質、束見本、写真、字の印刷の乗り具合などはわかる。いやあ、これは最高傑作と言っていいのではないだろうか。いい仕上がりになる。デザインの西山さんが、楽しかったし、思い出に残る仕事だとつぶやくが、まったくその通りである。犬山出張から帰って頃には本になっているだろう。その時出来上がった本を見ながら、打ち上げをしようということになる。なんか涙が出てきた。天国にいる濬さんに向かってガッツホーズ、ちゃんと思いを遂げましたよ、みんなで。
明治大学へ。でこまわしの公演を見に行くためだが、考えてみれば水道橋あたりはよく来るが、お茶の水に来るのはもしかして10何年ぶりになる。すっかり風景が変わったのにびっくり。
公演後西田さんと怪しげな居酒屋で軽く一杯。昨日休肝日ということもあって、酒がすぐに回ったかも。珍しく文庫まで乗り越し。24時すぎ帰宅。

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