アフリカはなぁ……

伸びては居るが、最大の理由が資源輸出であって自前の産業についてはお寒いのよね。

旧宗主国が有る程度の面倒を見てくれては居たりするが＠BLOGOS
http://blogos.com/article/237951/?p=1

当該記事だと、自前での産業育成に失敗しているところが大問題としていますね。
半端に残っていた植民地時代の工業基盤で有る程度……それも、中国やアジア諸国の軽工業に潰されつつあるし、残って国営企業化した所と政府の癒着による民族資本の伸びしろが圧迫され間の抜けた経済構造（ま、それどころでは無く……やる夫はアフリカで奇跡を起こすようです＠泳ぐやる夫シアター等を読むともう少し理解が進むかな）だったり、実のところアレな農業政策やら様々な意識の纏まりの無さだったり山の様に問題が有るのですが。

なんとも微妙な脱工業化……回り回って資源モノカルチャーに近くなり、貧しくとも買える安価な製品（で、自国内で回る話なのですが自由貿易で安かろう悪かろうな中国製が洪水の様に雪崩れ込む）に磨り潰され所得上昇の目も潰されつつあると。
もちろん、零細から逆に育ちつつある民族資本といった部分が有るにしろ、この辺りは自壊をお楽しみにと（ｒｙ

こうした部分は、政情の安定有って初めてという部分ですねぇ……逆を言うと、資源利権と癒着し正常を悪化させる事で利益を貪ろうとする（といっても、儲けの規模で其れは無いかなぁ……アフリカで酷い所とか、そんな甘い物じゃ無かったはず）何処かのバナナ経済かという気もするのですが。

PS.
資源で回りに回ると、最終的に資源輸出による通貨高で自国工業って軽工業を中心に転けるんだが。