先月末29日、愛知県常滑市国際展示場で行われた試合結果です。
IBFフライ級戦:
挑戦者/IBFライトフライ級王者矢吹 正道(LUSH緑)TKO12回1分54秒 王者アンヘル アヤラ(メキシコ)
*昨年10月に、見事なボクシングでIBFライトライトフライ級王座を獲得した矢吹。その試合から僅か5ヶ月後、再び見事なボクシングを披露。右目下を大きくカットするアクシデントに見舞われた矢吹でしたが、王者アヤラから3度もダウンを奪う快勝。自身3つ目の世界王座を獲得すると同時に、2階級で世界を制する事に成功しました。
以前から減量苦が伝えられていた矢吹。しかし今回の階級アップにより、今後のさらなる活躍が期待できそうです。戦績を18勝(17KO)4敗(2KO負け)とした矢吹。この階級としては驚異的なKO率を誇っています。
3月に、主要4団体のすべてのタイトル戦が日本国内で行われたフライ級。2025年4月11日現在の同級のタイトル保持者たちは下記のようになります。
WBA:寺地 拳四郎(BMB/防衛回数0)
WBC:寺地 拳四郎(BMB/1)
WBC(暫定):ガラル ヤファイ(英/0)
IBF:矢吹 正道(LUSH緑/0)
WBO:アンソニー オラスクアガ(米/2)
OPBF(東洋太平洋):飯村 樹輝弥(角海老宝石/0)
WBOアジア太平洋:タナンチャイ チャルンパック(タイ/0)
日本:空位
OPBF(東洋太平洋)スーパーフライ級戦:
挑戦者横山 葵海(ワタナベ)判定(118-110、117-111x2)王者ジーメル マグラモ(比)
*昨年7月にプロデビューを果たしたばかりの横山。キャリアで大きく上回る(10倍ほど!)マグラモをスピーディーなボクシングで翻弄。僅か3戦目でOPBFタイトル奪取に成功しています。
23歳とまだまだこれからの横山。この試合では勝ちに徹したボクシングを披露しましたが、今後の課題は如何に魅せるボクシングを提供するかにかかってくるでしょう。
2025年4月11日現在のスーパーフライ級王者たちは下記のようになります。
WBA(レギュラー):フェルナンド マルティネス(亜/防衛回数0)
WBA(暫定):デビット ヒメネス(コスタリカ/1)
WBC:ジェシー ロドリゲス(米/1)
IBF:空位
WBO:ブメレレ カフ(南ア/0)
OPBF(東洋太平洋):横山 葵海(ワタナベ/0)
WBOアジア太平洋:川浦 龍生(三迫/1)
日本:高山 涼深(ワタナベ/3)
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