先日13日・日曜日、大阪市住吉区民センターで行われた試合結果です。
日本ミドル級戦:
王者国本 陸(六島)KO2回2分29秒 挑戦者京原 和輝(博多協栄)
*3年前となる2022年4月17日に当時空位だった王座を獲得して以来、順当に白星を積み重ねている国本。WBOアジア太平洋王座も奪取しています。日本王座に限っては、昨年3月末以来の防衛戦となりました。
2021年師走に6回戦で対戦し、大差判定勝利を収めた京原を迎えて行われた今回の一戦。国本は京原の重いパンチを固いガードで防ぎながらプレッシャーをかけていきます。
2回2分過ぎ、見事なワンツーで京原をキャンバスに送った国本。京原は糸の切れた操り人形のようにバタンと痛烈なダウンを喫してしまい、そのままテンカウント。重量級らしいハードパンチで試合を終わらせた国本は、1年ぶりに国内タイトルの防衛に成功しました。
日本国内で対戦相手を見つけるのは困難な状態になりつつある国本。しかしミドル級となると世界との距離は中軽量級と違いかなりのものがあります。今後も保持する2つのベルトを防衛しながら、辛抱強く上を目指していった貰いたいものです。
下記は2025年4月17日現在の、ミドル級の王者たちとなります。
WBA:エリスランディ ララ(キューバ/防衛回数3)
WBC:カルロス アダメス(ドミニカ/3)
IBF:ジャニベック アリムカヌウェ(カザフスタン/2)
WBO:ジャニベック アリムカヌウェ(カザフスタン/4)
OPBF(東洋太平洋):テイジ プラタップ シン(豪/0)
WBOアジア太平洋:国本 陸(六島/2)
日本:国本 陸(六島/4)
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