昨日タイソンの記事を書いているとき、気になった選手に遭遇しました。その選手とはホセ リバルタ(キューバ)。タイソンとは、彼が世界王者になる前に対戦し、3度ダウンを奪われながらも10回まで戦った選手です。タイソンはこのリバルタを、「最も強く、そして頑丈な顎の持ち主だった!」と称賛しています。
(タイソンと激戦を演じたリバルタ)
キューバ出身のリバルタは、米国のフロリダ州を拠点にプロ活動をした選手。1982年から1999年まで戦った非常に息の長い選手でした。通算戦績は38勝(27KO)17敗(9KO負け)1引き分けと、並みの選手並み。しかしタイソンと対戦した時は、22勝3敗1引き分けと、好戦績の持ち主でした。
若いころにはあのモハメド アリ(米)とスパーをした経験があり、タイソンの他にも、アリに勝利を収めヘビー級王座を獲得したレオン スピンクス(米)、ティム ウィザスプーン(米/元WBC王者)、ブルース セルドン(米/元WBA王者)、フランク ブルーノ(英/元WBC王者)、マイケル ドークス(米/元WBA王者)、ラリー ホームズ(米/元WBC、IBF王者)、トニー タッブス(米/元WBA王者)、ビタリ クリチコ(ウクライナ/元WBO、WBC王者)、クリス バード(米/元WBO、IBF王者)、ドノバン ラドック(カナダ/元無冠の帝王)等、早々たる顔ぶれとの対戦経験があります。
いままで、こんなすごい選手がいる事を知らなかったとは...。恥ずかしいです。現在はフロリダ州でボクシングのジムを経営しています。同州は現在吹き荒れているコロナウィルスの暴風雨の中、積極的にボクシングを含めたスポーツイベントの開催に乗り気な所です。近い将来、リバルタ氏の名前をニュースで頻繁に見かけるようになるかもしれませんね。
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