DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

二人目のチュー2世、安定したボクシングで9連勝(豪州スーパーウェルター級)

2024年04月25日 05時26分28秒 | 世界ボクシング

現地時間の昨夜(24日・水曜日)、豪州で行われた試合結果です。
豪州スーパーウェルター級戦:
王者ニキタ チュー(豪)判定3対0(100-88、100-89、99-90)挑戦者ダニロ クリアティ(豪/Danilo Creati)

*元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の次男坊で、前WBOスーパーウェルター級王者ティム チュー(豪)の実弟ニキタ。一昨年のひな祭りに、兄と同じくスーパーウェルター級でプロデビューし、これまでに8連勝(7KO)を飾ってきました。

プロ転向から2年。今回は昨年11月に獲得した自身初のタイトル、豪州王座の初防衛戦に臨みました。これまでは試合開始ゴングと同時に、対戦相手に襲い掛かる好戦的な試合を披露してきたニキタ。しかしこの試合では、倒すというより丁寧にパンチを当てていくボクシングを心掛けていたようです。

6回にクリアティのパンチで足元をぐらつかされたニキタでしたが、ピンチと言えばその場面のみ。2回には挑戦者から軽いダウン(クリアティのグラブがフロアにつく)を奪うなど、ほぼワンサイドの試合を展開。全勝記録を9(7KO)に伸ばすと同時に、王座の初防衛に成功しました。

国内王者としては申し分ない戦力を誇示したニキタ。年内に、もう一つ上のタイトルを目指すのではないでしょうか。

下記はニキタが活躍するスーパーウェルター級の、2024年4月25日現在の王者たちとなります。

WBA:イスラエル マドリモフ(ウズベキスタン/防衛回数0)
WBC:セバスチャン フンドラ(米/0)
WBC(暫定):セルヒイ ボハチュク(ウクライナ)
IBF
:バフラム ムルタザリエフ(露/0)
WBO:セバスチャン フンドラ(米/0)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/1)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/3)
日本:出田 祐一(三迫/2)

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