DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

野中、大ベテラン対決を制す(OPBFスーパーミドル級)

2024年04月19日 05時24分03秒 | 世界ボクシング

今月6日、大阪堺市産業復興センターで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーミドル級戦(王座決定戦):
野中 悠樹(ミツキ)判定3対0(118-110、115-113、115-114)サム ソリマン(豪)

*本来ならこの日、野中はロハン マードック(豪)を相手に空位のOPBF王座を争う予定でした。しかしマードックの負傷により、元IBFミドル級王者ソリマンとその王座を賭け対戦する事になりました。

1999年11月にプロデビューを果たした野中が46歳なら、一度は世界の頂点に君臨したソリマンは50歳。そのプロデビューは1997年4月まで遡る事になります。二人合わせると96歳。あと4年足せば三桁となります。ちなみにマードックは32歳で、今年1月に世界1位のクリスチャン エンビリ(仏)と対戦するなど(マードックの6回TKO負け)、油が乗り切っている選手です。

野中は50戦以上の戦績を誇るなら、ソリマンは70以上の実戦を経験してきました。共にピークはとうに過ぎていますが、それぞれにしぶとさという持ち味を発揮。フルラウンドを戦い抜いた結果、野中が判定勝利を収め、自身6つ目の王座獲得に成功。OPBF王座はスーパーウェルター級、ミドル級に続いての3階級制覇達成となりました。

まだまだ頑張る大ベテラン野中。今後もリング上で奮戦してくれそうです。

下記は2024年4月19日現在の、スーパーミドル級のタイトルホルダーたちとなります。

WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数7)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ/6)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/6)
WBC(暫定):デビット べナビデス(米/2)
IBF:サウル アルバレス(メキシコ/3)
WBO:サウル アルバレス(メキシコ/4)
OPBF(東洋太平洋):野中 悠樹(ミツキ/0)
WBOアジア太平洋:ユン デオクノ(韓国/0)
日本:帝尊 康輝(一力/0)

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