尾川、内藤を返り討ち（日本スーパーフェザー級）

先週末3日・土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーフェザー級戦：
王者尾川　堅一（帝拳）判定3対0（96-94x3）挑戦者内藤　律樹（E&Jカシアス）

＊1年ぶりに行われた両者による立場を入れ替えての再戦。前回の対戦では、パワーで勝る挑戦者尾川が初回にダウンを奪い有利に試合を進めます。5回負傷判定と消化不良の結果の末、王座奪取に成功。その後、2度の防衛戦を規定ラウンド内で終わらせてきました。

今回の再戦でも攻勢を仕掛けたのは王者尾川。前戦でのダウンからの影響か前半戦、内藤は後手に回る場面が多くみられます。中盤以降、挽回を目論む挑戦者が王者に迫りますが、結局は尾川が僅差の判定勝利。前回同様、実力者内藤から勝利をもぎ取ると同時に、保持する王座の3度目の防衛に成功しています。

尾川の気になる次戦ですが、今月末、大晦日に同級のOPBF（東洋太平洋）王者伊藤　雅雪（伴流）とWBOアジア太平洋王座の保持者である渡邉　卓也（青木）がお互いの王座を賭け王座統一戦を行います。来春にはその試合の勝者と尾川の3王座統一戦を見てみたいものですね。