感知能力。

我が家の犬達の感知能力は時として驚くほどの凄さを見せる事がある。
夕方、遼くんがダメだったので録画にして山へ早目に行き、猪道改良工事でもしようと車で走り山へ付いて犬達を降ろすなり、一旦奥へ行きかけたが山の斜面を睨むなり一気に走り上がる。
横掛けしながら上の方へ消える。
５０ｍほど離れた場所でギーギーとイノシシの悲鳴が聞こえる。
「あああ又じゃ」
場所が高い羊歯の中で近付けない、犬達を呼んでも帰らない。
待つ間に猪道改良工事をして置く。
３０分待つと親２匹と幸にクロも帰る。
姫だけ置いて奥の谷へ進んでいると、ようやく姫が帰る。
口の周りが血まみれだ。
幸の頭にも付いているので噛み殺したのかも？。
奥まで歩いて帰ると犬達もフラフラ状態になる。
６時前に帰宅。
本日も無事？終了。

栗は不作。

犬を連れて山の中の栗を見たが今年はクリの実が何時もの年の７割位の大きさで落ちている数も少ない、おまけにイノシシ君にやられている。
収穫無し、ついでに猪道の改良作業をして置く。
今なら猟期までに違和感が薄れるであろう？。（イノシシが通るの止めたりして）
まだ邪魔なのがあるので再度作業を要す。
山から帰り今度は海へ風に当たりに行く。
小鳴門は満潮から引きで流れが速かった。
ヒヨドリの声を聞きながら雲を見てしばらく寝転ぶ。
潮風が心地よい、やっぱり海もええなあ。
１時に帰宅。

モズの鳴き声も・・・・・。

今朝、モズの声を聞いた。
彼岸花が咲き、モズも鳴いた。ヒヨドリもそろそろ渡ってくる。
いよいよ秋が来たようだ。
これから１ヵ月半しっかり山を歩いて体を慣らさないと猟期に動けなくなるので出来るだけ昼間も山を歩くようにしよう。（栗でも探しながら）
勿論イノシシの道も探して絶対に？獲れる場所を何箇所か見つけて置こう。
今朝も気持ちよく山を歩いていたら居なくなっていた幸が足元まで何かを咥えて擦り寄ってくる。
誉めてくれと言いたげな顔をしている。
見てみると古いイノシシの皮である。
誉めてやり取り上げようとしても咥えて放さない。
まあ本人（犬）が納得するまで好きにさせて置こう。
何時もより長く山を歩いて帰るが、幸はしばらく帰らずに車の際で追い付いて来た。
今日は一旦帰宅して再度違う山へ行って来よう。

まだ日が高いのに・・・・・・・・。

夕方は先日犬達がイノシシを近くまで引っ張ってきた山へ行った。
本谷から外れて横掛け道を歩いていたら先を行く犬達が走る。
「ん、何？」
すると脇道の下の方でブキーッと瓜坊の声がした。
「ありゃいかんまた咥えたか？」と逆戻りし掛けたら今度はブイッ・ブイッと親の怒る声がした。
下を覗くと犬達を蹴散らして丸々肥えたメタボな母親？がドスドスと下って行く。
距離１５ｍ、カメラを構えても安物直ぐにシャッターが切れん代物なんで繁みに這い登られる。お尻が泥で白灰色になっていた。（６０ｋｇ～７０ｋｇ位）
姫と幸・クロは後を追うが親犬２匹は道から見ているだけ。
イノシシがブウブウ声を上げながら遠ざかる。
若犬達は吠えずに追って行く。
親犬はわしの元に帰って来る。
「おまいやあかん奴ちゃなあ」
しばらくして３匹も帰り泥水の溜まりで腹を冷やしている。
狙っているイノシシなので後５０日無事で居てくれよ。
「ほんでわしの罠に掛るんぞ」
帰り道で再度若犬達は少し追ったが今度は早く切り上げて車に帰って来た。
あのイノシシは犬に馴れているのか４時前なのに出歩いていた。
５時過ぎに帰宅。
写真惜しかったなあ・・・・・。

遅ればせながら敬老会を・・・・・。

昼に町内会のお年寄り（わしよりは上の）を招いて集会場でささやかなお祝いをして上げる。
体調不良で５人は欠席したので自宅までお寿司とお菓子を届けて上げる。
役員が７人もいてお世話をさせてもらう。
ただ若い人の宴会と違い静かなものでした。
来年も全員が元気でいて欲しいものです。
会が終わり片付けを手伝って帰宅。
遼くんを見てから買い物と車の餌もやり犬達と山へ行こう。

ようやく秋風になる。

風が気持ちよい季節にようやくなってきた。
今朝も山を登ったが吹く風が変わってきた、この前までとは大違いだ。
犬達も明らかに動きが良くなる。
イノシシは多くは居ないのだが狙う人がわし以外にも居る様で尾根筋の何時もイノシシが通る場所で罠を設置するつもりだった所に人が入り胸の位置の青木を切っている。
猪道を確認したようだが罠師としてはレベルが低い様だ。
木を切るのならイノシシが通り易くしてやるのが基本で人間が通り易くするのでは無いと思うのだが。（まあわしのやり方は素人かもな、ほんでもイノシシを獲ればええんじゃけんな）
木を切られた場所への罠の設置は諦めよう、相手はわしの罠を以前壊した奴だろうから。
もっと低い場所に計画変更だ。
幸い此処は我が家に近くてイノシシの通り道は全部？把握しているので迷う事は無い。
もう２ヶ月を切ったこれからはどの山でも猟師に会う様になるだろう。
皆それぞれ解禁を心待ちにしているので山へ下見に行く回数が多くなる。
まあわしの様に毎日山へ行く変わり者はおらんけんどな。
所で今日は遅れた町内会の敬老祝いなので昼間は山へ行けない。
夕方に北方面へ行こう。

イノシシと猿に・・・・・・・。

曇ってそれ程暑くないので昼過ぎから犬達と山へ行く。
春以来入っていない谷へ行くと小さいが足跡が有り此処でも獲れそうだ？。
其処の続きの谷を探していたらクロが吠え出す。
残りの犬達も其処へ走り吠え出す。
我が家の犬で無い声がしたような気がしたのだが？。
対岸の下流からバリバリとイノシシが走って北の奥へ逃げた？。
犬達がこちら側へ来たがイノシシは既に逃走した後だ。
逃げた方向を幸と姫が睨んでいたが諦めて緊張を解く。
栗を拾うために別の谷へ走る。
ところが栗は出来が悪く実が張っていないので今年は不良と思う。
わしが栗を拾いよる間に対岸でまたクロがけたたましく鳴きだす。
猿の声がする。
「あああ、猿に付いてしもた」
困ったもんだ。
栗を拾った後で犬達を呼びに行く一旦全犬が傍まで帰ったがまた姫とクロが猿に呼ばれて飛んで行く。
３匹と車で待つ事３０分。
姫が帰り、クロは山へ置いて帰ろうと決めた時間の３分前に帰る。
自分でも呼ばれて帰らなかったのを悪いと思っているのか？恐る恐る上目使いでヨタヨタ体をくねらす。
「よっしゃ、早よ乗れ」
４時前に帰宅。
猿には何時も泣かされるわ。ああしんだ。
姫が睨む先はイノシシが走った方向。

もう３０度？を越えないようだ。

天気が回復してようやく平年並みの気温になり秋が来そうです。
果物は美味いし、魚もよう釣れる。
何よりも猟期が近くなって来る。
そろそろ昼間も山を歩いてイノシシノ見切りをする時期が来たようだ。
解禁までにせめて１０頭位は獲れる場所を決めて置かないと猟期になって慌てる羽目になる。
と言っても他の猟師も居る事だしわしの思う通りにはならんだろうけんどな。
まあ他人より多く山を歩いて猪道を調べて覚えよう。
昼過ぎは見たいドラマも無いので早速山へ行って来ようか？。

いよいよか？。

風が強く吹いていたが季節の変わりが来たようだ？。
今朝は汗も出ないし歩くのに快適だった。
さいしょの谷のイノシシは昨日の雨で足跡がはっきり分かりがっかりした。
なぜかって？。
小さい瓜坊の親玉程度の様だ。
車で移動した次の谷ではイノシシを追ったクロが山の遥か上で甲高く吠え続けていた。
他の犬達も走って行っていたので５匹でしばらくイノシシと遊んでいた様だ。
１０分足らずで順番に帰って来たのでそろって帰宅。
風で栗が落ちているかも知れないのでイノシシに食べられない内に行って見ようか？。

猿の声が。

夕方小雨がぱらつく中西の山へ行く。
東の方で猿が警戒の声を上げる。
まだ梨が有るのでそれを狙いに来ているのだろう。
犬達も声に気付いたようだが叱って奥へ進み猿の方へ行かない様にする。
我が家のアンポンタンは猿を追い出すと２時間ぐらい平気で山から降りて来ないのでエライ目にあう。
ただ奥でも猿でないモノを追って１０分ほど遊んで帰る。
犬達も気が済んだ様なので帰宅。
明日はパン位なら食べられそうだ？。
Gは負けたし腹は本調子でない、早よ寝よや。