もう今から40年も前の事だが狩猟雑誌で銃猟禁止区域内で括り罠に掛かったイノシシを銃で撃って止めさしをした事の、判例が出ていたのを思い出した。
狩猟違反にはならないとの事でした、何故ならイノシシの足を括った時点で狩猟は終わって居るとの判断です、ならば銃を撃ったことについては銃刀法の違反になるとの事だったが、事前に管轄市町村の首長に銃を使っての止めさしの許可を申請して許可を貰っていれば良いと出ていたように思う。
有害駆除だけでなく、狩猟での銃による止めさしも各市町村長の権限で出来るとの解釈でした。
ま、最近は知らないが今狩猟行政に携わっている人たちの中で括り罠に掛かったイノシシがどれほど危険なのかを知っている人は少ないし現場を見た人も殆どいないだろう。
80kg以上も有る雄イノシシが首から背筋の毛を逆立てて牙をガチガチ鳴らし鼻で土をまくり上げ目の前の竹や木切れをバリバリかみ砕き、一旦後ろへ下がった次の瞬間ものすごい勢いで突進してくるのだがその目に前に立つ度胸が有る猟師がどれほどいることでしょう、わしは来年に80歳になる年寄りだがこういう場面を30回ほど経験しています、そのうち2度はワイヤーを切られて体当たりされ転倒するもたまたメスだったので大けがはしなかった、全国でイノシシの逆襲に遭い亡くなったり大けがをする猟師が毎年多く出ています。
わしのぼろ車が止まっているのに本人が居ないので山を探したらイノシシに切られて死んでいたなんて事には成りたくない出来れば畳の上で死にたいものだ・
昨今、イノシシの被害が増えて来ているのに猟師が年老いて止めていくため、若い猟師に罠猟の推奨をして年に何度も講習会をしているのですが、旧態依然として杓子定規的に銃禁区域内での銃による止めさしが出来ない事に矛盾を感じます。
より狩猟が安全に行えるための施策や方法を考えるのが行政担当者なのに広島・岡山・兵庫等イノシシの多く生息して被害が多い市町村の現状を問い合わせたり確認したことが有るのでしょうか?。
我が愛する徳島県はあらゆることに置いて下から数えた方が早い後進県です、せめて狩猟行政位は上に成って欲しい。
昔国を挙げて長い間、間違った鹿の保護をしたため、現在は取り返しが出来ないほど増えて被害が出ています、イノシシも場所によっては同じ様な所もあるようなので県には日本全国すべての銃猟禁止区域で括り罠に掛かったイノシシの銃での止めさしが出来ないかどうか調べて欲しいものだ、わしの情報では首長の権限で許可が出せるとのことを聞いている。
もし日本中で不可能ならば国の行政担当者はイノシシの怖さを知らない無知か愚かな連中ばかりと言う事に成るだろう。
何度も言うが狩猟者がイノシシを退治するのにより安全な方策を考えるのが行政である。
ま、これは罠猟を勧めながら危険には目をつぶっている矛盾した行政に対する年寄りの嫌味でもある。
なお本日の巡回も狸だけに終わるが釣りの先生宅で温かいココアとチョコを頂きながら釣りや健康について色々と楽しく過ごして12時前に帰宅した。
また、依頼をするのも稀に銃の扱いが素人目にもずさんな人がいるのも事実です。
中島鳥山さんのような方がおられるだけでも徳島県は素晴らしいと思います。実際、なかなかお目に掛かれませんので。。
荒れ狂うイノシシの50cm前に立つのは怖いですね、ケガをしないように気を付けてください。
銃は確かに危険を伴いますが安全な山の中なので人に危害は無い場所では銃が使えればより安全なのですが色々有るようです。
新米ハンターさん
当地では有害駆除で括り罠は使えません、偉い人の反対が強くて誰も反論できない現状です、止めさしは檻に入ったイノシシだけと言う許可は出ています。
まるで現状を知らない行政なのでこちらは農家の人の依頼でも命がけでやっています。
これからも頑張って長く猟を楽しんでください。
コメントありがとう。