粗剥きが出来た。

午後から昨日自分で弾かせた罠をし直しに行く。
雨が降る中３０分で終了。
帰宅後３時位から演歌懐メロを聞きながらイノシシを剥き始める。
途中犬達の散歩も簡単に済ませどうにか５時前には完了した。
夕食後に小分けをして冷凍して置こう。
肉は脂は乗っていたが特上とまでは行かない様だ。
それでも雄と比べると格段の差がある。
このイノシシは苦労して獲れたのでもう今期はこれで獲り収めに成っても満足出来ます。
狙いの奴は他にも２頭居るのは居るのだがこれ以上高望みはしなくても良いだろう。
さあボチボチ作業に掛ろうか。
明日は朝、雨だろうなあ・・・・・・・。

御タヌキ様の御利益が・・・・・・。

わしのジンクスの一つに罠に掛ったタヌキを逃がしてやった後は間を置かずにイノシシが掛ると言う不思議な事が起こる。
多分親分阿波の金長タヌキ様がわしにイノシシをくれるんだろう？。
今期どうしても獲れん（よう獲らん）イノシシが居っておちょくられるんで師匠筋のOさんに先日電話でアドバイスを貰い修正していた罠の巡回に行くと、手前で何かひこずった様な跡が付いている。
「何な？」
疑問を持ちつつ罠の場所へ行くと様子がおかしい。
罠を括っていた木が見当たらない。
罠も筒が残っているのに主が無い。
「ううん・・・・？」
その辺りを見ると大きなイノシシのつま先だけが暴れまわった形跡が有る。
「ありゃ、こりゃ罠ごと持って逃げられたわ」
手前で何かを引っ張った後を付けて見るも上へは逃げていない様だ。
こうなりゃ帰って我が家の優秀？な犬達を連れて来ようと山を降りる。
途中でふとイノシシの匂いがした。
「あれ、この辺で匂うなあ」
小谷を挟んで上を見ると山が荒れている。
そしてイノシシの頭と耳が見えた。
「おっ、此処でひっかかっとるぞ」
知らん振りして車に戻り銃を用意して近付く。
大きい奴だ。
飛び掛ってくるのを写真も獲らずに止めを刺す。
ワイヤーがうまい具合に立ち木に絡まり身動きが出来なくなっていた。
わしは括る木がこれ程もろいと思わなくて失敗していたのに幸運にもイノシシを道なりに１５０ｍの場所で発見できた。
このイノシシは昨夏から姿を見ていた奴で見た場所で絡まっていた。
獲る技術はOさんに、運は御タヌキ様のおかげの獲物です。
ただし今期最大のメスで重かった。
昨日の雄より重かったので一人でえらかったわ。
罠のワイヤーの端が丸まったままなのが良かったのかも？。