久し振りに横浜へ行ったら忙しいこと、馬車道クリニックに10:20に着いて、週刊文春の坪内祐三の文庫本書評を2週刊分読む。
相変わらず渋い本を選んでいる、野口冨士男の昭和文壇史と吉田健一のエッセイ集。
最近は車先生の人柄のせいかずいぶん繁盛していて1時間程待たされた。
5分ほど面談をして、看護婦に血を3本採られた。
平安堂に処方箋を出して小一時間後に取りに来るからといって、隣の「駒」で神亀を燗につけてもらい握りの一半をたのむ。
神亀はより米の味を出しているねえ、他の蔵が純米を造り出しているので、先行した蔵としての差別化が必要なんだろうけど、バランスが大切だと思うけどね。それにしても昼酒はなんとも言えず美味い。
鮪赤身3貫、鉄火とカッパ巻き、烏賊、蛸、海老、白海老、帆立、卵焼き、鰹鰈。
蜆の味噌汁に茶碗蒸し。
食べ終わると直ぐに出て、薬を引き取りコレットマーレの紀伊国屋に行くが、夏休みなのにコレットマーレには全然客か入ってない。
同じコンセプトの商業施設を作っても飽きられるだけで、金太郎飴はもう駄目だと思うね。
紀伊国屋にはめぼしい本が見つからず、ピオシティの美濃屋へ行き、母の好みの煎餅を2袋買う。
顔見知りのオジサンがいなかったが、オネエサンが覚えてくれていてちょっと話をした。
対面販売は話が出来なければ面白くないからね。
野毛の福家へ行き、体調が戻った報告と雑誌を置いてくる。
土用の鰻の日であり混んでいて、上の娘が店を手伝っていたが、見違えるほど大人になって痩せていた。
伊勢佐木町まで歩き2時からのTJLを聴く。
2ヶ月振りだったが先回と同じメンバー、福島香織、小田島伸樹、小沢基孝のトリオだった。
ケセラセラ、Take A Train、Girl from Ipanema、Sentimental Journey、Song for You などをやった。
この春まではこれを毎週聴いていたんだが、わざわざやって来て聴くと贅沢な事だったなあと思う。
一流プレーヤーのレコードを聴くのもいいが、毎回変わる生の演奏がjazzの本質だ。
顔見知りのjazz仲間としばし近況を話す。
伊勢佐木町BOで、谷川俊太郎「魂のいちばんおいしいところ」サンリオ 1990年初版 2000年13刷、曲亭馬琴作白井喬二訳「南総里見八犬伝上下」河出文庫 2004年初版 2010年7刷、2010年6刷を買う。
両方とも版を重ねて息の長い本だが、読むべき価値のある本だ。
有隣堂、芳林堂を回り、芳林堂で久保田万太郎「浅草風土記」中公文庫、小倉ヒラク「発酵文化人類学微生物から見た社会のカタチ」2刷を買う。
「浅草風土記」は出たばかりの新刊だが、浅草にもっとも馴染みの深い文人の本がようやく文庫化されたわけで目出度い。
「発酵文化人類学」は5月に出て6月に再版されている、小泉武夫ならともかく、こういった本が再版されるのは珍しい。
書店に来なければ、まず手に取らなかった本で、読む読まないもあるが、つねに書店を回り、何が出ているのかを頭に入れておくことが必要だ。
私の脳が新刊本の誘惑にウキウキと反応して、多分書店回りをしているうちはら脳が錆び付いて老化することはないだろう。
そうなるともっと大きな書店で時間を過ごしたくなり、このあたりでは藤沢のジュンク堂が一番本が揃っていて、そこで2時間ばかり本を眺めた。
西部邁「ファシスタたらんとした者」中央公論新社、「経済倫理学序説」中公文庫、1991年初版2014年改版を買った。
86歳の佐藤忠男が書いた恋愛映画小史にも大いに心惹かれたのだが、ススムちゃんの本を少し集中して読むことにした。
ここで1日の書店巡りを終えたが、悦楽と疲労は表裏のものだ。
本を漁っていたときに出版社をやっている友人から電話があり、折り返すと柳原良平の遺稿となったエッセイ集が売れているそうで、イラストやデザインをやっている人達に買われているようだとのこと。
これで彼も当分は安泰なので次の本の企画をじっくりやってロングセラーを出してもらいたいとおもう。
近いうちに横浜で呑むことを約して電話を切った。
6時過ぎに家に帰り、グレープフルーツジュース、オールフリー、カレーライス、天丼で簡単に夕食を済ませ、あんまり暑いので冷房のよく効いた母の部屋に退避して一緒に野球をみる。
素晴らしい投手戦だったが、こういったゲームにありがちな守備のミスで失点して勝負がついた。
9時前には寝ていたようだ、9時過ぎに娘から着信があったが出ていない。
今朝は3時に起きたが、考えてみると昨日も3時過ぎに起きて5時半から2時間剪定をしているし、昼寝をしなかったので9時就寝は妥当なのかもしれない。
1年を24節72候で暮らし始めているから、1日を夜明と日没に沿って生活するようになっているようだ。
相変わらず渋い本を選んでいる、野口冨士男の昭和文壇史と吉田健一のエッセイ集。
最近は車先生の人柄のせいかずいぶん繁盛していて1時間程待たされた。
5分ほど面談をして、看護婦に血を3本採られた。
平安堂に処方箋を出して小一時間後に取りに来るからといって、隣の「駒」で神亀を燗につけてもらい握りの一半をたのむ。
神亀はより米の味を出しているねえ、他の蔵が純米を造り出しているので、先行した蔵としての差別化が必要なんだろうけど、バランスが大切だと思うけどね。それにしても昼酒はなんとも言えず美味い。
鮪赤身3貫、鉄火とカッパ巻き、烏賊、蛸、海老、白海老、帆立、卵焼き、鰹鰈。
蜆の味噌汁に茶碗蒸し。
食べ終わると直ぐに出て、薬を引き取りコレットマーレの紀伊国屋に行くが、夏休みなのにコレットマーレには全然客か入ってない。
同じコンセプトの商業施設を作っても飽きられるだけで、金太郎飴はもう駄目だと思うね。
紀伊国屋にはめぼしい本が見つからず、ピオシティの美濃屋へ行き、母の好みの煎餅を2袋買う。
顔見知りのオジサンがいなかったが、オネエサンが覚えてくれていてちょっと話をした。
対面販売は話が出来なければ面白くないからね。
野毛の福家へ行き、体調が戻った報告と雑誌を置いてくる。
土用の鰻の日であり混んでいて、上の娘が店を手伝っていたが、見違えるほど大人になって痩せていた。
伊勢佐木町まで歩き2時からのTJLを聴く。
2ヶ月振りだったが先回と同じメンバー、福島香織、小田島伸樹、小沢基孝のトリオだった。
ケセラセラ、Take A Train、Girl from Ipanema、Sentimental Journey、Song for You などをやった。
この春まではこれを毎週聴いていたんだが、わざわざやって来て聴くと贅沢な事だったなあと思う。
一流プレーヤーのレコードを聴くのもいいが、毎回変わる生の演奏がjazzの本質だ。
顔見知りのjazz仲間としばし近況を話す。
伊勢佐木町BOで、谷川俊太郎「魂のいちばんおいしいところ」サンリオ 1990年初版 2000年13刷、曲亭馬琴作白井喬二訳「南総里見八犬伝上下」河出文庫 2004年初版 2010年7刷、2010年6刷を買う。
両方とも版を重ねて息の長い本だが、読むべき価値のある本だ。
有隣堂、芳林堂を回り、芳林堂で久保田万太郎「浅草風土記」中公文庫、小倉ヒラク「発酵文化人類学微生物から見た社会のカタチ」2刷を買う。
「浅草風土記」は出たばかりの新刊だが、浅草にもっとも馴染みの深い文人の本がようやく文庫化されたわけで目出度い。
「発酵文化人類学」は5月に出て6月に再版されている、小泉武夫ならともかく、こういった本が再版されるのは珍しい。
書店に来なければ、まず手に取らなかった本で、読む読まないもあるが、つねに書店を回り、何が出ているのかを頭に入れておくことが必要だ。
私の脳が新刊本の誘惑にウキウキと反応して、多分書店回りをしているうちはら脳が錆び付いて老化することはないだろう。
そうなるともっと大きな書店で時間を過ごしたくなり、このあたりでは藤沢のジュンク堂が一番本が揃っていて、そこで2時間ばかり本を眺めた。
西部邁「ファシスタたらんとした者」中央公論新社、「経済倫理学序説」中公文庫、1991年初版2014年改版を買った。
86歳の佐藤忠男が書いた恋愛映画小史にも大いに心惹かれたのだが、ススムちゃんの本を少し集中して読むことにした。
ここで1日の書店巡りを終えたが、悦楽と疲労は表裏のものだ。
本を漁っていたときに出版社をやっている友人から電話があり、折り返すと柳原良平の遺稿となったエッセイ集が売れているそうで、イラストやデザインをやっている人達に買われているようだとのこと。
これで彼も当分は安泰なので次の本の企画をじっくりやってロングセラーを出してもらいたいとおもう。
近いうちに横浜で呑むことを約して電話を切った。
6時過ぎに家に帰り、グレープフルーツジュース、オールフリー、カレーライス、天丼で簡単に夕食を済ませ、あんまり暑いので冷房のよく効いた母の部屋に退避して一緒に野球をみる。
素晴らしい投手戦だったが、こういったゲームにありがちな守備のミスで失点して勝負がついた。
9時前には寝ていたようだ、9時過ぎに娘から着信があったが出ていない。
今朝は3時に起きたが、考えてみると昨日も3時過ぎに起きて5時半から2時間剪定をしているし、昼寝をしなかったので9時就寝は妥当なのかもしれない。
1年を24節72候で暮らし始めているから、1日を夜明と日没に沿って生活するようになっているようだ。