図書館本
内容(「BOOK」データベースより)
キョウコはおべんちゃらとお愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を早期退職!都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越しし、月10万円で暮らす貯金生活者となったが…。ささやかな幸せを求める女性を描く、待望の書き下ろし小説。
キョウコがれんげ荘で 「ぼーっとしていると自分と畳が一体化して別の生物になりそうだ。」 のくだりは、何かって言うと私の中に登場する、大昔すぎる頃に読んだ 「カフカの変身」
ここのところ役に立たないなぁ~!と思いながら家族の帰りを待っている夜。節電するか!と、テレビを消して寝っ転がって本ばかり読んでいるので、時々ページをめくる瞬間に、このまま畳に沈んでいったりしないだろうか?
誰もいないから た~すけてぇ~! と叫んでも誰も引っ張りあげてはくれないし、誰かが帰ってくるまでどこかにつかまっていなくてはと思って見渡すけれど、畳の部屋には何もないからせいぜい襖につかまることくらい!
でもそのうち襖もばりばりと音をたてて私と一緒に沈んでいく。どのみち沈むんだったらこの格好はまずい。やっぱりすぐに歩ける体勢でないとどこかに出たときに困る。寝っ転がったまま現れるわけだから。。。
な~んていうのと・・・虫になるのはどっちがいいかな?
なんて、話をして、変?って聞いてみると、別に~!もともと変だし!と言われてしまった。
そしてやっぱり群さんのお話だから・・・ すいません。同じようなことを考えているんだ!と笑えた。
就職試験を受ける際、提出書類に愛読書の欄があり、愛読書などなかったから、カフカの変身 って書いちゃおうか?なんて話していたら就職相談室だったか忘れたけれど、そこの掲示板に張り紙をしていた学生課のおじさんに、それはやめておけ、蜘蛛の糸って書いたほうがいい。とドサクサまぐれのナイスなアドバイスにしたがって 愛読書欄には 芥川龍之介 蜘蛛の糸 と書いた。
お蔭様で翌年の春には、めでたくハナのOLになっていたという。。。カフカの変身の備忘録ではないはずなのに、まさかの展開になってきたので話を戻して・・・
中に出てくる、図書館じいさんのナンパの話・・・実際に見たことがあるので、これまた笑えた!
コミセンの入り口で、お茶でもご一緒にと言われたばあさんは乙女のようになっていた。でも、丁寧にお断りしていました。
話に出てくるじいさんと同じようなじいさんだったなぁ~って、やっぱりイケメンじいさんはナンパはしないようなのです。
そして図書館はじいさんの溜まり場になっているのだと確信した。
新刊の雑誌を、読んで行っちゃおう~♪と思ったって座るところがないの。いつまで居るの~
この本 なんとなく読んでいて最後はどうなるのかな~?と思ったけれど・・・
キョウコがれんげ荘に引っ越す時、気持いいくらい整理していましたね~。
そういえば私は生活スリム派だったのだ! 思い出した。
色々な生き方を小説で体験しておくのもいいかもです。いずれ一人になりますから~(たぶん私が残るでしょう。)それに息子たちはどっかに行ってしまうでしょう。(結婚してどっか!っていうのは息子だけが敬語を使うどっかなんです。)
だから期待せずに、はなからそう思っているほうが気が楽だそうですから、そうします。
人様におやおや!と思われるところに住んでいても、住んでいる本人がごきげんな毎日を過ごせるならいいのです。と、思います。
内容(「BOOK」データベースより)
キョウコはおべんちゃらとお愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を早期退職!都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越しし、月10万円で暮らす貯金生活者となったが…。ささやかな幸せを求める女性を描く、待望の書き下ろし小説。
キョウコがれんげ荘で 「ぼーっとしていると自分と畳が一体化して別の生物になりそうだ。」 のくだりは、何かって言うと私の中に登場する、大昔すぎる頃に読んだ 「カフカの変身」
ここのところ役に立たないなぁ~!と思いながら家族の帰りを待っている夜。節電するか!と、テレビを消して寝っ転がって本ばかり読んでいるので、時々ページをめくる瞬間に、このまま畳に沈んでいったりしないだろうか?
誰もいないから た~すけてぇ~! と叫んでも誰も引っ張りあげてはくれないし、誰かが帰ってくるまでどこかにつかまっていなくてはと思って見渡すけれど、畳の部屋には何もないからせいぜい襖につかまることくらい!
でもそのうち襖もばりばりと音をたてて私と一緒に沈んでいく。どのみち沈むんだったらこの格好はまずい。やっぱりすぐに歩ける体勢でないとどこかに出たときに困る。寝っ転がったまま現れるわけだから。。。
な~んていうのと・・・虫になるのはどっちがいいかな?
なんて、話をして、変?って聞いてみると、別に~!もともと変だし!と言われてしまった。
そしてやっぱり群さんのお話だから・・・ すいません。同じようなことを考えているんだ!と笑えた。
就職試験を受ける際、提出書類に愛読書の欄があり、愛読書などなかったから、カフカの変身 って書いちゃおうか?なんて話していたら就職相談室だったか忘れたけれど、そこの掲示板に張り紙をしていた学生課のおじさんに、それはやめておけ、蜘蛛の糸って書いたほうがいい。とドサクサまぐれのナイスなアドバイスにしたがって 愛読書欄には 芥川龍之介 蜘蛛の糸 と書いた。
お蔭様で翌年の春には、めでたくハナのOLになっていたという。。。カフカの変身の備忘録ではないはずなのに、まさかの展開になってきたので話を戻して・・・
中に出てくる、図書館じいさんのナンパの話・・・実際に見たことがあるので、これまた笑えた!
コミセンの入り口で、お茶でもご一緒にと言われたばあさんは乙女のようになっていた。でも、丁寧にお断りしていました。
話に出てくるじいさんと同じようなじいさんだったなぁ~って、やっぱりイケメンじいさんはナンパはしないようなのです。
そして図書館はじいさんの溜まり場になっているのだと確信した。
新刊の雑誌を、読んで行っちゃおう~♪と思ったって座るところがないの。いつまで居るの~
この本 なんとなく読んでいて最後はどうなるのかな~?と思ったけれど・・・
キョウコがれんげ荘に引っ越す時、気持いいくらい整理していましたね~。
そういえば私は生活スリム派だったのだ! 思い出した。
色々な生き方を小説で体験しておくのもいいかもです。いずれ一人になりますから~(たぶん私が残るでしょう。)それに息子たちはどっかに行ってしまうでしょう。(結婚してどっか!っていうのは息子だけが敬語を使うどっかなんです。)
だから期待せずに、はなからそう思っているほうが気が楽だそうですから、そうします。
人様におやおや!と思われるところに住んでいても、住んでいる本人がごきげんな毎日を過ごせるならいいのです。と、思います。