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本・森博嗣 「議論の余地しかない A Space under Discussion」

2015-02-22 20:25:00 | 図書館本 読書備忘録 
 読書備忘録 

議論の余地しかない A Space under Discussion (講談社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
「正解とは、真実とは、本人が最も納得できる仮説にほかならないのです」(『地球儀のスライス』より)。著者が撮影したスタイリッシュな写真に、小説からの引用とメッセージをクロスさせた、「森ワールド」を立体的に堪能できるフォトエッセィ。なくしてしまった時間と、忘れてしまった気持ちに出会える一冊。

               

ご自身の撮った写真にご自身の作品からの文章にちょこっとエッセイ

自然
自然と言う名称は人工である。自然が自ら名乗ったわけではない。

生きる価値
そういうことを悩まない人はいかにも健康的だ。

理由
ときどき、理由がないことが最強の理由になる。

明日の自分のために
忘れたときは、忘れるべきものだったと思うのが良い。だいたい、それで正解である。

人間の価値
当然ながら、覇者になることに、どれほどの意味があるのか、という問題を孕んでいる。それを考えることがまた、人間の価値だろう。

大人になること
少なくとも大人になるほど、怖いもの、嫌なこと、は減少する。自分から避けられるようになるからにすぎないが。

望んだ道
今少し損をして、未来の得を取る。それが投資である。

プライド
一番大切なものだが、これを犠牲にすることもまた、非常に効果的な手段であることが多い。
 

などなど・・・
図書館で借りた本だから書いておこうと思って・・・私の備忘録

最終ページは糸井重里さん・・・
そうなのね・・・と、のめり込んで読んでいたちょっと難しいかな?の後に、糸井さんのわかりやすい文章にほっとした。文章で遊ぶ、考えを鑑賞したり、吟味したりして楽しむ。この本では考えないことを楽しむ。


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