「旧加賀藩主の系譜をひく第16代当主前田利為の本邸として、昭和4年(1929)5月に竣工した建物です。当時、前田家の本邸は本郷区本郷(現・文京区本郷)にありましたが、関東大震災後の復興計画に関連して、この駒場の地に移転することになりました。当主の前田利為は外国生活も長く、国際的見識の高い文化人でした。そのため、駒場への移転に伴う新邸建築に当たっては、旧来の御殿風を排し、外国要人の私設迎賓館にふさわしい建物を希望し、設計を東京帝国大学塚本靖教授に依頼しました。これにより実際の設計は技師の高橋禎太郎が担当し、建設工事が行われています。建物の規模は、地上3階、地下1階で、建築面積は1,129.4㎡です。主体構造は鉄筋コンクリート造で、外壁はスクラッチタイルを貼り、アクセントに白色の石材を用い、屋根は銅板葺です。この建物は、大正末から昭和初期に建てられた大邸宅建築を代表する一つで、機能性を重視し、当時の最新の技術を駆使した設計が施され、上流社会の生活を偲ぶことができる貴重な文化財です。」案内より
このお屋敷はですね・・・ こんな感じにぶっ飛びました。
ボランティアの案内の方もたくさんいらしたので、進んでいるうちに混ざってしまいました。
広っろーーーいです。飽きるほど広いです。あの時あれがなかったら、もしかしてこのまま生活をしていたってことですよね。すごいですね~なんて言ってみたりしました。そして、そういう生活は想像も出来ないので、ふーん、すっごーい!と見学をしてきました。
目黒区駒場4-3-55 目黒区立駒場公園内
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