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旧前田伯爵家駒場本邸(和館)

2011-12-02 05:23:26 | 建造物 東京・埼玉・千葉・神奈川


 

 

 

「旧前田侯爵家駒場本邸の和館は、洋館に附属する迎賓館として昭和5年(1930)3月に竣工しました。設計は高橋貞太郎(当時宮内省匠寮工務課技師)、木造2階建の近代和風建築です、洋館の東側に建ち、独立した門構えを持ちます。和館1階は主室「御客間」と次の間「御次之間」と合わせて40畳近くなる続き間を中心に周囲や畳廊下入側、縁側でぐるりと囲む特徴的な平面です。「御客間」は伝統的な書院造で、床・違い棚・付書院を備えた格式高いものです。廊下を挟み居間や「小座敷」や茶室が待合もあります。茶室及び待合は、3代目木村清兵衛の設計になるものです。2階は宝形屋根を載せた楼閣風の外観で2回「御居間」の床構えは、数奇屋風を加味したものとなっています。」案内より

「東京文化財ウィーク」ボランティアの方の案内を聞くことができました。ただぷら~っと見るよりも説明を聞きながらのほうが楽しいです。

目黒区駒場4-3-55 目黒区立駒場公園内

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本・森絵都 「カラフル」

2011-12-02 05:16:46 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

         カラフル (文春文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。不朽の名作ついに登場。

 人生やり直せたら~

なんとなく若い子の読む本かしらね? なんて読んでみたところ、そりゃ若いうちに読むにこしたことはない本でしょ? って思った。。。でも、この年で読んだから う~ん! 静かに そっかーーー。 ま!年は関係ないってことです。

お母さんっ!・・・似ている・・・ 

さらっとぐいぐい読めました。読後感がすごくいい!

「人は自分でも気づかないところで、だれかを救ったり苦しめたりしている。
この世があまりにもカラフルだから、ぼくらはいつも迷っている。
どれがほんとの色だかわからなくて。どれが自分の色だかわからなくて。」

配給品の白いふりふりの傘をさして、現れる素肌に白い布をまとい、背中に翼を持つ天使は プラプラ。

解説で阿川佐和子さんが森絵都さんの小学校3,4年の時の担任の先生のことを書いています。
子供時代にすぐれた先生に出会った人は、ただその一点によってその後の人生が大いに触発されるケースは少なくない。先生との出会いは偉大であるものよ。と、書かれています。

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