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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

目覚めよ

2016年01月07日 12時09分24秒 | えいこう語る

 

 

北朝鮮の水爆らしき実験で、国会質疑より重要視している我が国のマスコミの自覚のなさを情けなく思う。新聞の一面トップだって「アベ政権対各野党全面対決」くらいのタイトルで、我が国の政治に国民の関心を向けさせてほしいものだ。北朝鮮問題については推測の域を出ない中での報道が多い。世界を相手に、未熟者の「北の暴れん坊」が何を画策できるというのだろうか。世界が中東に注目している。この機会に、極東に注目させることが出来るのは我が国だけだ。誰も相手にしてくれないので、世界最強の水爆を持っていることで、いつでも攻めてやるぞという単なる脅しに違いない。それが嫌なら、俺様と付き合えという、そんな程度の考えだろう。

「北の暴れん坊」が一番腹が立ったのは、韓国と日本の従軍慰安婦問題についての歩み寄りだ。急に手を組んだのは、拉致問題を一向に解決させない北朝鮮を笑いものにするためだ。この仲介は米国が仕組んだに違いない。中東問題にロシアが主導権を握りそうになったので、極東に目をそらす日・米・韓の共同作戦に違いない。水爆実験は単なる「窮鼠猫を噛む作戦」だろう。だが、北朝鮮国民は窮鼠なのに、鼠をたらふく食べた化け猫が「北の暴れん坊」だ。世界各国が「実験は失敗に終わったようだ」といえば「北のデブ化け猫」も威信を失い、失脚につながるかもしれない。

でも、心配なこともある。「5月の朝鮮労働党第7回大会が開催される勝利と栄光の2016年を水素爆弾の爆音で開け」という発言だ。もしかして、5月の「伊勢・志摩サミット」を匂わしているのではないだろうか。世界各国の首脳が集まったところに一発落とし、第3次世界大戦は、俺が開始のゴングを鳴らしてやる、という意味ではないだろうかと、日本から水爆の煙が立ち昇る地球を「北のデブ化け猫」が見下ろしているところで、昨夜の夢は終了した。

我が国のマスメディアがもっと冷静で常識的なら、こんな恐ろしい化け物の夢など見なくなるのだが、今日も一日中テレビで「デブ化け猫」に翻弄されることになると思うと憂鬱極まりない。

我が政府はこの事件についてどのような対処の仕方をとっているのだろうか。多分北朝鮮は、我が国にターゲットを絞っての水爆実験だ。それに対抗するには、我が国も核爆弾保有をし、世界最高の「種子島ロケット」に搭載し、北朝鮮に先制攻撃をかけ、全滅させてやろうという計画を立てているのかもしれない。それは防衛中期計画だが、とりあえず、5月のサミットに合わせ、日米合同軍事訓練を日本海で頻繁に行い、日本海の日米艦隊の船上から、核ミサイルを打ち込んでやるというデモンストレーションを行うに違いない。「北朝鮮消滅作戦」をにおわせ、北朝鮮内部からの崩壊を起こさせようという計画が、もしかして今日見る、私の夢かもしれない。

世界が平和でいるためには、なんたって「日本国憲法第9条」に勝るものは他にない。だが我が国政府に、この憲法を間違いなく運用させる「内閣法制局」ですら、集団的自衛権行使を可能とする上の解釈変更をめぐる検討内容を、公文書として残していなかったという。公文書管理法には「軽微な事案」以外は、意思決定の過程を検証できるように文章に作成しなければならないと、定めてあるのだ。だが法制局の担当者は「法違反をした認識がない」という。バラバラ殺人を犯しても「殺すつもりはなかった」という、精神異常者的素養が内閣法制局に蔓延しているというのには呆れ返ってしまう。

第3次世界大戦は中東から勃発すると考えているが、実は北朝鮮と日本が核爆弾で滅びる。そこで世界はこのままでは地球が滅びるということに目覚め、その時点で第3次世界大戦は終了するというシナリオが、すでに出来上がっているのではないかと、私は恐ろしい邪推をしてしまう。今度「目覚めよの神」の伝道者がやってきた時、そのことを「目覚めよの神」は、すでに予測しているのかを尋ねて見ようと思う。

「アベ総理」も「北の暴れん坊」も、自国の平和は「軍事力」でしか保てないと考えている、同じ人種に違いない。「目覚めよ」という神のお告げは、そのような短絡的思考の為政者を、諌めるための言葉のように私は思う。そして、今の私にとっては、そんな邪推な夢ばかり見ていると、その二人のような人間になってしまうので「悪夢から目覚めよ」という、神の単なる起床の言葉に聞こえてはいるのだけれど。