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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

新聞・赤旗

2012年10月14日 11時38分41秒 | えいこう語る
昨日私の店に立ち寄ったのが、共産党函館市会議員のKさんだ。
市会議員にはあまり好きなタイプはいないが、Kさんとはどこであっても立ち話をする間柄だ。
しばらく逢っていなかったが、昨日は「新聞・赤旗」本社の記者を連れて入ってきた。
今函館で最も関心事の大間原発問題の取材で、函館ばかりでなく近隣自治体の住民の声も取材しているという。
ついに我が村にも赤旗の取材かと、ちょっぴりうれしさがこみ上げてくる。
今まで、北は稚内から南は熊本までの、新聞やテレビにはチラッと顔を出した私だが、赤旗は初めてだ。
もしかして、我が村の歴史始まって以来の事なのかもしれない。
大間原発については、函館市長が反対のこぶしを振り上げて以来、今まで読み漁った原発関係の本を読み返しながらノートに書き写し、まるで受験勉強のような勢いの私である。(でもまだ3日目だけど)
※お寺の門前の掲示板。


「少年老いやすく学なりがたし」という言葉を思い出す。
若い頃は、興味があちこちにあり、彷徨って勉強などする暇がないが、実はそれが人生を楽しくする。しかし、老いると行動範囲が狭くなるが、学ぶにはいい環境だ。
「少年老いやすく学なりがたし。老いて学びの楽しさを知る」。私はそう解釈する。
函館学検定、縄文検定を近年クリアーしている。どちらも中学入学程度だが、それでも試験日には、どきどきするのがなんとなく楽しい。
今は、原発学初級検定があるなら、受験しようという意気込みでいる。
そんな老人受験生のそばで、妻はテレビのボリュームを最大限に絞って、母親のごとく気を使ってくれている。
ただし心では喜んでいるのだ。チャンネル選択権が、その時間だけ妻に移譲されているからだ。
そんな時期に、赤旗本社の取材である。
とどほっけ村の歴史から市町村合併への経緯、町会の動きやこれからの原発反対運動への望むべき姿等、まるでワンマンショーだ。
近日中に、大間原発に怒りをぶち上げる(函館の漁師見習)の短いコメントが、掲載されるはずである。
都会に住んでいたら、赤旗などに載ることはなかっただろう。
田舎暮らしも、こんな時はいいものだと思う。