京都大学の山中伸弥教授(50歳)が、ノーベル医学生理学賞を受賞した。
この「iPS細胞=人工多能性幹細胞」は、皮膚や血液などすでに成長した体細胞に遺伝子を組み込むことで、獲得した特徴を白紙に戻し、様々な種類の細胞になる能力と、ほぼ無限に増殖できる能力をもたせた細胞だという。(北海道新聞)
この発見により、再生医療や難病治療、新薬開発への応用が期待出来るという、まさに夢のような発見らしい。
新聞の山中教授の写真を見ての私の第一印象は、短髪で体育系のイメージだ。
記者会見では「私は無名の研究者だった。国に支えていただかなければ、受賞は出来なかった。“日本という国が受賞した”」と述べた。
昨夜私は、お酒は一滴も飲んでいないが、ちょっぴり物理学者を気取っていた。
近くおこなわれる町会連合会の会議で、原発の危険性を話そうと思い、頭の中を整理しておこうと、プルトニウムの事を調べていたのだ。
※海峡に浮かぶように見える函館山。大間原発が事故を起こしたら、ひょっこりひょうたん島となり、すばやく移動する。
これが私がねらう、イグ・ノーベル賞だ。

そこに今朝の、山中教授の受賞の知らせである。
原発での日本政府の考えは、あまりにも無知で無能だ。飲むと家人から無能呼ばわりされる私でさえも、実感できるぐらいだ。
その無能の国家のおかげで受賞したとは、いささか納得のいかない発言に聞こえる。
まさか今後「原子力ムラ」ならぬ「医療ムラ」に組み込まれて、国家の都合のいい存在になりはしないかと、早朝、水平線上に出現する「日の出美術館」を鑑賞し、直感だけが研ぎ澄まされるカワグチ教授は、ふと憂うのである。
天然に存在する元素は、原子番号92のウランまでだ。そこに中性子をぶっつけていた学者が、偶然にも発見した原子番号94がプルトニウムだ。
それは世界最強の猛毒性物質で、冥王星(プルートー)から名付けられた。発見者をして、冥土の王と呼ぶしかない存在だった。
やがてマンハッタン計画という国家戦略の中で、原子爆弾となってナガサキに投下されるのだ。
それから67年。文明は核分裂を繰り返しながら急成長し、人類は恒久平和を目指す。
しかしその進歩に反比例し、国家という存在はますます幼稚さを加速させているようだ。
唯一の被爆国の我が国、フクシマ原発事故の、処理も反省もなきままの再稼動。
その行く末には、自衛軍の創設と核武装、ジャンプには憲法第九条の改正か。はたまた、被曝した人々は「iPS細胞」が救うという、目論見か。
恵山岬灯台出身の似非物理学者の私は、未来が五里霧中の倫理観なき我が国家に、霧笛を鳴らし続けたい今の心境であるが、山中教授のノーベル賞受賞には、∞大の感動を覚える。
この「iPS細胞=人工多能性幹細胞」は、皮膚や血液などすでに成長した体細胞に遺伝子を組み込むことで、獲得した特徴を白紙に戻し、様々な種類の細胞になる能力と、ほぼ無限に増殖できる能力をもたせた細胞だという。(北海道新聞)
この発見により、再生医療や難病治療、新薬開発への応用が期待出来るという、まさに夢のような発見らしい。
新聞の山中教授の写真を見ての私の第一印象は、短髪で体育系のイメージだ。
記者会見では「私は無名の研究者だった。国に支えていただかなければ、受賞は出来なかった。“日本という国が受賞した”」と述べた。
昨夜私は、お酒は一滴も飲んでいないが、ちょっぴり物理学者を気取っていた。
近くおこなわれる町会連合会の会議で、原発の危険性を話そうと思い、頭の中を整理しておこうと、プルトニウムの事を調べていたのだ。
※海峡に浮かぶように見える函館山。大間原発が事故を起こしたら、ひょっこりひょうたん島となり、すばやく移動する。
これが私がねらう、イグ・ノーベル賞だ。

そこに今朝の、山中教授の受賞の知らせである。
原発での日本政府の考えは、あまりにも無知で無能だ。飲むと家人から無能呼ばわりされる私でさえも、実感できるぐらいだ。
その無能の国家のおかげで受賞したとは、いささか納得のいかない発言に聞こえる。
まさか今後「原子力ムラ」ならぬ「医療ムラ」に組み込まれて、国家の都合のいい存在になりはしないかと、早朝、水平線上に出現する「日の出美術館」を鑑賞し、直感だけが研ぎ澄まされるカワグチ教授は、ふと憂うのである。
天然に存在する元素は、原子番号92のウランまでだ。そこに中性子をぶっつけていた学者が、偶然にも発見した原子番号94がプルトニウムだ。
それは世界最強の猛毒性物質で、冥王星(プルートー)から名付けられた。発見者をして、冥土の王と呼ぶしかない存在だった。
やがてマンハッタン計画という国家戦略の中で、原子爆弾となってナガサキに投下されるのだ。
それから67年。文明は核分裂を繰り返しながら急成長し、人類は恒久平和を目指す。
しかしその進歩に反比例し、国家という存在はますます幼稚さを加速させているようだ。
唯一の被爆国の我が国、フクシマ原発事故の、処理も反省もなきままの再稼動。
その行く末には、自衛軍の創設と核武装、ジャンプには憲法第九条の改正か。はたまた、被曝した人々は「iPS細胞」が救うという、目論見か。
恵山岬灯台出身の似非物理学者の私は、未来が五里霧中の倫理観なき我が国家に、霧笛を鳴らし続けたい今の心境であるが、山中教授のノーベル賞受賞には、∞大の感動を覚える。