goo blog サービス終了のお知らせ 

函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

原子力防災訓練

2012年10月25日 11時57分54秒 | えいこう語る
2012年10月X日、首相官邸地下特別室。
「大間原発建設再開無期限凍結」を国に要望中の函館市長が、一人孤独そうな顔で座っている。
そこに現れたのが、官房長官と外務大臣と防衛大臣、経産大臣はいない。
初めに口を開いたのが、防衛大臣だ。
「オスプレイの配備は沖縄県民の問題ではない。国家安全保障の問題だ。国民の生命・身体・財産の保全は国家の責任だからだ。今後は憲法改正を視野に入れながら、国家の安全を保障するのが私の考えだ」
次に外務大臣「外交は様々な分野で対応しなければならない。諸外国を相手に素人が論ずるものではない。敗戦後からの我が国の発展は、ひとえに外交の努力の賜だ」
最後に官房長官「そのようなわけで、原発問題は地方自治体の問題外だ。函館までの新幹線は約束するが、札幌までの延伸は今後政府としては、慎重にならざるを得ない。以上」
函館市長が口を開く間もなく、会談はわずか3分で終った。
特別室の灯りは消され、暗闇で冷や汗がにじみ出る、私、カワグチ函館市長のうなだれた姿が・・・。
※時化で切れて流れてきた昆布を拾う漁師たち。昔は、流されて死んだ人た人もいた。


昨日の北海道、我が国最大の原発事故避難訓練が、泊原発周辺地域で行われた。
自衛隊の艦船や、へリコプターが出動した訓練を観て、爆撃で避難する場面を想像した。そのせいかなんとも恐ろしい夢を見てしまったのだ。
さて避難区域を30キロに拡大したが、原発から19キロ圏内の予想される放射線量は【100ミリシーベルト】だという。
昨夜、寝る前に読んだ原発関係の本には、こう記載されている。
《高レベル廃棄物の本体は、原発の使用済み燃料を再処理したあとに残る【死の灰】だ。これを特別のガラスといっしょに溶かしてステンレスの容器に詰め込んだものが【ガラス固化体】という。ガラス固化体が一本あって、かりにそれに抱きついたとしよう。ほんの15秒くらいで浴びる放射線被ばく量はおよそ【60シーベルト】だそうだ。科学技術庁の発表では【50シーベルト以上被ばくしたら二日以内に100%人が死亡≫と書いてあった。
1シーベルトは1ミリシーベルトの1000倍というが、どれほど危険なのかと考えていたところで睡魔が襲い、そして、自分が函館市長になった悪夢が幕を開けたのだ。
東京から戻った本物の工藤函館市長、それでも健気に「私たちは反原発ではない」原発論争の標準を「大間」一点に絞込む。道南で盛り上がる市民団体の運動とは、一線を画す」と記者団を前に宣言した。
市長の後に背後霊のような顔がちらりと見えた。その顔は市長より大きく野田首相のように見えたが、テレビ映像の乱れだろうか。
今夜は、間違いなく大間原発防災訓練の夢を見そうである。
どうやら私は、夢では首相になったり市長になったり、政治家になっている、悪夢を見やすいタイプのようだ。