goo blog サービス終了のお知らせ 

Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

<ドラマ>Aではない君と  *感想*

2018-09-24 | スペシャルドラマ 感想
* テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル *

少年犯罪の難しい問題を扱ったストーリーだというコトだけ、
ぼんやりと把握しての視聴。

原作小説が話題になった時に興味を持ったものの、
ず~っと読まずじまいで、
そのうち読みたいと思っていたコトさえ忘れちゃってたんだよなぁ。



青葉翼(杉田雷麟)と藤井優斗の間には何があったのか、、
真実が明かされていく過程が興味深かったよ。

重たいストーリーだということは分かってはいたのだけれど、
詳細は全く知らなかったしさ、、
翼は頑として語ろうとしないからさ、、
一体、あの二人の間には何があったのか、
その興味をずっと持ち続けながら視聴した感じがあるわ。



息子は本当に加害者なのか、、
本当は被害者なのではないか、、
吉永圭一(佐藤浩市)がそんな想いに至り、強い憤りを感じた際に、
神崎京子(天海祐希)が圭一を諭す様子が印象的。

完璧な親も子もいないことや、
些細なことで関係に深い溝ができてしまうことを、
圭一は身をもって感じたはずなのに、
あのように憤らずにはいられない状況に陥ってしまうというのが皮肉。

明らかなった事実が、
感情をかき乱されてしまうような酷い事なんだものねぇ、、
あれは、やり切れないよなぁ。
あのように感情的になってしまうのも無理ないと思うわ。

しかし、、
問題はそこではないのだ、、
被害者を責めても翼の助けにはなりはしないのだ、、
と諭す京子の言葉にハッとさせられたし、
納得させられもしたわ。

でもさ、、
その境地に至るまでが大変だよねぇ。
誰かを非難したり、何かのせいにした方が楽だものねぇ。



このときの圭一にしても、、
贖罪の気持ちが芽生える気配のない翼にしても、、
罪と向き合い、
償っていくことの難しさや厳しさを強く感じたわ。
そして、、
あの辛い訪問を果たした翼の変化に、ようやく小さな一歩を感じたよ。


 チラっと共感していただけましたなら、ポチっとね♪ 
 <ドラマ感想>
にほんブログ村