素敵な選TAXI 第４話 ＊感想＊

＊　「金と欲の選択肢」　＊

同じ時刻のバス・・
小学生の足の下にある宝くじ・・
「犯罪刑事」のロケ現場・・
事故による渋滞・・
銀行の閉店時間・・　などなど
朝倉（勝地涼）に課せられた関門が盛りだくさんだ。

リトライした後には
印鑑を自宅に取りに帰る・・
妻の追及をかわしつつ、妻のご機嫌を損ねない・・
“ガタンてなってから”素早く動く・・
渋滞にハマったらタクシーから降りて走る・・など
気を付けなければならないコトがさらに増え、
彼の前に立ちはだかる関門はさらに複雑になる、、というのが面白い。

そうなのよねぇ、、タイムスリップしたからって、
自分の意思通りに、上手くコトが運ぶとは限らないのよねぇ。
何度リトライしても、何かが上手くいかない、どこかでミスる、、
焦れったさや、急き込む感じ、、張りつめた雰囲気、、そんなものを楽しんだよ。
渋滞になる前からタクシーを降りて走り出す朝倉の姿に、、
嫌な予感でいっぱいになる感じを味わったよ。

人生、どこでどうなるか分からない・・・
それを強く感じさせてくれるストーリーだったわねぇ。
些細な行動が、チョッとした判断が、、人生を左右してしまう、、そんなことを感じさせるよねぇ。
ひょっとしたら、自分の行動が他人の人生を動かしていたり、、
自分の人生が他人の行動によって影響を受けていたりするのかもしれない、、そんなことを感じさせるよねぇ。

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昨夜のカレー、明日のパン 第５回 ＊感想＊

＊　「カードと十手」　＊

自分の背中で作ったおみくじにしろ、、
魔法のカードにしろ、、
４８０万円を渡す際の演出にしろ、、
岩井さん（溝端淳平）はあの手のコトをするのが好きなのねぇ。
あの、手作り感満載な感じ、、全く洗練されてない感じ、、チョッと残念なあの感じ、、面白いよねぇ。
あの、不器用で、不恰好な感じがいいよねぇ。
岩井さんの人柄の良さをより感じさせるよねぇ。

いやぁ、、それにしても、、岩井さったら、、人が良いにもほどがあるわ。
でも、あの茫洋とした感じ、、どえらい大物になりそうな気もする。
砂漠の真ん中で車を降ろされても普通に歩いちゃう人だしね。
ミスターイワイはグレートだって感心されちゃう人物だしね。
エジプト人を感心させちゃった岩井さんは、今度は小学５年生の少女からスゴイと思われちゃうんだものね。
八木重吉に「あるかもよ。」って言ってあげたくなっちゃうほどに、少女の世界を変えちゃうんだものね。
“ほんとうに美しいもの”が“あるかもよ”って思わせてしまう岩井さん、、グレートだ。
そしてそして、テツコ（仲里依紗）の気持ちまでをも変化させてしまう岩井さん、、ホントに良かった。

信じることの難しさ、、信じることの喜び、、信じることへの不安と憧れ、、
信じる、、ということについて描かれた今回。
「ああ、思いっきり、誰かを信じたい！」という朝子（片桐はいり）の叫びが印象的。
「信じるって、身を委ねるってことじゃない？」・・ああ、そうかもしれないなぁ。

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